投稿者:S.H


■モニター環境
R オフェンシブCR
F エンパイアドラゴン(2.2mm)
B ミリタル
※デカのり子1回塗りで接着

比較対象→T-REX、省狂(39度)

T-REXから乗り換え
数日間の打ち込み後、二十試合ほど使用


■第一印象
一言で言えば、「大して弾まないしっとり系微粘着ラバー」といったところですかね。粘着は、ほんっとに微量です。タキファイアDといい勝負か、それより劣るかもしれません。驚くほど少ないです。弾性は、評判ほどありません。ラケットの影響もあると思いますが、テンションかかってるとは思い難いです。T-REXくらいでしょうか。このラバーも、弾性を追い続ける選手には不向きだと思います。硬度は、結構あります。省狂靴らいありますかね。自分的には、ラバー全体のバランスもとれている、ちょうどいい硬度だと思います。


■試打感想
攻撃技術全般

弾道はテンション系らしい弾道ですね。食い込ませると、直線的にふっ飛んでいくのが印象的でした。しかしトップシートのひっかかりのよさを生かしたドライブでは、かなり中国ラバー的な弾道で飛んでくれました。打法によってここまで差が出たのは、このラバーが初めてだと思います。
弾みもまずまずです。弾みすぎず、弾まなすぎず、といったところです。非常にちょうどいい弾性だと感じました。このくらいの弾性のおかげで、ラバー全体のバランスも取れているのではないか、と思います。
硬さもまあある程度硬く、扱いやすいくらいの硬さといったところでしょうか。カチカチではありませんね。どちらかというと、スポンジよりトップシートのほうがなんとなく硬かった気はします。
上記の二つのこともあって、攻撃時のスピードは期待できませんが使いやすさとスピードのバランスは非常によくとれていると思います。このラバーなら、攻撃時に安定性を崩すことも少なくなると思いますね。

守備技術全般
ブロックはチョット難しいかな・・・。それなりの技術がなければちょっと難易度は高いかもしれません。トップシートがやや硬めのため、ボールがポテッと落ちるような感触がありました。T-REXとは正反対の性質です。カウンター重視のプレースタイルなら、受け入れられるかもしれません。このラバーでのブロックは、ボールをラバーで捕まえた後に自分で運んであげるようなブロックがいいと思いますね。トップシートの粘着は少ないのに、中国ラバーのようなブロックの感触を得られたのは今回初めてです。

台上技術全般
一般的な強粘着中国ラバーよりはやりやすいですが、トップシートで掴む感じがないのでT-REXよりはやりにくく感じます。慣れるまでは、難しいでしょうね。


■その他気になった点
最初ビニールを剥がしたとき、やや傷み気味のトップシートが目につきました。そこまでグシャグシャではありませんが、気になりますね。しかし2週間も使えば傷は見えなくなります。気が長い方なら気にせずに使えていいのではないでしょうか?中国製にしては品質管理はいいほうだと思いますので、品質管理の悪さに呆れて中国製ラバーを見放した選手にも使っていただきたいですね。


■総評
中国製×テンションで、非常に革新的なラバーだと思います。フレンドシップから既に出ているようですが、それらとは一線を画すタイプなのでは?新世代の、次代を担う中国ラバーを感じたい選手は使わない手はないでしょう。