ブルーファイアM1















投稿者:WMパパ 


DONIC BLUE FIRE M1 赤MAXレビュー


○ 使用ラケット カスミベーシック(5枚合板) インナーフォースALC(特殊素材)
パッケージ込み重量102g カット前重量70g カット後重量50g


○ 第一印象 シートの表面は曇りかかった赤で見た目にはシグマやベガシリーズのような感じで、硬めのシートで粒は細く低く、ある程度のパワーが強打しなければ、食い込ませることが出来ないのでは思いました。逆に粘着性ラバーのように表面で擦り打ちすると回転が掛かりそうな印象です。粘着はありません。スポンジは天極のブルースポンジより鮮やかなブルーで、回転系テンションにある気泡のあるスポンジです。シート同様に硬く硬度の感覚としては、BT社のスピンアートに近い硬さです。


○ 攻撃技術 8
ドライブ9
厚く打ったボールは回転量・スピードいずれもすばらしく威力十分です。食いつく感じはあまりありませんが、初めてテナジー05を打った時の衝撃と同じくらいの脅威を感じました。また、テンション系としては珍しく、インパクトに素直で、ソフトにタッチすれば弱いボールが打て、ハードインパクトすれば、中弾道で、コート間際で沈み、バウンド後、弾むように伸びるボールが出ます。しかし、第一印象通りある程度スイングスピードが無いと、食い込ませることが難しいです。擦り気味に打つドライブについては、粘着ラバーほどではありませんが、回転量の多いドライブになります。また、タッチに応じて、浅く・深くなどの打ち分けのコントロールが◎です。

スマッシュ7
スイングスピードを上げないと食い込まない為、万人が速いボールを打つのは難しいと思います。しかし、打てるパワーがある方なら、回転系テンションでもブラスピと同等のスピードが出ます。角度打ちはスポンジが硬めな為、安定度が高いです。マイナス点はボール素直な純回転な為、癖が無く相手も受けやすいようです。


○ 守備技術 7
ツッツキ 6
浮くことはありませんが、厚くあたるとオーバーミスが出ます。回転量はテナジー64と同等くらいの回転量で、切れますがツッツキでポイントを取りに行くよりは、深めに切り、ループさせカウンターを狙う方が、ポイントに繋がりやすいでしょう。コントロールは抜群ではないですが、ストップ技術なども普通に出来ます。

ブロック・カウンター 8
シートが硬い割には、カウンタードライブが非常にやりやすく、ラザントよりは直線的ですが、回転量のあるカウンターが入ります。特に相手の強打に対してのレスポンスがよく、押され難く、鋭いカウンターで打ち抜くことが出来ました。弾くブロックについては、直線的な為、多少、ネットミスやオーバーミスが出ましたが、ソフトスポンジにあるような、押され負けるということはありませんでした。
フィッシュ等については、ドライブでも同じでしたが、後陣に下がってもスピードが出るため、交わしながら相手を追い詰め、カウンターに持ち込むことが可能です。


サービス・レシーブ 7
サービス 7
回転でポイントが取れるほど、切れるわけではありませんが、回転量は多めです。長短がつけやすく、ロングサービスが早く、そつなく、どんなサービスもこなせます。比較ではG−1と同等くらいの回転量でスピードは若干速めです。

レシーブ 8
回転系としては、予想以上に相手の回転の影響を受け難いことが、うれしい予想外でした。特にフリックやチキータなど、台上の攻撃技術が有効に使え、チキータなどは曲がり幅が大きく、2球目から4球目の攻撃が実に効果的でした。ストップ等については、回転は多くありませんが、コントロールが良い為、フリックなどの組み合わせをしていくことで、ストップなども有効になります。


総合評価 7
攻撃技術についてはドライブ・台上・カウンターなどについては、かなりの好評価でしたが、残念ながら、タッチの弱いプレーについては、回転量に不満を感じました。また、50gという重量とスイングスピードが無いと良さを引き出せない点も、プレイヤーを限定させる為、マイナス点に繋がりました。スイングスピード・パワーがあり攻撃技術を優先し、勝負していくプレイヤーにはお奨めです。見た目は、ラザント同様にスポンジ色が鮮やかで目に付く為、かっこいいです。ラケットとの相性は特殊素材では弾みが強くなりミスが増え、回転量もダウンする為ため、細かいプレーや変化もつけやすく、回転量を十分に引き出せる5枚合板がお奨めです。5枚でも打ち抜けるほどの十分なスピードです。