投稿者:たか坊

■モニター環境・自己紹介
卓球歴:約20年
戦型:ペン裏裏
使用ラケット: ニッタク ルーティスJ
比較ラバー:日本メーカー・ヨーロッパメーカーのテンション系、海夫の藍鯨シリーズ、PALIOのバイオシリーズ

■外観
◇シート
藍鯨は微粘着ですがBaishaは粘着性ではありません。以前の紙のパッケージだったころのBaishaは表面がややサラサラしていて、表面の摩擦ではなく食い込ませて回転をかける感じでした。現在の製品ははしっとりとした感触があり、ひっかかりが良さそうです。それでいて、中国ラバーには珍しくピーンと張った感じでテンションも効いていて、いかにも飛びそうな印象です。粒は藍鯨より若干大きいような気がします。
◇スポンジ
ラケットが硬いのと、己打底で重くなるかもしれないと思い、軟らかめの33度を選択しました。指でつまむと、軟らかいだけではなくコシがあることがよく分かります。Roxon330やDESTO F3 Bigslamほどの軟らかさではなく、BOOST TSやVario Bigslam、COPPA JO PLATIN SOFTのような、コシを感じる軟らかさです。かと言って藍鯨のようなスポンジが押し返す感触とも異なり、藍鯨の原動力がスポンジとすればBaishaの原動力はシート、というイメージになると思います。漠然としていますが。
◇己打底
初の己打底です。接着剤はラケット側だけに塗れば貼れる、と聞いていたので、その様にして貼ってみましたが、テンションのせいか端からはがれてきました。バタフライのフリーチャックを使ったので、他の接着剤なら違った結果になるかもしれません。とりあえずその後、両方に塗って貼りました。試打の後、もったいないと思いつつも、実験の為に己打底をはがしてみました。スピードグルーの膜をはがす時のような感触で、懐かしい気がしました。再度貼ってみましたが、己打底があってもなくても重さはそれほど変わりませんでした。

■試打
攻撃技術全般

◇ドライブ
スピードグルーを塗ったような飛びです!びっくりしました。弾道はかなり直線的になります。水平に近い感じでかぶせ気味でフルスイングする打ち方のほうが、ラバーの性能を活かしやすいと思います。その代わりループは難しいです。シートで弾き飛ばしてしまわないように注意しながら、斜めよりも真上に擦り上げる感じになります。カット打ちもしてみたのですが、ゆるくつなぐのがやりにくいぶん、前方へのフルスイングの割合が増え、体力を消耗してしまいます。スピードが出るので打ち抜けることも増えるのですが。
◇スマッシュ
爽快です!スマッシュ好きにはたまりません。スポンジが軟らかくても威力・スピード共に出ます。7〜8割の力でコースを打ち分ければ、十分打ち抜けると思います。

守備技術全般
ブロックやショートは角度を作って当てればきれいに返ります。プッシュも多少力加減が要りますがやりやすいです。逆に球威を殺すような、引くブロックなどは飛んでしまうので止めにくいです。後陣からのロビング、フィッシュは飛びがいいのでもちろん楽ですしドライブ気味の球はいいです。横回転を入れて曲げたりするのは向かないと思います。

サーブレシーブ及び台上技術全般
◇サーブ、ツッツキ、ストップ
厚く当たり過ぎないように注意しさえすれば、かなり切れます。しっとり感のある表面を使って薄くこするイメージになります。
◇フリック
たたくのには非常にいいです。ボールとラバーが接している時間・距離が短いからだと思いますが、こするフリックは不完全になりがちです。

■まとめ
周囲の人も「塗ったの?」というくらいで、自分自身もグルーイングしたような錯覚に陥りました。中国のテンションラバーもここまで来たか、という感じでした。己打底の重さは気になりませんでしたが、厚さが2.0mmでもラバー自体が、感覚的にはテナジー05やバラクーダのような重みがあります。パワーに自信のない方がお使いになる場合は、なるべく連打しないほうがいいかもしれません。

■お勧めのタイプ
パワードライブを連打できる方
シートの表面で擦るのが得意な方
グルー時代の打球感が好きな方

BaiSha2イエロースポンジ・己打底【海夫】のご購入・他の投稿者のレビューを見る