藍鯨












投稿者:中国式CHN

■モニター環境・自己紹介
卓球歴(戦歴):2年半 市内レベル
使用ラケット:王皓
比較ラバー:テンキョク3ブルースポンジ
過去に使用経験のあるラバー:主に粘着ラバー

■第一印象
まず重さは普通の中国ラバーと同じくらいでした。開封すると粘着はほとんどありません。表面がヌルヌル(?)というか通常の粘着ラバーが湿気たようなさわり心地です。硬度はテンキョク3を買った時と同じ37を選んだのですが、つまんでみると藍鯨?の方が柔らかく感じました。そして今回は己打底ということで、ラバーに皮膜が付いています。粘着力はほとんどなく、こんなのでほんとにくっつくのか?と疑ってしまうくらいです。しかもWRMでは取り扱っていないように、ルール的にもグレーゾーンだそうなので、今回ははがしてレポートをします。

■試打
攻撃技術全般

ドライブ…やはりスピードの桁が違いますね。ループドライブも通常のラバーと比べラバー自体が硬めなので、擦ってもしっかりと回転のかかった良いドライブができます。しかしテンキョク3の頃に僕が得意だったネット際すれすれに落として、ボールが2バウンドしそうなくらい短いボールが出しずらかったです。なのでどうしても長くなってしまい、相手にとっても返球しやすい球になってしまいました。スピードドライブは弾道が鋭く、テンキョクの場合ループやブロックで粘って、決め球を厳しいコースに突いて得点、という事が多かったですけど、藍鯨の場合、速いドライブを連打して得点、という得点パターンが増えました。ただ硬い+微粘着のせいで球離れが早く、回転をかけるには相応のパワーが必要だと感じました。
スマッシュ…全てにおいて藍鯨が勝っていますね。スピードもありますし、中国ラバー独特のナックルも普通に出せます。あと、打球音がカチン、カチンとなんか不思議な音がしました。周りの人にはよく球割れてる??と何回も聞かれ答えるのが面倒でした(苦笑)が、個人的には好きな打球音です。
カウンター…とても良いと思います。テンキョクは相手の回転に押されがちなのですが、藍鯨は角度のコントロールが簡単でしかもスピードもあるので、安定力も得点力も増しました。

守備技術全般
ツッツキ…テンキョクは普通にツッツいても短くなったりしたのですが、藍鯨は長短が付けやすかったです。もちろん回転量は落ちますが、その分奥に押し込むツッツキはスピードが乗ってるので、それだけで得点に結びつくほどの球威があります。
ブロック…これはまずまずといったところです。普通に入るのですが、僕が得意な止めるブロックがやりずらいです。しかし、カウンター気味のブロックや伸ばすブロックが得意な人には向いていると思います。

その他技術
サーブ…粘着テンションということでサーブが長くならないかな…と不安でしたが、何ら問題なく長さ、回転量に満足できるサーブができました。しかもテンキョクではロングサーブを出すとき、擦ってださないとスピードあるボールになりにくく、少し強いスイングを要するため出す前にバレやすかったのですが、藍鯨は当ててもスピードが出せるので、バレにくいのはもちろん、回転量に幅ができました。ただこのあと再びテンキョクを使ったのですが、やはり全体的なサーブのレベルはこちらの方が高いです。
レシーブ…テンキョクの時は回転を読み間違えるとすぐミスが増えるため、あまり攻撃的なレシーブは多用しなかったのですが、藍鯨の場合それが少なくしかも攻撃した方がスピードを生かしたプレーができるので、積極的なプレーが増えました。

台上技術
ストップ…う〜ん。テンキョクと比べるとやりにくいし、回転量もちょっと・・・という感じです。ただ、もちろんテンションラバーと比べるとやりやすかったです。
フリック…こっちはかなり良かったです。弾くフリックが特に良かったです。テンキョクはフリックで得点力にはなりにくいので、カウンター対策にスピード+回転が必要でしたが、藍鯨はスピードだけでも十分でした。

■おすすめなプレーヤー
テナジーやテンション系が合わない方、パワーに自信のある方などなど…

■まとめ
スピードには満足できたのですが、従来の中国ラバーらしさがないというか…僕には合わなかったので、テンキョクに戻しました。しかも粘着ラバーにしては粘着がないし、テンションラバーにしては硬いし、なんだかクセのあるラバーだと思います。ただこのクセを受け入れられる人であれば、このラバーの性能を最大限に引き出せるでしょう。