フライアットカーボン








投稿者:自称会社員
フライアットカーボン レビュー【Nittaku】

・自己紹介
40代、しばらくぶりに卓球に復帰。
右シェーク裏裏 ドライブ主戦型。
需要は無視してこれまで出てないものを、初級者レベル目線でレビューします。

◯ラケット:フライアットカーボンFL
・試打ラバー
 フライアットハード(中、厚)、フライアットスピン(厚)、Bomberd極薄

●外観
青いグリップと黒いブレード、シルバーで印刷されたロゴが高性能っぽさを主張。
見た感じは男子受けしそう。
実売5000円前後のラケットの割には、手抜き感が全く無いのが好印象。
特殊素材入りの割には軽量に感じた(個体差はありそうだが)。

●打球音、打球感
ラケットだけの状態で玉突きすると、硬い木材と金属が合わさったような高い音が響く。
よく弾み、音の割には手に響きが少ない。
続いてラバーを貼って軽打。
カンカンと気持ちいい音を出して飛んでいく。
手にはそれほど響かない割に、予想以上に飛ぶため、最初は微調整が必要。
強打時には、カーボン入りらしく堅い打球感で弾ける。
しなりはほとんどなく、球持ちはラバーで調整する類のラケットだと思う。
軽量で、重心が先端寄りにあるので、気持ちよくスイングでき、細かい操作もやりやすい。

●攻撃系技術
ミート、スマッシュでは、強打すると直線的に飛んでいくが、
ドライブでは、打ち方が多少雑でもドライブを掛けるつもりで振ればキレイな弧線で入る上に
それほどスピートが出ないので、ラリーを続けたい人に向いている。
逆に一発の威力を求める人には全く向かない。
フライアットシリーズのラバーと組み合わせると、振り切ればだいたい入る安定感があるので
自分が上手くなった錯覚を起こすかも。

●守備系技術
ツッツキは回転の上書きを意識すれば割りと入るが、ブロックやストップは飛びすぎるので
感覚の調整が必要になる。カウンターは飛びすぎ注意だが、ハマると気持ちいい。
以外にカットが出しやすいので、下がったときのアクセントとして使うのもアリ。

●台上技術
操作性は良いが弾むラケットだということを理解しておけば、フリックや台上ドライブも
収まる範囲にコントロールすることは可能。
ただ個人的には台上で勝負するラケットでは無いと感じた。

◯ラバーとの相性
ラケットが堅く弾み、球持ちが無いので、柔らかめのテンションラバーが合うと思われる。
個人的にはフライアットハード、フライアットスピンの厚が相性最高だと感じた。
(同じシリーズなので当然といえば当然だが)
フライアットハードでも、厚さが中だとラケットの弾きが前面に出てしまい、球持ちが無いぶん
ボールを擦り切る前に球が飛んでしまう傾向があった(下手なだけとも言う)。
試しにBomberd極薄を使用してみたが、薄く擦ることができれば強烈なスピンがかかるが
ちょっとでも前向きの力がかかるとラケットで弾いてしまうため、極薄の使用は相応の技術が必要。
(元卓球部員に試打してもらったところ、極端過ぎて扱いきれない、という感想)

●他の人が試打した感想
・経験者男性:使いやすいけど一発の怖さが無いぶん、相手にしてもやりやすい
・初心者男性:半端なスイングだとダメだが、振り切れば勝手に入るので楽しい
・初心者女性:当てれば飛ぶので力が無くてもそこそこのスピードボールがいいコースに行く
・初心者女性:これならラリーが続けられる、音もよくて気持ちいい
・経験者女性:早いピッチでも打ち合えるし、割りとコントロールもしやすくて使いやすい
と、初心者組には好評な反面、ある程度のレベルだと物足りなさを感じる模様。

●総評
とにかくラリーを続けたい人向けのラケット、という感じ。
ラリー重視、非力だけどある程度スピードが欲しいという人、特殊素材入りを使ってみたい人には
適していると考えられる。
また、打球感が音でわかりやすいので、擦る、弾くの練習用としても使いやすいと思われる。
逆に、一発の威力が欲しい人には物足りないので、他のラケットを選ぶべき。