投稿者:侍


■モニター環境・自己紹介
卓球歴  約8年
ラケット  ティバーフォーエス・コニック型
(ブレード面 148×148、5枚合板・約88g)
エコロエクスパンダーを2度塗った後、水溶性グルーでフォア側に接着。
スポンジ厚 特厚2.2mm


■ラバーチェック
玉突き
 球を吸いつけるほどの粘着は無いので、玉突きには支障はでないが、弾みは中位。20cmくらいの高さから自然落下させると、「トン・トン・トン・ト・ト…」と弾んでラバー上に止まる感じ。打球感は「ややハード」。

粘着感
 指で押さえると僅かながら粘着感はある。スレイバーなどと似た感じ。机上の球をラバー表面の粘着で持ち上げようと試みたが、3cm位くっ付いて上がるがすぐ落下。

スポンジの硬さ
 TSPの表示で7。硬め。個人的な感覚では45度前後位か?。

シートの硬さ
 硬・軟の真ん中から「やや軟」より位。柔らかすぎず、硬すぎずという感じ。

全体の硬さ
 指でシートを押さえた感じは、シート層は凹みやすいが、スポンジ層は硬め。スポンジへの粒の「くい込み」はあまりなく、スポンジ全体で粒を押し返す感じになる。

カット後のラバー重量
 ラケットのブレード面が小さいのでカット後のラバーは約43g(カット前58g位)。従って、重すぎることも無く普通といえよう。


■実際の打球感
 スポンジが硬めなので、玉離れは良い。全体的な打球感も硬めである。よって、ドライブは擦るように打ったほうが打ちやすいし、回転も掛かる。フリック、ブロックは柔らかいラバーのほうがやりやすいといわれるが、角度を合わせて当ててやれば、反動で飛んでいってくれるところは、このラバーならではといったやりやすさ感がある。しかし、角度を上手く出せなければ逆にミスしやすい。ただ、やりにくい、やりやすいは、個人の技術の問題と言えるでしょう。中・後陣では、他のテンション系ラバーに比べると弾まないので、個人のパワーが必要。サーブやツッツキは、ラバー表面に僅かな粘着感もあり、引っかかり感もあるので、回転はかけやすい部類に入る。もちろん、キョウヒョウなどの強粘着ラバーが好きな人には、物足りないのは当たり前の話。高弾性ラバー+αの飛びと回転の掛け易さが特徴と言えるでしょう。例えるなら、スレイバーの飛びと回転力をややアップした感じの打球感である。テンション系にしては飛びはやや押さえ気味に感じる。


■オススメの戦型・総括
 打球感の硬さや押さえ気味の飛びを考えると、前陣から中陣でプレーする人向きといえよう。また、自分の力をダイレクトにボールに伝えたいと考えるプレーヤー(中上級者など)には使いやすいと思われる。逆に、中・後陣で、食い込ませて打球するのが好きな人にはものたりないかも。全体としては、テンション系の入門ラバーといった感じで、高弾性ラバーからの乗り換えを考えている人には値段も安くお勧めの一品。エコロエクスパンダーやグルーを塗りすぎるとラバーが変形・剥離するといったストレスダメージが生じるので注意。エコロエクスパンダーの塗りは軽く1、2回が無難。