パラディン2、グリーンスポンジ












投稿者:ヨーロピアン
Paladin2グリーン レビュー
使用ラケット:アコースティック

第一印象:弾まない、サーブが飛ばない。謳い文句は大いに正しかった。

攻撃技術:引っかかりがそれほど強くないので、不安でしたが、攻撃は全く問題なく出来ます。ドライブ、ループ、スマッシュ、スピードがあまり速くないこと以外はストレスは感じませんでした。
しかし打球感がテンション系とは大きく違い、またボールが落ちる感覚があるため、使うには不安を感じます。特にフォアでカウンターをするときに不可解なボールの滑り方をすることがあり、やはり最新のラバーに比べると決して良い打球感ではないなと思いました。
が、バック面で使うと非常に良い面が見えてきました。
まず、弾みが適度なので、フラットに打ってもオーバーがしにくいです。もっと言うとシートで回転をかけても飛んでいかないので勢いの死んだ回転だけがかかったループが打ちやすいです。ループ→フラットミートのパターンが非常にやりやすく、点も取りやすいです。
また粘着のため、ナチュラルな変化もあり、多くの人は嫌がる変化プレーに適したラバー(スタイル)になるのでは無いかと思います。
フォアは攻撃をガンガンする人には向いてません。同じくバックハンドでガンガンドライブを打つ人にも向いてません。少しラバーで変態チックなプレーをする人向けです。そういう意味では太陽や月、NANOのような低性能変化裏ソフトと言えなくも無いです。

守備:ブロックはやりやすいですが、爽快感は乏しいため、バックでテンション系を使ってる人ではなく、例えばスレイバーやマークV からちょっと回転もかかるラバーを使いたいという人に向いています。
しかし弾みが適度にあるため、カットブロックなどは簡単には出来ません。このあたりが少し性能の良さを感じますが、テンション系に比べたら回転の影響は受けにくいので、慣れると浅いボールには短く止めやすかったです。
ミートでのブロックは良かったのですが、伸ばしたり、フォアでカウンター気味のブロックは落ちる感じがあるので逆に印象が良くなかったです。ブロックは止めるか少し押し気味のが良かったです。
またラバーは結構柔らかいです。そういう意味では使いやすいので、粘着初心者でも使いやすいと思いました。

台上・サービス:台上は思いっきりツッツキを切ってもあまり飛ばないので、やりやすいです。そこはセールスポイントだと思いますが、切れ味は良いのですが、飛ぶスピードが遅いので、差し込むようなツッツキには向いてません。
あとストップも止めやすく、台上も弾く技術がやりやすいです。速さを求めるチキータや台上ドライブには向いてませんが、細かい台上技術には向いてます。
サービスは良いところと悪いところがあり、良いところは思いっきり切ってもスピードが遅く、飛ばない所です。
特に使っているラケットがアコースティックという飛びはそんなに良くない5枚合板なので、スピードは遅いです。なので切る感覚がある人はブチッと切ったサービスで2バウンドさせる事が出来ると思います。
2つ目の良いところは上回転がナックルのように遅いスピードで飛ばせることです。弾むラバーや硬いラバーだと上回転はボールを持って遅く飛ばすのが難しいですが、このラバーは上回転を簡単に遅く出すことが出来るため切らない下ナックルと上回転を同じようなスピード、弾道で出すことが出来ます。
悪いところは同じ打ち方だとやはりスピンテンションの方が回転がかかるという所です(単純に低性能ということ)。
全力で切らないと回転量は多くならないため、このラバーを使っても回転量が増えるわけではありません。回転をかけると球足が長くなってしまうが、このラバーはそうなりにくいというだけで、回転の量自体はスピン系のラバー(例えばキョウヒョウ・テナジー・ラザントなど)の方が上だと感じます。

良いところと悪いところがありますが、個人的には攻撃面ではなく、地味な部分でメリットがあるラバーだと感じました。特にバックハンドで使う選手、台上技術に特化したいという場合におすすめです。
サービスは同じフォームでスピンテンション面とパラディンでクルクル反転させながら出すだけでも地味に効果がありそうです。

寿命が、もうちょっと長いと嬉しいです。半月くらいで曇ってきて、2ヶ月も使うと引っかかりがかなりなくなります。しかしそうなると上記性能が更に極端になるため、低性能さが際立ちます。個人的にはもうちょっと打球感が良くなると嬉しいです。
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