nianmor












 投稿者:無業遊民
 

■モニター環境・自己紹介
戦型:F−表ソフト・B−裏ソフト
年齢:19歳
使用ラケッ ト:SK7
グルー(ブースター):なし
【黒・2.0mm】をバック面にて使用。
http://ameblo.jp/mugyo-yu-min/entry-10624538998.html
↑にてさらに詳細にレビューしています


■ラバーステータス

真空パッケージを開けて最初に思ったのはラバーカットがデカイ!
(TSPの保護シートよりも大きい)印象としてはグルーを塗って広がったかのように
ピーンと伸びきった感じ。相当なテンションが掛っているのか持った感じがプルプルしていて、
ちょっとでもぶつけてしまったらすぐ破れてしまいそうなくらいデリケート。
つまんだ感じは意外とソフトでシート・スポンジともにやわらかく、
スポンジはザラッとしている荒いスポンジではなくキメの細かいプニプニ感触です。
シートもラバーをつまめばスポンジと同時に潰れてしまいました。
オメガ等、やわらかいラバーは金属音がなるイメージがありますが、さほど鳴りません。
 

■余談
私が仕入れていた情報によると日本で売られているラバーの中では最速の裏ソフトなのでは?
と聞いていたのですが、それにしてはやわらかくて本当に日本最速のぶっ飛ぶラバーなのか!?
というのが非常に疑問です。まずは使ってみたいと思います。
 

■第一印象
「日本最速」というのには理由があったようです。
ただただ「一発」の球速を求めたラバーではないことが分かりました。
というのも、もちろん一発の威力は高いかもしれませんが、わかりやすく言えば
「最初からMAXスピード」といった感じです。軽く当てても飛び、先手を取れるラバーです。
 

■試打
攻撃技術全般

ドライブ:回転だけを意識してもおのずとスピードも付いてくる感じで、
回転量は最近の回転系テンションには及びませんがある程度掛ります。
直線的になってしまうため最初は慣れが必要になってしまいますが、
回転を掛けながら打球する意識で打つと直線的ではあるが鋭く刺さるようなボールが打てます。
下回転に対しループドライブをすると低い弾道になり、
しかも台についてからさらに沈むボールが出せます。
弧を描かせるように打球するとラバーの反発力もあるため
オーバーミスにつながってしまうことが多くありました。

スマッシュ:角度を合わせて叩いた場合、かなりのスピードが出ます。
もともとラバーにボールを飛ばす力があるため、
それほど力を加えなくても十分なスピードを確保できています。
バック側で使用しましたが非力なバック側でも確実に打ち抜けるほどの威力のあるボールを
打つことが可能です。フォア側でも一応使用してみましたが、
強くインパクトしすぎると意外にスピードが乗らないこともあるので、
全力で叩くというよりも確実にミスしない程度の力でやさしく打ち抜く
(勝手にスピードが付いてくるので)ことが大切だと感じました。
逆に、勝手にスピードが付いてきてくれるというのを良い方向に考えることができればよいのですが
「コントロールができない」という悪い方向に向いてしまうと悲惨なことになりますのでご注意を^^;
 

守備技術全般
ブロック:直線的になる傾向あり、そして強いボールに対してはぶっ飛ばされないように
意識する必要があります。
強いボールを受けた時の打球感は、シート・スポンジがピタッと潰れてボールが
ラケットに直接当たっているかのような感覚でした。
その感覚を受けた後すぐにボールが直線的に飛び出していく感じで、
ここでコントロールが難しく感じました。
低く鋭く入ってきたドライブに対して普段使用しているラバー(新Mopha)と同じような感覚で
ブロックをしてしまうと、相手のボールのスピードや回転量によって時には異常なまでに
吹っ飛ばされてオーバー、低く直線的になりすぎてネットミスなど、
いつも以上に相手のボールをよく見極める必要があるなと感じました。
慣れてくるとそれらの相手のボールをエネルギーにしてカウンターではないですが
攻撃的な守備をすることができます。
上から押さえつけて気持ち押すかのように打球すると相手の威力をそのままに直線的で
攻撃的なブロックになったり、ナックル性のブロックを混ぜて相手のタイミングをはずしてみたりと、
扱えればかなりの武器、扱いにくければただただ使いにくいだけのラバーになってしまいます!
それを完璧に使いこなしているのがサムソノフですが、
ブロックからの展開が上手なサムソノフがニアモアを使用しているのも納得な気がします。

カウンター:簡易レビューにて「直線になりすぎる、慣れが必要」と書きましたが、
カウンターとして狙っていくよりもブロックの技術の延長として考えると良いでしょう^^
ラバーが弾むためブロックですらカウンター並みの威力を持っていますのでまずはブロックを。
それから慣れてきて自在に扱うことができるようになってきたら
カウンターとして超攻撃的にプレーすることができるようになるのではないでしょうか?
 

サーブ・レシーブ・台上技術
サーブ:シート表面だけで掬うように擦ると短く出せ、
少しでも食い込むと浮いて長くなりやすいのが特徴です。
サーブでのボールタッチが繊細でサーブが得意な方にはやりにくい感じはしないでしょう。
回転量は決して多いとはいえませんが十分掛ります。

ストップ:浮くよりも長くなりやすいです。スリップする感じはあまりないですが、
下回転の「回転エネルギー」がラバーでグリップした瞬間にボールが
「飛び出すエネルギー」に変換されるといいますか、
回転がラバーでグリップする⇒もともとラバーが持っている反発力⇒回転が前進エネルギーに
変換される⇒飛び出す。
それで長くなってしまうのだと思います。(←これで伝わりますでしょうか?^^;)

ツッツキ:スピードが乗りすぎ、直線的に長くなってギリギリオーバーミスというのがよくあります。
ラバー反発に慣れてくると思ったようなボールコントロールができるようになります^^
そこから相手のつなぎのドライブをブロック(カウンター)で
待っていて攻めに転じるというのもありですね。

フリック:角度が合えば表ソフトのようにフリックできたりもします。
スピードが乗りすぎないように意識することが大切。そしてフリックの際は特に直線的になります!
 

■おすすめなプレーヤー
攻撃的なブロックからの展開を得意とする方にはバックに貼ると、
自分の流れに持ち込むことが容易になるのではないでしょうか。
最速ラバーとはいえ、一発ぶち抜きタイプのような戦型の方よりも、
ラリー主体の選手で用具変更によってもっと攻撃的なボールが打ちたい!
という方にお勧めできると思います。このラバー場合ある程度技量がないと非常に扱いにくく、
不利なラバーになりかねないため注意が必要です。
 

■まとめ
ドライブに関しては直線的になるためそれをコントロールするため、
ある程度の技量が必要だと思います。ボールを見極め、
高さ調節をする能力が重要になってきますね。
スマッシュの際はスピードを求めるより確実性を求め、
スピードは勝手に付いてくる気持ちでうまくコントロールとスピードのバランスを保つことを
意識すると良いでしょう。スピードのみを求めるとじゃじゃ馬状態に陥る危険性があります^^;
ブロックからの先手を取ることができるようになればこのラバーを
最大限生かしている証拠(?)になるのではないでしょうか。
それからこのラバーの寿命ですが、ラケットに貼って5日もしない内に白っぽくなってきます。
白っぽくなってもティバーのラバーは意外にも性能が落ちないため
(サイナスの時もそうでした)見た目を気にしなければ1ヶ月は大丈夫な気がします。
が、見た目に出てしまうと、気持ち的にミスの際などにラバーを見てしまうような?^^;
自分の実力を試してみたい方、あなたのサムソノフスタイルを極めるために
「ニアモア」是非とも使ってみていただきたいラバーです!

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