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投稿者:ハクション・フルイ


ツブ高ファンタジスタvol3 〜ペン粒技術解説編〜【WRM】 レビュー

■自己紹介
 戦型:ペン粒前陣攻守(反転多用)
 卓球歴:10年
 戦歴:中体連団体戦…市・地区優勝 県ベスト8
    高体連個人戦…県大会出場(3・4回戦進出程度)
    オープン戦…市大会レベル優勝2回 ほか
 現在は、時間のある時に知り合いのいる中学・高校にお邪魔して学生の相手をしています。

■まえがき
 少し前のことになりますが、中学生の地区強化練習会に呼ばれまして、粒高(主にペン粒)の指導をしてきました。私程度の実力の者が指導したところで果たして役に立つのだろうか、という不安はあったものの、私を呼んで下さった方いわく、
「今、うちの地区には異質選手を教えられる指導者が非常に少なく、地区内の異質選手は大概弱い。そのため県の上位チームや県外の異質型と当たると簡単に負けてしまう。フルイ君の教え方はなかなか好評だ、是非とも選手の強化に協力してほしい」
 とのことで、人に褒められる機会の少ない私は舞い上がり、鼻の下を伸ばして練習会に参加しました。調子に乗っていたせいか少し痛い目を見ましたが、まあそれは別の話として……。
 その強化練習会にて色々と考えさせられることがあり、本DVDの購入に至った次第です。既に発売から時間が経っているので今更感はありますけれど、ペン粒選手の技術向上の一助になればと思い、レビューを投稿させていただきます。

 なお、私の活動する地区の中学校は現在、県大会出場〜県中堅レベルの学校がほとんどで、強いと言える選手は決して多くありません。今回のレビューは練習会の内容を踏まえながら書いていくので、DVDの説明以外はだいぶ人を選ぶ内容(初〜中級者のペン粒、または指導者)になると思われます。あらかじめご了承ください。

■内容
 DVDに出演している方は、新井卓将さん、シーザーさん、ぐっちぃさんの三名。指導は主に、まず卓将さんが技術を実演し、シーザーさんが挑戦、そのあと卓将さんによる修正・技術的なアドバイスが入る、という形になっており、ぐっちぃさんはあくまで裏方(練習相手)に徹しています。

 紹介されている具体的な技術の内容は、大ざっぱにまとめると以下のもの。
・カット性ブロック&ハーフ ・スライド系打法(ブロック、プッシュ)
・台上技術 ・両ハンド裏面打法 ・両ハンド裏面フリック
・おまけ(オール。本当におまけです)

 当然のことながらDVDのタイトル通り粒高をメインに扱う内容で、これらの内容が全て出来ればペン粒選手としてはまあ十分かと。基本的な打法から始め、粒での攻撃、フォアでの裏面打法など、応用技術も盛りだくさん。別に基本技術をないがしろにしているわけではなく、むしろペン粒選手における土台としての基本+ちょっとした応用となっていますので、初心者・指導者も安心です。しかしペン粒としてある程度経験のある方、粒あるいは反転による攻撃力に満足している方にとっては、物足りない内容であるかもしれません。

 また、カメラは練習相手側からの視点がメインで、リプレイ時はメイン視点を少し近づけたものと、卓将さんのみを右横から撮ったシーンが入ります。解説中のメイン視点だとちょっと距離があるためプレーが見えにくく、リプレイ時は見やすいものの時間がやや短いように感じます。こういう点にもどかしさを感じる人もいるかもしれません。まあ、こればかりは映像なので仕方がないですね。「解説はなくてもいいから卓将さんの技術をじっくり見たい!」という方はvol.1をオススメします。

■感想
 某動画共有サイトや某卓球専門誌など、少し前から卓将さんの技術には注目していましたが、こうしてDVDという形で見るともうペン粒中級者としては感動です。卓将さんの流れるような無駄の少ない動きを眺めていると、いかに自分のプレーが粗雑であるかがよくわかります。

 そしてDVDの中で紹介された技術にシーザーさんが挑むのですが、卓将さんがいくつかアドバイスをしただけで、みるみるプレーが安定していくのが傍目にもよくわかります(ヤラセか?と思ったほど)。それはフォアの裏面打法などといった特殊な技術だけでなく、ペン粒の基本であるカット性ショートも同じこと。簡単なポイントを押さえるだけでミスが減り、プレーの完成度が上がっていくので、動画内のシーザーさんも心なしか興奮気味でした。ちなみに私もポイントを押さえて実践してみましたが、今まで充分だと思っていた技術にも改善の余地があることに気づき、正直ショックを受けました。私にとってこのDVDは、プレーの精度を上げるのに役立ったものであると記しておきます。 

 あえて欲を言うならば、もう少し構成・編集に力を入れてほしかったかな、と思います。このDVDの特徴は一言で言うと、「マンツーマンの講習を撮ったもの」。シーザーさんに指導する卓将さんの姿をほぼノーカット(?)でお届けします、という形になっています。
 この形式のメリットとしては、小さなミスに対する細かいアドバイスが聞けたり、卓将さんの目のつけどころがわかったり、という点でしょうか。一回のアドバイスではわからなかった部分が、シーザーさんの実践を通して繰り返し指導されるので、一つの技術に対する理解が深まりやすいと感じました。
 デメリットは「映像に無駄がある」と感じたことです。ここはカットできるんじゃないの?という打球ミスが意外に多く、その部分を取り除けばあと二、三の技術指導を入れられたのではなかろうか、と感じました。この点を考慮しても十分価値のあるDVDではありますが、編集次第ではより良いものになったかもと個人的には思っています。まあ、贅沢な話ですが。

 ※先述したようにこのDVDはあくまで「基本技術+ちょっとした応用」の解説になります。紹介されている技術のバリエーションはvol.1の方が多いです。ですので繰り返しになりますが、「技術指導がなくてもプレーを見れば覚えられる」という方にはvol.1をオススメします。お金に余裕のある方はVol.1、Vol.3を一緒にどうぞ。
 また、ややスタイリッシュにまとまりすぎているきらいはありますが、卓将さんが出演されている某王国の粒高DVD前編は、大雑把に捉えれば本DVD「vol.3」に似ているように思います。ちなみに後編の方は、WRM内でもフリクションスペシャル2の使用で知られる小島選手も参加しており、そちらはより戦術的な内容となっています。別の商品のレビューになってしまうのであまり詳しくは書けないのですけれど、粒と裏ソフトを自在に扱える上級者が買うのであれば、某王国のこちら(後編)の方がいいかもしれません。

■補足
 イメージトレーニングの有用性をここで説くつもりはありませんが、イメージトレーニングを行う際、最も欠かすことができないものは「視覚的イメージ」です。ペン粒に強い選手が少ないのは、よりよい視覚的イメージが得られないから(参考になるペン粒選手が少ないから)であるとも言われています。漠然と「何かとりあえず強くなりたい」と思うだけでは意味がありませんし、ただがむしゃらにブロックしているだけでは、ある一定のレベルには到達できても、そこから急に伸びなくなってしまいます。だからといって、不足した技術を補うように突然ペンドラの練習を始めても、付け焼刃程度にしかならない、なんてこともしばしば……。

 このDVDは、そういう悩みを経験したことのあるペン粒にとっては垂涎ものの内容となっております。私自身、このDVDを参考にしてからというものプレーが安定してきたように感じていますし、卓将さんのプレー映像によって新たなビジョンが出来上がったことで、より大胆なプレーをすることができるようになりました。そして練習試合などでは、以前にもまして相手から嫌がられるプレーヤーに。回転の変化に惑わされ、為す術もなく方をすくめる相手を眺める、というのがペン粒選手としての快感であるということを再認識させられたDVDです。
 学生たちにアドバイスする際も「教え方がわかりやすくなった」と言ってもらえるようになったのも、大きなプラスと言っていいでしょう。

 他にはペン攻撃型の方で、「もっとプレーにバリエーションが欲しい」、「ただ攻撃するだけでは勝てないと感じている」という方にも向いているかと思います。基本的な技術も習得できる内容ですので、初めて粒高を扱う方でも大丈夫かと。ちょっと違った使い方では、「粒高選手のプレーは嫌いだ」という異質攻撃型に苦手意識を持つ方が見ることで、理解・攻略の助けになるかもしれません。興味のある方はとりあえず、WRM内にあるDVDの紹介動画や某動画共有サイトに投稿されている卓将さんの動画をご覧になってみて下さい。そこから何かインスピレーションが得られれば、このDVDは「買い」だと思います。 

■まとめ
 肩身の狭いペン粒業界のイメージを一新してくれるかもしれないDVD(なんちゃって)。
 構成や編集、撮影方法には改善の余地があるものの決して大きな欠点ではなく、「ペン粒としてプレーの精度を高めたい」という方にはむしろ嬉しい内容となっています。日頃の自分のプレーを振り返るために他人のプレーと比較する、という意味でも貴重な資料となり得るでしょう。
 また、今後普及していくであろうプラボールには、回転が掛けにくい、揺れが少ない、ラリーが続きやすくなるなどという、守備型・異質型にとって不利な特徴があると言われています。今後、守備・異質の選手は、より多彩なボールを繰り出すことを求められるでしょうね。そういう意味では、ペン粒選手がプラボール時代を生き抜くために必要な情報が、このDVDに収められていると言っても過言ではないかもしれません。
 是非、多くの悩めるペン粒プレイヤーに見てほしい。そんな風に思わせてくれるDVDでした(学生さんが手を出すには高額である、という点が残念です)。


■余談
 ところで冒頭で述べた練習会に参加した際、地区レベルのペン粒選手には、ある共通点がありました(どこでも同じ、とは限りませんが)。というか私も以前はそうでした。
 いわく、
「ペン粒に転向させられる選手は、運動神経があまり良くない」
 フットワークや攻撃の連携ができないためやむなく粒高になった、という人が大半で、中には「運動神経はいいのだけれど、こと卓球の技術になるとてんで駄目」という者も。理由は色々ありますが、中級者までの粒高ユーザーに多く見受けられるのは、「粒高が向いている」選手ではなく、「裏・表での技術に向いていないから、仕方なくペン粒をやっている」という選手のように思います。

 実際、練習会に参加していた学校の指導者たちにも尋ねて回りましたが、
「ツブはカット性ブロックとプッシュさえできればいい」
「ペン粒は立っているだけでいい」
「攻撃はプッシュのみで充分だ」
 こういう偏見を持っている方が非常に多い。卓将さんのような優れたパフォーマーが情報発信をして下さっている今でも、ペン粒に対する理解は未だ得られていないというのが現状です。
 そして上記のような消極的な理由でペン粒に転向した選手というのは、やはり攻撃力が低く、ともすればフォア軽打、粒プッシュですらぎこちないような場合があります。

 では、そういうレベルの選手がこのDVDを見ることで、多彩なプレーができるようになるか?
 そう問われると、私は素直に頷くことができません。
 実際、お邪魔している中学・高校の粒高選手たちにこのDVDを見せて意見を募りましたが、肯定的な意見が半分、もう半分は「卓将さんのようにスムーズに動く自信がない」という否定的な内容でした。もともと攻撃系の技術に長けていない選手が多く、練習メニューも守備中心、個別練習でやることといえばフォア・ミドル・バックの三点ブロックのみなどと攻撃技術に慣れ親しんでこなかったため、いまいち感触がわからないのだと思います。強豪校や、優れた指導者に恵まれた環境であればこんな悩みはないのかもしれませんが……。

 私がこのDVDを見て不満に感じたのは、上記の点です。とはいえDVDですから収録時間にも限界がありますし、まして「運動能力の向上」なんてものは人によって答えが違いますから、評価を下げる要因にはならないのですけれども。ですが、もし次回作があるのであれば、卓球のプレーではない部分の感覚・筋力トレーニングなどにも触れてもらえると嬉しいな、なんて思っています(そうなると卓球の技術DVDではなく、身体的なトレーニングの教材になってしまう気もしますが)。でなければ、自分で地道に情報収集するしかないですね。 

 ちなみに私が教える機会のある選手たちには一般的な筋トレ、走り込みの他に、体幹トレーニングを推奨しています。最近では、有名なスポーツ選手も取り入れているということで体幹トレーニングの知名度も上がり、それに伴って実用的な教本も多数出版されていますのでご存じの方も多いとは思いますが、興味のある方は是非。私の実感ではトレーニングを重ねるにつれ、生徒たちの身体のバランスが整い、ペン粒のみならずシェーク裏裏ドライブの選手やカットマンまで、全体的にプレーの精度が上がってきたように感じています。私が関わった者の中には、市大会ですらほとんど勝てなかったのに、筋力トレーニングを変えただけで今では県中堅レベル、なんて例もあります(極端な話ですが)。劇的な変化のない地味なトレーニングではありますが、ひたすら腕立て・腹筋・背筋・スクワットにばかり励んでいる方や、「自分も指導者(部活の顧問など)も運動にあまり詳しくない」という方は一度試してみてください。
 身体をいくら鍛えても変わらないという方は、こちらもかなり有名ですがティモシー・ガルウェイの「インナーゲーム」でも読んでみるといいかもしれません。だいぶ古い本(しかも内容はテニス)ですし、人によっては非科学的な内容に嫌悪感を覚えることもあるでしょうけれど、たとえば根性論に行き詰まりを感じている人には良い薬になってくれますよ。ちなみに、知り合いの中高生たちにすすめたところ非常に好評でした。続けて別の本をすすめると「むずかしすぎる」という答えが返ってきましたので、こちらは活字が苦手な方でも比較的読みやすいのではないでしょうか。

 ……何だか余談の部分が一番長くなってしまったような気がします。練習会とDVDの内容のギャップがあまりに激しかったもので、つい熱くなってしまいまして。本当は他にも色々と書いていたのですが、もはやDVDのレビューではなくなっていたので確認の段階で削除しました。それはまた、どこかの練習会にお邪魔した時にでも披露することにします。

 ここまで読んで下さった方、どうもありがとうございます。だらだらと書いてしまって申し訳ありませんでした。中・上級者の方にとってはどうでもいい内容ばかりだったとは思いますが、DVDの購入を迷っている指導者やペン粒ビギナー、あるいはこれからペン粒として卓球に親しんでいく方々にとって、多少なりとも参考になる内容であったならば幸いです。
 以上


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投稿者:旧式表速攻


和の極-蒼-中国式 【andro】 レビュー 

■レビュー環境
中国式表裏、普段から5枚合板使用。
ぐっちぃさんの実演販売で、衝動買いしてしまいました。通販で、軽めの75gの中国式を購入。シェークハンドに比べてハンドルが短い分、軽くなります。シェークハンドに換算すれば80g程度のものだと思います。
いろいろなラケットを使ってきましたが、とにかく軽さがこの程度でないと、最近の重量級ラバーを貼ることを前提とした場合、前陣での取り回しができません。切り替えるスピード、前陣ブロックの精度がまったく違ってきます。
ラケットは、しなりを作るためにオーバーサイズかと思いましたが、標準的なヤサカのラケットに比べて、横幅が左右にそれぞれ1ミリ程度大きいくらいです。縦の長さはあまり変わりません。グリップは若干細い感じです。
グリップで気になったのは、人差し指をかける斜めにカットされている部分の角度が大きい(半月が小さい)点です。中国式ラケットを日本式のように使う人はこれでいいかと思いますが、自分はここに人差し指をひっかけて裏面を打つので、この半月部分が裏面打法でのラケット面の軸になります。半月が小さいと人差し指が伸び気味で、微妙にラケットの遠心力が小さくなってしまいます。もしかしたら、いずれはここを削るかもしれません。
合板構成は、中芯に桐というのは既報のとおりです。添芯はスプルースでしょうか(自信なし)。上板は、定番ラケットによく使われているリンバーです。上板は、この種の5枚合板の中では厚めで、そのため、全体としては、標準的な6ミリではなく、6.2ミリになっています。桐は、寄木にして使うメーカーが多いように思いますが、このラケットでは、たぶん一枚板です。
購入の目的は、しっかりブロックができて、かつ強打時の威力を確保することです。表ソフトのブロックにはいろいろと考え方があるとは思いますが、ペンホルダーでは攻守すべての技術を一通りできないといけないので、ある程度相手の威力を吸収して、なおかつ浮かないボールが返すことを重視しています。特殊素材を使ってナックルとスピードを求める、といった考え方はやめています。
強打では、ツッツキ打ちで相手ブロックを抜けるボールが打てること、カット打ちで相手をドライブで押し込めて、スマッシュで打ち抜く威力があること、を求めています。
単にブロックだけのラケットでは打ちぬけないし、弾むだけのラケットではブロックできません。「和の極-蒼-」のコンセプトは、まさに望んでいたものです。力加減と弾みの関係が、2次曲線的になればいいわけで、物理的に矛盾する話ではありません。

■攻撃技術全般
さて、実際に打球してみました。表ソフト特有の軽打のレベルだと、飛距離が出ません。しばしばネットミス。オーバーミスしないように加減して打っていたようなボールは、どうも距離感が合いません。
ということで、遠慮しないで強打すると、ちょうどいい具合にコートに収まります。試合の終盤の緊張した場面では、思い切り打つことをためらわないで済むというのは大きなメリットです。
ツッツキ打ちは、いい感じでした。共振するというか、スイングとラケットのしなりがうまいことマッチして重たいスマッシュが打てました。単に弾むだけのラケットだと、この感じがありません。「芯がある」という表現も分かった気がします。ゴツンといく感じです。
裏面ドライブも、遠慮して打つとネットミスする感じなので、振り切った方がいいボールが入ります。相手コートに入るレンジが広い印象で、しっかり打つとだいたい入るという感じです。裏面で弾くボールも大丈夫でしたが、しっかり振った方か長所が出る感じでした。細いグリップに慣れればもっといいボールが打てると思います。
表ソフトのドライブは、ループ中心に練習しましたが、違和感ありませんでした。カット打ちはまだやっていませんが、ツッツキ打ちの感覚からすると、ドライブとスマッシュで押し切れそうな感じがします。
カウンターは、軽量でかつ飛びすぎないのでやりやすいと思います。 

■守備・台上技術全般
表ソフトでのバックショートは、素晴らしい。いままで弾むラケットは低く飛ぶけどコントロールが難しく、弾まないラケットは台には入るけど浮いてしまうという問題がありました。このラケットだと、低くて台に入ります。注文してから、粒高に合う、という宣伝に一瞬後悔しましたが、このことだったのか、と納得です。世界ランキングを持っている女子選手と打つことができたのですが、今までのラケットでは飛ばされてしまっていたブロックもしっかり止まり、バックショートに関してはいい練習相手を務めることができました。
台上に関しては、今までの5枚合板とそれほど変わらず、良い点も悪い点も同じという感じでした。弾むラケットにすると、途端にやりにくくなりますから、そういう意味では長所に数えた方がいいと思います。
サービスは、特段問題なし。グリップが細い分、手首が使いやすく、YGなどはむしろ切りやすいかもしれません。
ツッツキも、問題なし。しっかり切れます。横回転ショートや裏面カットなどの守備系の技術もやりやすいです。

■まとめ
アンドロのラケットだと、Temp Tech All+に似ているように思いました。ただ、Temp Tech All+は、檜を上板に使う合板で、軽量なのは嬉しいのですが、ブレード面が小さく、しなりを感じることはありませんでした。「和の極み-蒼-」は、思ったよりも軽打時に飛ばないので(長所です)、飛距離の調整は必要ですが、強く打つ方向への変更なのでやりやすそうです。
「粒高に合う」ということで若干疑心暗鬼になりましたが、「表ソフトにも合う」という印象です。もう少し使い込んで、落ち着いた頃にまたいい性能を発揮してくれるのではないかと思います。
表ソフトのペンホルダーは、とにかく幅の広い技術を同じラケットとラバーでこなさないといけません。その点で、オールラウンドなサポートをしていれるラケットだと思います。ぐっちぃさんの実演販売にしてやられた感じでしたが、後悔しないで済みそうです。


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投稿者:ザーシー


キョウヒョウ3-50(紅双喜)レビュー 

◆自己紹介
・卓球歴 10年
・戦型 基本的にペンドラ+粒高ですが、時々シェークも使います。

◆試打環境
レビューラバー
キョウヒョウ3-50 黒 2.1mm 35度(紅双喜)

使用ラケット
馬琳エキストラオフェンシブ-中国式(ヤサカ)
ブロックマン-中国式(TSP)
張継科-FL(Butterfly)
キョウヒョウ王(紅双喜)
ディフェンス2-ST(Butterfly)
極守2-ST(WRM)

◆第一印象
中国製粘着ラバーの代名詞、キョウヒョウシリーズの待望の新作がこのキョウヒョウ3-50です。
前作のNEOシリーズでは従来品に比べ性能が大きく飛躍したとの表記があったもののノングルーの影響は想像以上に大きく、今一つ性能に満足出来ずにいた方も多かったのではと思います。
特にスピード不足が最大の課題となり、スポンジを厚くしたり、硬度を上げたり、接着剤の膜を厚くしたりと色々試した方もいらっしゃったことと思います。
入手困難かつ高級なブルースポンジを試した方もいるのではないでしょうか。
今回レビューするキョウヒョウ3-50はスポンジがこれまでのものとは大きく異なります。
スピン系テンションのように気泡が大きいタイプで
色はまるでテ○ジーを意識したようなレッドスポンジです。
スポンジ硬度は35度で指で押すとやや弾力を感じる程度に軟らかいです。
シートはしっかりと粘着性があり、光沢もあって高品質です。
中国製粘着ラバーのシートは以前まで個体差が大きくバラつきがあり性能に当たり外れがありましたが、最近は品質がかなり安定してきました。
その中でもこのキョウヒョウ3-50はかなり高品質なシートを搭載しています。
パッケージも豪華な造りで、独特の中国ラバーっぽさはなく、ドイツラバーのようなオシャレなデザインです。

◆基本打ち
ノングルーの粘着性ラバーとは思えないほどボールが伸びます。
硬いスピン系テンションとまではいかないものの、軟らかめのスピン系テンションや、VS>402 DOUBLE EXTRAやスピンアートなどの粘着性テンションと同等のスピードが出ます。
35度という軟らかさのおかげでラバーがボールをしっかり掴むので前後左右のコントロールがしやすいです。
硬すぎずほどよい打球感のおかげで長くラリーを続けることも容易です。
ノングルーの粘着性ラバーは重くて硬い、弾まないというイメージを打破してくれるラバーがついに登場したなと感じました。

◆ドライブ
スポンジが軟らかくボールを掴むので、食い込ませるドライブは非常に安定します。
中国製粘着性ラバーとは思えないほどボールが食い込んで打ちやすいので、力がそれほど強くなくてもドライブの連打が可能てす。
擦るドライブはさすが粘着性ラバーといった非常に回転量の多いボールが打てます。
またこれまでの粘着性とは段違いにスピードが出ます。
スピン系テンションのドライブに比べても十分に対抗できる強力なボールを打つことが可能です。
これまでのノングルーの粘着性ラバーは回転性能だけならスピン系テンションをやや上回るもののスピード性能では遙かに劣ってしまい、トータルの性能ではスピン系テンションよりも使い手を選ぶ傾向がありました。
スピン系テンションはスピンとスピードの両方が両立されていてバランスが良いですが、粘着性ラバーは圧倒的なスピンに対してノングルーによりスピード不足が深刻となりバランスを崩してしまいました。
元々粘着性ラバーを使っていたプレーヤーがスピード不足に耐えられずスピン系テンションに乗り換えるというケースも当時は多く見受けられました。
しかしキョウヒョウ3-50はスピード性能が格段にアップしているのでスピンとスピードのバランスが両立されており、スピン系テンションと比較してもトータルの性能で劣ることはありません。
その点はスピンとスピードの両方が欠かせないドライブにおいてとても重要なポイントだと思います。
スピンとスピードが両立されているのが前提で、ドライブによりスピードを求めるならスピン系テンション、よりスピンを求めるならキョウヒョウ3-50という二極化が実現するのではと思わされるほど高性能でした。

◆スマッシュ
非常に速いスマッシュが打てます。
粘着性ラバーのスマッシュではトップクラスの弾みです。
ここまで弾みに自信を持ってスマッシュを打てる粘着性ラバーは現時点では他に見当たらないのではと思えるほど高性能です。
またボールをしっかり掴むので安定感もあります。
ただ粘着性シートにより相手の回転の影響を受けやすいのでそこは注意が必要です。
しかし普段から粘着性ラバーを使用している方はもちろん、慣れてしまえばそこまで気にならないと思います。 

◆ブロック
粘着性シートにより相手の回転の影響を受けやすいです。
しかし弾みがほどよくあり、ボールをしっかり掴むので、前後左右のコントロールがしやすく従来品に比べコースを狙った返球がやりやすいと感じました。
ブロックしたボールをエンドライン寄りに深く返球することも可能なので、思ったより手前で浅く返球してしまい打ち込まれるといったミスも少なくなりました。
この点は防戦一方を打破できる良いポイントだと思います。

◆カウンター
回転性能が高く、またボールを掴むことにより、相手の勢いのある強打も容易にカウンターすることが可能です。
回転をかけ返すことが容易な点は他の技術にも当てはまる優れた性能だと思いました。

◆ロビング
従来のノングルーでの粘着性ラバーは飛距離を伸ばすことが困難で、後陣に下げられれば粘ることは難しく非常にしんどい展開に陥りやすかったです。
しかしキョウヒョウ3-50は弾みが強いので、後陣で粘ることもそこまでシビアにならずにすみます。
しかし粘着性シートが相手の回転に影響されやすい点は従来の粘着性ラバーと同じなので注意が必要です。

◆カット
相手のボールを抑えやすく、非常に安定感があります。
粘着性ラバーでのカットの最大の武器であるブチ切れカットは、相手コートに深く入り低いバウンドで落ちて行きます。
また相手の球威に押されずに自分のペースでカットの強弱の調節がしやすいです。
さらにほどよい弾みにより飛距離を出しやすいので、大きく下げられても粘りきることが可能です。
従来の粘着性ラバーでは回転性能が高くボールを切りやすいものの、飛距離が出せずに辛い展開に追い込まれやすくなることもありました。
ドライブなどの反撃も後陣からではどうしてもスピードが出せず悩ましい限りでした。
そのためスピン系テンションを裏ソフト面に貼るカットマンも増えましたが、やはり粘着性ラバーでのカットの良さを諦めきれない方も多くいらっしゃったと思います。
キョウヒョウ3-50は後陣でのカットの粘りと反撃のやりやすさが、カットマンとして使用する場合の最大の魅力です。
粘着性ラバーを使用しているカットマンの方にはぜひ1度試してほしいですね。

◆ストップ、ツッツキ
粘着性ラバーの中では弾みが強いので、粘着性ラバーでのストップ、ツッツキにしてはややコントロールに注意が必要です。
弾みの弱い粘着性ラバーを使用している方は慣れるまで違和感があると思いますので注意が必要です。
しかし普段からスピン系テンションを使用し短く返球することに慣れている方にとっては弾みが許容範囲の域を出ないので十分コントロールしやすいでしょう。
また掴む性能によりコースを狙うことはやりやすくなっているので深くて切れたツッツキで相手のミスを誘うこともやりやすいです。

◆ショート、プッシュ
スピード性能が格段に良くなっています。
特にペンホルダーでのプッシュは弾みの良さが十分に発揮され、それだけで得点することも可能です。
ここは地味かもしれませんがペンホルダーのプレーヤーにとっては非常に嬉しいポイントです。

◆フリック、チキータ
これまでの粘着性ラバーでのフリックやチキータは回転性能が高いのに対してスピード性能にはやや難がありました。
しかしキョウヒョウ3-50はスピン系テンションと同等かそれ以上の威力をフリックやチキータで発揮します。
回転と弾みの両方が高レベルで活かされており安定感もあるので強気な姿勢でフリックとチキータに臨むことができます。 

◆サーブ
従来の粘着性ラバーよりは弾みが強いため、回転をかける際には慣れが必要です。
しかし粘着性ラバーとしては弾みが強いというだけでスピン系テンションよりは格段に回転がかけやすいです。
またロングサーブでスピードを出すことも容易なのでサーブの種類にとらわれず様々な球種を扱うことが可能です。

◆レシーブ
相手の回転の影響を受けやすいですが同時に回転をかけ返すこともやりやすいので、ロングサーブに対するドライブレシーブや、ショートサーブに対するチキータなどは非常に好印象でした。
攻めのレシーブがやりやすいという点は進化したキョウヒョウの強い武器の1つだと思います

◆おすすめプレーヤー・ラケット構成
A、粘着性ラバーの圧倒的なスピン性能を好みながらも、ノングルーによるスピード不足に悩んでいた方におすすめです。
気泡が大きい新しいタイプのスポンジによりスピード性能が格段にアップしているので、グルー時代に粘着性ラバーを使用していながらノングルーではスピン系テンションに移行せざるを得なかった方には是非一度、このキョウヒョウ3-50を試してほしいです。
近年は張継科選手のような弾みの強いアウター特殊素材に粘着性ラバーを合わせる方が多く見受けられます。
もちろん特殊素材ラケットにもキョウヒョウ3-50は相性抜群です。
しかしこのラバーは木材ラケットと組み合わせても
抜群のスピード性能を発揮します。
グルー時代に粘着性ラバーと木材ラケットを組み合わせてプレーしていた方には、ぜひ当時のラケットにキョウヒョウ3-50を組み合わせてみてほしいですね。

B、粘着性ラバーを裏ソフト面に使用するカットマンの方にもおすすめです。
スピード性能が高くドライブやスマッシュなどの反撃がやりやすいのでカット+攻撃スタイルのカットマンに相性がよいです。
また粘着性ラバーながら弾みがよいため後陣からでも飛距離が出しやすく、守備重視で粘るカットマンにも相性が良いです。
かつて粘着性ラバーを使用されていたが後にスピン系テンションに移行されたカットマンの方にも、飛距離不足を感じながらも粘着性ラバーでプレーされているカットマンの方にも、このスピンとスピードが高レベルで両立された進化した粘着性ラバーでのカットをぜひ体験して頂きたいです。

◆まとめ
粘着性ラバーは圧倒的な回転性能が魅力的ながらノングルーによりスピード不足が最大の課題となりました。
そのため多くのユーザーが回転と弾みの両立を求めてスピン系テンションに流れてしまいました。
しかしこのキョウヒョウ3-50は近年の粘着性ユーザー減少に待ったをかけるラバーになること間違いないと思います。
スピン系テンションの進化の影に隠れながら、粘着性ラバーの進化は確実に進んでいました。
ここまで回転と弾みを高レベルで実現した粘着性ラバーは他にはないと思います。
キョウヒョウ3-50の登場は裏ソフトラバー市場に必ず大きな影響を与えることでしょう。
進化した粘着性ラバーの性能をぜひ1度試して頂きたいと思います。


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投稿者:働くカットマン


【レビュー対象】
Dr.Neubauer社 No.1 0.6mm/黒

【卓球歴・普段の使用用具】
カットマンやり続けて13年
攻撃:守備 サーブ時 5:5 レシーブ時 3:7 ぐらいの割合です。

ラケット:ビオンセロST
フォア:テナジー05FX トクアツ/赤
バック:フェイントロング3 超極薄/黒
全重量:164g

【ラバー重量】
 (パッケージ込み/カット前/カット後) 59g/30g/23g
 cf) フェイントロング3超極薄(0.5mm)がカット後23gなので同等。

【打球感】
 粒高の中ではかなり柔らかい部類です。柔らかいラバーが好きな人にとっては心地よい打球感だと思うことでしょう。

【球持ち】
 弱インパクト時の球持ちは非常に良いです。粒が柔らかいため、すぐ倒れてくれるので、球持ちが長くなりやすいですね。
 逆にインパクトを強くした際は、ラケット本体に当てるぐらい強くインパクトしないと、スポンジも粒も柔らかいために”コシ”が弱すぎて球持ちの良さを感じなくなります。

【弾み】
 ロング3と同じぐらいの低弾性です。弾みませんのでしっかり抑えられます。

【カット】
●対強ドライブ・ループドライブ
 物凄くしっかりブチれます。
 粒を倒した際の粒側面&スポンジの摩擦力に加えて、No.1には反転効果があり、しっかりミートすれば、えげつない程沈み込むイレギュラーバウンドカットが出せます。
 相手が思いっきりループかけてきた時のカットのイレギュラー具合はすごいです。
 もうこれでラリー終わったな。って思う場面がありますね。
 反転効果が高いために当てるだけでもかなり切れます。ややオートマチックに切れる感がありますね。
ある程度切る切らないのコントロールが可能ですが、回転のかかったボールに対してどナックルを出すには、ちょっと自分の技量では難しいです。

●対乗せ打ち、ナックル系
 それなりに切れます。
 No.1は粒がすぐ倒れるので、粒側面の摩擦を使いやすいです。
 しっかり切るには、かなり強めのインパクトが必要です。スポンジに沈み込ませきって木に当てるぐらいまでインパクトすれば、切れたボールが出せます。

●安定感
 バックカットの要なので、気になるところですが、相当高いレベルにあるかと思います。

 ロング3やp4等の、コントロール性を重視する変化系表に近い性質の粒高を使っている人からすると、やや安定感に劣るように感じるかと思います。
 しかし、粒高ラバー全体から見れば、相当高いレベルにあるのは間違い有りません。 

【ツッツキ】
●対下回転
 しっかり切れますし、ナックルツッツキも出せます。粒が簡単に倒れますから、インパクト不足のために硬い粒では切れなかった人でも、回転をかけやすいかと。

●対ナックル
 それなりに切ることができます。
 弾まないので思いっきりスイングできますから、ちょっと切るのに失敗しても、相手が警戒してくれます。笑
 低弾性と粒の柔らかさを活かして、インパクトがやや弱くなってしまう場面でも切りにいける強みがあります。

【ブロック】
 このラバーの一番の長所かなと思います。なんでもできる!

 ショートショートのバックハンドでは、粒の柔らかさを利用して簡単に上回転をかけられます。
 粒なのに低弾性の裏ラバーを使っている感覚です。

 しっかり面を立てれば、粒高らしいイヤらしい変化ボールが出ます。

 カット性ブロックは自分の技術幅に無いのでレビューできませんが、おそらくかなりイイ感じにできそうです。


 上回転系のボールと反転効果を利用したボールが出せるので、低弾性裏ソフトと粒高の良いトコ取りという印象。

 安定感も抜群です。非常に使いやすく、球持ちの良さからコントロールしやすいです。

 カウンター気味のブロックも粒高なのに非常にやりやすいですね。


【バックプッシュ、バックハンド強打】
 これも際立った長所!ブロックと同じ印象です。

 粒が柔らかいので、ややインパクト不足になりそうな時でも、イヤらしいプッシュが簡単に出せます。
しっかり面を立てれば摩擦力が低くなり、回転の影響も受けづらい。やりやすいです!

 バックハンド強打も上に同じく。

 No.1は粒が簡単に倒れ、粒側面の摩擦で上回転をかけられるのでボールのコントロールが非常に容易です。
 手首だけでもボールを持っていける印象。回転の影響も気になりません。

 反転できずにバックハンド強打系の技術を諦めてた人も、すごくいいのでは…。

 さすがに粒高なので、裏ソフト程の威力は出せませんが、前陣でのバックハンドは、ブロック(ツッツキ)・プッシュ・強打とコース取りを絡めて選択肢が広がる場面が増えました。

 相手がどれを待てば良いのか分からなくなるので、戦術幅が広がります。

 なお、チキータ(っぽいもの)も可能です。意表を突くレシーブとして1セットに1回ぐらい見せておくのも良いかなと。 


【ロング3との比較】
その高い安定感と応用力から、総合力高すぎて6年超使い続けてきたのですが、これとちょろっとかいつまんで比較したいと思います。

●対ループの切れ味 No.1 >> ロング3
ロング3もすごい切れるラバーですが、明らかに切れ具合が違います。
●対ナックルの切れ味 ロング3 > No.1
さすがにロング3よりは切れませんが、他のラバーに比して切りやすい部類ではあります。
●対下回転への切れ味 ロング3≧No.1
 これぐらい切れるなら粒高としては十分なレベルです。
●カットの安定性 ロング3 > No.1
●ツッツキの安定性 ロング3 ≧(=) No.1
カットの安定感はさすがにロング3の方が上。しかし粒高ラバー群の中ではかなりコントロールしやすい部類です。ツッツキの安定性は同等レベル。

●ブロック、プッシュ、バックハンド強打の安定感 No.1 >>> ロング3
ここが最も違いを感じる部分です。ペン粒等の前陣プレイヤーが使う技術の総合力や扱いやすさが段違いです。
ロング3の名誉のために言うと、No.1が異常にやりやすいだけで、ロング3でも安定感のあるプレイは可能です。


【まとめ】
特に前陣でのバックハンド技術がやりやすいラバーです。今まで選択肢が少なく待たれやすかった場面でも、前陣技術のやりやすさから選択肢が増えて戦術的な広がりを感じることができるラバーです。
特にやり辛いと感じる技術もなく、全てにおいて一定レベル以上の安定感が備わっているため、オールラウンドプレイヤー向きです。
ループに対するカットはブチ切れ。反転能力の高い粒高ラバーの一番の懸案事項である、回転の弱いボールに対しての自由度の高さも及第点以上。

非常に総合力の高い、何でもできるラバーです。


カットマンのタイプとしては、攻撃・守備・変化 のうち、攻撃か変化を重視するプレイヤーには特に合うかなと思います。
安定感を軸に下がって拾いまくるタイプのカットマンが使うには、やや適性が違うかも知れません。
しかしながら、守備重視でもより切れ味を求めて…という場合にはオススメできます。

「総合力の高い何でもできる系ラバー」の代表格はロング3とカールP4の2大巨塔という感じでしたが、
少し毛色の違う新定番粒高ラバーが出てきたかなという気がします。


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投稿者:just


オメガ好▲献◆XIOM)  レビュー

■レビュー環境
・使用ラケット
インナーフォースZLF
水谷隼
・使用ラバー
オメガ好▲献◆々 MAX
・重量
パッケージ込み重量118g→ラバーカット前重量74g→ラバーカット後重量52g
ラバー硬度50度だけありかなり重めです
そのためラケットか片方のラバーを軽量にしないと振り抜きが悪くなりやすい重量と言えます

■第一印象
相変わらずパッケージデザインが派手で凝っている感じを受けます
シートは曇り系で引っかかりがかなり強いですが粒の間隔がやや広く食い込みやすい形状です
スポンジは50度とかなり硬めで気泡がラザントパワーグリップと同等の荒さです
オメガ献▲献△魯好團鷏魯謄鵐轡腑鵑涼罎任魯好圈璽廟能が高いラバーという印象だったため垢砲覆蠅匹里茲Δ淵薀弌爾某焚修靴燭とても気になりました
プラスチックボール対応ラバーは大概ラバー全体を軟らかくして食い込みを確保するラバーが多いですがこのラバーはプラスチックボール対応としながらラバー全体が硬めの印象でプラスチックボールではどのような性能を発揮していくのか気になります
今回はインナーフォースZLFのフォア面での感想を主にレビューしていきます

■攻撃技術全般
・軽打
硬いラバーながら軽いタッチで滑る感覚が少なくややボールが上に出やすいです
球離れは早く、ハードな打球感でスピード感があります
・ドライブ
回転量はラザントパワーグリップのような最近のスピン系テンションよりは劣りますが十分な回転性能を有しています
打球感はやや硬めで弾道はやや直線的で最近のスピン系テンションラバーの中では変わった特徴のように感じました
スピードは犬茲蠅麓禊確瑤蠅泙垢かなりスピード性能が高くやや直線的な弾道なためスピード感があります
ラバーが硬いため威力を出すにはある程度のスイングスピードが必要になりますが強いインパクトにしっかりと応えてくれる力強さがあり威力の強いボールが打ちやすいです
失速しづらいため中・後陣でのドライブがやりやすくラリー戦でとても強いです
・スマッシュなどのミート打ち
変に弧線が高くなることがないのでやりにくくはなくむしろハードな打球感があるためやりやすいです
スピードはかなり速く伸びがあるためロビングを打ち抜きやすいです 

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
球離れが速いためか引っかかりの割に回転の影響を受けづらく思っていた以上にループドライブの処理がやりやすかったです
スピードや威力のあるボールに対してもラバー硬さが生きて押されにくいです
そのためカウンターがやりやすく、弾いて良し掛けて良しと自在性が高いです
ただ飛びが強いため止めるブロックはやりづらく、最初はコントロールしにくく感じるかもしれません
・ツッツキ
食い込ませてしまうとオーバーミスしやすいですが擦ればコントロールが利き回転量が多いツッツキが可能です
弾道は直線的になりやすいため相手に持ち上げさせたり詰まらせやすく後の展開に結びつけやすかったです
ストップは思いの他止めやすいですが回転を掛けるには少し難しく感じました
・フリック
硬さを生かして弾くフリックが好印象で球離れが早いため回転の影響をあまり受けないように感じました
スピード感がありとても得点力が高かった

■サーブ
スピード・回転量共に高いレベルで特にロングサーブに威力を発揮します
ただ若干ショートサーブのコントロールが難しくここは少し慣れが必要かと思います
スピード感は個人的にスピン系テンションの中では1、2位をを争うほど良かったです 

■相性の良いラケット
これが相性が悪いというラケットはなくこのラバーの使い方でラケットを合わせると良いと思います
ラバーの回転性能を引き出すならインナーの特殊素材や五枚合板などの軟らかいラケットがおすすめです
ラバーのスピード性能を生かすならアウターの特殊素材などの硬いラケットがおすすめです

■おすすめのプレイヤー
ラリー戦が得意でパワーがある方
硬いラバーが好みでミート打ちを多用する方
スピード性能が高いので硬めのスピード系テンションラバーからの移行もしやすいと思います
ラバーが硬くて重いので基本的にパワーのある方でないとラバーの性能を引き出しにくいと思います

■プラスチックボールでの感想
一般的に硬いラバーはプラスチックボールだとスリップしやすいですがこのラバーは引っかかりの良さと食い込みの良いシートのためしっかりとグリップしてくれるため他のラバーに比べセルロイドボールからの移行があまり違和感なくできました

■まとめ
スピード性能に目が行ってしまいやすいラバーですが回転性能も十分にあり非常にバランスの良いラバーだと感じました
硬いためラバーのポテンシャルを引き出すにはインパクトの強さが必要ですがしっかりとインパクトできた時の威力は非常に高くハードヒッターにとてもマッチするラバーだと思います
ラバーの性能はオメガ献▲献△硫鹽樟能を上げて全体的にパワーアップしたラバーだと感じました
プラスチックボールでもスリップする感覚が少なくラバーの性能を発揮することができるラバーです
硬さと重さは好みが分かれるところですがとても特徴的で完成度の高いラバーだと感じました



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投稿者:ぐらたす


水星2ブルースポンジ 【銀河】  ぐらたす

1.ざくっとレビュー
低い弧線で突き刺さるようなスピードドライブが特徴的
フラット強打も威力十分
「シートの粘着力」で強ドライブ
「弾むスポンジ」でフラット強打
どちらも、スイングスピード重視で「力を使わず」打ち分けできるタイプのスピード系の粘着ラバー

2.第一印象
銀河のラバーにしては、綺麗なシートで已打底も丁寧に塗られていました。
WRMで特注している商品なので、綺麗な個体だったのかもしれません。
以前の銀河製ラバーよりは品質が良い感じがしました。
シートはノーマル水2と同じ感じです。スポンジは今流行のブルスポで弾力がありそうです。
(重量・使用ラケット)
パッケージ重量82g
ラバー単体73g
カット後51g(攻撃用ラケット)
使用ラケット:アウター特殊素材(日本製廃盤)
     火山岩7

3.攻撃技術全般
今回はぶっとび系ラケットで試打したのですが、擦るドライブが筋力を使わなくてもスイングスピードだけで十分威力がでるような印象を受けました。
軌道というか弾道が直線的なので、低い球筋でスピード感があります。
粘着シートを活かした平行スイングで擦ることができれば、落とすことはなく安定した強ドライブが連打できます。
相手の強打に対しても、撫でる感じで力を抜いてスイングできれば、相手にとって嫌なカウンタードライブになります。弾くようなカウンターもできますが、相手の回転を受けやすいかも。慣れればどちらもできる印象です。
弾道が低いドライブだけでなく強ループもできます。これも慣れれば。
スイング方向を平行にまたは押さえつけるようなイメージ・・・。通常とラバーと若干違う感じが強いです。
言い替えると、そんなに持ち上げなくても楽にドライブが掛けやすいので、このラバーに慣れてしまうと、あと戻りできないような感覚があります。
中陣からのドライブも、少し慣れが必要だと思いますが、擦りきることができる選手なら、使いこなせると思います。ただ中陣からだと、くいこみにくくテンションラバーに威力で負けてしまう感じがします。前陣プレーでこのラバーのドライブ性能を活かしたい。かな。
スマッシュも威力十分です。フラット強打が好印象です。
球筋の低いドライブから、フラット強打で仕留めるような戦術に合いそうです。
各技術の評価は次のとおり
ドライブ (8.8点)
スマッシュ(8.6点)
カウンター(8.4点)

4.守備技術全般
強打に対するブロックは、粘着シートが回転の影響は受けやすいものの、スポンジが強打に負けないので、まずまずといったところ。回転を残すようなブロックにはなりにくく、ナックルブロックになりやすい。
ツッツキの回転量も豊富ですが、若干浮きやすい。粘着なので仕方ないと思いますが、粘着ラバーの中では、合格点だと思います。
カットは、かなり良いと思います。硬めの粘着ラバーが好みのカットマンなら、切りやすく・押さえやすい。回転量の変化もつけやすく、ブチぎれ・ナックルが自在に出せる感じがします。カット用ラケットであれば多少弾んでも使いこなせると思います。
各技術の評価は次のとおり
ブロック(8.0点)
ツッツキ(8.0点)
カット  (8.6点)

5.台上技術・サーブレシーブ全般
回転の影響は若干受けてしまうので、台上は慣れるまで気を使いますが、問題なくプレーできるレベルだと思います。台上ドライブやチキータも軽く擦る感じでいけちゃいます。力は使わずにスイングだけで。
サービスの切れ味は、かなり良いです。接触時間を長くして掛けるタイプの粘着シートです。硬くないので掛りにくい印象を受ける方がいそうですが、軽く振りきればかなりの回転量です。下系・アップ系共に良いです。
スピード系のドライブサーブでくい込ます感じや、弾いて出す感じの選手には合わないかも。擦る感じでドライブサーブできる選手なら、超強回転のサーブになりそうです。
ナックルロングもスピード感十分。サービスのレベルはかなり高いと思います。
レシーブも慣れれば、問題ないと思います。
台上・サービス・レシーブは、回転力を活かした攻撃的技術に合っていると思います。

台上(8.5点)
サーブ(8.8点)
レシーブ(8.5点)

6.お奨めラケット・どんな人に
特殊素材ラケットで回転を掛けたい選手にお奨めしたい。
けして、スピードのないラバーではないのですが、合板ラケット使用だとスピードが足りないと感じる選手が多いと思います。私なら、火山岩7が最適だと思います。(銀河製)
火山岩7の特殊な打球感が合わない選手であれば、インナー系で。

7.総評
「スピード」は弾むラケットの性能で出して、「回転」はラバーの粘着シートとスポンジのバランスで強回転で掛けきりたい。そんなスピード・回転両方を求める選手に合う感じでしょうか。
現セルロイドボールでは、かなりの強回転の連打から、フラット強打に繋げるような戦術に合いそうな、攻撃重視のラバーです。
これから、プラボール時代に突入して、選手の筋力・体力を酷使した卓球がメインになりそうですが、この水星2ブルスポは、非力で体力が無くても、強回転がかけられるヒントを教えてくれる感じがします。
これまでのセルロイド時代にテクニックとボールタッチの感覚だけで勝負してきた粘着ユーザーには間違いなく合うと思います。
総合評価で点数はつけにくいのですが、テクニシャンタイブで非力な中級者には、9.0点をつけたい感じです。ゴリゴリ粘着ユーザーにも悪くはないと思います。
テンションユーザーには合わないかな。くいこみが少ないと感じることでしょう。

8.その他
私自身、今現在、回転系テンション(RASANTパワーG)を両面で使っていますが、水星2ブルスポなら、ちょっと浮気してみたくなるラバーです。
過去に粘着ユーザーだった方には是非使っていただきたい。
最初はスイング方向やスポンジの弾みに違和感を感じると思いますが、1週間くらいで「前陣で楽に攻撃やカウンターができる感じ」が分かってもらえると思います。
以上


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投稿者:ぬりかべ


andro社 和の極み-蒼- 中国式レビュー
 ※表面はNo1(黒OX)、裏面は太陽PRO(赤極薄)を貼って使用しました。

1.ざくっとレビュー
 「弾み」「回転性能」「コントロール」を高いレベルで満たした、万能型5枚合板ラケット。

2.第一印象
 まず驚いたのが箱のデザイン。まるで蒔絵のような感じで「和」の雰囲気を漂わせています。対して、ラケットのデザインはandro社にしては珍しく、いたってシンプル。ただし、ブレードの表面には大きめのプリントが入っているので、赤のOXを貼ると透けてしまいますね。ここは注意が必要です(そのため、私は黒のOXを貼りました)。
 ラケット本体は、ブレードが中国式としては標準的なサイズ(161×152)となっており、グリップはコニック型になっています(先端24mm,根元30mm)。板厚は6.1mmほどで、表材と添芯は薄く、中芯は比較的厚めになっています。
 ラケット重量は軽めのものを送っていただいたため73gでした。個体差もあるとは思いますが、いろいろと調べてみると、中国式は軽めのものが多いようですね。球突きをすると「コン」と比較的高い音が鳴り、よく弾みます。

※技術によっては粒のみ、裏のみ、粒裏両方で試打しています。
3.攻撃技術
 スマッシュ・プッシュ 9点(粒)8点(裏)
 ドライブ  8点(裏)
 カウンター 8点(裏)
 プッシュはかなりスピードが出ます。木材5枚合板としてはトップクラスでしょう。バウンド直後をとらえるプッシュも威力が出ますが、バウンド頂点から打ち下ろすように打ち込むプッシュがかなり効果的でした。ほかのラケットではそのように打つと若干ボールが失速するのですが、このラケットでは失速感がほとんどないですね。そのため、スマッシュも十分な威力が出ます。プッシュでもスマッシュでも流し打ちをすると曲がったり揺れたりの変化があり、威力・変化ともにレベルが高いと感じました。弾みのわりに「つかむ」感じがあるので、慣れるまではオーバーミスが増えるかと思いますが、1時間程度練習すれば違和感なく使えるようになる程度だと思います。
 裏面に貼っている太陽PRO極薄は「ブロック力や回転に優れるけれども硬くて扱いにくい」というイメージがありましたが、『和の極み』は弾みのわりに球持ちがいいため、その硬さを和らげ、使いやすくしてくれるように感じました。スマッシュは予想通り打ちやすく、ドライブは球持ちの良さのおかげで極薄としてはかなり飛距離が出ます。練習相手(中学生、県強化指定選手)も「ドライブがかなり伸びてくる」と述べていました。カウンターも、極薄を使っていると「弾く」がメインになるのですが、このラケットではドライブで返すことも十分に可能ですね。弾いてナックル気味のカウンター、回転をかけてドライブ気味のカウンターと、かなり自在性がありました。

4.守備技術
 ブロック 7点(粒)・8点(裏)
 ツッツキ 8点(裏)
 ブロックは、粒で返す分には「ちょっと弾むかな」という感じがします。粒高初心者にはちょっとコントロールが難しいかもしれません。ただし、ブロック時の弾道は比較的低いので、強く当てなければオーバーの心配はほとんどありません。また、球持ちの良さがあるためにカット性ショートはよく切れますし、面をかぶせて返せばスピードのあるナックルボールになるため、球質の変化はつけやすいと思います。太陽PROでのブロックは、極薄としての良さを生かしつつ回転をかけたブロックもできるので、かなり好感触でした。カウンターと同様、ナックル性のブロックと伸ばすブロックの両方ができます。
 ツッツキに関しても申し分ないですね。しっかり切ってもボールが浮くことがなく、回転量も十分です。強いて難点を挙げれば、球持ちが良いため、極薄を使っているのにナックル性のツッツキが出しにくいことぐらいでしょうか。

5.台上技術・サーブ・レシーブ全般
 台上技術点 8点(粒・裏)
サーブ点 9点(裏)
レシーブ点 8点(粒)
 サーブに関しては、(ラバーとの相性もありますが)これまでに使ったラケットの中では性能が一番かもしれません。ロングサーブの威力が出るラケットは下回転の回転量が少なめだったりショートサーブが難しかったりするのですが、このラケットはロング・ショートどちらのサーブも出しやすく、さらにどのサーブも回転量が十分です。回転量+長短・緩急のゆさぶりでかなり相手を幻惑できますね。特に上回転系を短く抑えるのがやりやすく感じました。弾道も全体的に低めなので思い切って切ることができました。
 台上技術では、粒でも裏でもフリックが安定して入りました。球持ちの良さの影響があるので、弾くよりもひっかける・擦るように打つと安定しますね。スピードがすごく出るわけではありませんが、かなりコントロールしやすいです。台上技術で思いのほかよかったのがストップ。短く止まるのはもちろん、粒でも裏でも浮きません。フリックとの組み合わせでかなり点を取りやすくなるかと思います。レシーブでもコントロールしやすいうえに前後の揺さぶりがしやすいので、自分からいろいろと仕掛けやすいですね。

6.お勧め構成
 『和の極み 蒼』は使うラバーを選ばないと思いますが、球持ちの良さがあるため、硬いラバーの扱いづらさを軽減してくます。特に粘着性ラバーとの相性は最高でしょうね。また、ラケットが軽めなので、両面に重めのラバーを貼っても大丈夫でしょう。攻撃選手ならば
  『和の極み 蒼』+ 硬めの回転系テンション
  『和の極み 蒼』+ 粘着性テンション
あたりがお勧めです。
 弾みのわりにブロックもしやすいので、粒高との組み合わせも良いと思います。とは言え、粒高を貼るラケットとしてはブロック力よりも攻撃力が秀でているので、癸韻GrasDtecsのように攻撃力のある粒高を貼りたいところですね。裏面に貼るラバーも何でもよさそうですが、極薄ラバーの欠点を十分に補う性能を持っているので
  『和の極み 蒼』 + 癸or GrassDtecs + 極薄粘着ラバー
を特にお勧めします。

7.どんな人にお勧めか
 5枚合板で「弾む」「球持ちが良い」ということを加味すると、特に使う選手を選ばないラケットだと思います(さすがにカットは難しいと思いますが)。ただし、自分が太陽PRO極薄を使った感触からすると、粘着ユーザーや極薄ユーザーにはぜひ使ってほしいですね。また、比較的軽量であることから、中学生や女子の選手にも安心して薦められると思います。
 粒ペンが使うのであれば、守備中心の選手よりは積極的に攻めていくタイプのほうがよさそうです。

8.総合評価
 守備用ブレードに慣れている選手であれば、初めのうちはブロックはちょっとコントロールが難しいかもしれませんが、サーブをはじめ総合力が高いので、守備重視の粒ペンが使う前提でも8点ぐらいかと思います。攻撃を多用する粒ペンであれば、9点をつけて良いかと思います。シェークのバック粒の選手も、同様に9点をつけて良いラケットだと思います。

9.その他
 「本当に穴がないなぁ」というのが正直なところです。強いて言うなら、表面に赤の粒高(OX)が貼れないことが唯一の欠点でしょう(それすら欠点とは言えませんが…)。粒高を貼る前提で考えたとき、守備性能でこのラケットを上回るものはあると思いますが、これほどの攻撃性能とコントロール性能を備えたものはちょっと見当たりませんね。


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投稿者:いがえもん


ラバー名 HEROwrm特注

自己紹介
高校一年 男子
両ハンドドライブ型
正直、うまくありませんが、卓球が好きです!(笑)
また、用具などの知識はそこそこ?と言った感じです。
レビューはまだ初心者なので、優しい目でお願いします。

使用ラケット レッドローズFL
フォアラバー ラザントパワーグリップ
バックラバー HERO wrm特注

○はじめに○
スピン性能が低く、相手の回転に鈍感というのが売りのラバーです。
表面には特殊加工されていてザラザラ?ピカピカ?しています。
実際打ってみると、予想以上に引っかかりがあり、これなら十分かけれるんじゃないか、という予想を持ちながら始めました。


☆軽打
一般的なテンションラバーのように球離れが早くて飛んでいってしまう感じはありませんでした。
弧線は直線的で、当てるだけや面を被せすぎるとネットにかかってしまうことがあります。


☆ドライブ
特殊加工のためか、滑りやすく、擦るドライブはあまり向いていません。
打っても棒球になってしまいます。
ドライブをするなら食い込ませるのが向いていると思います。
謳い文句の通り、影響は受けづらいため、練習相手のカットも容易に入れることができました。
しかし、逆に言えば自分からかけるのは難しいため、ループドライブを多用する方だと、叩かれやすいかなと感じました。
スピードドライブや弾くドライブのようなものがオススメです。
そちらは別の項目を設けさせていただきました。


☆スマッシュ
回転影響が少ないため、弾いてあげれば多少回転がかかっていてもとても打ちやすかったです。
また、少ない回転、もしくはナックル性の球になるのでやらしい球質になりました。
ただ、スピードもそれほどあるわけではありませんので注意が必要です。


☆サービス
回転性能、スピード共に抑えられているためサーブで責めることはあまり向きません。
しかし、このラバーは基本バックに使うと思いますので、時々流れを変える時などに向いてると思われます。


☆レシーブ

・ツッツキ
はじめに で書いたように、予想以上に引っかかりがあるため、それほど浮かず、そこそこの回転量が出せました。
影響を受けづらいので、相手のサーブわかんねーってときは思いっきりツッツキしとく。って感じでも全然使えると思われます。
弾きがいいので、サイドスピンをかけながら前に振ってあげれば、そこそこスピードにのったサイドスピンツッツキが可能です。

・フリック
回転影響を受けづらいためとてもやりやすかったです。
こちらも別の項目をご覧ください。

・チキータ
やりやすさはあるのですが、回転性能が抑えられているため、大きく曲がることはないため多用するには向かないと思われます。 


☆ブロック
回転を受けにくく直線的に飛ぶため、強打や回転量の多い球に対しても簡単に止めることができました。
ナックル性の球もよくでて、時には弾くブロックを入れれば相手はバックにドライブも怖くなるんではないでしょうか?
それくらいブロックがやりやすかったです。


☆カウンター
ブロック同様、回転影響の受けづらさ、弧線の低さ、弾きの良さからとても気持ち良く入れれます。
ドライブが来たら待ってましたと言わんばかりに、少し上からパチン!これでオッケーです。


☆カット
本職でないためあまりわかりませんが、レシーブから早くカットに持って来たいなど、粒のように相手の回転に負けないようにしたいが、回転も欲しいという方にお勧めできるのではないでしょうか。
低いカットも打てて、凌ぎも効くと思いました。


★スピードドライブ、フリック等
まず、なぜ別項目を作ったかというと、自分自身、特にここがずば抜けて気に入っているためアピールしたかったからです。

何度もいいますが、このラバーは相手の回転の影響をとても受けづらいです。
そのため下回転などのスピンボールを強打しやすいのです。
ループドライブは回転量が少ないため相手のチャンスボールになりやすいのですが、スピードドライブならその回転量の低さをカバーできます。
しかしバックのスピードドライブは比較的難しくと思われます。
上手く体重移動ができなかったり、振れずにネットにかけたり、オーバーしたりしがちです。
しかしこのラバーは、回転影響を受けづらいことに加え、弾みも抑えられているので、本当に簡単に打てます!
少し練習すればすぐにコツが掴めて打てると思います。

フリックも同様に本当に弾きやすく容易に打てます。
短い球なら、リフトのように球の後ろから斜め下を弾けば、基本どんな球でも打てました。
また、ネットより高い球なら同様に弾けます。

自分はもともと、バックのスピードドライブ、フリックが苦手でしたが、このラバーにしたらパチンパチン打てて簡単に入れれました。


☆まとめ
簡単に言えば、、、
とにかく弾き技術がイイ* **
回転影響少なっ**
これにつきます。
やり方がわからない、そんな方でも、使えば自然とマスターできると思います。
回転量自体低いのですが、フォアにスピン系を使っていれば、回転量の差が寧ろ有効的に使えます。


向いている方
レシーブが苦手な方
極薄では攻めが物足りないと思う方
フォアとバックの回転の差で翻弄したい方
弾きがニガテ、もしくはもっと活用したい方
だと思います**

ぐっちぃさんが開発し、使っていたりするこのラバー、本当にお勧めします。
是非是非一度は使ってください* **


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投稿者:ニャマ


qing[陳] OX 黒レビュー
あまりレビューが少ないので書きます。

使用ラケット 
ティバー スウィングフォーエス
裏面
MAZEproブルースポンジ
プレイスタイル
ペン粒

NO1が欲しかったがどこも在庫切れのためひねくれてqingを買いました。
初めての一枚ラバーです。それとサイドバランサーもつけてみました。
オルプレ1.3mmと比較します。NO1は高いよ〜って人の参考になればと思います。

まず粒がオルプレに比べるとすごい柔らかい印象を受けました。
オルプレよりも粒がねる感覚があり打ちやすいと思いました。

■ドライブ・スマッシュ
このqingの売りであるドライブですが、予想以上に打ちやすいです。
引っかかりがあるので回転をあまり気にせずにドライブを打てました。
オルプレはこすってドライブでしたが、qingは持ち上げるような感覚でループドライブのようなドライブが簡単に出せました。
ロビングに対してスマッシュするときもラケットを寝かせても安心です。
そして球も意外に早い。ここぞという時に表ソフトのような感覚で打ちに行けます。

■ブロック
オルプレより低弾性とのことでしたが、よく止まります。高反発ラケットなのに当てるだけのブロックでもオーバーすることがほとんどありません。オルプレはスポンジありだったのもありますが変化はオルプレの方があるかと。
自分から切り落とせば意外と切れてる下回転が出せます。
相手のスピードドライブなどをうまく切り落とすと低くて伸びるようないやらしい球がだせます。

■台上技術
プッシュですがラケットとの組み合わせのおかげか結構スピードが出ます。
流し打ちなどもやりやすく、低弾性をいかしネット際にいやらしい球を返すことも簡単です。
グラスほどではないですが回転がけっこう残ってるため相手には嫌がられます。
サイドブロックなど相手の揺さぶりも簡単にできます。
ツッツキも予想以上に低くだせました。

■裏面との相性
MAZEproブルースポンジとの相性ですが、MAZEproブルースポンジが弾まなくなりました。
ですがおかげでブロックが安定しました。相手の球威をうまく吸収しているのか、シェークバックハンドで使ったところバックが非常に安定します。
さらにフラットに叩いたり、プッシュしたりというのがやりやすくなりましたね。
弾まなくなった分、キレキレのサーブが出せるようになりました。
驚いたのは、球持ちが非常に良くなったこと。薄くこするように打たないとツッツキ打ちでも簡単にオーバーしてしまいます。
MX-P以上に球持ちがいいのではないかと思ってしまいました。

■総評
qingはめっちゃ使いやすいですね。以前SCYLLA已打底を買ったら粒にバリが残ってて粒同士がくっついていたため、中国の粒はこんなに荒いのかと思って避けていましたが、思い切って購入。
品質はSCYLLA已打底より以上ですね。
正直今まで使った中で一番使いやすかったかもしれないです。
自分から攻めていける、ブロックがよく止まる、変化がつけやすい、とオルプレよりも打ってて面白かったです。
いくつかあるレビューの中で、球が素直だから相手も返しやすいというのがありましたが、確かにそう思います。
ただ短くストップして相手が前にでたところに粒ドライブなど、前後左右に揺さぶることが簡単にできるので戦略の幅が広がります。
当てて返すだけの初心者だと相手にカウンターを受けてしまうと思うので、中上級者のようなコースを狙ったり相手を翻弄するのが大好きな変態さんにおすすめです。
NO1を買おうか悩んでましたが、あまり人と同じ物は使いたくない主義なのでしばらくはqingを使っていこうと思います。


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投稿者:付属品


水星2ブルースポンジ(以下ブルスポ) フォア使用(銀河)レビュー

■レビュー環境
*使用ラケット 
・レッドローズ
ファインジップ気持ち多めで接着。
水星2WRM特注37度(レドスポ)との比較も交えてレビューします。

・重量
レッドローズサイズで50gピッタリでした。僕の持っている37度は47.5gでしたので、已打底分重くなったかなと…


■第一印象
スポンジが、濃いブルーでとてもかっこいいです。シートは、ギラギラ光っている水星のシート。何やらシミが3箇所ほど。接着剤を多めに塗ったはずが、剥がれかける反り返り。サイドテープの使用をお勧めします。

■攻撃技術全般
・軽打
いきなりネットミス、レドスポに比べて明らかに直線的に。そして、ブレイク系を少し混ぜたようなスピード。音も大きくバチバチなります。

・ドライブ
やはりレドスポに比べ直線的です。スピードもかなり向上しています。かといって、回転が掛からないわけじゃない。レドスポより明らかに掛かります。ループドライブは低い軌道で打ちやすく、かなり大きく沈み込みます。相手はかなり辛そうでした。下回転打ちも、食い込みが上がったので簡単に、そして低い軌道でノータッチが何本も取れました。
引き合いは、直線的に飛ぶのにレドスポより楽にできます。伸びもすごい。引き合いは完全にレドスポを超えました。

・スマッシュ
これも明らかにレドスポより速いです。ブレイク系のようなスピードです。ブルスポの弾力でしょうか。打ちやすさもかなり向上、多少の回転なら無視できます。取られにくさはレドスポ、打ち抜けるのはブルスポです。

・カウンター
レドスポに比べ直線的にぶっ飛ぶので、多少リスキーになりました。入ればほとんど決定打なんですが。軌道すごいです。

■守備技術・台上技術全般
・ブロック
ブロックもやりやすくなりました。球持ちの向上から相手コートに入れやすく、弾力のアップから直線的に。うまく混ざり合い、かなりやりやすくなりました。しかしあくまで粘着なので、期待はしないほうがいいですね。
・ツッツキ
これも直線的な軌道でブチ切れます。その分レドスポに比べ、ネットミスが多くなった気がします。慣れが必要です。

・ストップ
レドスポより長くなりやすいです。

・フリック
弾くフリックは明らかにやりやすくなりました。入れやすさもなかなか。
擦るフリックはなんか中途半端な気がします(うまく表現できません

■サーブ
下回転サーブ。1発目、ネットに引っ掛けサーブミス。2発目もネット。軌道が低すぎます。慣れたらやばいです。ツッツキ同様、直線的にブチ切れです。しかし、レドスポのほうが短く出しやすかったかなと。わざと長く出したのですが、相手はループドライブでも持ち上がらない。とっさに離れて、ツッツキしても持ち上がっていませんでした。
横ロングも低い軌道で、速くだしやすいです。

■相性の良いラケット
レドスポに比べ直線的にぶっ飛ぶようになったので、アウターカーボンは上級者限定だと思います。使いこなしたらやばそう。
バランス的にはインナーカーボン、扱いやすさは、薄めの純木だと思います。
レッドローズとの相性はいいと思います。
■おすすめのプレイヤー
ブレイク系を使用している方で、回転の掛けやすさを求める方。
レドスポを使っていて、試合が長引くと慣れられて、やられてしまうと感じている方。限界を感じた方。
レドスポより威力が欲しい方。


■まとめ
かなり「直線的」を意識したレビューになりました。
レドスポ「より」明らかに直線的にぶっ飛ぶからです。あくまでレドスポ「より」です。
ループの沈み込み、ドライブのスピード、回転、引き合い、サーブ、スマッシュ、ツッツキ、ほとんどの面でレドスポを凌駕しています。劣るのは、重量と技術が色々長く出てしまうことくらいだと感じました。
このレビューは、レドスポとの比較です。スピードがでる!回転も掛けやすくなった!あくまでレドスポとの比較の範囲です。
ブレイク系の「ような」スピードがでるだけです。
強粘着以上の回転、ブレイク系のスピード以上を求める方にはお勧めできません。
「威力」のブルスポ。「安定」のレドスポ。
プレースタイルに合わせて選択してください。
余談ですが、ブレイク省の真逆かなと思いました。
ブレイク省は、直線的な軌道で威力抜群のブレイクに、弧線と回転、扱いやすさを加えたもの。
ブルスポは、弧線を描く軌道で回転の掛けやすさ、粘着ラバーらしさ抜群のレドスポに、直線的な軌道とスピード、威力を加えたもの。
なんか真逆な気がします笑

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