トルネードキング









投稿者:しん
トルネードキングFL

87g
フォア キョウヒョウネオ3 翔龍
バック プラクソン400
ニッタクプラボール使用

5枚合板で、表面が硬く、板薄でしなり、打ち負けないというコンセプトのラケット。
確かにフォアは硬め、バックはテンション系のラバーのとの相性がいい、5枚合板としては総合力が優れたラケットでした。

ラケットを握った感じ、グリップは標準タイプで、握りやすく感じ、素振りした感じでは重心が先端にあり、芯に当たれば威力がでそうな感じを受けました。
普段キョウヒョウは使用しないのですが(数本のラケットで試した事はありましたが、長く使用する事はありませんでした)、このラケットはキョウヒョウネオ3を合わせるべきと思い、使用しました。

フォア (キョウヒョウネオ3の場合)
軽打ではスピードが出ませんが、相手のショートに対してドライブすると、しっかりかけると回転量があり、振りが弱かったり、当たり方がずれると回転量が落ち、相手のショートが落ちる事が結構ありました。キョウヒョウだと擦り打ちという感じがありましたが、ネオ3だと多少食い込ませたほうが、深くていいボールが入りました。基本しっかり弧線を描きます。かなり擦った時は、回転量と弧線がかなり高く出ました。振れればスピードは結構でます。ただ、振りがやや弱くなると、ボールが浅くなりがちでしたね。
打ち合いで、少し振り遅れると、上に弧線が出て、入りはするものの浅くなります。
和の極み-蒼-にメイスブルーだと、安定して深く入り、安定した回転量なのですが、トルネードキングにネオ3の場合、深かったり浅かったり、回転量も多い少ないの差が出ますね。
沈んだりするボールを期待していましたが、ニッタクのプラボールという事もあってか、そこまでの変化を出す事は難しかったです。インパクト不足もあるかとは思いますが。

中陣からだと、振りぬけば弧線とスピードが出るので、打ち負けない感じはあります。これも大きなポイントです。軽い振りだとネットは超えてくれますが、ある程度、振っていかなければいけません。弱い振りだと、飛距離は出るのですが、やはり棒球になってしまいます・・。
5枚合板でも球離れが早すぎるラケットでは、スピードは出せても、回転量が落ちて、ネットに突き刺さる傾向にあるので・・・。そういうのよりは、安定感はあります。
ただし中陣から粘られると、コースを突かないと、一発で打ち抜くのは難しいと感じる場面もありました。この辺りは5枚合板の性能ですね・・。

対下回転に対しては、しっかり擦ればかなりの回転量で、それには振りの強さが必要ですね。振りが弱かったり、角度によっては回転量が落ち、浅くなると相手にカウンターされる事も。
切れた下回転を打つには、結構力がいりますね。
回転量の差は、相手がいつも練習する守備型表ソフトの選手の時にわかりやすくなり、ブロックがうまい相手なのですが、フォアでドライブをかけた場合の、オーバーミス、ネットミスがいつもより多くでました。やはりかけた時は自分が思った以上にかかっているなと。
台から出る、出るかでないかのボールは、オーバーするでもなく、確実に台の収まります。重心が先端寄りで、硬めというのがネオ3との相性を良くしている感じ。
打とうと振りはじめたら、回転量はともかく、確実に入る安心感はあります。
極端に飛び出す事がありません。
下回転があまりかかってない場合、浮いたボールを決めに行く場合、食い込ませて打てば、結構速いボールが打てます。それでも弧線は出ますね。これはいいですね。
ソフトすぎるラケットだと決めにいった場合もスピードがでない事もあるので。
いままでネオ3を使用した場合、なかなかスピードを出す事が難しかったのですが、トルネードキングだとネオ3の回転量、安定感のある弧線を生かしたまま、スピードを出す事が可能になっています。

カウンターは、表面が硬い分威力がありますが、その分、オーバーミスしやすいので、ラケット角度のかぶせ方で調整しだいですね。前陣よりやや後ろが安定します。
この辺りは、ラケットの硬さで出ています。
前陣での角度打ち、鋭いボールではないですが、少し上に上がって、台の深くに収まります。威力はないですが、つなぎとしてなら安定感もあり、有効でした。

ブロックは、相手のボールを吸収するように、とりあえず止まりはします。
ただ、高くなりがちなボールなので、返すコースによっては相手のチャンスボールになる事もあります。当てただけで鋭いブロックが出るという事はないですね。

フォア(翔龍を使用した場合)
ドライブを強打した場合、ネオ3ほど高くはありませんが、しっかり弧線を描き、回転がかかって飛んでいきます。手元で上に上がって、後はどちらかというと直線的ですね。
そしてスピードも出ます。特に強打した場合は、快音がなり、心地良いです。
切れた下回転を上げるのも楽だし、振り遅れた時も、とっさのラケット角度の調整で、回転をかけながら、入ってくれます。力のロスを感じず、きれいなボールが行きます。
省チーム用ブレイクをやや素直にした感じですね。
ただし、ネオ3ほどの変化幅はないですね。
根っからのキョウヒョウユーザー以外は、翔龍を貼っておけば間違いないと思わせるラケットとの相性の良さでした。

バック
プラクソン400を使用しましたが、ツッツキがしやく、軽くツッツキをすると、浮きすぎず、低く飛んでくれますね。表面が硬いので早いツッツキが可能です。
ナックルサーブのレシーブも軽くツッツくと浮くという事は少なかったです。
弾みすぎず操作性はいいです。

バックドライブに関しては、擦り打ちでは、ラバーのせいもあり回転はあまりかかりません。食い込ませてみたら、スピードは出ますが、回転量はやや上がる程度でした。この辺りはプラクソン400の性能をそのまま出した感じなので、もっと引っかかるラバーだと、回転量も高いボールが打てそうな気がしました。
ただし、ぶっ飛びラケットではないので、プラクソン400のような引っかかりがあまりないラバーでも、一定量の回転がかかり、弧線も出ますので扱いやすいです。
両ハンドドライブの振りやすさに関しては、トルネードキングはレッドローズや、和の極み蒼のように振りやすいラケットではありません。

ブロックは前陣、中陣と相手ボールの威力を吸収し、しっかり返っていき、こちらからミート打ちする場合は心地よい金属音と共に、安定感、スピード共によかったです。
打球のぶれが少なく、ブロックは何本でも止まる感じでした。
特に中陣でのブロックも角度を合わせるだけでいいボールが行き、楽でしたね。
これはテンションラバーとの相性も相当いいなと思える場面でしたね。

サーブ レシーブ
フォアにネオ3を貼っている事もあり、サーブの切れ、レシーブの安定感は特にいいですね。フォア前のレシーブはストップ、切って返す、低く返すの基本レシーブは簡単にできます。飛びすぎる事がまずない。コントロールしやすかったです。
そもそもフォア前のレシーブ苦手なのですが、ストレスなくやれました。
払いは自分から振っていかないと、スピードは出ません。
サーブでは特にナックルロングサーブがやりやすかったですね。

まとめ
5枚合板で、ネオ3の回転量を維持しつつ、スピードを上げ、中陣からも打てるようにしたラケット。やはり弧線重視ですね。スピードはメーカー表記のように「ミッド」です。振り切れば「ミッド+」でしょうか。ネオ3では回転量・深い浅いの変化幅が出やすいのが特徴。
テンション系を貼っても飛ぶ過ぎる事はありません。フォアに翔龍を貼れば、多くの人に合うと感じました。
バックはテンション系との相性も良く、フォアはネオ3の回転量の差、さらにバックでテンション系のスピードと回転と、多くの球種を生み出させるラケットですね。
小技も5枚合板の操作性の良さがあらわれていました。
フォア面はファスタークG1とも相性は良さそうです。
普段、特殊素材や厚めの合板を使用している方には、安定性は出るものの、威力不足と感じると思います。