ハマー












投稿者:新しいラバーに変える勇気



■モニター環境・自己紹介

卓球歴:10年(現在大学生)

戦型:ペン前陣異質攻守型

戦術:主に裏ソフトでブロックを左右に散らしチャンスを作り、空いているコースに強打。


使用用具

R:ディフェンスプラス [TIBHAR] (反転式) + サイドバランサー [Nittaku] 4.0g

F:APOLLO 2 [銀河 MILKYWAY] (黒 2.2mm 35度)

B:Hammerゴクウス [BOMB] (赤 極薄)

接着剤:フリー・チャック 2 [Butterfly]



■第一印象

<見た目と質感>

粒形状:台形で直径が大きく、粒と粒の間隔は狭い。引っ掛かりがとれも強い。

スポンジ:厚さは約1mmで、色はグレー。硬さは薄いので分かりにくいが、やや硬いと感じた。

引っ掛かりが強いがスポンジが薄く食い込みにくいため、
ナックルカットも打ちやすいのではないかと思った。


<重さ>

パッケージ込み:66.4g

カット前:45.4g

カット後:32.8g (ブレードサイズ:157mm×157mm・グリップの根元から離さずに貼付け)


粒が大きく間隔が狭いため、変化系[388C-1(1.0mm) 30.3g・612(1.5mm) 30.2g]より重く、
アンチラバーの中でもかなり重いHALLMARKのMirage[1.0mm 33.0g]と同じくらい重い。



■試打

<ドライブ>

ループドライブはできるがスピードは遅く、回転量もあまり多くないため決定打にはならない。
弾まないためコントロールしやすく、サイドを切るコースに打ちやすい。


<スマッシュ>

しっかり弾けばナックル性のスマッシュが打てる。
また、回転も加えやすいのでシュート回転のスマッシュなども打ちやすい。
スピードは守備用の柔らかいラケットに張ったため遅かったが、
硬めな攻撃用ラケットに張れば前陣では十分な速さがでると思う。


<ツッツキ>

かなり打ちやすく、APOLLO 2と同じ位直線的で相手を詰まらせる攻撃的なツッツキがしやすい。
回転量はAPOLLO 2ほどはないが裏ソフトとほぼ同じ程度あり、コントロールもしやすい。


<ブロック>

当てるだけではナックルになりにくいが、しっかり弾く感じに強く押すと
ナックル性のカウンターブロックになる。
またサイドスピンブロックがしやすく、短くサイドを切るコースに決めやすかった。
下回転ブロックは弱いドライブに対してはできるが、
強いループドライブなどに対しては回転に影響されやすくアウトすることが多かった。


<サーブ>

回転が掛けやすく弾まないため思いっきり切りやすく、特に横回転のサーブが打ちやすく感じた。
スポンジが薄く食い込みにくいためナックルロングサーブが打ちやすいのではないかと
試打前は思っていたが、引っ掛かりが強くかなり強く弾かないとナックルになりにくいため、
モーションで分かってしまい実戦ではあまり有効ではなかった。


<台上技術>

ストップは短く止めやすく回転も十分。攻撃的なツッツキと混ぜると効果的。
フリックと流し打ちは、それほど回転に影響されないので打ちやすく感じた。


<カット>

弾道が低く直線的なカットが打ちやすい。
またナックル性のカットも出しやすく弾道もほぼ同じなのでミスを誘える。



■お奨めするプレイヤー

カットマンはもちろんだが、シェークのバック面に張り前陣でナックルやサイドスピンブロックで
回転の変化を付けチャンスボールをスマッシュで決める人にお奨め。
またスピード不足を特殊素材ラケット等で補えば、サーブとツッツキに回転量が欲しい
ペン前陣速攻型の人にもお奨め。



■相性が良いと思うラケット

相手の球威に押されやすいので、スマッシュやカウンターをメインに使うならやや厚いラケット
又は打球感の硬めの特殊素材ラケットが合うと思う。
逆に多種のブロックで相手を前後左右に動かしたいなら、
あまり弾まないソフトなラケットが合うと思う。
この場合サイドバランサーを数枚付けるとしなりが少なくなり、
打球感が硬くなってブロックしやすくなる。



■まとめ

このラバーを一言で表すと『前でも後ろでも戦える極薄ラバー』だと思う。
試打前はカットはしやすいだろうけど、
前陣ではきっと中途半端なラバーなのかなと思っていたが、
実際打ってみると前陣では回転とナックルでメリハリのあるプレーができた。
Bombardゴクウスと比べると個人的には若干玉持ちが良く、変化を付けやすかった。
またやむ負えず下がってしまってもカットで繋ぐことができるので、ペンの裏面には
BombardゴクウスよりHammerゴクウスの方が良いかもしれない。
表ソフトはもちろん、粒高や裏ソフトのようにも使えるので、
ドライブマン以外の人は一度試してみると良いかもしれない。