ヘキサープラス






















 

投稿者:オメガウェポン

■モニター環境・自己紹介
卓球歴(戦歴)17年(ブランクあり)
戦型:左シェークドライブ主戦型
使用ラケット:ティモボル・T5000
使用ラバー:HEXER+ 2.1mm(両面)
比較ラバー:ロクソン500PRO、スレイバーG3
過去に使用経験のあるラバー:スレイバーシリーズ、ブライスシリーズ、マークV、X’s、タキネスCHOP、タキネスDRIVE、タキファイアC、カールシリーズ、ラウンデルシリーズ、ロクソン500PRO等

■はじめに
androの春の新商品ヘキサー+をレビューしたいと思います。本来ならば、ヘキサーからレビューする予定でしたが、諸事情の関係でヘキサー+からレビューすることになりました。そのため、肝心な部分でヘキサーとの比較ができません。その点に関してはご了承を。今回は、すぐに入手できてスピード重視であるため、それを期待してヘキサー+を購入しました。

■第一印象
パッケージはロクソン500PROのような豪華な仕様ではなく、日本製のものに近い感じでした。スポンジはオレンジ色で、気泡が粗く、コシがあって弾力性は高いです。シートについては、粒配列はスピード重視の縦配列を採用し、表面はしっとりしていて非常にザラザラしています。しかし、よく見るとロクソン500PROのシートと見た目はほとんど変わりません。スプリングスポンジにロクソン500PROのシートを貼り合わせた感じでシートもスポンジも硬いですが、ロクソン500PROほど硬くはないです。

■試打
早速、球突きをしてみると、思ったよりもよく弾みます。それでいて、ロクソン500PROでは止めることさえできなかった、止める球突きが本当によく止まります。次に、フォア打ち、バック打ちを始めると、ある程度弧線は描きます。しかも、コントロールがしやすく、打球感はボールを包み込んで弾く感じがしました。さらに、ラケットの総重量が軽くなったことで、ロクソン500PROを両面に貼ったときよりも非常に振りやすいと思いました。

■試打
攻撃技術全般
ドライブ: TENSOR 4Gラバーの中では現時点で最速でしょう。思いっきり振ったときのスピードと威力はロクソン500PROに迫るものがあります。それでいて、弧線の高いドライブになるのでコントロールや安定性もよく、自在性があると思いました。また、ロクソン500PROのように回転を掛ける前にボールが弾いてしまうような現象はまず起こりません。金属音に関しては、残念ながら強打時のみしか鳴りません。これまでドイツラバーを使ってきた人には不満が残るかと思います。
スマッシュ:ロクソン500PROと同じくらいの威力は出ます。スピードに関しては、ロクソン500PROの方が上だと思いました。それでも十分に速く、弧線もある程度は残っています。ドライブでは鳴らなかった金属音も最強クラスに鳴ります。

守備技術全般
ブロック:止めるブロック、弾くブロックなどがやりやすいです。しかも、これまでのドイツラバーの良さを残しているのが素晴らしいです。
ツッツキ:ブッツリ切れます。しかも、ロクソン500PROと違って弾みすぎないので、長短のコントロールがしやすいです。しかし、食い込ませるとオーバーしてしまうので気をつける必要があります。これについては他のドイツラバーと同じです。
ストップ:短く止まります。使い勝手はスレイバーG3とほとんど同じです。
ロビング、フィッシュ:ロクソン500PROよりもコントロールがしやすくなり、回転の掛かったロビングやフィッシュがやりやすくなっています。

サーブ・レシーブ・台上技術など
サーブ、レシーブ:あまり切れません。ロクソン500PROの方がブッツリ切れます。しかし、食い込ませても切れるので、切れる・切れないがバレにくく、戦略的にはこちらの方がやりやすいと思いました。レシーブは回転の影響を受けると思います。食い込ませてしまうと飛んでしまうので、多少の工夫が必要かと思います。
フリック:ロクソン500PROを使ってきた人には、スピードで多少不満は残ると思いますが、むしろバリエーションはヘキサー+の方が多いと思いました。

■おすすめなプレーヤー
ロクソン500PROでは硬すぎ、浮きすぎ、弾みすぎ、ロクソン450、ロクソン330では物足りない、テナジーシリーズとは別のラバーが使いたい、スレイバーG3はいいラバーだけどボールを包み込んで弾き出す感覚が乏しい、と思っている方におすすめします。

■まとめ
スレイバーG3に補助剤を塗った状態に近い感じがしました。ヘキサーは万人受けしましたが、ヘキサー+は攻撃重視の選手に限定されるのではないでしょうか。現時点で、TENSOR 4Gラバーはスピードに不満が残りますが、3Gラバーとは違って4Gラバーはスピードに関してはまだまだ改善の余地はあると思います。フォア、バックどちらでも使えるバランス重視の設計で、これにスピードの要素を加えたラバーだと私は思いました。