スピンアート












投稿者:WMパパ


■モニター環境・自己紹介
卓球歴:中学・高校で6年 ブランク20年 現在約3年
使用ラケット:ティモボルZLF ST(82g) F面 スピンアート 赤 特厚 
B面 オメガ4 エリート 黒2.0mm 
接着剤 ファインジップ 最近(1カ月内)使用したラバー:キョウヒョウNEO3省チーム用・
テナジー05・月・太陽プロ・月プロ・ブレーク・パラディンなど
重量 パッケージ込み 96g カット前70g → カット後49g


■第一印象
色・艶・質感共にBTY社らしく美しいくクオリティーの高さを感じます。
シートは粘着性ということでしたがタキネスなどと比べるとほとんど粘着が感じられず
微粘着より粘着が更に弱いように思います。
スポンジはスプリングスポンジですが、海綿のようなスカスカ感がなく、
テナジー05以上に硬く更に密度が高くなりずっしりとした重みを感じます。


■試打
攻撃技術全般
ドライブ:擦り気味に打つと藍鯨やキョウヒョウシリーズのような大きな弧線を画き、
バウンド後ホップします。回転量はメーカー表示では05と同でしたが、
スポンジが硬く、弾みが若干抑えられている為、05以上に回転量が多く安定度が高いです。
下回転に対しては予想より若干スリップするような感じがありましたが、
プレーには支障の出るほどではなく、05と同じようなボールが出ます。
その他での特化する部分では、高低・長短の打ち分けが扱いやすくコントロール性が
テナジーシリーズより良いです。喰い込ませたドライブは中弾道で鋭いボールが打て、
一撃で抜きさる事も可能です。
しかし、多少スイングスピードが速くないと食い込まずパワーが伝わらないため、
弱いミートではスピードが出ません。
ひとつ心配だったのが後陣に下がった時のボールの威力だったのですが、64と比べると、
やはりスピードで劣り、引き合いで抜くのは難しく感じました。
(キョウヒョウなどよりはスピード感はあります)メリットとしては、
大きな回転量のドライブと中弾道の鋭いボールをラリー中に打ち分けができれば、
回転量でのオーバーミスを誘ったり、一発で抜きさったりと、幅広い戦術と
、大きなスケールでのプレーが可能だと感じました。

回転量 多い スピンアート≧05>64
スピード 速い 64>05>スピンアート
弾道 高い スピンアート>05>64
コントロール スピンアート>05>64


スマッシュ:スピード感は05などとあまり変わらなく感じました。
多少かぶせて擦るように打つとバウンド後、予想以上に伸びたり・沈んだりし、
ノータッチで抜けるようなボールが出ます。
角度打ちについては、スポンジが固い為、非常に打ちやすく、ナックル気味のボールが打てます。

カウンター:球離れが多少早いですが、05よりグリップする感覚が薄く、
05より回転の影響を多少受け難いため、05よりカウンターが扱いやすく、
伸びのある強いボールが出るため、好印象でした。


守備技術全般
ブロック:スポンジの硬さが影響し、ブロック角度がずれるとミスが目立ち安定しませんでした。
多少、プッシュ気味に弾いた方が反撃転換できる分良いようです。

ツッツキ・ストップ:低く切れた鋭いボールが打て、ツッツキでポイントが取れそうな感じです。
ストップについても05よりレスポンスが悪いため、コントロール良く、
長短がつけやすくストップでもポイントが取れそうです。
*とにかく台上でのプレーがやりやすく先手を取りやすく優位に試合が運べそうです。


サーブ・レシーブ・台上技術など
サービス:05・キョウヒョウ並みに回転がかかり、長短のコントロールも良いです。
ロングサービスはレスポンスが悪く、05・64より遅く、
感じとしてはスレイバーなどの高弾性程度です。

レシーブ:フリックなどの台上技術が好印象です。
台上でもドライブ回転が掛けやすく、安定度が高く、弾くフリックも安定度が高いです。


■お奨めのプレイヤー
粘着性ラバーユーザーで回転量を落さず更にスピードを上げたい方、
台上でアドバンテージを取り、試合を優位に進めたい方、
ドライブの変化幅を広げラリー時での立体的な変化でポイントを取りにいける
中・上級者の方にお奨めです。
逆にお奨めできないのは、自分の力でスピードを出し難い方、ハイテンションラバーユーザー、
スイングスピードの遅いジュニア・レディースの方にはお奨めできません。


■まとめ
回転量・スピード・安定性などの各技術で非常に高い
クオリティーを持っているラバーだと思いました。
硬さ・重量も含め、技術力・パワーのある上級者が満足できるラバーだと思います。
現在テナジー・キョウヒョウNEOなどが世界の主流ですが、
主流に今後喰い込んでいけるポテンシャルを持った一品だと思います。