V01Limber












投稿者:ユーマ
今回は、VICTASさんのラバーであるV>01Limberをレビューさせて頂きます。
ラケット:ハッドロウSK
F:V>01Limber(MAX)
B:Grass-D-Tecs(0.5)
でやって行きます。

・第一印象
シートは少しエボリューションのSシリーズに似ている感じでした。粒が少し低めで至って普通のスピン系ラバーと言った感じで、指でグリップしてみても同じ様な印象を受けました。スポンジは気泡がスピン系にしては荒い感じがしました。(柔らかいためだと思われます)

・基本技術
フォア打ちでは、シートのお陰でボールがそこまで食い込まずに打つことが出来ます。バック打ちも同じですが、こちらの方が少しシートで持ち上げる感触が強いです。そのため、このラバーの特徴であるスポンジの柔らかさは此処では余り感じられませんでした。

・台上系技術
まずはツッツキからです。これはスピン系らしくよく切れ、同時に回転の影響を受けやすいです。ですが「気を遣わなければボールが吹っ飛んでいく」という訳ではなく、少し面を合わせるだけでカバー出来るのでここは問題ないかと。問題はフリックなのです。これがこのラバー一番の問題点で、シートだけで擦ると何故か弧線を描く台上ドライブになってしまい、スポンジに食い込ませて弾くとモロに回転の影響を受けてしまいます。これをカバーするにはかなりの練習が必要だと私は感じました。念のためチキータも試して見ましたが、こちらはまさかの大成功。しっかりとボールの横を捉えれば、相手の回転に関係無く狙ったコースに打つことが出来ました。

・攻撃系技術
此処はやはりスピン系らしく、ループ・スピードドライブ共に安定感、回転量、スピード全て兼ね備えていました。シートで擦れば回転量重視、スポンジに食い込ませればスピード重視と棲み分けもしやすく、今までで一番使いやすく感じました。弾く感じで打ってもスポンジとテンションの掛かり方が強くないので自分の思った所に打つことが出来ます。

・守備系技術
これは、スポンジが柔らかいため勝手に食い込んでしまうので抑えるのに少し苦労しました。しかし同時に、このスポンジによって「タイミングさえ合えば何処にでも打てる」という安心感も感じました。次に後陣でのカットですが、これはジーニアスに近い物を感じました。端的に言うと、ジーニアスから「柔らかさ」と「抑えやすさ」を少し引いて、代わりに「切れ味」と「反撃の強さ」を足した感じです。

・他ラバーとの比較
今回は、これと似ているラバーが多いと感じたため比較を行わせて頂きました。
.薀ザ7ソフト
両者を比べると、シートが天然ゴム主体である事、それによる回転力の強さが主なウリとして発売された様なのですが、Limberは「強スピン+スピード」、ラクザ7ソフトは「スピン一極型」という少々違った印象を受けました。
▲┘椒螢紂璽轡腑FX-S
こちらはV>01&ampMX-S、V>01Stiff&ampEL-S、そしてこの両者とシリーズ構成から似ているラバーで、シートの質もグリップ力が高く少し曇っているという感じなんですが、スポンジが大分違います。(似てるラバーって言ったのに違うとは何言ってんだ)
FX-Sの方が球持ちが良く、反発力が少し弱めでやはり回転重視だと感じました。
ラザントビート
これは「若干似てるかも?」位なので参考程度にどうぞ。
ビートの方がやはり球持ちが良く、回転量も多いんですが、こちらはシートとスポンジ両方で球を持つ感じです。じゃあ何処が似てるのか、それは「ラバーの硬度」と「雰囲気」です。スポンジの色(白・グリーン)に違いはあるんですが、ラバー全体で見ると何故か似ていると感じてしまいました。硬度もシートの硬さ、粒の感覚・細さ等が相まって似た打感を生み出していました。
ぅ侫.好拭璽S-1
S-1自体スピン系なのか微妙な所ですが、スポンジが柔らかい、割と反発力があるという所で似ていると判断しました。回転への鈍感さならS-1、回転の強さならLimberといったところでしょう。

・その他
スピン系の割に寿命が長いので、(2~3時間×週2で3ヶ月ちょっと)コスパ重視の方にはおすすめ。

・総評
このラバーは、今流行りのスピン系テンションラバーの中ではスピード重視という位置付けになります。あまり力が無い方のフォア面、回転とスピードのバランスを求める方のバック面に如何でしょうか?