卓球ラバーレビュー[卓球用品比較評価サイト]

卓球用品レビュー[評価]サイトです。

投稿者:ザーシー


ターゲット・ULTIM50
(cornilleau)

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 ペンドラ+粒高、時々シェークも使用

◆試打環境
・ラケット?
ガシアンエキストラ3D-ST(ヤサカ)
・フォアラバー
ターゲット・ULTIM50黒2.0mm(cornilleau)
・バックラバー
ラクザ9赤厚(ヤサカ)

・ラケット?
パラドックス-R(バタフライ)
・フォアラバー
テナジー64赤厚(バタフライ)
・バックラバー
ターゲット・ULTIM50黒2.0mm(cornilleau)

◆第一印象
cornilleauのラバーは今回初めて使用します。
スポンジが硬度50度とのことで非常に硬いです。
トップシートは触ると引っ掛かりが強くドイツラバーの中ではトップクラスだと思います。
さすがタイヤメーカーのミシュランが開発に携わっただけありますね。

◆攻撃系技術
・基本打ち
スポンジの硬度は50度ですが意外にも球持ちが良いです。
ボールもコントロールしやすく狙い通りの所にボールを打てます。
コッパX1ターボはスピードが速く直線的な弾道でしたが、ターゲット・ULTIM50はスピードが速く直線的な弾道でありながらも安定感があります。 

・ドライブ
食い込ませる打ち方のドライブはスポンジが硬いのでインパクトに若干の力が必要ですが、放たれたボールはスピードが非常に速く相手コートで伸びていきます。
相手を後陣に下げることも容易です。
またドイツ系ラバーらしい猛スピードに加えて日本製ラバーのような強いグリップ力がボールに安定感を与えます。
このコントロール性能の高さもこのラバーの特徴です。
擦る打ち方のドライブも高いグリップ力により強烈なスピンがかかります。
ドイツ系ラバーの中ではトップクラスの回転性能だと思います。
スピード、スピン、安定性が高いレベルで両立されているラバーだと感じました。

・スマッシュ
非常に速いスピードを誇りながら、高い安定性能から狙い通りのコースにボールを打つことが可能です。
従来のラバーではスピードとコントロールのどちらか片方を優先した場合、もう片方が犠牲になりやすく自分のプレーでカバーしなくてはなりません。
しかしこのラバーはスピードとコントロールの両方を活かすことが可能です。
スピードボールをコントロールしやすい点がこのラバーの強味です。
これはドライブにも共通します。

◆守備系技術
・ブロック
当てるだけのブロックはやや飛び出しやすい印象を受けます。
しかしサイドスピンブロックなどの回転をかけたブロックは非常に良く安定します。
ただ返すのではなく、引っ掛かりの良さを活かしたスピン系ブロックで反撃に備えると良いと思います。

・カウンター
引っ掛かりが良いので、相手の回転に押し負けずにカウンターを狙っていけます。
しかしスピードと安定性がこのラバーの強味なので、相手の攻めたボールのカウンターを狙うよりも自分からバシバシ攻めていくプレーの方が向いていると思います。

・ロビング
粘るプレーでも安定感があるので無難にこなせます。しかしスポンジが硬いので、後陣から飛距離を出すには強くインパクトする必要があり、連続してロビングをするのは難しいです。
やはり攻めに転じてこそ活きるラバーだと思います。 


◆台上系、サーブ、レシーブ

・ストップ、ツッツキ
台上プレーにも安定感はありますが、少し角度を間違えると思わぬ方向にボールが飛び出してしまいます。多少の調整や慣れが必要です。

・ショート、プッシュ
弾道がやや直線的なので多少の角度調節が必要ですが、コースを狙うコントロール性能は高いので攻めに繋げる武器になります。

・フリック、チキータ
攻撃的な台上プレーはスピードと安定感が両立されていて非常に良いです。
チキータは擦るのにやや慣れが必要ですが、強烈な回転がかかるので使いこなせば決定打にもなります。

・サーブ
スピン系のロングサーブが非常に効きます。
安定性を活かしたショートサーブも有効ですが、やはりスピードナックルと強烈なスピンをかけたロングサーブを使い分けて崩す方がこのラバーには向いていると思います。

・レシーブ
弾みが強いラバーなので多少の慣れは必要です。
ですが引っ掛かりが良く安定感があるのでドイツ系ラバーを普段から使っているプレーヤーには難しいことはないと思います。
確実なレシーブで攻めに繋げていきましょう。

◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、猛スピードが出ることに加えて安定性も兼ね備えているのでドイツ系ラバーを初めて使用する、または過去に断念したという方にオススメします。
使いやすい木材のラケットに合わせて進化したドイツ系ラバーを体験し、好みに合えば徐々に弾みの強いラケットにシフトするのも良いと思います。

B、ラバーに更なるスピード性能を求めるプレーヤーにもおすすめします。
特殊素材などの弾むラケットに合わせれば、常に先手を取って攻めていくドライブ速攻プレーに威力を発揮します。

◆まとめ
最近のドイツ系ラバーは日本製ラバーのように回転性能に重点を置いたものが増えてきました。
しかしこのターゲット・ULTIM50はスピードが速いドイツ系ラバーの特徴を伸ばしながらもスピンと安定性との両立を高いレベルで実現した進化したドイツ系ラバーです。
グリップ力の高さはトップクラスでコントロールもしやすいので、ドイツ系ラバーを初めて使用するプレーヤーにも是非手に取って頂きたいです。

投稿者:付属品


水星2WRM特注37度とレッドローズの相性レビュー


■レビュー環境
・卓球歴4年目になります
・使用ラケット
レッドローズ(上板硬め 5枚+内側に極薄カーボン)
F 水星2WRM特注37度 黒
B アポロ2 1.8 赤
ファインジップ1度塗りです。

■初めに
WRMのTAKZINEや初期ロットの
レッドローズセット等で水星2WRM特注の39度とレッドローズの相性がいいと言っていましたが、他の硬度は?と思い、今回は37度との相性のレビューをします。

■攻撃技術全般
・軽打
最初の2日ほどは粘着で玉を持ちすぎる感じがありオーバーミスしました。それ以降は軽打でもよく飛びました。これより2日目以降の使用感になります。

・ドライブ
テンションには勝てませんが、なかなかのスピードとかなりの回転のドライブが打てます。それほど強いインパクトがなくても、充分なドライブになるので緊張した場面に強いでしょう。そして37度であっても相当取りにくい玉が出るようでブロック相手が大変そうでした。

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
硬い粘着のような当てるだけでは落ちる。と言うのがなく、相手のドライブ等に対して当てるだけで相手コートに入ります。しかし素直な球になりやすく、浮きやすいのでコースを考えなければ連続で喰らいました。

・ツッツキ
切れます。テンションや柔らかい粘着テンションより切りやすさもありますが、硬い粘着等に比べたら、浮きやすく、長くなります。

・フリック
こするだけでなく、弾くのもやりやすいです。硬い粘着は弾くのがやりにくい傾向にあるのですが、37度はテンション感が少し強く弾きやすいです。コースを考えればノータッチを狙えます。

・サーブ
ツッツキ同様切れます。テンションに比べたら短く切れたサーブが比較的出しやすいです。硬い粘着と比べたら比較的長くなりやすいです。
硬い粘着は短く切れたサーブが出しやすいですが、ロングサーブが遅くなります。テンションはロングサーブが出しやすいですがショートサーブ時に短く出すのが難しいです。
37度はいい意味で粘着テンションだなぁと感じます。硬い粘着ほどではないにしろ、短く出しやすくロングサーブも主戦武器まではいかずとも充分使えるレベルになります。

■まとめ
個人的にレッドローズに37度の組み合わせは素晴らしいです。
TAKZINEにも推奨ラバーに37度を足してもらいたいですね(笑)
この組み合わせなら粘着を使ったことない方やインパクトがそれほど強くない方にもオススメできますし、硬い粘着に比べたらスマッシュも充分な武器として使え、中陣に下がったら弾む粘着テンションだなぁと思うほど楽にドライブの引き合いもできます。
レッドローズを使用していて、まだ試したことがない方はぜひ37度の組み合わせも試してみてください。

水星2WRM特注の詳細はこちら

レッドローズの詳細はこちら


投稿者:just


1Qサウンド(TIBHAR)レビュー

■レビュー環境
・使用ラケット
水谷隼
・使用ラバー
1Qサウンド 赤 MAX
・重量
パッケージ込み重量108g→ラバーカット前重量70g→ラバーカット後重量47g
5Qと同等の重さで硬めのスピン系テンションラバーよりは軽いですが軟らかいラバーとしては重めと言えるでしょう
■第一印象
眩しいぐらいの水色のパッケージがとても派手です
ラバー本体は相変わらずの変わったカッティングでとても品質が高いです
スポンジはサウンドという名の割にあまり軟らかくなくミディアム程度のやや軟らかい黄色のスポンジが採用されています
シートはノーマルの1Qと同様らしくとても引っかかりが強く肉厚で粒の密度が高いシートです
そのためラバーに深く食い込みにくく思ったより硬く感じました
5Qの後継ということですが引っかかりが強いので回転の影響を強く受けるのではないかという印象でした
主にバック面での使用です
■攻撃技術全般
・軽打
球離れがやや早く軽いタッチでもボールを飛ばしやすく特に難を感じませんでした
弾道は中弾道でスピード感と安定性のバランスがとても好印象です
・ドライブ
やや軟らかいため擦るとスピードが出なかったり変に引っかかることがあるためあまり擦る打法は向いていないように感じ基本的に食い込ませる方が良かったです
軟らかいスピン系テンションラバーの中では回転量、グリップ力が良くスピードも特に不満を感じるほどではないため威力がこのクラスのラバーの中では高かったです
ただ強いインパクトだとパワーロスしやすくそこは軟らかいラバーの宿命ですね
また食い込みがある割に球離れが早いためコントロールが難しいです
弾道はやや弧を描くため飛距離は出しやすいですが後陣まで下がると失速しやすいため中陣までがプレー領域としては無難だと思います
・ミート打ち
しっかり弾けば心地良い金属音と共に直線的でスピード感のあるボールが出ます
弾みが強いので大きなスイングをする必要があまりなくショートスイングで連打するのに向いています 

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
5Qのような当てるだけでカウンター並みのスピードが出るということはないですがシートの引っかかりの割に回転の影響を受けづらい点が好印象でした
伸ばすブロックは軽く食い込ませるだけで伸びやスピードが十分なボールが出るため他のラバー以上に回転を掛ける意識がなくても楽に伸ばすことが可能です
5Qより劣るとはいえブロック自体のコントロールしにくいぐらいにスピードは速く、合わせるだけでも十分効果的です
その分短く止めるブロックやサイドスピンブロックは困難で伸ばすブロックやカウンターなどを多様した方がいいと思います
・カウンター
相手の球威に負けない力強さがあり弾みが強いのでショートスイングでも十分なスピードのカウンターが可能です
5Qに比べカウンタードライブがやりやすく自在性が高く感じました
・ツッツキ
弾みの割にコントロールがしやすく浮きづらいので思いのほかストップもしっかり止めやすかったです
ただ回転の影響を受けやすく、食い込ませると大きく弾むのでレシーブや切れたツッツキに対してボールタッチが要求されます
切れ味はこの手の軟らかいスピン系テンションラバーの中では平均的と言えますが浮きづらく直線的な弾道は特徴的だと思いました
・フリック
弾く、擦る共に無難にこなすことができますがスピードが速くコントロールが難しいので擦って回転を掛けて安定性を出した方が良いでしょう
初めは飛びすぎでオーバーミスが多発すると思いますが慣れればそのスピードが武器になると思います
・チキータ
引っかかりが良いので多少強い下回転のボールでもしっかりとチキータすることができます
威力も申し分なく得点力が高いです
ただ初速が速いのである程度スイングスピードがないと回転を掛けられず棒球になりやすいです
■サーブ
硬めのスピン系テンションラバーには回転量は劣るものの軟らかいラバーと考えると回転量に不満はないです
弾みが強いのでショートサーブは抑えにくくロングサーブが向いているでしょう
特にバックサーブはスピード感があり滑るような弾道で好印象でした 

■おすすめのプレイヤー
弾みが強いのでバック面で使用するならある程度基本技術が身についていてスイングスピードがある方でないとラバーに振り回されると思います
フォア面での使用ならラリー主体で前陣での早い卓球をする方に向いているように感じました
オールラウンドなプレーに攻撃力を加えたい上級者のバック面に特におすすめします
■相性のいいラケット
アウターの特殊素材の水谷隼としか合わせていないため一概には言えませんがアウターの特殊素材や7枚合板などの硬めのラバーと合わせる方がこのラバーの特徴が生かせると思います
■まとめ
ブロック性能が高いという謳い文句でしたのでスピード性能が高く上回転に強いのはある程度想像できたのですがこのラバーは回転性能も高く非常に高いバランスのラバーでした
シートが硬いためサウンドという名の割に軟らかくなくミディアム程度の使用感です
弾みが強く球離れが早いためコントロールが難しく回転を掛けるのも多少スイングスピードが必要になるためしっかりと基本技術の身についた上級者向けのラバーと言えます
前陣でのカウンターなどの早い卓球から中陣でのラリー戦までしっかりと打ち勝つことができるとてもハイレベルなバランスを持ったラバーです
5Qほど際立った性能はないもののより実戦向けでオールラウンドに使うことができます
かなり高い価格帯なのがネックですがそれに見合った性能を持ったとてもポテンシャルの高いラバーでした

投稿者:なお


ラザントターボ

ラザントターボ2.1mmレビュー 

■商品説明
トップシートとスポンジに新しい力を注ぎ込んで仕上げられた新型ラザント。
絶対的な正確さは維持しつつ、スピードのギアをさらに一段階向上させた。
この性能はあなたのプレーにかつてない衝撃を与える。 
Made in Germany
スピード 114
スピン 113
コントロール 81

■レビュー環境
 ・戦績 県大会出場程度
 ・使用ラケット コルベル
         馬琳エキストラオフェンシブ
         王道04
         サムソノフフォースプロ

■第一印象
  今、話題になっているドイツ製ラバーです。
 もはや卓球業界では有名な鮮やかな緑色のスポンジです。
 しかし、その派手な見た目でだけではなく性能も良いというので
 また、もうすぐラザントパワーグリップも発売されるということだったので
 今回、購入しレビューすることにした次第です。
 
 開封してみるとやはり目立つのは緑スポンジです。
 目がチカチカして、遠くからでもよく分かります。
 しかし、シートの引っ掛かりもすごく良くてこれは期待できるラバーだなと感じました。
 硬度は表記では47.5°となっており、ラザントよりも硬いことになっていますが、
 触ってみるとラザントより少し柔らかい程度になっています。

■ドライブ
 擦って打った時の回転量は凄まじいですね。
 相手が、ドライブを抑えきれていませんでした。
 しかし、弾いてドライブをしてしまうと、スピードだけで回転量はあまりないので回転重視の方は、擦って打てる  技術が必要です。
 なので、擦って打つループと、弾いて打つスピードドライブのメリハリがすごくつけやすいという印象でした。
 また、失速もないので良かったです。
 最近のスピン系テンションラバーの中でも、指折りの回転量でした。

■スマッシュ
 引っ掛かりが良いのに、弾きやすいのでスマッシュも打ちやすかったです。
 粘着ラバーのようなスマッシュではなく、テンションラバーらしい球筋でした。
 スピードも十分で一発で打ち抜けるレベルはあると思います。
 ドライブ同様、失速しないので良かったです。
 安定感もあって、このラバーはドライブだけではないと思わせてくれました。 
 
■台上技術
 ツッツキは擦ると強烈な回転が掛かり、相手もボトボト落としていました。 
 ツッツキだけで、格下の選手から2〜3点は取れました。 
 ただし、当て気味にツッツキをすると、浮きやすくなるので、ツッツキは強気に薄く切っていくことが重要だと思  います。
 チキータは動画で言っておられた通り、上に飛びました。
 上に飛ぶことによって安定感が増えました。 
 また、回転量も素晴らしいのでチキータはとても良かったです。 
 フリックも、安定しました。
 ストップは止めづらいですが、弱いタッチでやると気にならないレベルです。
 台上技術で特筆すべきは、台上バックドライブです。 
 引っ掛かりの良さで台上ドライブの持ち上がりが素晴らしいです。 
 スピードも十分で一発で得点になります。
 
■ブロック
 まるで、球を吸収したかのようにブロックが出来ました。 
 弾みすぎることなく相手コートに入ってくれます。
 ナックルブロックやカット性のブロック、サイドスピンを入れたブロックなども、
 問題なくできました。
 回転をつけたブロックは強い回転をだせて相手のミスを誘えました。
 また、相手の回転が強くても、回転を殺してくれて非常にブロックは安定しました。
  
■カウンター
 相手の球を利用した強いカウンターができました。
 弾みすぎることなくコントロールもつけることが出来て安定しました。
 また、スピードも十分あり、カウンターとして、非常に満足できるものでした。 
 
■サーブ
 シートのおかげで、とにかく非常に切れたサーブが出せました。
 また、長短もつけやすかったです。
 下回転、横回転ともに満足できる回転量でした。
 また、ショートサーブだけではなく、ロングサーブも早く、コースもしっかり突いた球が出せて、実用的でした。

■カット
 テンションラバーらしいカットが出せますが、カットするには少し弾みすぎる感じがしました。
 また、擦るとかなり切れますが、当ててしまうとあまり切れませんでした。
 ちなみにロビングがとても安定しました。 
 ロビングを多用するヨーロッパの選手が多く使用しているのもうなずけました。
 ロビングからの展開がしやすくなり、後ろに下げられても得点が取れるようになりました。 

■ラケットとの相性
 個人的には、王道04がとても相性が良くて、弾みすぎず、弾まなさすぎず、丁度良かったです。
 回転もとても掛けやすくて、安定します。
 なので、内側に特殊素材が入っているラケットと相性が良いと感じました。 
 外側に特殊素材が入っているラケットは少し弾みすぎた感じがしました。
 5枚合板、7枚合板は内側に特殊素材が入っているラケットよりも、安定感がさらに増した感じでした。
 回転もさらに掛かるので、安定感が欲しい人は5枚合板や7枚合板でも良いと思いました。

■総評
 最近のドイツ製ラバーの成長は目覚ましいですね。
 日本製の高性能ラバーにも品質、性能ともに引けを取りません。
 寿命が少し短いのと重量があるのが欠点ですが、それでも使いたくなる性能がこのラバーにはあります。
 シートの引っ掛かりと弾き易さのおかげですべてのプレーが安定します。
 それでいて最近のラバーらしくしっかりとした弾みも持ち合わせています。
 長短がとてもつけやすくて攻めと守りのメリハリがつけることが出来ます。
 特にブロックとドライブの精度と威力は素晴らしいです。
 擦る技術さえあれば、硬度も柔らかめなのでドライブ型の選手なら誰でも満足できるとおもいます。
 また、後ろに下げられてもそこから盛り返せるので死角がありません。
 グリーンのスポンジも目立ってかっこいいです。
 ある意味、才色兼備なラバーです。
 ラザントパワーグリップも発売されました。
 ラザントターボ以上のグリップ力となるとさらなる高性能なラバーな気がします。
 これからもドイツ製ラバーの進化から目が離せません。
 
■備考
 使用接着剤 ファインジップ一度塗り

投稿者:book


MAZEpro52度(SWORD) レビュー
使用ラケット:インナーフォースZLC-FL
使用ラバー:(フォア)MAZEpro52度、(バック)Bomberd極薄
卓球歴:12年、右利き、全日本学生、全日本社会人出場程度

○レビューの前に
MAZEpro52度(以下52度)を使う以前はキョウヒョウNEO3をフォア面で使用していましたが、私の力では威力のあるボールを打つことができませんでした。ですが粘着ラバーへのあこがれも捨てきれず、もっと簡単に扱える中国製ラバーを探していたところ、このラバーを見つけました。主に、MAZEpro48度(以下48度)との比較をしていこうと思います。

○第一印象〜試打
まず、予め付いている膜のおかげで弾むのですが、かなり重いです。ですので、私は途中で膜を剥ぎ使用していました。弾みは落ちますが、こちらの方が自分で打っている感覚が伝わってきて、コントロールしやすかったです。弾みが落ちるといっても、キョウヒョウの膜月よりは弾みました。打球音は中国製ラバーらしく高音を響かせますが、膜がついているときの方が音は高いです。膜を剥がしている方が山なりの弧線になって安定感がありました。軽打の段階では48度と52度の違いはあまりわかりませんでした。「まぁ、若干硬くなったかな」ぐらいです。

○攻撃系技術全般
毎回述べますが、中国製ラバーは軽打とドライブで弾みが全然違いますね。ドライブを打つと、伸びのあるボールが打てます。これは48度も52度も共通でした。ではどこで違いが出るのか?僕は下回転打ちと引き合いとカウンターとの3つにおいて、大きな違いを感じました。まずは下回転打ちから述べます。52度は下回転打ちが簡単に持ち上がります。切れた下回転もあんまり苦戦することなく持ち上がりました。この点48度は下回転打ちが難しかったです。特にカット打ちは52度のほうが断然やりやすかったです。次に引き合いですが、そもそも52度は引き合いが強いというのが売りだったと思います。その通りだと思いました。少し回転をかけるだけで何本も返せます。ただ、それだけでは高い弧線を描いたロビングのようになってしまいます。相手に打ち負けないボールを後陣から打つのは、やはり筋力が必要です。まして中国製ラバーなので、そもそも下がったら負けだと思います。それでも、52度は中国製ラバーの中では下がってもまだ粘れるラバーだと思いました。球質はテナジーなどに比べたら異質なので、そこで有利になるかと思います。最後にカウンターですが、これに関しては振ったら入る感じです(笑)是非買って試して頂きたいです。カウンターの感覚も良くなるので、カウンターが苦手な人はこのラバーで感覚をつけると良いと思います。 

○守備系技術全般
特にやりづらい技術はありませんでした。ブロックもしっかり押さえられますし、少し回転かければカウンター製ブロックにもなります。またラバーが硬い分、当てるだけのブロックはナックルになるのでそこは有利です。しかし安定感のあるブロックを求めるのなら48度の方が良いと思います。つっつきも切れますし、ストップも止まります。これを言ったらお終いですが、つっつきの切れ味やストップがしっかり止まるというのは個人のセンスで変わってきます。それはどの技術に関してもそうなのですが、つっつきやストップは特に感覚が必要だと思います。ただ、それらの技術が苦手の人には52度は扱いやすく、感覚もつけやすいかとは思います。

○メリット、デメリット
メリットは少しこするだけでボールが入るところです。ラリー戦での安定感が増します。また、下回転打ちのミスが減るところです。
デメリットはありません。強いて言うなら、威力が落ちます。48度に比べると、しっかり振ったボールの威力は上ですが、それが毎回出せないと、他は棒玉になりやすいです(逆にその棒玉が相手に効くのですが)。ラリーが続くということは、安定感が増す反面、威力のあるボールが打ちづらいということです。

○こんな人にオススメ
テナジーやドイツ製テンション系ラバーから粘着ラバーに乗り換えたい人、キョウヒョウだと威力が出ないけど、粘着ラバーをどうしても使いたい人。とりあえず、一度使って損はしないラバーです。

投稿者:働くカットマン


【レビュー対象】
1Q 2.1mm/赤 (バタフライ表記でトクアツ相当)

【卓球歴・普段の使用用具】
カットマンやり続けて12年
攻撃:守備 サーブ時 5:5 レシーブ時 3:7 ぐらいの割合です。

ラケット:ビオンセロST
フォア:テナジー05FX 1.9mm/赤 (バタフライ表記でアツ)
バック:フェイントロング3 超極薄/黒

【はじめに】
テナジー05FXの厚から特厚への変更を考えていた頃、初めてWRM店舗へ行った際の記念品感覚で購入。
「どうせ一番良いのはなんだかんだでテナジーなんだから…」とこの時は思っていましたし、実際05FX特厚を発注していました。
店員さんにも「ぶっちゃけテナジーと比べてどうなんすか??」と不躾な質問をする始末。ゴメンナサイ。

主に05FXとの比較を中心に書きたいと思います。

【注意点】
公式HPに「ブレード面の長さ163mm、幅154mmのいずれかを超えるラケットには使用できません。」という注意書きがあります。
しかし、これ、気にする必要はありません!
おそらく販売当初よりも大きめにカットされて流通しているのではないでしょうか?
1Qサウンドが発売されたのを機に、切型調整されたのかも知れません。
自分の使用しているビオンセロはブレード面が164mm×154mmですが、3方向に1cm弱ぐらいの余裕がありました。
ブレードの大きいカットマン用ラケットでも、気にせず購入できるサイズです。
早くHP更新した方がいいようなw

【重量】
ラケット貼り付け前(カット後)の重量です。
1Q(2.1mm)…50g   テナジー05FX(特厚)…49g
ほぼ重さに差はありませんが、テナジーシリーズ自体が重めですので、ラバー全般の中では重い部類です。
テナジー無印シリーズを使っている方にとってはスポンジ厚が同じなら軽くなるでしょう。

【硬度】
実際に打ってみると、シート硬度の割に「柔らかい」と感じました。スポンジは柔らかめです。
硬いらしいという話を聞いていて、無印が硬すぎてFXユーザーな自分に扱えるものなのかな…と思っていましたが、
05FXと同等かほんの少しだけ硬いかな?程度の食い込みです。
スポンジを薄くする程シートの硬さの影響が出てくるとは思いますが、2.1mmならインパクトの弱い人でも十分扱えると思います。

【弾み】
全体的には05FX新品以下、05FX使用後1ヶ月弱経過して前加工効果が切れ、落ち着いた時以上というぐらいの弾みです。
最も弾む部類のラバーかと思います。
弱インパクト時の弾みはテナジー64と同等ぐらいに感じます。
そのため、後陣からのフィッシュやロビング等の技術は、相当楽に飛ぶなと感じました。

貼った直後より1週間程してからの方が弾むなぁと感じたのは気のせいでしょうか…?

【ドライブ】
食い込ませて打つ人向きで、シートで擦って回転をかけるタイプの人だと飛距離が安定せず、難しいかと思います。
パワーヒッターの方が当て擦って打てば、テナジーに引けを取らない質のボールが打てるかと思います。

1Qの特筆すべきポイントとして、初期弾道の高さと適度な球離れが挙げられます。
回転量はテナジーよりもやや劣りますが、スイング方向と弾道の一致具合はテナジー以上です。
球が上方に強く打ち出され、そこからやや放物線を描き相手コートに刺さるような軌道になります。

テナジーは「強制的にボールを掴み続け、相手の回転の影響を超える回転をかけて自分のボールにする」という独特の感覚がありますが、
1Qの場合、「回転の影響をあまり受けず、スイングした方向に持ち上がり、自分が思ったところで球が離れる」という、これまた独特の感覚です。

上回転に対しては、ちゃんと球の上を擦ってさえいれば簡単にカウンターが刺さりますし、下回転は驚くほど簡単に持ち上がります。
裏ラバーでこれほど回転の影響を受けづらいものはあまり無いかと思います。
後陣からでも打点を下げても、初期弾道が高いために十分な威力が出せます。

インパクト時の感触から非常に着弾点をイメージしやすく、思ったところにボールが飛びます。
コントロール性能が非常に高いので、1Q貼ってミスしたら、もう自分を責めるしかありませんw 


【スマッシュ】
テナジー以上に球が上方に打ち出されるので、最初はオーバーミスが多く出ました。
回転の影響を受けづらいことと初期弾道が高いことを考えて、少しだけ上を擦り気味にしっかり振っていればスマッシュが刺さります。

特に楽に感じるのが、下回転系のボールに対するスマッシュです。
カットマンでよくあるのが、中〜後陣でカットを引いている時に、相手のツッツキ・ストップが甘くなって浮いてきたシーン。
テナジーだと相手の当て具合と、直前の自分自身のカットの回転量をしっかり考えないといけませんが、
1Qなら前に突っ込みながら多少手打ちになっても入るぐらいです。

ただし、球離れが早いためか総じて球は軽めで、当てるだけで返球されやすく感じます。少し上を擦っている影響もあるかな?
全力で抜きに行くよりも、どんな場面でも連打するつもりで打った方がいいです。
少々力を抜いても十分なスピードが出ますから、最終的に自分の得点になります。


【ブロック】
回転の影響をあまり受けないので、コントロールしやすく感じます。
弾みはしますが、浮くという感覚ではありませんので、すぐに慣れます。
また、テナジーのようにちょっと擦るだけで簡単に伸びるブロックが出ます。
攻撃型の選手ならフォアバック両面で使用できるラバーかと思います。

【ツッツキ】
しっかり切れます。
さすがにテナジー程の切れ味はありませんが、少し食い込ませながら擦ると、伸びながら刺さるような弾道で飛んでいきます。
これが相手にとっては回転量以上に打ちづらい球質になり、詰まったループを打たせてカウンター…という展開にもっていきやすいです。

【ストップ】
あまりテナジーと変わらない印象です。やや回転の影響が少ないのかなと思いますが、そこまで感覚的な差異はありません。
十分止まりますし、切ることもできます。が、特別やりやすい!という訳でもありませんし、弾みには注意です。

【フリック】
好感触です。
やはり球離れが良いため、あまり相手の回転にナーバスにならずに、簡単に弾くことができます。
擦るフリックを多用する方は、テナジーの方がやりやすいと思います。1Qだと、摩擦が不十分なまま飛んでしまいます。
球の出足は速いですが、球質は軽めですので、上回転のラリーに持っていくのに使うのが良いかと思います。

【サーブ】
薄く擦った時の回転量と球持ちは、やはりテナジーシリーズの方が上です。回転量は少し落ちました。
また、その分下回転系の球足が長くなりがちです。が、修正できる範囲ですし、十分な回転量は持っています。

好印象だったのがロングサーブです。
球離れが適度ですのでしっかり弾くことができ、特にフォアストレートへのロングサーブに自信が持てました。 

【カット】
ドライブの弾道の高さとは打って変わって、カットの弾道はかなり低く出ます。
スイングの軌道とボールの飛ぶ方向が一致するイメージでしょうか?テナジーのような浮き上がりはあまりありません。

すーっと伸びていくようなカットも、思いっきり抑えてゆっくり飛ばすカットもどちらも可能です。
が、やはり弾むラバーではあるので、ゆっくり飛ばすには球威の落ちたところで当てるか、体勢が十分でないと難しいです。
基本はツッツキと同じく、回転量はテナジーより劣るものの、低く伸びていく弾道により、
回転量以上に打ちづらい球質になり、これで相手を追い詰めていくスタイルになります。
カットの最大回転量を重視する方には物足りないかも知れませんが、少し横を擦ることで十分に切れます。

ナックルカットは、テナジーの場合球を持ちすぎるので、露骨なスイングになりがちですが、
1Qは球持ちをコントロールしやすく、切る切らないの使い分けが容易で、見分けにくいと思います。
通常のカットが伸びていくため、弾道も見分けづらいかなと。

【バック面への影響】
テナジーを貼っていた時と影響の程度はあまり変わりません。
フォア面のラバーによるバック面の影響は確実にありますので、テナジーと一緒ということはつまり、
あまり弾まないラバーから1Qに乗り換える場合、バック側が同じラバーであってもより弾む可能性があります。


【総評】
攻撃型の方にとっては、万人受けするラバーかと思います。
テナジーの独特の感覚が合わない人や、正統派ドイツ系ラバーの進化系を求めている方は試してみてはどうでしょうか。

カットマンの中では、攻撃・守備・変化のうち、攻撃か変化に重きを置くスタイルの人向けです。
守備を一番に据えるタイプのカットマンにとっては、性能とスタイルとが合わないかと思います。

私は使用していたテナジーシリーズに特別不満がある訳ではなかったのですが、
1Qの球質やコースの自在性・回転への影響の少なさが特に気に入りました。
しばらく定期購入コースです。少し弾みを落として回転量を上げた、柔らかめの1Qサウンドも気になるところです。

投稿者:どっくま


ラザントターボ
<モニター紹介>
卓球歴…総計約9年程 ブロックからの組み立ての好きなドライブ主戦型。
今回、主にバック面で使用。

使用ラケット
リピンキテックス(インナー仕様)
メイス(アウターALC)
バイオリン(5枚合板)


<はじめに>
この春、新しいラザントグリップなるシリーズが出るようです。それを使用する前にターボをしっかり打ち込んでみたいということで購入。
TIBHARのエボリューションや1Q、DONICのブルーファイアと各ドイツメーカーが新作を出す中で、やはりWRMさんでも特に売上が高いこのラバー。
カット後の重量は家庭用はかりで48g。やはりドイツ系テンションラバーは重いですね。
硬度は47.5度ということですがそんなに硬くは感じません。シートがほんのり1Qより硬いかな、と思いますが近年流行りの「硬めのテンションラバー」の中では柔らかい方です。触った感じの引っ掛かりは半端じゃありません、ノーマルラザントより幾分か上がっているように感じました。

<攻撃全般>
軽打...
球持ちがよく球離れが最近のドイツラバーの中では遅い方だと感じます。ただ無意識に当てるだけで打つと、オートマチックに回転がかかりながらも割りと直線的に飛び飛距離が出てしまうので、しっかり自分で回転をかけることを意識しながら打つことで安定します。

ドライブ...
まず1Qやノーマルラザントに比べて飛距離が出ます。今までのイメージでドライブを振ったら球持ちの良さからかオーバーミスが多かったです。ここは近年のドイツラバーと差がつく点だと思います。その分低い球を持ち上げるという点については他に比べて強く、またラバーの柔らかさを意外にもあまり感じませんでした。
回転量は非常に多く、WRMさんで推しているドイツラバーの中でもトップを争うのではないでしょうか。
スピードに関してはそれぞれの打ち方で個人差が出るラバーであると感じました。スピードドライブを打つ時は力を入れると思ったよりも直線的なイメージで球が出て、ループドライブに関しては全く別物のラバーかと思うように軌道が高く安定します。
ただ普段から擦る打ち方をする人は、しっかり振りきらないと速度も回転量も中途半端な棒球になりがちです。

スマッシュ...
特に秀でている点は感じませんが打ちやすいです。叩く時の打球感は思ったよりグニャって感じで、ラバーの柔らかさに好みが合うかどうかがポイントでしょうか。MAXのスピードは早い方だと思います。

台上全般...
チキータやフリックなど、しっかりと球を掴む感覚が有り、テンションラバーだけれどどことなく粘着ラバーのような感覚があります。はじめはチキータが思ったより飛んでしまっていたのですが、慣れれば威力回転共に申し分ない球を狙えます。下系回転の持ち上げも苦にならず、回転が少ない球やコースが甘い球なら多少打ちにいっても持っていけそうなラバーだと思います。

サービス...
回転量はドイツ系テンションラバーの中でもトップクラス。ノーマルラザントや1Qも良く切れるなと思いましたがターボも負けず劣らず。横上系サービスもバウンド後によく伸びます。
ただナックルを出す時に思ったより球が飛ばなかったのでそこは慣れる必要があるところかも。 

<守備全般>
ブロック...
この点に関してはノーマルラザントの方が好ましかったかもしれません。プニプニとした構造からか若干球が浮きやすく感じました。相手の球を弾き飛ばす、とまでの鋭さではないのかなと感じます。
ただしっかり食い込み相手の球に力負けせずに返すという点は素晴らしく感じます。

カウンター...
低く鋭いカウンターが決まりました。ノーマルラザントもカウンターはしやすかったでしが、スポンジが柔らかくなった今回のラザントでもカウンターは健在のようです。
回転をあまり考えずに打ちにいっても、カウンターなので軽打の時と違いしっかりと振る為か割りと飛びすぎるという事も感じず、オートマチックなドライブ回転もあり安定感も十分でした。エボリューションMX-Pのような硬いラバーでのカウンターが好きな私ですが、これはこれでかなりの打球感の良さを感じることができました。

ツッツキ、ストップ...
ツッツキはなかなか切れます。しかし回転の影響の受けやすさは否めません。また、ナックル系については合わせにいってしまうと思ったより浮いてしまうのでそれならこのラバーの特長を生かし積極的に払いにいってもいいかもしれません。
ストップに関しては弾むラバーだけあって浮き具合は否めませんがこれはある程度慣れれば抑えられる範囲だと思います。

<まとめ>
全体的に前のラザントに比べ性能は上がっていると言えると思います。ただそれ故に如何せんじゃじゃ馬な感じもあると思います。
というのも、たしかにこのラバーは柔らかく、私も上記のレビューで何回か「柔らかい」という旨を書いています。しかしこのラバーはやはり「硬めのラバーの中では柔らかい部類」というもので、「柔らかい」という表現を使うよりも
「打球感が非常にマイルド、ソフト」というイメージで扱うものだと思います。例えばラザントやヘキサーのパワースポンジ、ROXON330といったラバーの柔らかさとはベクトルが違います。柔らかい打球感ながらも硬いラバーの力強さも兼ねている、そのイメージが強いです。
このラバーはどちらかというとハードヒッター向けではないでしょうか。木材に合わせても特殊素材に合わせても不自由なくいけそうですが、強いて言うなら木材なら硬い表面ではなく硬さがOFF辺りのラケットが良いかと。また特殊素材もALC辺りの比較的扱いやすいものがおすすめです。
このラバーは合う人が使えば恐らく現行のドイツラバーで1番良いと言うと思いますが、高性能さとラバーの打球感の特殊さから扱えるかどうかで好みが分かれるかもしれません。
また、この春に出るラザントグリップシリーズはWRMさんでもかなり推しているようなので、この性能を誇るターボをも上回るということでこのラバーのスペックの高さからグリップシリーズへの期待も高まりました。

投稿者:付属品


アポロ2 1.8m赤 使用 (銀河)

■レビュー環境
・卓球歴4年目になります
・使用ラケット
レッドローズ(上板硬め 5枚+内側に極薄カーボン)
バックに使用しました

■第一印象
日本製と変わらないくらい綺麗なシートでした。シートは薄く粒は細めに感じました。
スポンジ面は薄く已打底膜がありフィルムを剥がすと若干ラバーが反りました。

■攻撃技術全般
・軽打
全くミスる気がしませんでした。そんなバカなと思うかも知れませんが安定感抜群です。孤線がオーバーミスしない程度に高くてすんなり入ります。個人的な話ですが自分がミスらなくなるので相手にはやくミスれよと言ってしまうほどでした。
とにかく安定感があります。

・ドライブ
気持ちスピードが足りない気がしました。今流行りのテンションからしたら遅めです。安定しすぎるためスピードがでないのかなと思いました。しかし回転はかかります。打点を落としても入るし、下回転がかなりかかっていても擦れば簡単に上がりました。一発で抜くよりはコースと回転を意識したほうがいいと思いました。中陣までなら打ち合えるだけの弾みもあり孤線がネットを超えるだけの高さがあるので粘りプレイに向いていました。

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
これも安定感があります。当てるだけでカウンター!というのはありませんがブロックの止まりが非常によく、ブロックで揺さぶることが容易です。個人的にサイドスピンブロックが好感触でした。

・ツッツキ
かなり回転がかかります。今流行りのテンションからしたら全力で切りにいっても入りやすいです。もう少しラバーが硬ければさらに切れると考えたら恐ろしいです。

・フリック
よく入ります。下回転に対するフリックがすごくよく入りました。引っかかりがいいラバーだとは思うんですが、それほどしっかりやらなくても入ってしまいます。回転の影響が少ないのではと思います。

・サーブ
よくかかります。ロングサーブのスピードには期待しないほうがいいです。ショートサーブが出しやすいのでショートサーブと回転量の調整で相手を崩した方がいいです。

■まとめ
スピン系テンションを使用している方でスピードもスピード系テンション並みに欲しいと思っている以外のすべての方にオススメしたいです。
最近のスピン系テンションはスピードもかなり出るので回転をかけきれない方、レシーブで弾みすぎると思っている方がいると思います。
さらに値段が高い、ラバーが重い等の悩みもあると思います。
アポロ2はスピードは正直今流行りのスピン系テンションと比べたらスピードがでないです。その分回転をかけきる、レシーブが満足にできるのではと思います。
値段も2000円台とかなり安く学生のお財布にも優しく、重量もそれほど重くありません。卓球を始めたばかりの方にもオススメできます。
これらの点からアポロ2はいいラバーだと思います。ぜひ試してみてください。

投稿者:無双


キョウヒョウ王レビュー

県大会ベスト16程度

* 打球感
木材では硬めのラケットなのですが打球感はミッドくらいで柔らかい打球感が好きな私でも使いやすいです。

* ドライブ
球持ちがあり回転がかけるのが苦手な人にもオススメです。
ドイツ製ラバー、中国製ラバーどっちにも合うのでテナジーや粘着ラバーどちらにも相性がいいです。

* ブロック
柔らかめのラバーを貼ると少し回転の影響を受けたり落としたりします。
硬めのラバーを貼ることをオススメします。

* カウンター
適度な球持ちなのでカウンターがやりやすく安定して打てます。

* 総合評価
私の個人的な意見ですがこのラケットを使うメリットはやはり回転です。
回転をかけるのが苦手、または今以上に回転をかけていきたい人にはお勧めです。
ただし少しコストが高いのでそれ以外は問題なしです。

投稿者:無業遊民


Uranus.3 FL

1.ざくっとレビュー
攻守のバランスに優れた攻撃力高めの7枚合板。表ソフトとの相性はかなりグッド。
このラケットにしてからミスが減った気さえします。

2.第一印象
コストパフォーマンスの良さに驚かされました。
この価格でこの性能が得られるというのには驚きです。
重量:90g

3.攻撃技術全般
ドライブ 8点
スマッシュ・角度打ち 8点
7枚合板による反発力と球持ちにより、適度な球離れとスピード感が得られました。
一撃の威力は十分な程ありますし、ラリーになっても打ち負けない威力は兼ね備えていますので、「安定して強い攻撃ができるラケット」に仕上がっていると思います。
表ソフトとの相性ですが、角度打ちが直線的になり過ぎないという面では安定性が増しますのでかなり好感触でした。対カットマンで、ネット際に短いループというのも出来ました。

4.守備技術全般
ブロック 8点
カウンター 7点
相手の強いドライブにも押し負けることなく、相手の球威に弾かれることなく徹底したブロックが出来るラケットです。適度な球離れによりコントロールがしやすいのでミスを減らす事が出来るかと思います。

5.台上技術・サーブ・レシーブ全般
台上技術 7点
サーブ 6点
レシーブ 6点
このラケットにしてから台上処理の安定性が上がった気がします。気持ち的にも余裕ができ、コースを突いたり、逆モーションを入れたりと、小さなスイングではスピードこそあまり乗りませんが、プレーの幅を広げることが出来ました。
ストップやサーブ時のポーンと飛び出す感じは多少ありましたが、すぐに慣れると思います。

6.どんな人におすすめか
7枚合板に安定性を求める選手。ミスを減らしたい選手。
フォア表などの表ソフトでガツガツ攻撃する選手。
扱いやすい7枚合板として、持っているだけでも重宝すると思います。

7.総評
総評8点
安定性そのままに威力が上がったという点で好感触でした。
私は普段ラケットを選ぶ際、弾性は多少犠牲にしつつも安定性を求めて初心者向けのコントロールラケットを使用したり、7枚合板の中でも弾まない物をチョイスしているのですが、Uranus.3は「7枚合板の持つ威力を落とすこと無く、安定性を高めたラケット」という印象なので、私にとっては今までの安定性はそのままに威力だけ追加できた形になりました。
最近はずっとこのラケットで大会に出ていますが、現役大学生にも通用するボールが打てるので試合でも十分使えるラケットだと思います。

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