Mopha








 

投稿者:ABS

■モニター環境・自己紹介
【評価環境】
ラバーは赤の厚(2.0mm)。カット後の重量は45.5g。接着剤は[フリーチャック]。バック面にて使用。使用ラケットはインナーフォースALC[butterfly]。

【評価条件】
比較ラバーは、最近使用していた[アクーダS1]と[テナジー64]です。卓球界において抜群に使用率の高い[テナジー64]が、前評判では明らかに分がある印象ですが、前評判や使用率に関わらず純粋な評価をさせていただきました。

【ラバーの紹介】
商品説明では、低価格で高性能な中国製ハイテンションラバーという分類です。スポンジ厚は[厚(2.0mm)、特厚]とあります。

【ラバーの見た目】
トップシートは、テナジー64とアクーダS1に比べて明るい赤に見えます。スポンジはアクーダS1と同じクリーム色です。シートの粒直径はテナジー64/アクーダS1と同等ですが、粒同士の感覚はテナジー64よりも狭く、アクーダS1より広いです。

■試打
攻撃技術全般

最初はバックショートをしました。この時点で2点ビックリしてしまいました!まず1点目は、とにかくスピードが出ました!テナジー64やアクーダS1も当然のようにスピードが出ますが、私の感覚では2つのラバーを凌ぐレベルのスピードです。2点目は、食い込み具合です!大げさですがボールがラバーに吸い込まれるような感覚の食い込みです。これも2つのラバーと比較したところでは1番です。ここまで良い点があれば、「あとは回転量が1番だと最強!」と思っていましたが、回転量は残念ながらテナジー64に劣ります。次にバックハンドドライブをしてみました。食い込みがある為か、ゆっくりとしたスイングでも入ってくれます。「入ってくれます」という都合の良い言い方をしていますが…これは、テナジー64/アクーダS1では中途半端なスピードのスイングだとネットミスしてしまいます。ところが新Mophaだと、多少打ち損じたと思ってもキチンと決まります。打点を落とさず、しっかり食い込ませるようにスイングしてドライブするのが、もっとも最適な打ち方だと思います。あと、ナックルボールに対しての返球が非常にやり易いです。テナジー64やアクーダS1に比べて、相手のナックルサーブやフリックに対してのネットミスが格段に減少しました。ということで、スピード&スピン&コントロールの3項目に対してランク付けけさせていただきました。

スピード:新Mopha   > テナジー64 ≒ アクーダS1
スピン:テナジー64 > アクーダS1 ≒ 新Mopha
コントロール:新Mopha > アクーダS1 ≒ テナジー64

守備技術全般、サーブ・レシーブ・台上技術など
まずは、相手のドライブをブロックしてみました。テナジー64&アクーダS1より食い込みがあるので、コントロールし易いです。ドライブなどの回転量の多いボールに対しては止めて、スマッシュやボレーなど回転量の少ないボールに対しては食い込ませて押し出すように打つと良いです。次にツッツキをしました。短いツッツキ&長いツッツキ共に問題無くこなすことができますが、直線的なツッツキの出しやすさという点ではアクーダS1よりやり難いです。台上技術として、相手のサービスに対するフリックをしました。あらゆる回転のサービスに対して、軽く擦り上げるような打ち方でフリックが決まりました。サービスによる回転の影響を受けてしまうアクーダS1より、回転をかけ易くコントロールできます。フリックが苦手な方でも、ショート気味に押し出す打ち方でも良いです。最後にサービスです。バックサービスについては、回転が掛けにくくコントロールが難しかったです。特に、回転を掛けるという点においてはテナジー64より劣り、低い軌道で出すという点ではアクーダS1に見劣りします。

■まとめ
このラバーに対して、抜群に良いと感じたのは「スピード」「食い込み」です。個人的に今まで使用したラバーの中では1番といっていいくらいのスピードが出ました。食い込みの良さについても、過去に例の無いレベルでした。反面、ドライブなどの回転量は期待しない方が良いです。前評判では圧倒的にテナジー64が優位ということで評価しましたが、新Mophaは突出したスピードと低価格という点ではテナジー64を凌いでいます。最後に改めてこのラバーを使用するのであれば、やはりバック面が良いです。バック面のラバーが定まっておらず、試行錯誤している方は是非一度使用することをオススメします。試打によるランク付けからも、バックハンドのスピードが欲しい&ブロックのミスを減らしたいという方の要求を満たしてくれます。ラバー自体が非常にスピードを持っているので、ラケットは木材合板が適していると思います。

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