ハッドロウSK














投稿者:ユーマ
今回はバタフライのラケットであるハッドロウSKをレビューさせて頂きます。
使用ラバーは
F ラクザ7soft
B Grass-D-Tecs
です。(前陣異質攻守型です)
・基本技術
まずはフォア打ちからですが、ラバーの特性も相まって打球感は軟らかめです。球持ちもかなり長く、安定してラリーを続ける事が出来ます。バック打ちは、球持ちのお陰でとても持ち上げ易く感じました。しかし、フォア打ち・バック打ちに共通して、飛距離が出ません。前述の通り球持ちが良いのでネットに掛かるほどではありませんが、慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。

・台上系
これは、全体的に安定感が非常に高いです。
フォアツッツキ・バックツッツキ共に自分の思った所に出せ、フリックも安定して入れることが出来ます。そしてバックプッシュですが… これは正直言って微妙な所です。安定するにはするのですが、如何せんスピードが出ない。そして球持ちが長いので変化も微妙な感じです。なので、得点力はあまり無いです。

・攻撃系
これも、安定感が高いのが特徴です。
ドライブですが、これは大分好感触でした。ボールがあらぬ方向に飛んでいく事も無く、しっかりと自分の回転にして返球する事が可能です。更に、ボールをラケットの芯にしっかりと当てる事が出来れば、スピード・回転を高いレベルで両立させる事が出来ます。スマッシュですが、これはとにかく普通に速いです。球持ちのお陰でボールをしっかりとラバーに食い込ませる事が出来るので、相手が後ろに下がっても粘って粘って倒し切る。というプレーに向いていると思います。無論、安定感は非常に高いため、こちらから振り回すことも可能です。

・守備系
これは、このラケットの最大の強みであり、同時に弱点でもあります。
フォアブロックは多少回転の影響を受けますが、面がある程度開いていても返球出来るので安定してブロックする事ができます。そしてバックブロックですが、ラバーの組み合わせによっては大化けする事もありそうです。守備用ラケットかと思ってしまう位にブロックが短く止まるので低弾性ラバーと組み合わせれば2バウンドブロックを連続して出す事が出来るかもしれません。今回のグラスの様なテンション系粒の場合は、変化と短さを両立出来ます。

・総評
ここまでで何回も使って来ましたが、やはり「安定感が高い」の一言に尽きると思います。攻撃・防御共にここまで安定し、なおかつ高いレベルで両立出来ているラケットは中々無いと思います。とは言っても、やはり特殊素材ラケットには攻撃面で勝つことは出来ませんし、守備用ラケットに防御面で勝つことは出来ません。そのため、良く言えばバランスの良いラケット、悪く言えば中途半端なラケット、という位置付けになるかと思われます。なので両ハンドの安定を重視している方にかなり合います。
最後に、7枚合板なのに、と思われるかもしれませんが一つ。
非常に粘着ラバーと相性が良いみたいです。恐らくは木材の軟らかさと板厚によるものかと思われます。もし、合うラケットが無いと悩んでいる粘着ユーザーの方がいらっしゃれば一度試してみては如何でしょうか