投稿者:とりポン

■モニター環境・自己紹介
卓球歴:19年(中学1年から)
レベル:たまにオープン戦で入賞
戦型:左ペン反転前陣攻守型
使用用具(普段)
ラケット:パラドックス(バタフライ)
ラバー:ブライス・スピードFX 特厚(バタフライ)
    グラス・D・Tecs OX(ティバー)
使用用具(今回)
ラケット:SPEED90丸型反転式(DARKER)
ラバー:ブライス・スピードFX 特厚(バタフライ)
    グラス・D・Tecs OX(ティバー) ※以降「グラス」とする

■第一印象
定価が13,650円で割と高価であるという先入観もあってか、非常にきれいなラケットに見えた。板の厚みは厚く、いかにも弾みそうな感じ。側面に見える木目も美しい!さすがDARKER!!
球突きした感じでは打球音はさほど高くなかった。(カーボンが入っていないためと思われる。)また、それほどは弾むようにも感じなかった。日ペン反転式(ローター)の単板はほとんど見たことがなく、粒高との相性はどんな感じになるか・・・すごくワクワクします。試打が楽しみ♪

■試打
はじめに
まずは裏ソフトでのフォア打ち・・・単板特有のなんとも言えない打球感で、かなり弾む。「合板と単板で、こんなにも打球感が違うのか!!」と、びっくり。

ショート(ブロック)
裏ソフトの方は、かなり弾み、カウンターブロックが気持ちよくできる感じで、非常に良い感触であった。ただし、フォア打ちと同様、合板のラケットとはかなり打球感が異なり、合板に慣れている選手にとっては、かなり違和感があると思われる。グラスの方は、ラケットの性能のためか、かなり弾むが、スピン反転能力は・・・さすがグラス!かなり高い!!グラスの性能の高さを改めて思い知らされた感じであった。ただし、あまりクセがなく、割と素直なボールとなっているようであった。弾む分、スピードが出てしまい、相手にとってはブロックされたボールが「止まる」感じはなく、連打されやすい球質となっていた。

粒高プッシュ(対ツッツキ)
ツッツキに対するプッシュは、意外にネットミスが多かった。ちょっと押し損なうとボトッとネットに刺さり、かなりびっくりした。ネットミスしないように意識していても、ネットミスをしてしまうことが多かった。そしてプッシュがきちんと台に入ったとしても、あまりスピードが速くは感じなかった。かなり弾むラケットであるのだが、小さいスイングによる打球では、スイングの力がボールにうまく伝わらないのだろうか??(単板は合板よりもスイートスポットが狭いという話を聞いたことがあるが、そのせいかも?)原因はよくわからないが、とにかくブロックでの弾み具合の割には、かなり弾まない感じであった。(もしかしたら、ラケットがしなることにより球持ちがよくて、ツッツキの下回転の影響をより多く受けているのかも?)

レシーブ(粒高)
粒高らしい球は出るには出るが、横回転サービスに対する変化が少なく感じた。(揺れたり滑ったりするような、いやらしい軌道をあまり描かなかった。)実際、相手をしていただいた選手にも「変化が少なくて、やりやすい」と言われてしまった。

ドライブ、スマッシュ
裏ソフトの方では、スピード、回転量ともに申し分なく、さすが単板という印象であった。相手をしていただいた選手にも「攻撃の威力がかなり高くなった」と言われた。一方、グラスの方は・・・スマッシュは非常に打ちやすく、スピードも出て、粒高とはいえ、スピードが速くてノータッチで抜ける場面が多くあった。表ソフトで打っているのに近いような感じであった。ただし、スピードが出る分、粒高特有のいやらしさの面が薄くなってしまっていた。またグラスによるドライブは、ラケットの球持ちがよいからか、安定感があった。

■まとめ
非常に弾みがよく、粒高でもスピードのあるスマッシュが打てるなど、攻撃面においてはとてもよい性能を持っている。特に裏ソフトによる攻撃ではかなりの威力を発揮すると言える。しかし、ツッツキに対する粒高プッシュの威力と安定性に欠けるため、粒高主戦の選手には、正直、オススメできないラケットであると結論付ける。また、グラスに対する相性もあまり良いとは言えない。

■おすすめしたいプレイヤー
裏ソフトが主戦であり、たまに意表を突いて粒高を使う選手
粒高を使用しているが、ブロック主体ではなく、粒高面で表ソフトのようにスマッシュで打ち抜くことで得点を重ねている選手
粒高での変化よりもスピードで勝負する選手