エボリューションFX-P


















投稿者:WMパパ


エボリューションFX-P 赤 2.1丱譽咼紂
 
使用ラケット:水谷隼(特殊素材)・テンプテックOFF(5枚合板)

パッケージ込み重量108g→カット前重量69g→カット後重量47g

第一印象 
今回はMX-Pと比較しやすくするため、主にフォアでMX-P・バックでFX-Pを使用しました。シート・スポンジの見た目はほとんどMX-P・FX-P外見からは何が違うか良くわかりませんでした。指押しの感じではやはり違いが大きくあり、FX-Pは全体的に食い込みましたが、コシ負けしそうなグニャっとした感じではなく、しっかりとした張りがあります。試打前ですがブロック系技術・ドライブなどに期待が持てます。
攻撃技術 総合評価・・・7

ドライブ・・・7.5
表面のシートはMX-Pと同じくひっかりが良く、シートで擦り気味に打っても強烈な下回転以外はスリップすることなく球を持ち上げてくれます。しかし、MX-Pと比較するとスポンジに食い込む為、ボールは若干低めになり、スピードも勝手に出てしまいます。コントロールについては、放物線を描いて飛ぶためミートの厚さにより長短つけやすく感じました。食い込ませたドライブは軽打でスポンジに食い込ませた感が強く、スプリングの役割を持ったような感じを持ち弾き出し直線的で強烈なボールが打てました。また、MX-Pを5枚合板で使用した時は若干スピードの不満を持ちましたが、FX-Pは5枚合板でも及第点のスピードです。逆に特殊素材でフルスイングで打つとオーバーミス・ネットミスが出てしまいました。球威については、スピード系テンションよりは掛かりりますが、回転力が不足し軽いボールになりがちで、コースを決めて打ったときは、オーバーミスを誘えず軽く返球されてしまいました。中後陣に下がった場合ですが、後ろからの引き合いでもスピードは失速することなく引き合えます。しかし、相手の球速や回転量が強い時にスリップする感じがあり打ち負けることがありました。

スマッシュ・・・7
ロビング打ちなどはナックル系のいやらしいボールは出ませんが、十分なスピードがあり打ちぬくボールも可能です。しかし、角度打ちなどは軽いヒットの場合は安定して入りますが、ミートを厚くした時、オーバーミスが出てしまい安定感を失います。(スマッシュを打つというロケーションはほとんど決めに行く前提があり軽いヒットをしないため、不安定になると思います)

カウンター・・・8
強打を受ける時のみ、押し負けることがありましたが、ある程度のボールであれば、程よくスポンジがボールを食い込ませ、弾き出してくれるため、5Qほどではありませんがカウンター気味の弾き出すボールが出ました。カウンタードライブなども、ミート後ラケットヘッドを前に倒すだけでスポンジの食い込みとシートの回転力で、ボールを送り出すため決定打を作りやすく感じました。おそらくプレイヤーの好みもありますが」、プッシュ気味に弾き出すならFX-P、カウンタードライブの回転量や緩急などの変化・安定性を好むならMX-Pがお奨めになると思います。

守備技術 総合評価・・・8

ブロック・・・8
安定度は高いのですが、強打に対してのブロックは押し負けます。通常のブロックであれば、ミートさえしっかりすれば弾き返したカウンタープッシュ気味のブロックが可能です。しかし、弾き飛ばしてしまう為、止めるブロックは相手の球質をキチンと殺さないとチャンスボールを与えてしまいます。サイドスピンブロックは弾きながら曲がる為、決定打・有効打につながりやすく感じました。

ツッツキ・・・6
シートで擦っても、高い打球点から押し出してもMX-Pよりは若干浮きましたが鋭く、回転量もポイントを取れるほどではありませんが、十分な切れ味でした。しかし、ソフト系のラバーならではですが長短のコントロールがやりにくく、食い込ませたツッツキのオーバーミスが頻繁に出てしまいました。

ロビング・フィッシュ・・・9
当てるだけでも勝手に飛距離が出るため、りきまず凌ぎ系の技術が出来るため楽に返球できました。フィッシュなどはスピードの失速が少ない為、ボールの威力も残り、ちょっとトップスピンを入れると相手の懐に食い込むようなボールが入り詰まり気味なるケースが多く、止めたボールに対し反撃しやすく攻守の切り替えがスムーズにでき試合を優位に進めることが可能でした。

サービス・レシーブ 総合評価・・・7

サービス・・・7.5
ショートサービスなどのシートで薄くこするハーフロングサービスがオーバーしやすくコントロールに若干気を使ってしまいます。回転量は厚めに回転を掛けていけば粘着などには劣りますが、MX-P同様に切れます。ロングサービスが好感触で、サイドスピンを入れたロング・ナックル系・アップ系などMX-Pも好感触でしたが、FX-Pはそれ以上にスピード・回転量の両方を満たした鋭いサービスが打て相手の足を止める事が可能で、返球のコースを読んで3球目を狙いやすく感じます。

レシーブ・・・7
MX-Pに比べると、同様にシート自体は相手の回転の影響を受けますが、相手の回転力をスポンジで吸収してくれるためスムーズな返球が可能です。チキータや回転を掛けたフリック・サイドスピンを入れたツッツキなど回転力はMX-P同様に掛かり相手の攻撃を封じやすく感じました。特に好感触だったのは弾くフリック・高い打球点からのプッシュなどはスピードがあり4球目攻撃につなげやすかったです。しかし、ストップ系技術は浮いたり相手の回転を受けたり、思ったより飛距離が出てしまいました。レシーブについてはある程度技術のあるプレイヤー向きだと思います。

総合評価・・・7
性能自体は、シートのグリップ力の高さや弧線の作りやすさなどの良い点を残し、スポンジを柔らかくし万人向け仕様にしているように感じましたが、残念ながら通常のソフト系スポンジラバーと比較するとやはり重量が重めで、ジュニア・レディースのプレイヤーにはお奨めしにくいです。逆に男性でパワー・技術のあるプレイヤーのバック面で使用すればラバーのポテンシャルを活かし、攻撃性+安定性の両方で活躍できるラバーだと思いました。ラケットの相性については、回転力とスピードのバランスの両方で攻めていくプレイヤーなら5枚合板、多少回転力を落としてもスピードや弾きで押していくプレイヤーなら特殊素材がお奨めです。また、個人的な意見になりますが、エボリューションシリーズの価格を考えると性能は高いのですがリピートしにくく感じます、あと2マーク位定価が落ちると試しやすいように感じます。

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