投稿者：RYO
■モニター環境・自己紹介
卓球歴：4年、高校生
レベル：中学地区大会優勝、県大会出場レベル
戦型：異質攻撃＋カット
使用ラケット：ラプータ・フラットR（バタフライ）
■第一印象
なかなかしっかりとした粒です。非常にコシがあります。粒はそんなに高すぎということもなく、コントロールしやすそうな感じです。今回は赤を買ったのですが、トップシートは薄く、かなり透明です。日本のカールやフェイントだとあまり感じないことだと思います。まあプレーに支障はないと思いますので。早速レビューを書きたいと思います。
■攻撃技術全般
アンチ粒高の代替品ということもあり、フォア打ちはあまり安定しません。粒が変形するとい
うよりは、若干ながら滑る感じがあります。しかし、ショートボールに対してのフリックは回転を無視できるおかげで、かなりの確率で成功できました。スピードもなかなか上々です。やはりこの辺は前陣異質の選手にとっては嬉しいところですね。
■守備技術全般
ブロックは、アンチの代替品ということで、非常に変化度の大きい球になりました。安定性に関してもまずまずだと思います。コース、長短も狙いやすくいい感じでした。しかし若干下向きに抑えないと強烈なボールに対しては浮いてしまい、連続攻撃されてしまいます。まあなれれば問題ない程度だとは思いますが、癖のあるラバーだということを前提に考えないと今までの粒とは全然違う感じがしてしまいますね。
■まとめ
今までの日本製の粒高とは一味も二味も違うかなり独創的なラバーだと思います。特に攻撃的な前陣異質よりは、本当に守備主体の選手の方がこのラバーの良さを生かすことができると思います。曲げて、止めて、相手を揺さぶり、本当のチャンスボールの時のみに攻撃するといった、異質の中のオーソドックスなプレーに非常にマッチすると思います。値段もそんなに高くなく、コストパフォーマンスもばっちりなのでぜひ一度お試しください。
