卓球ラバーレビュー[卓球用品比較評価サイト]

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投稿者:旧式表速攻


和の極-蒼-中国式 【andro】 レビュー 

■レビュー環境
中国式表裏、普段から5枚合板使用。
ぐっちぃさんの実演販売で、衝動買いしてしまいました。通販で、軽めの75gの中国式を購入。シェークハンドに比べてハンドルが短い分、軽くなります。シェークハンドに換算すれば80g程度のものだと思います。
いろいろなラケットを使ってきましたが、とにかく軽さがこの程度でないと、最近の重量級ラバーを貼ることを前提とした場合、前陣での取り回しができません。切り替えるスピード、前陣ブロックの精度がまったく違ってきます。
ラケットは、しなりを作るためにオーバーサイズかと思いましたが、標準的なヤサカのラケットに比べて、横幅が左右にそれぞれ1ミリ程度大きいくらいです。縦の長さはあまり変わりません。グリップは若干細い感じです。
グリップで気になったのは、人差し指をかける斜めにカットされている部分の角度が大きい(半月が小さい)点です。中国式ラケットを日本式のように使う人はこれでいいかと思いますが、自分はここに人差し指をひっかけて裏面を打つので、この半月部分が裏面打法でのラケット面の軸になります。半月が小さいと人差し指が伸び気味で、微妙にラケットの遠心力が小さくなってしまいます。もしかしたら、いずれはここを削るかもしれません。
合板構成は、中芯に桐というのは既報のとおりです。添芯はスプルースでしょうか(自信なし)。上板は、定番ラケットによく使われているリンバーです。上板は、この種の5枚合板の中では厚めで、そのため、全体としては、標準的な6ミリではなく、6.2ミリになっています。桐は、寄木にして使うメーカーが多いように思いますが、このラケットでは、たぶん一枚板です。
購入の目的は、しっかりブロックができて、かつ強打時の威力を確保することです。表ソフトのブロックにはいろいろと考え方があるとは思いますが、ペンホルダーでは攻守すべての技術を一通りできないといけないので、ある程度相手の威力を吸収して、なおかつ浮かないボールが返すことを重視しています。特殊素材を使ってナックルとスピードを求める、といった考え方はやめています。
強打では、ツッツキ打ちで相手ブロックを抜けるボールが打てること、カット打ちで相手をドライブで押し込めて、スマッシュで打ち抜く威力があること、を求めています。
単にブロックだけのラケットでは打ちぬけないし、弾むだけのラケットではブロックできません。「和の極-蒼-」のコンセプトは、まさに望んでいたものです。力加減と弾みの関係が、2次曲線的になればいいわけで、物理的に矛盾する話ではありません。

■攻撃技術全般
さて、実際に打球してみました。表ソフト特有の軽打のレベルだと、飛距離が出ません。しばしばネットミス。オーバーミスしないように加減して打っていたようなボールは、どうも距離感が合いません。
ということで、遠慮しないで強打すると、ちょうどいい具合にコートに収まります。試合の終盤の緊張した場面では、思い切り打つことをためらわないで済むというのは大きなメリットです。
ツッツキ打ちは、いい感じでした。共振するというか、スイングとラケットのしなりがうまいことマッチして重たいスマッシュが打てました。単に弾むだけのラケットだと、この感じがありません。「芯がある」という表現も分かった気がします。ゴツンといく感じです。
裏面ドライブも、遠慮して打つとネットミスする感じなので、振り切った方がいいボールが入ります。相手コートに入るレンジが広い印象で、しっかり打つとだいたい入るという感じです。裏面で弾くボールも大丈夫でしたが、しっかり振った方か長所が出る感じでした。細いグリップに慣れればもっといいボールが打てると思います。
表ソフトのドライブは、ループ中心に練習しましたが、違和感ありませんでした。カット打ちはまだやっていませんが、ツッツキ打ちの感覚からすると、ドライブとスマッシュで押し切れそうな感じがします。
カウンターは、軽量でかつ飛びすぎないのでやりやすいと思います。 

■守備・台上技術全般
表ソフトでのバックショートは、素晴らしい。いままで弾むラケットは低く飛ぶけどコントロールが難しく、弾まないラケットは台には入るけど浮いてしまうという問題がありました。このラケットだと、低くて台に入ります。注文してから、粒高に合う、という宣伝に一瞬後悔しましたが、このことだったのか、と納得です。世界ランキングを持っている女子選手と打つことができたのですが、今までのラケットでは飛ばされてしまっていたブロックもしっかり止まり、バックショートに関してはいい練習相手を務めることができました。
台上に関しては、今までの5枚合板とそれほど変わらず、良い点も悪い点も同じという感じでした。弾むラケットにすると、途端にやりにくくなりますから、そういう意味では長所に数えた方がいいと思います。
サービスは、特段問題なし。グリップが細い分、手首が使いやすく、YGなどはむしろ切りやすいかもしれません。
ツッツキも、問題なし。しっかり切れます。横回転ショートや裏面カットなどの守備系の技術もやりやすいです。

■まとめ
アンドロのラケットだと、Temp Tech All+に似ているように思いました。ただ、Temp Tech All+は、檜を上板に使う合板で、軽量なのは嬉しいのですが、ブレード面が小さく、しなりを感じることはありませんでした。「和の極み-蒼-」は、思ったよりも軽打時に飛ばないので(長所です)、飛距離の調整は必要ですが、強く打つ方向への変更なのでやりやすそうです。
「粒高に合う」ということで若干疑心暗鬼になりましたが、「表ソフトにも合う」という印象です。もう少し使い込んで、落ち着いた頃にまたいい性能を発揮してくれるのではないかと思います。
表ソフトのペンホルダーは、とにかく幅の広い技術を同じラケットとラバーでこなさないといけません。その点で、オールラウンドなサポートをしていれるラケットだと思います。ぐっちぃさんの実演販売にしてやられた感じでしたが、後悔しないで済みそうです。


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投稿者:ザーシー


キョウヒョウ3-50(紅双喜)レビュー 

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 基本的にペンドラ+粒高ですが、時々シェークも使います。

◆試打環境
レビューラバー
キョウヒョウ3-50 黒 2.1mm 35度(紅双喜)

使用ラケット
馬琳エキストラオフェンシブ-中国式(ヤサカ)
ブロックマン-中国式(TSP)
張継科-FL(Butterfly)
キョウヒョウ王(紅双喜)
ディフェンス2-ST(Butterfly)
極守2-ST(WRM)

◆第一印象
中国製粘着ラバーの代名詞、キョウヒョウシリーズの待望の新作がこのキョウヒョウ3-50です。
前作のNEOシリーズでは従来品に比べ性能が大きく飛躍したとの表記があったもののノングルーの影響は想像以上に大きく、今一つ性能に満足出来ずにいた方も多かったのではと思います。
特にスピード不足が最大の課題となり、スポンジを厚くしたり、硬度を上げたり、接着剤の膜を厚くしたりと色々試した方もいらっしゃったことと思います。
入手困難かつ高級なブルースポンジを試した方もいるのではないでしょうか。
今回レビューするキョウヒョウ3-50はスポンジがこれまでのものとは大きく異なります。
スピン系テンションのように気泡が大きいタイプで
色はまるでテ○ジーを意識したようなレッドスポンジです。
スポンジ硬度は35度で指で押すとやや弾力を感じる程度に軟らかいです。
シートはしっかりと粘着性があり、光沢もあって高品質です。
中国製粘着ラバーのシートは以前まで個体差が大きくバラつきがあり性能に当たり外れがありましたが、最近は品質がかなり安定してきました。
その中でもこのキョウヒョウ3-50はかなり高品質なシートを搭載しています。
パッケージも豪華な造りで、独特の中国ラバーっぽさはなく、ドイツラバーのようなオシャレなデザインです。

◆基本打ち
ノングルーの粘着性ラバーとは思えないほどボールが伸びます。
硬いスピン系テンションとまではいかないものの、軟らかめのスピン系テンションや、VS>402 DOUBLE EXTRAやスピンアートなどの粘着性テンションと同等のスピードが出ます。
35度という軟らかさのおかげでラバーがボールをしっかり掴むので前後左右のコントロールがしやすいです。
硬すぎずほどよい打球感のおかげで長くラリーを続けることも容易です。
ノングルーの粘着性ラバーは重くて硬い、弾まないというイメージを打破してくれるラバーがついに登場したなと感じました。

◆ドライブ
スポンジが軟らかくボールを掴むので、食い込ませるドライブは非常に安定します。
中国製粘着性ラバーとは思えないほどボールが食い込んで打ちやすいので、力がそれほど強くなくてもドライブの連打が可能てす。
擦るドライブはさすが粘着性ラバーといった非常に回転量の多いボールが打てます。
またこれまでの粘着性とは段違いにスピードが出ます。
スピン系テンションのドライブに比べても十分に対抗できる強力なボールを打つことが可能です。
これまでのノングルーの粘着性ラバーは回転性能だけならスピン系テンションをやや上回るもののスピード性能では遙かに劣ってしまい、トータルの性能ではスピン系テンションよりも使い手を選ぶ傾向がありました。
スピン系テンションはスピンとスピードの両方が両立されていてバランスが良いですが、粘着性ラバーは圧倒的なスピンに対してノングルーによりスピード不足が深刻となりバランスを崩してしまいました。
元々粘着性ラバーを使っていたプレーヤーがスピード不足に耐えられずスピン系テンションに乗り換えるというケースも当時は多く見受けられました。
しかしキョウヒョウ3-50はスピード性能が格段にアップしているのでスピンとスピードのバランスが両立されており、スピン系テンションと比較してもトータルの性能で劣ることはありません。
その点はスピンとスピードの両方が欠かせないドライブにおいてとても重要なポイントだと思います。
スピンとスピードが両立されているのが前提で、ドライブによりスピードを求めるならスピン系テンション、よりスピンを求めるならキョウヒョウ3-50という二極化が実現するのではと思わされるほど高性能でした。

◆スマッシュ
非常に速いスマッシュが打てます。
粘着性ラバーのスマッシュではトップクラスの弾みです。
ここまで弾みに自信を持ってスマッシュを打てる粘着性ラバーは現時点では他に見当たらないのではと思えるほど高性能です。
またボールをしっかり掴むので安定感もあります。
ただ粘着性シートにより相手の回転の影響を受けやすいのでそこは注意が必要です。
しかし普段から粘着性ラバーを使用している方はもちろん、慣れてしまえばそこまで気にならないと思います。 

◆ブロック
粘着性シートにより相手の回転の影響を受けやすいです。
しかし弾みがほどよくあり、ボールをしっかり掴むので、前後左右のコントロールがしやすく従来品に比べコースを狙った返球がやりやすいと感じました。
ブロックしたボールをエンドライン寄りに深く返球することも可能なので、思ったより手前で浅く返球してしまい打ち込まれるといったミスも少なくなりました。
この点は防戦一方を打破できる良いポイントだと思います。

◆カウンター
回転性能が高く、またボールを掴むことにより、相手の勢いのある強打も容易にカウンターすることが可能です。
回転をかけ返すことが容易な点は他の技術にも当てはまる優れた性能だと思いました。

◆ロビング
従来のノングルーでの粘着性ラバーは飛距離を伸ばすことが困難で、後陣に下げられれば粘ることは難しく非常にしんどい展開に陥りやすかったです。
しかしキョウヒョウ3-50は弾みが強いので、後陣で粘ることもそこまでシビアにならずにすみます。
しかし粘着性シートが相手の回転に影響されやすい点は従来の粘着性ラバーと同じなので注意が必要です。

◆カット
相手のボールを抑えやすく、非常に安定感があります。
粘着性ラバーでのカットの最大の武器であるブチ切れカットは、相手コートに深く入り低いバウンドで落ちて行きます。
また相手の球威に押されずに自分のペースでカットの強弱の調節がしやすいです。
さらにほどよい弾みにより飛距離を出しやすいので、大きく下げられても粘りきることが可能です。
従来の粘着性ラバーでは回転性能が高くボールを切りやすいものの、飛距離が出せずに辛い展開に追い込まれやすくなることもありました。
ドライブなどの反撃も後陣からではどうしてもスピードが出せず悩ましい限りでした。
そのためスピン系テンションを裏ソフト面に貼るカットマンも増えましたが、やはり粘着性ラバーでのカットの良さを諦めきれない方も多くいらっしゃったと思います。
キョウヒョウ3-50は後陣でのカットの粘りと反撃のやりやすさが、カットマンとして使用する場合の最大の魅力です。
粘着性ラバーを使用しているカットマンの方にはぜひ1度試してほしいですね。

◆ストップ、ツッツキ
粘着性ラバーの中では弾みが強いので、粘着性ラバーでのストップ、ツッツキにしてはややコントロールに注意が必要です。
弾みの弱い粘着性ラバーを使用している方は慣れるまで違和感があると思いますので注意が必要です。
しかし普段からスピン系テンションを使用し短く返球することに慣れている方にとっては弾みが許容範囲の域を出ないので十分コントロールしやすいでしょう。
また掴む性能によりコースを狙うことはやりやすくなっているので深くて切れたツッツキで相手のミスを誘うこともやりやすいです。

◆ショート、プッシュ
スピード性能が格段に良くなっています。
特にペンホルダーでのプッシュは弾みの良さが十分に発揮され、それだけで得点することも可能です。
ここは地味かもしれませんがペンホルダーのプレーヤーにとっては非常に嬉しいポイントです。

◆フリック、チキータ
これまでの粘着性ラバーでのフリックやチキータは回転性能が高いのに対してスピード性能にはやや難がありました。
しかしキョウヒョウ3-50はスピン系テンションと同等かそれ以上の威力をフリックやチキータで発揮します。
回転と弾みの両方が高レベルで活かされており安定感もあるので強気な姿勢でフリックとチキータに臨むことができます。 

◆サーブ
従来の粘着性ラバーよりは弾みが強いため、回転をかける際には慣れが必要です。
しかし粘着性ラバーとしては弾みが強いというだけでスピン系テンションよりは格段に回転がかけやすいです。
またロングサーブでスピードを出すことも容易なのでサーブの種類にとらわれず様々な球種を扱うことが可能です。

◆レシーブ
相手の回転の影響を受けやすいですが同時に回転をかけ返すこともやりやすいので、ロングサーブに対するドライブレシーブや、ショートサーブに対するチキータなどは非常に好印象でした。
攻めのレシーブがやりやすいという点は進化したキョウヒョウの強い武器の1つだと思います

◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、粘着性ラバーの圧倒的なスピン性能を好みながらも、ノングルーによるスピード不足に悩んでいた方におすすめです。
気泡が大きい新しいタイプのスポンジによりスピード性能が格段にアップしているので、グルー時代に粘着性ラバーを使用していながらノングルーではスピン系テンションに移行せざるを得なかった方には是非一度、このキョウヒョウ3-50を試してほしいです。
近年は張継科選手のような弾みの強いアウター特殊素材に粘着性ラバーを合わせる方が多く見受けられます。
もちろん特殊素材ラケットにもキョウヒョウ3-50は相性抜群です。
しかしこのラバーは木材ラケットと組み合わせても
抜群のスピード性能を発揮します。
グルー時代に粘着性ラバーと木材ラケットを組み合わせてプレーしていた方には、ぜひ当時のラケットにキョウヒョウ3-50を組み合わせてみてほしいですね。

B、粘着性ラバーを裏ソフト面に使用するカットマンの方にもおすすめです。
スピード性能が高くドライブやスマッシュなどの反撃がやりやすいのでカット+攻撃スタイルのカットマンに相性がよいです。
また粘着性ラバーながら弾みがよいため後陣からでも飛距離が出しやすく、守備重視で粘るカットマンにも相性が良いです。
かつて粘着性ラバーを使用されていたが後にスピン系テンションに移行されたカットマンの方にも、飛距離不足を感じながらも粘着性ラバーでプレーされているカットマンの方にも、このスピンとスピードが高レベルで両立された進化した粘着性ラバーでのカットをぜひ体験して頂きたいです。

◆まとめ
粘着性ラバーは圧倒的な回転性能が魅力的ながらノングルーによりスピード不足が最大の課題となりました。
そのため多くのユーザーが回転と弾みの両立を求めてスピン系テンションに流れてしまいました。
しかしこのキョウヒョウ3-50は近年の粘着性ユーザー減少に待ったをかけるラバーになること間違いないと思います。
スピン系テンションの進化の影に隠れながら、粘着性ラバーの進化は確実に進んでいました。
ここまで回転と弾みを高レベルで実現した粘着性ラバーは他にはないと思います。
キョウヒョウ3-50の登場は裏ソフトラバー市場に必ず大きな影響を与えることでしょう。
進化した粘着性ラバーの性能をぜひ1度試して頂きたいと思います。


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投稿者:働くカットマン


【レビュー対象】
Dr.Neubauer社 No.1 0.6mm/黒

【卓球歴・普段の使用用具】
カットマンやり続けて13年
攻撃:守備 サーブ時 5:5 レシーブ時 3:7 ぐらいの割合です。

ラケット:ビオンセロST
フォア:テナジー05FX トクアツ/赤
バック:フェイントロング3 超極薄/黒
全重量:164g

【ラバー重量】
 (パッケージ込み/カット前/カット後) 59g/30g/23g
 cf) フェイントロング3超極薄(0.5mm)がカット後23gなので同等。

【打球感】
 粒高の中ではかなり柔らかい部類です。柔らかいラバーが好きな人にとっては心地よい打球感だと思うことでしょう。

【球持ち】
 弱インパクト時の球持ちは非常に良いです。粒が柔らかいため、すぐ倒れてくれるので、球持ちが長くなりやすいですね。
 逆にインパクトを強くした際は、ラケット本体に当てるぐらい強くインパクトしないと、スポンジも粒も柔らかいために”コシ”が弱すぎて球持ちの良さを感じなくなります。

【弾み】
 ロング3と同じぐらいの低弾性です。弾みませんのでしっかり抑えられます。

【カット】
●対強ドライブ・ループドライブ
 物凄くしっかりブチれます。
 粒を倒した際の粒側面&スポンジの摩擦力に加えて、No.1には反転効果があり、しっかりミートすれば、えげつない程沈み込むイレギュラーバウンドカットが出せます。
 相手が思いっきりループかけてきた時のカットのイレギュラー具合はすごいです。
 もうこれでラリー終わったな。って思う場面がありますね。
 反転効果が高いために当てるだけでもかなり切れます。ややオートマチックに切れる感がありますね。
ある程度切る切らないのコントロールが可能ですが、回転のかかったボールに対してどナックルを出すには、ちょっと自分の技量では難しいです。

●対乗せ打ち、ナックル系
 それなりに切れます。
 No.1は粒がすぐ倒れるので、粒側面の摩擦を使いやすいです。
 しっかり切るには、かなり強めのインパクトが必要です。スポンジに沈み込ませきって木に当てるぐらいまでインパクトすれば、切れたボールが出せます。

●安定感
 バックカットの要なので、気になるところですが、相当高いレベルにあるかと思います。

 ロング3やp4等の、コントロール性を重視する変化系表に近い性質の粒高を使っている人からすると、やや安定感に劣るように感じるかと思います。
 しかし、粒高ラバー全体から見れば、相当高いレベルにあるのは間違い有りません。 

【ツッツキ】
●対下回転
 しっかり切れますし、ナックルツッツキも出せます。粒が簡単に倒れますから、インパクト不足のために硬い粒では切れなかった人でも、回転をかけやすいかと。

●対ナックル
 それなりに切ることができます。
 弾まないので思いっきりスイングできますから、ちょっと切るのに失敗しても、相手が警戒してくれます。笑
 低弾性と粒の柔らかさを活かして、インパクトがやや弱くなってしまう場面でも切りにいける強みがあります。

【ブロック】
 このラバーの一番の長所かなと思います。なんでもできる!

 ショートショートのバックハンドでは、粒の柔らかさを利用して簡単に上回転をかけられます。
 粒なのに低弾性の裏ラバーを使っている感覚です。

 しっかり面を立てれば、粒高らしいイヤらしい変化ボールが出ます。

 カット性ブロックは自分の技術幅に無いのでレビューできませんが、おそらくかなりイイ感じにできそうです。


 上回転系のボールと反転効果を利用したボールが出せるので、低弾性裏ソフトと粒高の良いトコ取りという印象。

 安定感も抜群です。非常に使いやすく、球持ちの良さからコントロールしやすいです。

 カウンター気味のブロックも粒高なのに非常にやりやすいですね。


【バックプッシュ、バックハンド強打】
 これも際立った長所!ブロックと同じ印象です。

 粒が柔らかいので、ややインパクト不足になりそうな時でも、イヤらしいプッシュが簡単に出せます。
しっかり面を立てれば摩擦力が低くなり、回転の影響も受けづらい。やりやすいです!

 バックハンド強打も上に同じく。

 No.1は粒が簡単に倒れ、粒側面の摩擦で上回転をかけられるのでボールのコントロールが非常に容易です。
 手首だけでもボールを持っていける印象。回転の影響も気になりません。

 反転できずにバックハンド強打系の技術を諦めてた人も、すごくいいのでは…。

 さすがに粒高なので、裏ソフト程の威力は出せませんが、前陣でのバックハンドは、ブロック(ツッツキ)・プッシュ・強打とコース取りを絡めて選択肢が広がる場面が増えました。

 相手がどれを待てば良いのか分からなくなるので、戦術幅が広がります。

 なお、チキータ(っぽいもの)も可能です。意表を突くレシーブとして1セットに1回ぐらい見せておくのも良いかなと。 


【ロング3との比較】
その高い安定感と応用力から、総合力高すぎて6年超使い続けてきたのですが、これとちょろっとかいつまんで比較したいと思います。

●対ループの切れ味 No.1 >> ロング3
ロング3もすごい切れるラバーですが、明らかに切れ具合が違います。
●対ナックルの切れ味 ロング3 > No.1
さすがにロング3よりは切れませんが、他のラバーに比して切りやすい部類ではあります。
●対下回転への切れ味 ロング3≧No.1
 これぐらい切れるなら粒高としては十分なレベルです。
●カットの安定性 ロング3 > No.1
●ツッツキの安定性 ロング3 ≧(=) No.1
カットの安定感はさすがにロング3の方が上。しかし粒高ラバー群の中ではかなりコントロールしやすい部類です。ツッツキの安定性は同等レベル。

●ブロック、プッシュ、バックハンド強打の安定感 No.1 >>> ロング3
ここが最も違いを感じる部分です。ペン粒等の前陣プレイヤーが使う技術の総合力や扱いやすさが段違いです。
ロング3の名誉のために言うと、No.1が異常にやりやすいだけで、ロング3でも安定感のあるプレイは可能です。


【まとめ】
特に前陣でのバックハンド技術がやりやすいラバーです。今まで選択肢が少なく待たれやすかった場面でも、前陣技術のやりやすさから選択肢が増えて戦術的な広がりを感じることができるラバーです。
特にやり辛いと感じる技術もなく、全てにおいて一定レベル以上の安定感が備わっているため、オールラウンドプレイヤー向きです。
ループに対するカットはブチ切れ。反転能力の高い粒高ラバーの一番の懸案事項である、回転の弱いボールに対しての自由度の高さも及第点以上。

非常に総合力の高い、何でもできるラバーです。


カットマンのタイプとしては、攻撃・守備・変化 のうち、攻撃か変化を重視するプレイヤーには特に合うかなと思います。
安定感を軸に下がって拾いまくるタイプのカットマンが使うには、やや適性が違うかも知れません。
しかしながら、守備重視でもより切れ味を求めて…という場合にはオススメできます。

「総合力の高い何でもできる系ラバー」の代表格はロング3とカールP4の2大巨塔という感じでしたが、
少し毛色の違う新定番粒高ラバーが出てきたかなという気がします。


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投稿者:just


オメガ好▲献◆XIOM)  レビュー

■レビュー環境
・使用ラケット
インナーフォースZLF
水谷隼
・使用ラバー
オメガ好▲献◆々 MAX
・重量
パッケージ込み重量118g→ラバーカット前重量74g→ラバーカット後重量52g
ラバー硬度50度だけありかなり重めです
そのためラケットか片方のラバーを軽量にしないと振り抜きが悪くなりやすい重量と言えます

■第一印象
相変わらずパッケージデザインが派手で凝っている感じを受けます
シートは曇り系で引っかかりがかなり強いですが粒の間隔がやや広く食い込みやすい形状です
スポンジは50度とかなり硬めで気泡がラザントパワーグリップと同等の荒さです
オメガ献▲献△魯好團鷏魯謄鵐轡腑鵑涼罎任魯好圈璽廟能が高いラバーという印象だったため垢砲覆蠅匹里茲Δ淵薀弌爾某焚修靴燭とても気になりました
プラスチックボール対応ラバーは大概ラバー全体を軟らかくして食い込みを確保するラバーが多いですがこのラバーはプラスチックボール対応としながらラバー全体が硬めの印象でプラスチックボールではどのような性能を発揮していくのか気になります
今回はインナーフォースZLFのフォア面での感想を主にレビューしていきます

■攻撃技術全般
・軽打
硬いラバーながら軽いタッチで滑る感覚が少なくややボールが上に出やすいです
球離れは早く、ハードな打球感でスピード感があります
・ドライブ
回転量はラザントパワーグリップのような最近のスピン系テンションよりは劣りますが十分な回転性能を有しています
打球感はやや硬めで弾道はやや直線的で最近のスピン系テンションラバーの中では変わった特徴のように感じました
スピードは犬茲蠅麓禊確瑤蠅泙垢かなりスピード性能が高くやや直線的な弾道なためスピード感があります
ラバーが硬いため威力を出すにはある程度のスイングスピードが必要になりますが強いインパクトにしっかりと応えてくれる力強さがあり威力の強いボールが打ちやすいです
失速しづらいため中・後陣でのドライブがやりやすくラリー戦でとても強いです
・スマッシュなどのミート打ち
変に弧線が高くなることがないのでやりにくくはなくむしろハードな打球感があるためやりやすいです
スピードはかなり速く伸びがあるためロビングを打ち抜きやすいです 

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
球離れが速いためか引っかかりの割に回転の影響を受けづらく思っていた以上にループドライブの処理がやりやすかったです
スピードや威力のあるボールに対してもラバー硬さが生きて押されにくいです
そのためカウンターがやりやすく、弾いて良し掛けて良しと自在性が高いです
ただ飛びが強いため止めるブロックはやりづらく、最初はコントロールしにくく感じるかもしれません
・ツッツキ
食い込ませてしまうとオーバーミスしやすいですが擦ればコントロールが利き回転量が多いツッツキが可能です
弾道は直線的になりやすいため相手に持ち上げさせたり詰まらせやすく後の展開に結びつけやすかったです
ストップは思いの他止めやすいですが回転を掛けるには少し難しく感じました
・フリック
硬さを生かして弾くフリックが好印象で球離れが早いため回転の影響をあまり受けないように感じました
スピード感がありとても得点力が高かった

■サーブ
スピード・回転量共に高いレベルで特にロングサーブに威力を発揮します
ただ若干ショートサーブのコントロールが難しくここは少し慣れが必要かと思います
スピード感は個人的にスピン系テンションの中では1、2位をを争うほど良かったです 

■相性の良いラケット
これが相性が悪いというラケットはなくこのラバーの使い方でラケットを合わせると良いと思います
ラバーの回転性能を引き出すならインナーの特殊素材や五枚合板などの軟らかいラケットがおすすめです
ラバーのスピード性能を生かすならアウターの特殊素材などの硬いラケットがおすすめです

■おすすめのプレイヤー
ラリー戦が得意でパワーがある方
硬いラバーが好みでミート打ちを多用する方
スピード性能が高いので硬めのスピード系テンションラバーからの移行もしやすいと思います
ラバーが硬くて重いので基本的にパワーのある方でないとラバーの性能を引き出しにくいと思います

■プラスチックボールでの感想
一般的に硬いラバーはプラスチックボールだとスリップしやすいですがこのラバーは引っかかりの良さと食い込みの良いシートのためしっかりとグリップしてくれるため他のラバーに比べセルロイドボールからの移行があまり違和感なくできました

■まとめ
スピード性能に目が行ってしまいやすいラバーですが回転性能も十分にあり非常にバランスの良いラバーだと感じました
硬いためラバーのポテンシャルを引き出すにはインパクトの強さが必要ですがしっかりとインパクトできた時の威力は非常に高くハードヒッターにとてもマッチするラバーだと思います
ラバーの性能はオメガ献▲献△硫鹽樟能を上げて全体的にパワーアップしたラバーだと感じました
プラスチックボールでもスリップする感覚が少なくラバーの性能を発揮することができるラバーです
硬さと重さは好みが分かれるところですがとても特徴的で完成度の高いラバーだと感じました



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投稿者:ぐらたす


水星2ブルースポンジ 【銀河】  ぐらたす

1.ざくっとレビュー
低い弧線で突き刺さるようなスピードドライブが特徴的
フラット強打も威力十分
「シートの粘着力」で強ドライブ
「弾むスポンジ」でフラット強打
どちらも、スイングスピード重視で「力を使わず」打ち分けできるタイプのスピード系の粘着ラバー

2.第一印象
銀河のラバーにしては、綺麗なシートで已打底も丁寧に塗られていました。
WRMで特注している商品なので、綺麗な個体だったのかもしれません。
以前の銀河製ラバーよりは品質が良い感じがしました。
シートはノーマル水2と同じ感じです。スポンジは今流行のブルスポで弾力がありそうです。
(重量・使用ラケット)
パッケージ重量82g
ラバー単体73g
カット後51g(攻撃用ラケット)
使用ラケット:アウター特殊素材(日本製廃盤)
     火山岩7

3.攻撃技術全般
今回はぶっとび系ラケットで試打したのですが、擦るドライブが筋力を使わなくてもスイングスピードだけで十分威力がでるような印象を受けました。
軌道というか弾道が直線的なので、低い球筋でスピード感があります。
粘着シートを活かした平行スイングで擦ることができれば、落とすことはなく安定した強ドライブが連打できます。
相手の強打に対しても、撫でる感じで力を抜いてスイングできれば、相手にとって嫌なカウンタードライブになります。弾くようなカウンターもできますが、相手の回転を受けやすいかも。慣れればどちらもできる印象です。
弾道が低いドライブだけでなく強ループもできます。これも慣れれば。
スイング方向を平行にまたは押さえつけるようなイメージ・・・。通常とラバーと若干違う感じが強いです。
言い替えると、そんなに持ち上げなくても楽にドライブが掛けやすいので、このラバーに慣れてしまうと、あと戻りできないような感覚があります。
中陣からのドライブも、少し慣れが必要だと思いますが、擦りきることができる選手なら、使いこなせると思います。ただ中陣からだと、くいこみにくくテンションラバーに威力で負けてしまう感じがします。前陣プレーでこのラバーのドライブ性能を活かしたい。かな。
スマッシュも威力十分です。フラット強打が好印象です。
球筋の低いドライブから、フラット強打で仕留めるような戦術に合いそうです。
各技術の評価は次のとおり
ドライブ (8.8点)
スマッシュ(8.6点)
カウンター(8.4点)

4.守備技術全般
強打に対するブロックは、粘着シートが回転の影響は受けやすいものの、スポンジが強打に負けないので、まずまずといったところ。回転を残すようなブロックにはなりにくく、ナックルブロックになりやすい。
ツッツキの回転量も豊富ですが、若干浮きやすい。粘着なので仕方ないと思いますが、粘着ラバーの中では、合格点だと思います。
カットは、かなり良いと思います。硬めの粘着ラバーが好みのカットマンなら、切りやすく・押さえやすい。回転量の変化もつけやすく、ブチぎれ・ナックルが自在に出せる感じがします。カット用ラケットであれば多少弾んでも使いこなせると思います。
各技術の評価は次のとおり
ブロック(8.0点)
ツッツキ(8.0点)
カット  (8.6点)

5.台上技術・サーブレシーブ全般
回転の影響は若干受けてしまうので、台上は慣れるまで気を使いますが、問題なくプレーできるレベルだと思います。台上ドライブやチキータも軽く擦る感じでいけちゃいます。力は使わずにスイングだけで。
サービスの切れ味は、かなり良いです。接触時間を長くして掛けるタイプの粘着シートです。硬くないので掛りにくい印象を受ける方がいそうですが、軽く振りきればかなりの回転量です。下系・アップ系共に良いです。
スピード系のドライブサーブでくい込ます感じや、弾いて出す感じの選手には合わないかも。擦る感じでドライブサーブできる選手なら、超強回転のサーブになりそうです。
ナックルロングもスピード感十分。サービスのレベルはかなり高いと思います。
レシーブも慣れれば、問題ないと思います。
台上・サービス・レシーブは、回転力を活かした攻撃的技術に合っていると思います。

台上(8.5点)
サーブ(8.8点)
レシーブ(8.5点)

6.お奨めラケット・どんな人に
特殊素材ラケットで回転を掛けたい選手にお奨めしたい。
けして、スピードのないラバーではないのですが、合板ラケット使用だとスピードが足りないと感じる選手が多いと思います。私なら、火山岩7が最適だと思います。(銀河製)
火山岩7の特殊な打球感が合わない選手であれば、インナー系で。

7.総評
「スピード」は弾むラケットの性能で出して、「回転」はラバーの粘着シートとスポンジのバランスで強回転で掛けきりたい。そんなスピード・回転両方を求める選手に合う感じでしょうか。
現セルロイドボールでは、かなりの強回転の連打から、フラット強打に繋げるような戦術に合いそうな、攻撃重視のラバーです。
これから、プラボール時代に突入して、選手の筋力・体力を酷使した卓球がメインになりそうですが、この水星2ブルスポは、非力で体力が無くても、強回転がかけられるヒントを教えてくれる感じがします。
これまでのセルロイド時代にテクニックとボールタッチの感覚だけで勝負してきた粘着ユーザーには間違いなく合うと思います。
総合評価で点数はつけにくいのですが、テクニシャンタイブで非力な中級者には、9.0点をつけたい感じです。ゴリゴリ粘着ユーザーにも悪くはないと思います。
テンションユーザーには合わないかな。くいこみが少ないと感じることでしょう。

8.その他
私自身、今現在、回転系テンション(RASANTパワーG)を両面で使っていますが、水星2ブルスポなら、ちょっと浮気してみたくなるラバーです。
過去に粘着ユーザーだった方には是非使っていただきたい。
最初はスイング方向やスポンジの弾みに違和感を感じると思いますが、1週間くらいで「前陣で楽に攻撃やカウンターができる感じ」が分かってもらえると思います。
以上


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投稿者:ぬりかべ


andro社 和の極み-蒼- 中国式レビュー
 ※表面はNo1(黒OX)、裏面は太陽PRO(赤極薄)を貼って使用しました。

1.ざくっとレビュー
 「弾み」「回転性能」「コントロール」を高いレベルで満たした、万能型5枚合板ラケット。

2.第一印象
 まず驚いたのが箱のデザイン。まるで蒔絵のような感じで「和」の雰囲気を漂わせています。対して、ラケットのデザインはandro社にしては珍しく、いたってシンプル。ただし、ブレードの表面には大きめのプリントが入っているので、赤のOXを貼ると透けてしまいますね。ここは注意が必要です(そのため、私は黒のOXを貼りました)。
 ラケット本体は、ブレードが中国式としては標準的なサイズ(161×152)となっており、グリップはコニック型になっています(先端24mm,根元30mm)。板厚は6.1mmほどで、表材と添芯は薄く、中芯は比較的厚めになっています。
 ラケット重量は軽めのものを送っていただいたため73gでした。個体差もあるとは思いますが、いろいろと調べてみると、中国式は軽めのものが多いようですね。球突きをすると「コン」と比較的高い音が鳴り、よく弾みます。

※技術によっては粒のみ、裏のみ、粒裏両方で試打しています。
3.攻撃技術
 スマッシュ・プッシュ 9点(粒)8点(裏)
 ドライブ  8点(裏)
 カウンター 8点(裏)
 プッシュはかなりスピードが出ます。木材5枚合板としてはトップクラスでしょう。バウンド直後をとらえるプッシュも威力が出ますが、バウンド頂点から打ち下ろすように打ち込むプッシュがかなり効果的でした。ほかのラケットではそのように打つと若干ボールが失速するのですが、このラケットでは失速感がほとんどないですね。そのため、スマッシュも十分な威力が出ます。プッシュでもスマッシュでも流し打ちをすると曲がったり揺れたりの変化があり、威力・変化ともにレベルが高いと感じました。弾みのわりに「つかむ」感じがあるので、慣れるまではオーバーミスが増えるかと思いますが、1時間程度練習すれば違和感なく使えるようになる程度だと思います。
 裏面に貼っている太陽PRO極薄は「ブロック力や回転に優れるけれども硬くて扱いにくい」というイメージがありましたが、『和の極み』は弾みのわりに球持ちがいいため、その硬さを和らげ、使いやすくしてくれるように感じました。スマッシュは予想通り打ちやすく、ドライブは球持ちの良さのおかげで極薄としてはかなり飛距離が出ます。練習相手(中学生、県強化指定選手)も「ドライブがかなり伸びてくる」と述べていました。カウンターも、極薄を使っていると「弾く」がメインになるのですが、このラケットではドライブで返すことも十分に可能ですね。弾いてナックル気味のカウンター、回転をかけてドライブ気味のカウンターと、かなり自在性がありました。

4.守備技術
 ブロック 7点(粒)・8点(裏)
 ツッツキ 8点(裏)
 ブロックは、粒で返す分には「ちょっと弾むかな」という感じがします。粒高初心者にはちょっとコントロールが難しいかもしれません。ただし、ブロック時の弾道は比較的低いので、強く当てなければオーバーの心配はほとんどありません。また、球持ちの良さがあるためにカット性ショートはよく切れますし、面をかぶせて返せばスピードのあるナックルボールになるため、球質の変化はつけやすいと思います。太陽PROでのブロックは、極薄としての良さを生かしつつ回転をかけたブロックもできるので、かなり好感触でした。カウンターと同様、ナックル性のブロックと伸ばすブロックの両方ができます。
 ツッツキに関しても申し分ないですね。しっかり切ってもボールが浮くことがなく、回転量も十分です。強いて難点を挙げれば、球持ちが良いため、極薄を使っているのにナックル性のツッツキが出しにくいことぐらいでしょうか。

5.台上技術・サーブ・レシーブ全般
 台上技術点 8点(粒・裏)
サーブ点 9点(裏)
レシーブ点 8点(粒)
 サーブに関しては、(ラバーとの相性もありますが)これまでに使ったラケットの中では性能が一番かもしれません。ロングサーブの威力が出るラケットは下回転の回転量が少なめだったりショートサーブが難しかったりするのですが、このラケットはロング・ショートどちらのサーブも出しやすく、さらにどのサーブも回転量が十分です。回転量+長短・緩急のゆさぶりでかなり相手を幻惑できますね。特に上回転系を短く抑えるのがやりやすく感じました。弾道も全体的に低めなので思い切って切ることができました。
 台上技術では、粒でも裏でもフリックが安定して入りました。球持ちの良さの影響があるので、弾くよりもひっかける・擦るように打つと安定しますね。スピードがすごく出るわけではありませんが、かなりコントロールしやすいです。台上技術で思いのほかよかったのがストップ。短く止まるのはもちろん、粒でも裏でも浮きません。フリックとの組み合わせでかなり点を取りやすくなるかと思います。レシーブでもコントロールしやすいうえに前後の揺さぶりがしやすいので、自分からいろいろと仕掛けやすいですね。

6.お勧め構成
 『和の極み 蒼』は使うラバーを選ばないと思いますが、球持ちの良さがあるため、硬いラバーの扱いづらさを軽減してくます。特に粘着性ラバーとの相性は最高でしょうね。また、ラケットが軽めなので、両面に重めのラバーを貼っても大丈夫でしょう。攻撃選手ならば
  『和の極み 蒼』+ 硬めの回転系テンション
  『和の極み 蒼』+ 粘着性テンション
あたりがお勧めです。
 弾みのわりにブロックもしやすいので、粒高との組み合わせも良いと思います。とは言え、粒高を貼るラケットとしてはブロック力よりも攻撃力が秀でているので、癸韻GrasDtecsのように攻撃力のある粒高を貼りたいところですね。裏面に貼るラバーも何でもよさそうですが、極薄ラバーの欠点を十分に補う性能を持っているので
  『和の極み 蒼』 + 癸or GrassDtecs + 極薄粘着ラバー
を特にお勧めします。

7.どんな人にお勧めか
 5枚合板で「弾む」「球持ちが良い」ということを加味すると、特に使う選手を選ばないラケットだと思います(さすがにカットは難しいと思いますが)。ただし、自分が太陽PRO極薄を使った感触からすると、粘着ユーザーや極薄ユーザーにはぜひ使ってほしいですね。また、比較的軽量であることから、中学生や女子の選手にも安心して薦められると思います。
 粒ペンが使うのであれば、守備中心の選手よりは積極的に攻めていくタイプのほうがよさそうです。

8.総合評価
 守備用ブレードに慣れている選手であれば、初めのうちはブロックはちょっとコントロールが難しいかもしれませんが、サーブをはじめ総合力が高いので、守備重視の粒ペンが使う前提でも8点ぐらいかと思います。攻撃を多用する粒ペンであれば、9点をつけて良いかと思います。シェークのバック粒の選手も、同様に9点をつけて良いラケットだと思います。

9.その他
 「本当に穴がないなぁ」というのが正直なところです。強いて言うなら、表面に赤の粒高(OX)が貼れないことが唯一の欠点でしょう(それすら欠点とは言えませんが…)。粒高を貼る前提で考えたとき、守備性能でこのラケットを上回るものはあると思いますが、これほどの攻撃性能とコントロール性能を備えたものはちょっと見当たりませんね。


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投稿者:いがえもん


ラバー名 HEROwrm特注

自己紹介
高校一年 男子
両ハンドドライブ型
正直、うまくありませんが、卓球が好きです!(笑)
また、用具などの知識はそこそこ?と言った感じです。
レビューはまだ初心者なので、優しい目でお願いします。

使用ラケット レッドローズFL
フォアラバー ラザントパワーグリップ
バックラバー HERO wrm特注

○はじめに○
スピン性能が低く、相手の回転に鈍感というのが売りのラバーです。
表面には特殊加工されていてザラザラ?ピカピカ?しています。
実際打ってみると、予想以上に引っかかりがあり、これなら十分かけれるんじゃないか、という予想を持ちながら始めました。


☆軽打
一般的なテンションラバーのように球離れが早くて飛んでいってしまう感じはありませんでした。
弧線は直線的で、当てるだけや面を被せすぎるとネットにかかってしまうことがあります。


☆ドライブ
特殊加工のためか、滑りやすく、擦るドライブはあまり向いていません。
打っても棒球になってしまいます。
ドライブをするなら食い込ませるのが向いていると思います。
謳い文句の通り、影響は受けづらいため、練習相手のカットも容易に入れることができました。
しかし、逆に言えば自分からかけるのは難しいため、ループドライブを多用する方だと、叩かれやすいかなと感じました。
スピードドライブや弾くドライブのようなものがオススメです。
そちらは別の項目を設けさせていただきました。


☆スマッシュ
回転影響が少ないため、弾いてあげれば多少回転がかかっていてもとても打ちやすかったです。
また、少ない回転、もしくはナックル性の球になるのでやらしい球質になりました。
ただ、スピードもそれほどあるわけではありませんので注意が必要です。


☆サービス
回転性能、スピード共に抑えられているためサーブで責めることはあまり向きません。
しかし、このラバーは基本バックに使うと思いますので、時々流れを変える時などに向いてると思われます。


☆レシーブ

・ツッツキ
はじめに で書いたように、予想以上に引っかかりがあるため、それほど浮かず、そこそこの回転量が出せました。
影響を受けづらいので、相手のサーブわかんねーってときは思いっきりツッツキしとく。って感じでも全然使えると思われます。
弾きがいいので、サイドスピンをかけながら前に振ってあげれば、そこそこスピードにのったサイドスピンツッツキが可能です。

・フリック
回転影響を受けづらいためとてもやりやすかったです。
こちらも別の項目をご覧ください。

・チキータ
やりやすさはあるのですが、回転性能が抑えられているため、大きく曲がることはないため多用するには向かないと思われます。 


☆ブロック
回転を受けにくく直線的に飛ぶため、強打や回転量の多い球に対しても簡単に止めることができました。
ナックル性の球もよくでて、時には弾くブロックを入れれば相手はバックにドライブも怖くなるんではないでしょうか?
それくらいブロックがやりやすかったです。


☆カウンター
ブロック同様、回転影響の受けづらさ、弧線の低さ、弾きの良さからとても気持ち良く入れれます。
ドライブが来たら待ってましたと言わんばかりに、少し上からパチン!これでオッケーです。


☆カット
本職でないためあまりわかりませんが、レシーブから早くカットに持って来たいなど、粒のように相手の回転に負けないようにしたいが、回転も欲しいという方にお勧めできるのではないでしょうか。
低いカットも打てて、凌ぎも効くと思いました。


★スピードドライブ、フリック等
まず、なぜ別項目を作ったかというと、自分自身、特にここがずば抜けて気に入っているためアピールしたかったからです。

何度もいいますが、このラバーは相手の回転の影響をとても受けづらいです。
そのため下回転などのスピンボールを強打しやすいのです。
ループドライブは回転量が少ないため相手のチャンスボールになりやすいのですが、スピードドライブならその回転量の低さをカバーできます。
しかしバックのスピードドライブは比較的難しくと思われます。
上手く体重移動ができなかったり、振れずにネットにかけたり、オーバーしたりしがちです。
しかしこのラバーは、回転影響を受けづらいことに加え、弾みも抑えられているので、本当に簡単に打てます!
少し練習すればすぐにコツが掴めて打てると思います。

フリックも同様に本当に弾きやすく容易に打てます。
短い球なら、リフトのように球の後ろから斜め下を弾けば、基本どんな球でも打てました。
また、ネットより高い球なら同様に弾けます。

自分はもともと、バックのスピードドライブ、フリックが苦手でしたが、このラバーにしたらパチンパチン打てて簡単に入れれました。


☆まとめ
簡単に言えば、、、
とにかく弾き技術がイイ* **
回転影響少なっ**
これにつきます。
やり方がわからない、そんな方でも、使えば自然とマスターできると思います。
回転量自体低いのですが、フォアにスピン系を使っていれば、回転量の差が寧ろ有効的に使えます。


向いている方
レシーブが苦手な方
極薄では攻めが物足りないと思う方
フォアとバックの回転の差で翻弄したい方
弾きがニガテ、もしくはもっと活用したい方
だと思います**

ぐっちぃさんが開発し、使っていたりするこのラバー、本当にお勧めします。
是非是非一度は使ってください* **


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投稿者:ニャマ


qing[陳] OX 黒レビュー
あまりレビューが少ないので書きます。

使用ラケット 
ティバー スウィングフォーエス
裏面
MAZEproブルースポンジ
プレイスタイル
ペン粒

NO1が欲しかったがどこも在庫切れのためひねくれてqingを買いました。
初めての一枚ラバーです。それとサイドバランサーもつけてみました。
オルプレ1.3mmと比較します。NO1は高いよ〜って人の参考になればと思います。

まず粒がオルプレに比べるとすごい柔らかい印象を受けました。
オルプレよりも粒がねる感覚があり打ちやすいと思いました。

■ドライブ・スマッシュ
このqingの売りであるドライブですが、予想以上に打ちやすいです。
引っかかりがあるので回転をあまり気にせずにドライブを打てました。
オルプレはこすってドライブでしたが、qingは持ち上げるような感覚でループドライブのようなドライブが簡単に出せました。
ロビングに対してスマッシュするときもラケットを寝かせても安心です。
そして球も意外に早い。ここぞという時に表ソフトのような感覚で打ちに行けます。

■ブロック
オルプレより低弾性とのことでしたが、よく止まります。高反発ラケットなのに当てるだけのブロックでもオーバーすることがほとんどありません。オルプレはスポンジありだったのもありますが変化はオルプレの方があるかと。
自分から切り落とせば意外と切れてる下回転が出せます。
相手のスピードドライブなどをうまく切り落とすと低くて伸びるようないやらしい球がだせます。

■台上技術
プッシュですがラケットとの組み合わせのおかげか結構スピードが出ます。
流し打ちなどもやりやすく、低弾性をいかしネット際にいやらしい球を返すことも簡単です。
グラスほどではないですが回転がけっこう残ってるため相手には嫌がられます。
サイドブロックなど相手の揺さぶりも簡単にできます。
ツッツキも予想以上に低くだせました。

■裏面との相性
MAZEproブルースポンジとの相性ですが、MAZEproブルースポンジが弾まなくなりました。
ですがおかげでブロックが安定しました。相手の球威をうまく吸収しているのか、シェークバックハンドで使ったところバックが非常に安定します。
さらにフラットに叩いたり、プッシュしたりというのがやりやすくなりましたね。
弾まなくなった分、キレキレのサーブが出せるようになりました。
驚いたのは、球持ちが非常に良くなったこと。薄くこするように打たないとツッツキ打ちでも簡単にオーバーしてしまいます。
MX-P以上に球持ちがいいのではないかと思ってしまいました。

■総評
qingはめっちゃ使いやすいですね。以前SCYLLA已打底を買ったら粒にバリが残ってて粒同士がくっついていたため、中国の粒はこんなに荒いのかと思って避けていましたが、思い切って購入。
品質はSCYLLA已打底より以上ですね。
正直今まで使った中で一番使いやすかったかもしれないです。
自分から攻めていける、ブロックがよく止まる、変化がつけやすい、とオルプレよりも打ってて面白かったです。
いくつかあるレビューの中で、球が素直だから相手も返しやすいというのがありましたが、確かにそう思います。
ただ短くストップして相手が前にでたところに粒ドライブなど、前後左右に揺さぶることが簡単にできるので戦略の幅が広がります。
当てて返すだけの初心者だと相手にカウンターを受けてしまうと思うので、中上級者のようなコースを狙ったり相手を翻弄するのが大好きな変態さんにおすすめです。
NO1を買おうか悩んでましたが、あまり人と同じ物は使いたくない主義なのでしばらくはqingを使っていこうと思います。


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投稿者:付属品


水星2ブルースポンジ(以下ブルスポ) フォア使用(銀河)レビュー

■レビュー環境
*使用ラケット 
・レッドローズ
ファインジップ気持ち多めで接着。
水星2WRM特注37度(レドスポ)との比較も交えてレビューします。

・重量
レッドローズサイズで50gピッタリでした。僕の持っている37度は47.5gでしたので、已打底分重くなったかなと…


■第一印象
スポンジが、濃いブルーでとてもかっこいいです。シートは、ギラギラ光っている水星のシート。何やらシミが3箇所ほど。接着剤を多めに塗ったはずが、剥がれかける反り返り。サイドテープの使用をお勧めします。

■攻撃技術全般
・軽打
いきなりネットミス、レドスポに比べて明らかに直線的に。そして、ブレイク系を少し混ぜたようなスピード。音も大きくバチバチなります。

・ドライブ
やはりレドスポに比べ直線的です。スピードもかなり向上しています。かといって、回転が掛からないわけじゃない。レドスポより明らかに掛かります。ループドライブは低い軌道で打ちやすく、かなり大きく沈み込みます。相手はかなり辛そうでした。下回転打ちも、食い込みが上がったので簡単に、そして低い軌道でノータッチが何本も取れました。
引き合いは、直線的に飛ぶのにレドスポより楽にできます。伸びもすごい。引き合いは完全にレドスポを超えました。

・スマッシュ
これも明らかにレドスポより速いです。ブレイク系のようなスピードです。ブルスポの弾力でしょうか。打ちやすさもかなり向上、多少の回転なら無視できます。取られにくさはレドスポ、打ち抜けるのはブルスポです。

・カウンター
レドスポに比べ直線的にぶっ飛ぶので、多少リスキーになりました。入ればほとんど決定打なんですが。軌道すごいです。

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
ブロックもやりやすくなりました。球持ちの向上から相手コートに入れやすく、弾力のアップから直線的に。うまく混ざり合い、かなりやりやすくなりました。しかしあくまで粘着なので、期待はしないほうがいいですね。
・ツッツキ
これも直線的な軌道でブチ切れます。その分レドスポに比べ、ネットミスが多くなった気がします。慣れが必要です。

・ストップ
レドスポより長くなりやすいです。

・フリック
弾くフリックは明らかにやりやすくなりました。入れやすさもなかなか。
擦るフリックはなんか中途半端な気がします(うまく表現できません

■サーブ
下回転サーブ。1発目、ネットに引っ掛けサーブミス。2発目もネット。軌道が低すぎます。慣れたらやばいです。ツッツキ同様、直線的にブチ切れです。しかし、レドスポのほうが短く出しやすかったかなと。わざと長く出したのですが、相手はループドライブでも持ち上がらない。とっさに離れて、ツッツキしても持ち上がっていませんでした。
横ロングも低い軌道で、速くだしやすいです。

■相性の良いラケット
レドスポに比べ直線的にぶっ飛ぶようになったので、アウターカーボンは上級者限定だと思います。使いこなしたらやばそう。
バランス的にはインナーカーボン、扱いやすさは、薄めの純木だと思います。
レッドローズとの相性はいいと思います。
■おすすめのプレイヤー
ブレイク系を使用している方で、回転の掛けやすさを求める方。
レドスポを使っていて、試合が長引くと慣れられて、やられてしまうと感じている方。限界を感じた方。
レドスポより威力が欲しい方。


■まとめ
かなり「直線的」を意識したレビューになりました。
レドスポ「より」明らかに直線的にぶっ飛ぶからです。あくまでレドスポ「より」です。
ループの沈み込み、ドライブのスピード、回転、引き合い、サーブ、スマッシュ、ツッツキ、ほとんどの面でレドスポを凌駕しています。劣るのは、重量と技術が色々長く出てしまうことくらいだと感じました。
このレビューは、レドスポとの比較です。スピードがでる!回転も掛けやすくなった!あくまでレドスポとの比較の範囲です。
ブレイク系の「ような」スピードがでるだけです。
強粘着以上の回転、ブレイク系のスピード以上を求める方にはお勧めできません。
「威力」のブルスポ。「安定」のレドスポ。
プレースタイルに合わせて選択してください。
余談ですが、ブレイク省の真逆かなと思いました。
ブレイク省は、直線的な軌道で威力抜群のブレイクに、弧線と回転、扱いやすさを加えたもの。
ブルスポは、弧線を描く軌道で回転の掛けやすさ、粘着ラバーらしさ抜群のレドスポに、直線的な軌道とスピード、威力を加えたもの。
なんか真逆な気がします笑


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投稿者:ぬりかべ


Dr.Neubauer社 No.1(赤・OX)
 ※E4中国式の表面に貼りました。裏面はVS402リンバー(黒・1.8mm)です。
 ※極守尭鍛蹐砲眦修辰道鄲任靴討澆泙靴拭蔑¬未Bombard極薄)。

1.ざくっとレビュー
 「揺れ」と「切れ」、「攻撃力」と「低弾性」、「変化」と「安定性」の相反する性能を高いレベルで両立させた、中〜上級者向き万能型粒高ラバー。

2.第一印象
 ありがたいことに、このラバーには接着シートが付いています。AllroundPremiumでは、貼りにくさに苦戦したので、これはかなり嬉しいですね。重量は、中国式の根元まで貼って16g。接着シート込としては軽い部類に入るでしょう。
 粒の形状は、円柱+台形。DrNeubauer社の粒高では、FIGHTER以来の形ですね。触った感じでは、粒はDrNeubauerの粒高としては軟らかめと感じました。
 シートは薄くて透明感があるので、ブレードにプリントがあるラケットに貼ると透けてしまうかと思います。

※以下の点数は、すべて「粒高として」の点数です。
3.攻撃技術
 プッシュ 8点
 スマッシュ 9点
ドライブ  7点
 カウンター 8点
 プッシュのスピードはDrNeubauerの粒の中ではかなり出る方ですね。ここらは、根元の形が台形なのと関係があるように思います。ブロック時の印象よりも弾むので角度調節が必要ですが、少し練習すれば問題ない範囲だと思います。普通に押すだけでは素直な弾道になりますが、少しスライドさせるとボールが揺れたり曲がったりするので、スピード重視のプッシュと変化重視のプッシュを使い分けることでかなり点が稼げると思います。スマッシュに関してもほぼ同様のことが言えますが、やはり粒の形状の影響か、変化系の表で打っているような感覚があり、粒高の中ではかなり打ちやすいですね。
 ドライブは、OXの粒高としてはかなり打ちやすい方に入るでしょう。回転がそれほどかかるわけではありませんが、擦るのではなく、フラットに当てて粒に食い込ますように打つとある程度弧線を描いて入ってくれます。イメージとしては「当ててからラケットを加速させ、若干かぶせる」といった感じでしょうか。威力は「そこそこ」ですが、頂点を少し過ぎてもドライブが入るのでたへん便利です。
 カウンターに関しては、対ドライブのプッシュが抜群にやりやすいと感じました。ほかの粒高だと必要以上に潰れてしまってコントロールが難しいのですが、このラバーフラットに当てるとほとんど粒がつぶれないので、かなりコントロールしやすいですね。プッシュとスマッシュのところで述べたように、変化系表に近い感覚で打てます。

4.守備技術
 ブロック 9点
 ツッツキ 6点
 ブロック時はかなりの低弾性になり、オーバーミスの心配は少ないですね。基本的にはナックルで返るのですが、ラケットをスライドさせてブロックするとこちら側からでもわかるぐらいに曲がったり落ちたりしており、練習相手(中学生・県強化指定選手)も「この弾道気持ち悪い」と言って嫌がっていました。また、粒が倒れるようにしっかり切ればかなり切れたカット性ショートとなり、先述の練習相手も「しっかり切られたら連打は難しい」と述べていました。自然と下回転がかかるラバーではなく、切ったつもりが切れていなかったということもありましたが、球質の変化がかなり大きめなので、ブロックで変化をつけられる選手にはかなりの武器になると思います。また、切れたブロックと切れないブロックの弾道の違いが極めて小さいため、相手にとっては切れているかいないかの判断が大変難しいようです。もっとも、ブロックした自分にも区別がつかないことがありますが…。
ツッツキに関しては、ちょっと難しいですね。粒を倒せば切れてくれると思いますが、スポンジ付きならともかく、OXで粒を倒すのはかなり難しいと感じました。ほとんどナックルで返ります。しかし、ツッツくと切れているような弾道で低く跳んでいくため、ゲームで使うと相手もツッツいて返球しようとし、浮き球になって返ってきたりオーバーミスをしたりしていました。切れがあるわけではありませんが、プッシュと混ぜて緩急をつけたり、切ったふりでチャンスボールを誘ったりするなど、ほかの技術との組み合わせで得点につなげやすいかと思います。私はツッツキで浮き球を誘い、裏面スマッシュで決める、というパターンを多用しました。

5.台上技術・サーブ・レシーブ全般
 台上技術点 8点
レシーブ点 9点
 もともとDrNeubauer社の粒高はレシーブしやすいものが多いのですが、これはその中でも特に良いと感じました。まずは弾道が低いこと。そして、「勝手に粒が倒れる」ということが少ないため、かなりコントロールしやすくなっています。また、AllroundPremiumのように粒の表面でスリップさせることもできるので、特に横回転系のボールへのレシーブはかなり変化が大きいですね。
 台上技術は、まずフリックが良い感じです。スピードは「そこそこ」ですが、ある程度回転がかかるので、安定感とコントロールの性能はかなり高めです。そしてそれ以上に良いのがストップ。しっかり切るのは難しいのですが、ネット際に低く落とすことが比較的容易にできます。ここらは、ラバーが低弾性であることが影響しているように思います。

6.お勧め構成
 E4と極守尭鍛蹐濃藩僂靴泙靴燭、極守尭鍛蹐任△譴舒堕蟯兇飛びぬけて高くなり、E4を使うと切れる・切れないの球質の差が大きくなるように感じました。完全な守備用ブレードよりも、ある程度の弾みがあるものの方がこのラバーの真価を発揮できると思います。また、カット性ショートを切るにはある程度の技術が必要そうですので、しなりのあるラケットのほうが良いでしょう。
 ある程度弾む(ALL+以上)薄めの木材ブレード+癸
の組み合わせが適していると思います。WRMさんのラケットでは、幻守やE4あるいは和の極み・蒼あたりはかなり相性が良いと思います。

7.どんな人にお勧めか
 比較的扱いやすい粒高なので初級者でも使えるラバーだと思いますが、切る・切らないの変化をつけたり、ラケットを横にスライドさせて変化を出したりすることのできるラバーなので、中〜上級者向きだと思います。守備中心の選手にも、攻守型の選手にもお勧めできますね。
 また、粒を倒して切った場合と粒を倒さなかった場合の球質の差が大きく、それでいて弾道の差が小さいので、カットマンにもたいへん合うかと思います。

8.総合評価
 自分から変化をつけに行ける中〜上級者が使うのであれば、9点をつけて良いラバーだと思います。AllroundPremiumもかなりレベルが高いラバーでしたが、独特のクセがあるために「使う選手を選ぶ(守備中心の選手、アンチ系粒高を使っていた選手、など)かな」と思いましたが、癸韻魯織ぅ廚鯡笋錣困忙箸┐襪と思います。
 先述したとおり当てるブロックではほとんどがナックル性になるので、初級者には7〜7.5点といったところかと思いますが、レシーブ・ブロックの安定感が高く、プッシュのスピードも十分に出るので、いきなり使わせてみても面白いかもしれません。

9.その他
「欠点のないラバー」というと「特に長所もない」ことがあるのですが、これはほとんどの技術で一般的な粒高の性能を上回っていますね。お財布事情の許す限り、徐々に粒高を癸韻謀修蠡悗┐討いたいと思います。

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