卓球ラバーレビュー[卓球用品比較評価サイト]

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投稿者:ザーシー


VS>401(VICTAS)レビュー

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 基本的にペンドラ+粒高ですが、時々シェークも使います。

◆試打環境
・ラケット1 松下プロモデル(Butterfly)
・フォアラバー VS>401 1.8mm 黒(VICTAS)
・バックラバー フェイント*LONG 超ゴクウス 赤(Butterfly)

・ラケット2 渋谷プロモデル(Butterfly)
・フォアラバー VS>401 1.8mm 黒(VICTAS)
・バックラバー フェイントLONG 超ゴクウス 赤(Butterfly)

・ラケット3 極守2-ST(WRM)
・フォアラバー VS>401 1.8mm 黒(VICTAS)
・バックラバー スペクトル 厚 赤(TSP)

・ラケット4 張継科-FL(Butterfly)
・フォアラバー VS>401 1.8mm 黒(VICTAS)
・バックラバー エボリューションMX-P 1.9mm 赤(TIBHAR)

・ラケット5 馬琳エキストラオフェンシブ(YASAKA)
・フォアラバー VS>401 1.8mm 黒(VICTAS)
・バックラバー ラウンデル 厚 赤 (Butterfly)

◆第一印象
松下浩二さんがカットと攻撃の安定性を追求しノングルー時代でもカットマンが勝てるラバーとして開発されたのがこのVS>401です。
近年はカットマンでもカットだけではなく攻撃技術を重視し、裏ソフト面にスピン系テンションラバーを貼る選手が多くなってきている傾向があります。
しかしこのVS>401はノングルー時代以前にカットマンに多く見られた微粘着性裏ソフトラバーにテンションをプラスした進化系
ラバーです。
スポンジは57.5度と非常に硬めで色は白く、トップシートは濁りのある濃い色で触るとやや粘着性を感じる程度でそこまで強くはありません。 

◆攻撃系技術
・基本打ち
まず第一に感じたのが重いということです。
テナジー05などのスピン系テンションラバーも重量が重い部類のラバーですが、VS>401はそれを超える重さです。
テナジー25よりやや重いくらいの重量感ですね。
打球感はカチカチと硬めです。
テンキョクNEO2のようなスポンジが硬い中国製粘着性ラバーよりも硬めに感じます。
弾道は直線的で粘着性ラバーの中では弾みがかなり強いです。
ですがカット用ラケットのような守備用ブレードに貼る場合はむしろ丁度いい弾みだと思います。
ラバー自体が硬めでかなり重量があるのでスピン系テンションラバー使用者とのラリーでも力負けしません。

・ドライブ
食い込ませて打つドライブはトップシート、スポンジ共に硬いのでかなりインパクトが強くなければボールが落ちます。
擦るドライブは微粘着性ながら中国製粘着性ラバーのように強烈に回転のかかったボールが打てます。
また相手のドライブの回転にあまり影響されず、自分のスイングの強弱で回転の調節がしやすいです。
また微粘着性ながらテンションがかかっているためスピードもかなり速いです。
テナジーやラザントなどのスピン系テンションラバーには劣りますが、同じ粘着性ラバーのテンキョクやキョウヒョウよりはかなり弾みが強いですね。
弾みが弱いカット用ブレードに組み合わせてもドライブの引き合いに十分な性能を発揮するラバーだと思います。

・スマッシュ
直線的な弾道で弾みの強いスマッシュが可能です。
やはりシートとスポンジが硬いため相手のボールの勢いに負けず自分からガンガン打っていけます。
カットでのチャンスメイクからのスマッシュのコンビネーションが非常にやりやすくここまで攻撃性能に特化したカットマン用のラバーは他にないと思います。
カットマン用ラバーというよりもさらに具体的に、カット+攻撃用ラバーという表現が適しているように思いました。 

◆守備系技術
・カット
このラバー最大の特徴であるカット性能ですが非常に安定感があります。
硬いシートとスポンジのにより相手の強回転ドライブやボールの勢いにも影響されにくく相手のボールを抑えることが容易です。
また相手の回転の影響のされにくさにより自分のペースで回転の強弱を作りやすいです。
微粘着性テンションという新しいタイプのラバーということで最初は慣れが必要ですが慣れれば弾道が低くネットスレスレを狙うことも可能です。
非常にコントロールがしやすく安定性が高いです。
攻撃力とともにカットの安定性を追求したという特徴がありましたが、まさにその通りだなと感じさせるカット性能でした。

・ブロック
非常に高いブロック性能です。
カット同様相手のボールを抑えやすいので勢いに負けることはなく鉄壁の守りが可能です。
しかしカットやドライブの様にインパクトに動きがある技術の場合は回転の影響を受けにくいのですが、当てるだけのブロックの場合は回転の影響を非常に受けやすいので注意が必要です。
ブロックで返球する場合、サイドスピンブロックのように回転を加えたブロックを用いる方が良いと思います。

・カウンター
相手の回転に影響されにくいのでカウンターもやりやすく安定性があります。
しかしスピン系テンションに比べるとボールが失速しやすいのでカウンターの打ち合いにはあまり適していないと思います。

・ロビング
カットに比べ飛距離を出しにくくいので少々苦しい印象を受けました。
またカウンター同様失速しやすいので相手のに打ち込まれやすいので注意が必要です。 

◆台上系、サーブ、レシーブ
・ストップ、ツッツキ
ストップはコントロールしやすく無難にこなすことが可能です。
ツッツキはカット同様強烈な回転を作ることが可能なのでブチ切れツッツキのみで得点するこども可能です。

・ショート、プッシュ
弾道が直線的になりやすくインパクトが弱いとボールが落ちやすいのでやや強めのインパクトが必要です。
慣れれば問題のないと程度だと思います。

・フリック、チキータ
ショート、プッシュ同様やや落ちやすい印象です。
特にチキータはラバーが硬く強いインパクトでなければ食い込ませられないのでネットに引っかけてしまいます。
台上でのインパクトはこのラバーの課題と言えるでしょう。

・サーブ
微粘着性シートにより非常に回転量のあるブチ切れサーブが可能です。
しかし硬いシートとスポンジのため切るのに多少慣れが必要です。

・レシーブ
当てにいくと相手の回転の影響を想像以上に受けることがあるので注意が必要です。
無難に返球する場合も回転をかけるレシーブを用いるのが得策かと思います。

◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、カット+攻撃スタイルのカットマンでスピン系テンションが合わないというユーザーにおすすめです。
微粘着性ラバーながらテンションがかかっているので、カット用ブレードと組み合わせても申し分ない攻撃力を発揮し、尚且つ微粘着性ラバーの安定性もあるので、スピン系テンションがカットに合わないと感じている方には是非一度試して頂きたいです。

B、粘着性ラバーを使用しているカットマンで攻撃力のアップを希望するユーザーにもおすすめです
タキファイアシリーズやトリプルシリーズなどの従来の微粘着性ラバーに比べ攻撃力が格段にアップしています。
例えるならグルーを塗ったタキファイアDのような使用感です。
ノングルーでの粘着性ラバーに不満を感じていた選手にも試して頂きたいですね。

◆まとめ
各メーカースピン系テンション裏ソフトの開発が活発になっている中でカットマン専用微粘着性テンションラバーは非常に貴重な存在です。
往年の粘着性ラバー使用者のカットマンの方にはこの打球感を待ち望んでいた方もいらっしゃったのではないかと思います。
勝てるカットマンのラバーとしての性能を余すことなく発揮するVS>401はカットと攻撃のコンビネーションで戦うカットマンにとって非常に強い味方となることでしょう。



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投稿者:just


水谷隼superZLC (butterfly)レビュー

■レビュー環境
・使用ラケット
水谷隼superZLC(以後SーZLCと表示)
水谷隼 (以後水谷隼と表示)
(どちらもSTグリップ)
・使用ラバー
テナジー05 25 64 80FX
キョウヒョウNEO3 39度
ヴェガヨーロッパ
・重量
SーZLC 91g 平均95g
水谷隼 86g 平均85g
SーZLCになったことで平均10gの重量アップでこれだけでもある程度パワーのある方でないと厳しい重さであることが伺えます
・グリップ
どちらも同じ太角のSTグリップでSーZLCは表面のレンズが握った時に当たらないようになっておりよりこだわりを感じさせます
・ブレード
板厚が水谷隼が5.7弌SーZLCが5.8个婆攤爐呂そらく同じだと思います
SーZLCはブレードのプリントがグリップ側にシンプルに印刷されていました
ブレードサイズはどちらも157弌150个妊丱織侫薀い琉貳姪なブレードサイズです

■第一印象
箱は張継科シリーズ同様で更に重厚なつくりで高級感があります
価格は張継科SーZLCより3千円ほど抑えられているとはいえ定価3万円はかなり手を出しづらい価格です
水谷隼は個人的にテンションラバーとの相性が良くスピードが出るけどコントロールしやすいとても完成度が高いラケットという印象があり、今回水谷隼のパワーアップ版ということで興味を持ち購入に至りました
今回はフォア面にテナジー05、バック面にテナジー64を合わせた感想を主にレビューしたいと思います 

■攻撃技術全般
軽打などの弱いインパクトでは水谷隼とあまり違いを感じませんでした
ドライブは水谷隼より山なりの弧線になりやすく、飛距離が出るためラリー戦での安定性が高いです
また打球感が軟らかいため回転を掛けやすく、ドライブの威力は水谷隼のワンランク上の性能を感じました
ただミート打ちは水谷隼の方が弾道を直線的にコントロールしやすい分やりやすかったです
全体的にプレー領域が広がりよりオールラウンドにプレーしやすくなったように感じました

■守備技術・台上技術全般
ブロックは止めるだけだと水谷隼より回転の影響を受けやすくやりづらいですが伸ばすブロックなど自分から回転を加えていく技術は回転を掛けやすく水谷隼よりやりやすかったです
そのためカウンタードライブの安定性と威力が水谷隼より高くより攻撃的にプレーすることができます
ツッツキやストップは水谷隼より若干浮きやすく感じましたが大差はないです
フリックやチキータは弾くなら水谷隼、掛けるならSーZLCの方が好感触でした
台上技術はラケットの弾みが強いため水谷隼などの弾みの良いアウターの特殊素材を使っている方でないとコントロールが難しく感じるかもしれません

■サーブ
水谷隼とあまり変わりはないと思います
台上技術同様弾みが強いのでコントロールが難しいですが慣れれば問題ない程度だと思います 

■おすすめのプレイヤー
ラケットがかなり重めのためある程度パワーのあることが前提条件になります
水谷隼を使っていてもっとプレー領域を広げたい方や更に弾みが欲しいと思っている方
特殊素材ラケットを使っていてより威力が欲しいと思っている方に特におすすめします
逆に木材合板の打球感、しなりが好みの方や弾むラケットが嫌いな方にはおすすめしません
水谷隼より打球感が軟らかいとは言え打球感はハードで弾みがかなり強めのためある程度弾みをコントロールできる中・上級者向けのラケットと言えるでしょう

■ラバーとの相性
個人的に水谷隼とテナジー05や25の組み合わせは硬く感じ扱いづらく感じましたがSーZLCは水谷隼より打球感が軟らかいため硬いラバーとの相性が良く感じました
ただキョウヒョウはラケットの硬さがあり扱うには相当なパワーが必要で相性は悪く感じました
軟らかいラバーは相性が悪くはないですが弾きが水谷隼より悪いため好みが別れるとこだと思います
個人的にはフォア面がテナジー05か25、バック面はテナジー64が感触が良く感じました

■まとめ
水谷隼より打球感が軟らかいのに弾みが上がりドライブの得点力がアップしました
まさに水谷隼をパワーアップしたラケットと言えるでしょう
より広いプレー領域で威力を発揮でき水谷隼選手のようなオールラウンドなプレーに向いたラケットのように感じました
ただ弾みが強いためコントロールが難しく、重厚が重いためある程度パワーがある上級者向けのラケットです
価格、重量がネックですが使いこなせればワンランク上の威力を出せるとてもポテンシャルの高いラケットのように感じました



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投稿者:ぐらたす


地球E-4 FL:銀河(MILKY WAY)

使用ラバー1
F:省チーム用Break-Pro(2.2mm)
B:省チーム用Break-Pro(2.2mm)
ラケット重量(86g)+省ブレ(47g)+省ブレ(48g)=181g

使用ラバー2
F/B:Rasant-Power Grip(2.1mm) 53g

使用ラバー3
F/B:天弓5(2.1mm 35度) 50g


【ざくっとレビュー】
 特殊素材が合わない合板派で、自分の力でスピン・スピードを出す感覚を好む選手にはジャストフィットする5枚合板ラケット。
 極端に弾むことはなく適度に弾む感じだが、しなりを活かした強打は大きな武器。
 表面加工のよく似たラケットと比べると、弾みは抑え目だが、しなる感覚はかなり上。

【第一印象】
ブレードサイズ161弌150
ブレード厚5.5mm
重量は86g

グリップは銀河製(WRMの本気ラケット)と同一形状。グリップレンズも同じ。
色は中央がオレンジで沿うように白ライン。両サイドは黒。
商品名の「地球」からイメージできない・・・妙な色使いだなぁ~なんて思いながらも・・・。
とても綺麗なラケットです。よく似た他メーカー商品と比較しても、ブレード表面加工の木目が美しく、表材の雰囲気はほんとによく似ています。


【攻撃技術全般:7.8点】
◆ドライブ:8.5点
弾みの強いラケットではないので、ある程度自分の力で回転をかける必要がありますが、板厚がかなり薄いので、回転のかけやすさ(扱い易さ)は抜群といっていいでしょう。前陣・中陣でも回転で「キュッ」」と持っていきやすく、回転量もかなり豊富です。
ただ、後陣からのドライブはスピードが出しにくい感じ。筋力・体力が必要な感じです。
[試打ラバー別ドライブの印象]
・省ブレは、破壊力重視ラバーですが、更なる回転力を加えてくれる感じで相性はいい感じです。もっと固い弾む粘着でも回転力を発揮しそうです。
・天弓は(予想に反して)回転が掛けにくく、威力が出しにくい感じで相性は良くない感じ。
・Rasant-PowerGripは、回転系テンションなので弾みと回転のバランスが良い感じです。
 ループドライブなどの回転に特化したプレーをしたいなら、粘着テンションがいい感じ。
 回転よりスピード重視のパワー系ドライブなら、回転系テンションも相性はいいと思います。(後陣からのプレーをカバーしたい方ならテンションも良いと思います。)

◆スマッシュ:7.5点
 フラット打ち強打の威力は、しなりを活かすことができれば悪くはないと思いますが、特殊素材系よりは少し劣ります。(合板系なので当然ですが)
ドライブ回転を活かした連続攻撃から、しなりを活かしたスマッシュにつなげるようなプレーに合いそうなラケットですので、強ドライブ技術に特化されている感じ。
スマッシュ単独の評価は普通な感じです。

◆カウンター:7.5点
 ドライブに対するカウンターは押さえるというか、伸ばすような感じでできれば、勝手に回転が残るようなカウンターになり良い感じです。相手にとっては取りにくいググっと伸びるような球質です。掛け返すようなカウンターもやり易いと思います。
 当てるだけだと回転の影響をもらいやすい感じです。弾くようなフラット系カウンターにも向かない感じがします。

攻撃全般としては
  強ドライブ回転系性能がかなり高いと感じます。
  ループドライブは自由自在と言っていいかもしれません。ドライブ系でとにかく攻め続けるプレーに向く感じです。連続攻撃でオーバーミスさせるまで・・・。
  単純なフラット系の弾く技術には向きませんが、強打でしならせることができる選手であれば、スピードが速く心地よいスマッシュが大きな武器となる感じです。


【守備的技術全般:8.2点】
◆ブロック 7.5点
 ブロックでは回転の影響を受けやすい、ちょっと浮きやすい。ブロックではなく伸ばす系ブロックで、相手のミスを狙うように反撃に繋げたい。ブロック単独の得点力は強くないので次の攻撃につなぐような戦術が必要です。

◆ツッツキ 8.5点
 球持ちが良く、がっちり回転をかけてもオーバーミスしにくい。回転量が多い攻撃的なツッツキは満点クラスです。守備時の弾みが適度で安定感にも優れています。

◆レシーブ・サーブ:8.5点
ツッツキ同様、ストップ・フリックなんかの細かいプレーがやりやすい。チキータ等の台上ドライブ系技術もやりやすく回転力はかなり高い。
サービスに関しても回転力も高く、下系・アップ系・横系・ロング系・・・万能です。

守備全般としては、
  守備的な細かい技術や台上処理がし易く、「回転」と「扱い易さ」に優れています。
  サービスとツッツキに関しては、私が過去使用した「弾む系5枚合板ラケット」の中でNo.1評価しても良いくらいです。
  ラバーは選ばないと思います。粘着・回転系テンションであれば、守備的相性は間違いなく良いと思います。

【総評:8.0点】
  特殊素材系ラケット使用者は弾みが少ないと感じることでしょう。
  特殊素材で楽をしてしまっている筋力の弱い選手には合わないと思います。
  (私も含めて)

  さて、卓球仲間(合板愛用者)の意見も聞きながら、総合すると・・・
E−4は、回転力勝負の選手向きと言えます。
ドライブ攻撃力(特に回転力)で連続攻撃する体力・筋力のある選手で、よくいる「特殊素材に頼らず、自分の力で回転とスピードを作りたい選手」に是非使ってほしいラケットです。守備的回転力と操作性に優れており小さいプレーも得意なので、攻守のバランスが優れていますので、5枚合板ラケット使用者で、弾みを少しアップして攻撃的回転能力は維持したいという選手には間違いなくジャストフィットするラケットだと思います。
以上


(参考)
 初心者に「弾むラケット」と「弾まないラケット」どちらかを奨めるかという質問に対する私の意見は、「特殊素材でない弾むラケット」とよく答えています。
ある程度、スイングと打球感覚を掴んでから「次の段階」と考えています。
ただ、よく初心者用として販売されているコントロール系合板ラケットなんかはあまり奨めません。早い段階から弾むものを使わせて、スピードに対応させたいという感じです。
最近の銀河製ラケットは、安価で弾みが強いものが多かったのですが・・・。

今回の地球4(E−4)は弾む部類の攻撃・守備バランス系ラケットで、威力を優先する選手でなければ、初心者から上級者までレベルを選ばず奨められるラケットがでてきた印象です。
中途半端なコントロール系ラケを選ぶよりなら、E−4という選択は有りだと思います。
(レベルはかなり高いラケットですから)


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投稿者:ヨーロピアン


アコースティックカーボン(ST)


ニッタクのラケットで、アコースティック(木材5枚合板)のカーボンタイプ。
アコースティックの名前を冠してるのですが、その実、まったくアコースティックらしさはありません。
打球感はまったく別物です。
では、アコースティックのような名作になりえないのかと言うと、そんなことはなく、アコースティックではなく、特殊素材ラケットと思って使うと、見えなかった性能が見えてきます。
まず、特殊素材なのに、手に打球感が残ります。普通のカーボンですと、アウタータイプだと手に響かず、突き抜けていくような感じですが、アコースティックカーボンは比較的手にも打球感が残るし、手に響きます。しかし弱い力で打つと、あまり手に響かないので、軽く打つとカーボンっぽさが強く、強く打つと木材っぽいという不思議な感じです。

音はアコースティックよりもかなり高いです。何度も言いますが、アコースティックとは全くの別物のラケットです。
弾みもかなり弾むのですが、ぶっ飛ぶ感じではなく、板薄のアウターカーボンですので、強く打つとしなって飛んで、弱く打つとあまり飛ばないです。しかしカーボンのおかげか、あまり強打しなくても飛んでくれる手軽さもあります。

アコースティックとカーボン、どちらが良いか?:アコースティックはどんなラバーにも合うし、どんなスタイルにも適応できる、オールラウンダーな性能を持っていますが、強打のボールが、弾まないラバーと組み合わせると、イマイチだと言う事がありました。
テナジー系なら良いですが、キョウヒョウやラクザ7だと飛びが満足できない人が居るのではないでしょうか?
逆にアコースティックカーボンは非常に弾みが良く、強打でも非常によく飛び、しかも手に打球感が多少残ります。
なので、硬めのラバーでも柔らかいラバーでも大丈夫ですが、少し軟らかい方がコントロールが良く、自在性は良いでしょう。
あまり極端な性能(中国ラバーや弾まないラバー、粒高等々)のラバーには合わないと思います。何故ならカーボンによって軽く打ってもかなり飛び、ラバーの性能を打ち消してしまうためです。
アコースティックはどんなラバーにも合いますが、ボールの速さ、軽く飛ばしたい人には向いていません。
アコースティックカーボンはスピードと手に多少残る硬い打球感が特徴で、攻撃的なラバーで硬すぎないものが良いですが、極端な硬さのラバーや回転のかけ難いラバーはコントロールが難しいラケットなので難しいと感じました。

アコースティックはやはりオンリーワンの性能を持ったラケットだと思います。
しかし、硬いラケットで、でも手に多少打球感が伝わるラケットが好きなわがままな人にはアコースティックカーボンはぴったりです。攻撃的なプレーに非常に向いています。

重さはアコースティックよりかなり重く、アコースティックカーボンは5g前後重くなっています。





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投稿者:ぬりかべ


  銀河社 E-4中国式レビュー
 ※表面はデスぺラード(赤OX)、裏面は730(黒薄)を貼って使用しました。
  後に裏面にはEVOLUTION EL-P(黒 1.7mm)を貼りました。

1.ざくっとレビュー
 弾み・コントロール・打球感が高いレベルでバランスが取れた、万能型5枚合板ラケット。

2.第一印象
ブレードサイズは161mm×151mm、厚さは5.4〜5.5mm、重量は83g。サイズ・重量は中国式としては一般的ですね。グリップはやや太めですが、グリップエンドから端までがコニック型になっており、手が小さめの人にも握りやすいと思います。握りやすさと裏面の角度の出しやすさが両立した、良いグリップですね。特に日ペンを使っていた人にとっては使いやすい型になっていると思います。
 軽く球突きをしてみると、「コン」と澄んだ音がして、よく跳ねます。球突きの段階で特に強く感じるのが「打球感が良い」こと。手に響きすぎず、しかし適度な感触を残してくれるため、打った感覚で「どれぐらい飛んだか」ということが正確にイメージできます。中国製のラケットのなかでは、最も打球感が良いかもしれません。

※技術によっては粒のみ、裏のみ、粒裏両方で試打しています。
3.攻撃技術
 スマッシュ・プッシュ 7点(粒高)
 ドライブ  8点(裏)
 カウンター 8点(裏)
 スマッシュ・プッシュはかなりスピードが出ます。コントロールも良く安定するのですが、粒高独特の変化は少なめで、比較的素直な弾道になります。練習相手(男子中学生・県ベスト16)は「速いけど、揺れたりする変化はないぶん、当てることができれば返しやすいです。と述べていました。
 ドライブでは、弾みは「まずまず」という感じですが、適度なしなりがあるため回転量は「かなり」という感じです。しっかりと弧線を描いてくれるため、打点を落としたループドライブでも安定して入ってくれます。威力もありますが、安定感とコントロールの良さは抜群ですね。730でドライブを打ったときには、粘着性ラバーの「摩擦力で飛ばす」という感じが強く出ていたように思います。回転系テンションにも適していますが、粘着ラバーのほうがより「らしさ」が出ていたように思います。
 カウンターは主に裏面で使用しました。フラット気味に打っても安定しますが、自然と前進回転がかかってくれるためドライブで返した時の安定感は抜群です。スピードも出ますが、それ以上に回転量が多く、バウンド後の伸びが大きいため、カウンターの決定率は高くなりますね。

4.守備技術
 ブロック 8点(粒・裏)
 ツッツキ 9点(裏)
 粒でのブロックは、弾みのわりにはかなり抑えが効きます。また、切る・切らないの変化もつけやすく、ブロックのスピードもまずまずあるので、自分の感覚以上に相手にはとりにくいボールが出ているようです。先述の練習相手とは極守尭鍛蹐E4で相手をしたのですが、「極守兇詫匹譴詈儔修大きく、短いボールも出てくる。E4は、揺れる変化は少ないが、ブロックにスピードがあるので、切れる・切れないの変化がわかりにくい。僕はどちらかというとE4のブロックのほうが嫌ですね。」と言っていました。別の相手(社会人のペンドラ)は「E4のブロックは野球のスライダーみたいに手元で変化する」と感想を述べていました。ただし、極守尭鍛蹐魯薀吋奪般未上を向いていてもしっかり切れば返ったのですが、E4はある面を程度かぶせないとオーバーミス連発になりますので、角度調節は若干難しくなるかと思います。
 裏でのブロックは、730(薄)では粘着独特のナックルボールやカット性ショートが出しやすく、EL-Pでは自然に前進回転がかかり伸びるブロックが自然と出ました。裏ソフトでのブロックもかなりやりやすいと言えるでしょう。
 ツッツキは切れ・コントロールともに文句なしですね。どちらの裏ソフトでも強く切っても浮きませんし、回転量も十分です。横回転を入れても浮きませんので、回転の強弱や種類の使い分けで相手を揺さぶりやすいと感じました。
 裏ソフトで生徒の相手をするときは、ツッツキを切って、持ち上げてきたところをカウンターで狙う、というパターンがかなり使えました。

5.台上技術・サーブ・レシーブ全般
 台上技術点 8点(粒・裏)
サーブ点 9点(裏)
レシーブ点 8点(粒)
 サーブ時にはボールとラバーの接触時間が若干長いように感じました。相手の反応を見ると、自分の感覚以上に回転がかかっているようです。特に下回転系のサーブは「切れた」「短い」サーブを出しやすく、かなり好感触でした。そういうラケットの多くはロングサーブの威力はあまり出ないのですが、E4は弾みもあるのでロングサーブも良いですね。サーブに関しては欠点はなく、全体的に高いレベルでバランスが取れていると思います。
 レシーブや台上技術では、弾みすぎず、ボールが浮かず、5枚合板の良さが存分に出ているように思いました。左右だけでなく前後のコントロールもしやすく、プッシュの長短をつけたり、その中にストップを混ぜたりして相手を揺さぶることができました。裏面フリックではあまりスピードは出ませんでしたが、回転がしっかりかかるために安定感があり、横回転をかけて弾道に変化をつけるなどして相手を揺さぶることもできました。

6.お勧め構成
使用するラバーを選ばないとは思いますが、しなり・弾みのバランスの良さを考えると、粘着ユーザーにはぜひ使ってほしいですね。MazeProブルースポンジなどは間違いなく相性はいいでしょう。ラザントPGのような回転系テンションもかなり使いやすいかと思います。
 ドライブマンなら
E4+粘着性ラバー+回転系テンション
 異質型なら
E4+粘着性ラバー(または回転系テンション)+粒高1枚
がお勧めできます。

7.どんな人にお勧めか
 弾み最優先の選手でなければユーザーを選ばないと思いますが、特に木材5枚合板ユーザーのなかでも「コントロール性能を落とさずに弾みがほしい」と考えている選手、あるいは粘着ラバーユーザーにお勧めしたいラバーですね。
 異質の選手であれば、守備オンリーよりも攻守型に向くと思います。ただし、ディフェンシブなブレードに比べるとブロックがオーバーしやすいため、ある程度のブロック技術がある選手(中級者以上)が使った方が良いでしょうね。

8.総合評価
 戦型を選ばず、8点以上をつけて良いラケットだと思います。中でも、粘着ユーザーには9点ぐらいの性能だと思います。異質型では、守備オンリーの選手には7〜8点ぐらいかと思いますが、攻守型には8〜9点ぐらいつけられるのではないでしょうか。
 私は最近ずっと極守尭鍛蹐鮖箸辰討い泙靴燭、E4のバランスの良さにひかれ、「守備中心のときは極守尭鍛蹇廖峭況發鯊燭瓩貌れたいときはE4」と使い分けるようにしています。


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投稿者:たまねぎけんし


金星Venus14 をレビューします。拙い文章ですがよろしくお願いします。

レビュー環境 卓球歴 だらだらと20年程度 


使用ラケット 金星Venus14(ST)
フォアラバー V>01 stiff
バックラバー ヴェンタスソフト

比較ラケット ティモボルALC(ST)
ラバーは両面そのままです。

<第一印象> とにかく軽く感じました。


<フォア打ち> カーボンが入っているためか金属音が少し響きました。だだ徐々に続けているうちに音は収まりました。


<バック打ち> 思っていたより弾みませんでした。その分コントロールの調整がしやすくブロックがよく入りました。


<ツッツキ> 安定して普通に入ります。


<サービス> これも特に違和感なく回転をかけれます。


<以前のラケットと比べて> 本当に軽く感じました。ただ軽いだけではなくて安定性があります。
正直回転量、ドライブの伸びでは若干劣りますがそれに負けない安定感、特にブロック<バック側>がやりやすかったです。


<こんな人におすすめ> ブロック主戦で自分から攻撃しなくても点数を稼げる人。ラリー、引き合いが得意な人。ラケットで目立ちたい人。


<余談> 意外なところでダブルスのラケットに向いていると思います。とくにペアが攻撃型の人なら相性がいいと思います。以前のラケットは6年くらい使用していました。 こちらに変えて試合に出たら以前よりダブルスの勝率が高くなりました。ラケットを変えることはかなり勇気のいることですがぜひ試してもらいたいラケットです。これからもこのラケットで続けていきます。
あとラバーとの相性もあるとおもいます。今回は両面やわらかいラバーで使用してみたので次回は違うラバーで試してみます。


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投稿者:CUTMAN


カールP4 特薄のレビューです。

使用ラケット:松下プロモデル
フォアラバー:VS>401 1.8ミリ

使用ラバー:フェイントロング2,3、カールP1、3、4、グラスなど

【ひとことで表すと】:初級者と上級者におすすめの新スタンダードラバー!

【打球感】:今までのカールシリーズに比べると、かなりスポンジが柔らかくブヨブヨしています。そのため食い込みもよくとてもソフトな打球感です。

【カット】:食い込みがいいため安定してカットできます。抑えもききやすく、切れ味も申し分ないです。

【ツッツキ】:カールはツッツキがやりずらい、できないというイメージがあると思いますが、P4はとてもやりやすく切りやすいです。前後に揺さぶられても的確に返球できます。

【ブロック】:ほかのカールシリーズ同様、抑えが効きやすくオーバーすることが少ないです。しかしP1ほどのスピン反転能力はないと思います。

【プッシュ】:ここがP1との最大の違いだと思います。確かにやりやすいのですが球が軽くなってしまっているのか得点源にはなりづらかったです。

【他ラバーとの比較】: P1とグラスで簡単に比較してみます。

       カットの切れ味:  グラス>P1>>P4
       安定性    :  P4>P1>>グラス
       弾み     :  グラス>>>P4=P1

【おすすめの戦型】 とりあえず初心者カットマンにおすすめしたいです。また自分から切っていくような切れ味重視のカットマンにもおすすめです!

【最後に、、】 わりかし褒めてばかりですが悪いところを挙げるとすれば、試合で緊張のため当てるだけになってしまうときに球が軽くなってしまうところです。自分は緊張しやすく当てるだけになりやすいのでカールP4は合いませんでした(笑)あと自分にとってやりやすい反面相手にとってもやりやすいと思われる場面が何度かありました。なので中級カットマンのようなスイングスピードではP1の方があってるのかもしれません。しかしプロの塩野選手のようなしっかりとしたスイングであればかなり重いカットができると思います。今までのカールシリーズとは全く別物ですので敬遠していた人にも一度使ってみてほしいですね。



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投稿者:ザーシー


エボリューションMX-P(TIBHAR)レビュー 

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 基本的にペンドラ+粒高ですが、時々シェークも使います。

◆試打環境
・ラケット1
吉田海偉(Butterfly)
・フォアラバー
エボリューションMX-P 赤 1.9mm(TIBHAR)
・バックラバー
フェイントOX 黒(Butterfly)

・ラケット2
蒋澎龍(Butterfly)
・フォアラバー
エボリューションMX-P 赤 1.9mm(TIBHAR)

・ラケット3
ティモボル•ALC-ST(Butterfly)
・フォアラバー
エボリューションMX-P 赤 1.9mm(TIBHAR)
・バックラバー
エボリューションMX-P 黒 1.9mm(TIBHAR)

・ラケット4
ワルドナーオールプレイ-ST(DONIC)
・フォアラバー
エボリューションMX-P 赤 1.9mm(TIBHAR)
・バックラバー
テナジー05FX 黒 厚(バタフライ)

◆第一印象
近年、日本(もっと言えばテナジー)を意識したドイツ製ラバーが増えてきておりユーザー獲得争いが激しさを増している様に感じます。
そんなドイツ製日本系ラバーの中でも最も日本を意識しているラバーの1つがTIBHARのエボリューションシリーズです。
パッケージ、ラバー本体のトップシートの一部にカタカナ表記がされており凄く新鮮味があります。
トップシートで漢字表記はたまに見かけますがカタカナ表記は珍しいと思いますね。
バリエーションがMX-P、EL-P、FX-Pと3種類(MX-Sという4種類目が存在?)あり、スポンジの硬度とそれに合わせたトップシートが組み合わされています。
ELとFXというバリエーション名が某有名日本製ラバーを意識せずにはいられません。
今回レビューするMX-Pはハードスポンジを搭載しておりテナジーよりも真紅に近い色のレッドスポンジが目を引きます。
トップシートは透明感はあまりなく光沢があります。
粒は若干低めで回転がかけやすそうな印象です。
ハードスポンジ搭載ですがラバー全体を押すとテナジー05よりも気持ち軟らかめな感覚があります。 

◆攻撃系技術
・基本打ち
まず第一に感じることは食い込みの良さです。
ドイツ製ラバーとは思えないほどボールを掴み非常に安定感のある打球になります。
ハードスポンジ搭載とありましたが打球感はそこまでハードな印象はなくインパクトが多少弱くてもボールが落ちる感覚はありません。
球持ちがとても良いので日本製なのではないかと錯覚するほどです。
これが新時代のドイツ製ラバーの性能なのかと痛感させられました。
ただ他のドイツ製スピン系テンションラバー同様に重量がやや重め(テナジー05ほどではないが)なのでラケットをフルスイングしても大丈夫なだけの最低限のパワーは必要です。

・ドライブ
食い込ませて打つドライブは非常にやりやすいです。
回転性能と安定感が高いレベルで両立されているので回転を強くかけようとすればするほど制球が不安定になるという方にはぜひ一度試してほしいですね。
日本製ラバーを意識した最大のポイントだと思われます。
また擦る打ち方のドライブも日本製ラバーのような山なりの孤線を描いた回転量の多いボールを打つことが可能です。
相手のブチ切れカットや低く深めのツッツキもしっかり持ち上げることができます。
また回転の強弱をつけやすいので緩急を活かした戦術にもこのラバーは適しています。
他のドイツ製スピンテンションに比べ回転性能と安定感がある分スピードがやや遅く物足りなく感じますがあくまでドイツ製としては遅く感じる程度で日本製スピンテンションと比べれば申し分ない速さです。
ドイツ製スピンテンションが弾み過ぎると感じている方には丁度いいスピードだと思います。
それでもスピードに物足りなさを感じる場合はラケットを弾みの良いものに変えれば対応可能です。

・スマッシュ
球持ちが良いので安定感がありコントロールしやすいです。
弾いて飛ばすというよりも一瞬掴んで投げるというイメージですね。
従来のドイツ製スピンテンションよりはスピードが遅く感じる点はドライブにも共通しますが、相手のチャンスボールの決め球として用いるには十分な弾みです。
日本製スピンテンションのスマッシュをやや安定寄りにしたという感覚ですね。 

守備系技術
・ブロック
非常に安定したブロックになります。
ボールが食い込みやすく、相手の強打を包むような感覚で正確な返球が可能です。
ペンのサイドスピンブロックなどの回転系のブロックも抜群のコントロールによりやりやすいです。

・カウンター
相手の強打を強い弾みで弾き返すというよりも一度掴んで相手コートに投げ返すといった印象を持ちました。
また回転がかかった相手ボールに自分の回転をかけ返すことも容易なのでカウンタードライブ用いた戦術にも相性抜群です。

・ロビング
カウンター同様球持ちの良さから掴んで投げる感覚でボールをしっかり返球することができます。
しかし打球にスピードが出ないのであまり下げられるとロビングでしばらく粘らなくてはならなくなります。
持久戦が得意なプレーヤーは良いですか苦手なプレーヤーはロビングよりもカウンターを積極的に用いて自分の攻めに転じましょう。

◆台上系、サーブ、レシーブ
・ストップ、ツッツキ
そつなくこなせるという印象です。
従来のドイツ製スピンテンションに比べ球持ちが良いので、ドイツ製のストップやツッツキの制球の難しさがネックだったプレーヤーにはぜひ試してほしいですね。

・ショート、プッシュ
非常に安定感があります。
特にペンのバックプッシュは球持ちが良さからボールを掴む感覚で安定した打球が可能です。
コースを狙えばプッシュでの得点も可能です。
プッシュが武器になるラバーですね。

・フリック、チキータ
台上での攻めもやりやすいです。
他のドイツ製スピンテンションや弾みの良い日本製スピンテンションの方が威力はありますが、安定感はエボリューションMX-Pに軍配が上がるのでミスを減らすことができる点は好印象です。

・サーブ
球持ちが良く回転がかけやすいです。
スピン系ショートサーブやスピードロングサーブなど様々なサーブが出しやすいです。
それぞれラバーの種類によってサーブの種類にも得意不得意ありますが、エボリューションMX-Pはどんなサーブにも万能に対応できます。
サービスバリエーションが豊富なほど有利に戦えるラバーですね。

・レシーブ
台上の安定感は突出しています。
ボールのスピードは他のドイツ製スピンテンションに劣りますが、それを踏まえた上でも抜群の安定感により正確なレシーブが可能です。
ミスが少ないため自信をもってレシーブから主導権を狙うことができます。 

◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、片面ラバーのペンドラの選手にオススメです。
WRMのHPで記載されているようにペンドライブ型は一枚のラバーで全ての技術をこなさなければなりません。
エボリューションMX-Pは技術の得意不得意にムラがなく全てに安定感を発揮します。
また日本製スピンテンションのような回転性能と安定感を高レベルで両立しつつ弾み過ぎることこないスピードを持つエボリューションMX-Pはまさにペンドラにぴったりのラバーです。
檜単板の日本式ペンホルダーに組み合わせればフットワークを活かしたオールフォアの伝統的なペンドラスタイルが可能です。

B、両面同じラバーを使用しているシェーク両ハンドドライブの選手にオススメです。
安定感がありどんな技術にも万能なエボリューションMX-Pはフォアバック両方で使用しても十分な性能を発揮します。
内側特殊素材や弾みの強いラケットと組み合わせれば回転性能と安定感、そしてスピードを両立したオールラウンドプレーが可能です。
ティモボル選手のようなループドライブでのチャンスメイクを軸に両ハンドカウンターからの攻撃を得意とする選手に相性が良いです。

◆まとめ
かつてのラバー市場の傾向として日本系ラバーは日本人の戦型、ドイツ系はドイツ人の戦型、中国系は中国人の戦型に合わせた性能を意識して開発されており、微妙な違いはあれど大体似たような部類に分けられるような時代が続いていました。
しかしノングルー時代に入り近年のスピン系テンションラバーの台頭によってその傾向が変化しているように感じます。
メーカーが自国ではなく他国を意識して開発したラバーが続々登場して注目を集めています。
日本製またはドイツ製なのに硬いスポンジに粘着性のシートを合わせて猛烈な回転をかけることが可能なまるで中国系のようなラバー(VEGACHINAなど)
日本製または中国製なのに非常に弾むトップシートとスポンジを使用し直線的な弾道でスピードが出るまるでドイツ系のようなラバー(アグリットスピードなど)
ドイツ製または中国製なのに引っ掛かりの良いトップシートと食い込ませやすい硬さのスポンジを合わせて打球が山なりの弾道になりやすいまるで日本系のようなラバー(ブルーファイアJP01ターボなど)
しかしここまでドイツ製ラバーで日本を意識したラバーは珍しいです。
日本製スピンテンションに限りなく近くも全く同じではない個性があるエボリューションMX-Pでした。


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投稿者:just


プラスチックボール レビュー

■レビュー環境
・使用ボール
3スター XUSHAOFA
1スター 紅双喜
1スター 双魚
セルロイド ニッタクトレーニングボール
・使用用具
ラケット1 インナーフォースZLC テナジー05 土星pro
ラケット2 ビスカリア キョウヒョウNEO3 テナジー64
ラケット3 キョウヒョウ王 キョウヒョウ3−50 天弓5

■はじめに
今年はプラスチックボール元年ということですがまだまだ情報が少ないというのが現状だと思います
そこで今回入手できた3種類のプラスチックボールとセルロイドのニッタクのトレーニングボールを比較すると共にプラスチックボールに対応しやすいラケット、ラバーを個人的な感想ですがレビューしたいと思います

■第一印象
プラスチックボールは箱のデザインが派手になったように感じます
特に紅双喜は1スターにも関わらず馬龍選手を使うあたりが結構デザインに力を入れてようにも感じました
品質はXUSHAOFAは3スターということでブレが少なくとても品質が高いです
紅双喜と双魚は1スターという現状では一番低いグレードのボールのためかブレが大きく特に双魚は酷く個体差も大きいため品質的に悪く感じました
XUSHAOFAは縦一列に6個入り、紅双喜が縦二列に10個入り、双魚は縦二列に6個入りの箱というように日本製の3スターボールのように3個入り、多くて12個入りという固定概念は今回入手したボールはなかったです
価格はXUSHAOFAが一個あたり330円、紅双喜と双魚が約50円程度と試合や試しに打つ分には良いにしても練習球としてはまだまだ高いと言えます

■繋ぎ目
今回は繋ぎ目無しがXUSHAOFAのみで繋ぎ目が無いことでの違いは個人的には無いように感じました

■厚み
比重がプラスチックの方が軽いため必然的にプラスチックボールの方がセルロイドより厚いです
プラスチックボールの中では
厚い 双魚>XUSHAOFA>紅双喜 薄い 

■打球感
軟らかい セルロイド>紅双喜>双魚>XUSHAOFA 硬い
打球感が一番近い紅双喜でも違いが大きく、慣れないと違和感を感じると思います

■弾み・伸び
弾む XUSHAOFA>双魚>紅双喜>セルロイド 弾まない
伸びが良い XUSHAOFA=双魚≧紅双喜>セルロイド 伸びが悪い
弾み自体の差はそこまで大きくないですが伸びはプラスチックボールの方が伸びやすく良く伸びるようになっているため大きなラリーがやりやすく感じました

■回転量
多い セルロイド>紅双喜>XUSHAOFA≧双魚 少ない
回転量がセルロイドに比べかなり少なく粘着ラバーにとってはとても苦しくなります
さらに擦り打ちだと滑りやすく食い込ませるよりも回転量が少ないため擦り打ちに特化する粘着ラバーには特に打撃が大きく感じました

■プラスチックボールに対応しやすいラケット・ラバー
・ラケット
合わせるラバーにもよりけりですがセルロイドに感覚を近づけるならば今の使用しているラケットより軟らかいラケットにすることをおすすめします
特にアウターの特殊素材だと硬さを感じやすく、回転を掛けづらく感じると思います
・ラバー
擦るより食い込ませた方が回転を掛けやすく掛かるため硬いラバーだとかなりのスイングスピードを必要とします
そのため今使っているラバーより軟らかいラバーの方が打球感や回転量を近づけることができます
粘着ラバーはセルロイドのような回転量を出すことが困難で軟らかいラケットと合わせたり硬度を一つ落とすなど試行錯誤を他のテンションラバーなどより必要だと思います 

■まとめ
・紅双喜
今回入手したプラスチックボールの中では一番セルロイドに近い感覚でプレーすることができました
・双魚
1スターのクオリティとはいえブレが大きいのが難点
感覚はこの3球の中では中間程度でした
・XUSHAOFA
3スターのためか品質が良いですが価格が高く、セルロイドの感覚が最も遠いボールでした
プラスチックボール全般的に言えるのがセルロイドに比べ打球感が硬い、ボールが重く感じる、回転量が減る、擦るより食い込ませる方が回転が掛かるし掛けやすい、ボールの伸びが良くなると感じました
特に硬い粘着ラバーを使っている方には今のラバーの変更や打ち方を変える必要があるように感じました
逆に土星proのようなかなり軟らかいラバーの方がNEOキョウヒョウ3より回転が掛かるようにくらいラバーの性能がプラスチックボールだと逆転してしまうように感じました
他のメーカーのプラスチックボールも気になりますができる限りセルロイドに近く、安価で品質の高いボールを提供していただきたいです


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投稿者:book


エボリューションMX-P(TIBHAR) レビュー
使用ラケット:インナーフォースZLC-FL
使用ラバー:(フォア) エボリューションMX-P 2.1mm、(バック)ファスタークC-1 厚
卓球歴:12年、右利き、全日本学生、全日本社会人出場程度

○今回のテーマ
「テナジー05との比較」
「対表ソフト、湿気の多い日での感触」

○第一印象〜試打
※主にフォア面でのテナジー05との比較を行っていきます。
・シート、スポンジの硬さ
硬い エボリューションMX-P > テナジー05 柔らかい
・スポンジの気泡の粗さ
粗い エボリューションMX-P > テナジー05 細かい

第一印象はこんな感じです。ラバーの重さは計っていませんが、この後試打してみたところエボリューションMX-Pの方が明らかに重かったです。また、エボリューションシリーズはどれもそうなのでしょうか。スポンジ表面に接着剤のようなものが塗られてあり、光沢があります。それ自身に接着効果があるのかは確認していません。ですのでラバーとラケット両方にファインジップを塗りました。エボリューションMX-Pは気泡が粗いため、接着層を剥がすのが大変でした。
 次に試打です。全体的にテナジー05より硬くて重いため、ミート打ちの段階ではエボリューションMX-Pの方が良く飛びますテナジー05はボールに当てただけで勝手に回転がかかる感覚がありますが、エボリューションMX-Pも少しその感覚があります。他のドイツ製ラバーと比べてかなりテナジー寄りのラバーなのだと感じました。
・ラバー重量
重い エボリューションMX-P > テナジー05 軽い
・ミート打ちの弾み
弾む エボリューションMX-P > テナジー05 弾まない

○攻撃系技術全般
次にドライブをしてみました。
・擦ったドライブの回転量
多い テナジー05 > エボリューションMX-P 少ない
・食い込ませたドライブの回転量
多い エボリューションMX-P ≧ テナジー05 少ない

擦ったドライブの回転量はテナジー05の方が多かったですが食い込ませてドライブするとエボリューションMX-Pの方が良い感触で、かなり回転もかかりました。相手コートについてからの球の伸びも良かったです。しかし、テナジー05よりは球持ちが悪いため、ドライブの安定感はテナジー05の方があります。
 次に表ソフトのブロックに対して何本もドライブを打ってみました。レビュー動画の中でxiaさんは「表ソフトは全然苦じゃない」と言っていましたが、まさにその通りでした。ナックル性のボールに対して、テナジー05の時よりミスが減りました。これはテナジー05より回転の影響を受けなくなったのと、テナジー05より弾みがUPしたことがうまく組み合わさったからだと思います。これは対表ソフトだけでなく、湿気が多い日にも同じことが言えます。湿気の多い日はナックル性のボールが多くなりますが、苦にならなかったです。
スマッシュは文句なしでエボリューションMX-Pの方がやりやすく、速い球が出ました。これはエボリューションMX-Pの方が球離れが速いからだと思います。
・球離れ
早い エボリューションMX-P > テナジー05 遅い

以上、攻撃系技術について述べましたが、テナジー05より硬くて重くなった分、ある程度のスイングスピードが必要です。ドライブを多用する女性や、力の無い方にはあまりお勧めできません。 

○守備系技術全般
・ブロック・カウンターのやりやすさ
やりやすい エボリューションMX-P > テナジー05 やりにくい

これは球離れと関係してくるかと思います。テナジー05だとどうしても回転の影響を受けやすくなるため、ブロックがやりにくいですが、エボリューションMX-Pは非常にブロックがやりやすかったです。また、カウンターについても同様です。球離れが速い分、軽くこするだけで入ります。
・ブロック・カウンターのやりやすさ
やりやすい エボリューションMX-P > テナジー05 やりにくい
・つっつき、ストップの回転量
多い テナジー05 > エボリューションMX-P 少ない
やはり「回転量」ではテナジー05には劣るため、ブツ切れのつっつきやストップはあまり向いていませんが、回転の影響を受けにくいエボリューションMX-Pはストップがやりやすかったです。レシーブもエボリューションMX-Pの方がやりやすいです。バックでブロック用として使用するのなら、女性の方にもおススメできます。

○メリット、デメリット
メリットは、ドイツラバーの中では湿気や対表ソフトに強いということと、テナジー05に比べて守備系技術がやりやすくなったということです。テナジー05より全体的に扱いやすくなったと言えるでしょう。
デメリットは、テナジー05に比べて回転量が落ちることと、重量があるということです。そこまでデメリットはありません。強いて言うなら、ラバー表面に書いてある「スピード、スピン、パワー」という文字が気に食わないくらいです(笑)

○総評、こんな人におススメ
「球離れが早くなったテナジー05」という表現が一番だと思います。
打って良し、守って良し。ヨーロッパ系のラバーの中ではかなり高性能な部類です。
フォア面で使用するなら中・上級者、バック面でなら初心者や女性の方にもおススメできます。今回は使用してまだ2週間程度なので、「ラバーの寿命」に関しては検証できませんでした。

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