スピネイト

















投稿者:無業遊民



スピネイト(ヤサカ)

Tibhar−パワーフォーティ で試打しました。

0.ラバーの外観
開封後58g
横目で粒は大きめです。
シートはドイツ系表の中でも光沢が少なく、ゴムの質感が強く出ていて回転がかかりそう(引っかかりそう)な印象です。スポンジはぐにゃぐにゃタイプではなくモチモチしたタイプ。そこまで弾いて飛ばすこと(スピード)に重点は置いていないような感じがします。

1.ざくっとレビュー
弾いて使うよりもドライブ重視の選手に向きそうなラバー。角度打ちよりもコントロール・回転重視で表ソフトを選んでいる方に良さそうです。少し台から離れても回転で持っていくことが出来る表ソフトです。
弾いて使っていた選手は打球が伸びて直線的になるためオーバーミスが増えるかもしれません。

2.第一印象
強打をすると金属音が鳴るようなドイツ表からの変更だったので、最初は違和感がありましたが、使っているうちに良さがわかってきました。弱いインパクトで弾く打球よりも、回転重視して擦り当てしたほうが威力がありそうな印象。
台上はかなりやりやすかった。

3.攻撃技術全般
ドライブ 8点
スマッシュ・角度打ち 6点

表ソフトの中でも、良くも悪くも球持ちがいいので、勝手に飛び出すという感覚がありません。インパクトの強さによって打球をコントロールしやすいのもこのラバーの特徴だと思います。
ドライブは乗っけて擦っている感覚があるので、ループドライブがとても安定します。回転量も十分ありました。角度打ちメインの選手では、伸びる低い弧線に慣れるまではオーバーミスが続くかもしれません。これは表ソフトユーザーが裏ソフトを使ってオーバーミスをする感覚に似ているような気がしました。
角度打ちも慣れてくるとコントロールはしやすくなりますが、スピードがいまいち乗らず、返球されやすい、抜けないということがありました。打球自体がナチュラルなことも影響していると思います。
繋げる表ソフトとしていいかもしれません。

4.守備技術全般
ブロック 6点
カウンター 7点

相手のドライブの回転を受けやすいです。
強いボールに対して強く当たってしまった時に思いのほか吹っ飛んでいってしまいます。
中陣くらいから引き合いのごとく打球すると裏ソフトに対抗できるようなボールが行きます。台から下がっても失速感があまりないのもこのラバーの特徴だと思います。

5.台上技術・サーブ・レシーブ全般
台上技術 8点
サーブ 6点
レシーブ 7点

台上ではビタ止まりストップや切るツッツキがとてもやりやすかったです。
ポーンと浮くことがあまりなく、相手の回転を受けるのでむしろネットミスに気をつけたいくらいでした。
先程も述べましたが、球持ちがいい、乗っけて打つ感覚があるため、フリックにおいても抜群の安定性がありました。サーブレシーブが重要であり繋げることが多いダブルスにはかなり使えそうなラバーだと思います。

6.おすすめラケット
回転を重視した使い方がこのラバーの性能をフルに発揮できると思うので、インナー系のラケットや7枚合板程度をオススメしたいです。

7.どんな人におすすめか
とにかく回転を重視したい表ソフトユーザー。
サーブレシーブを攻撃的にかつミスを減らしたい選手。
飛び過ぎない安定性のある表ソフトを探している選手。
台から下がってしまうことが多い選手(繋ぎとしての引き合いに)。

8.総評
総評7点
表ソフトの中でもかなり回転を重視しているラバーです。
引き合いっぽいことも出来てしまうラバーです。
弾くよりも擦りたい、ドライブを多用したいという戦型にオススメします。
また台上技術は他の表ソフトにはないくらい安定します。台上でのミスを減らしたいという選手は一度試してみても良いかもしれません。