ラザンターV47








投稿者:ヨーロピアン
ラザンターV47(UM)赤レビュー
ラケット:アコースティック

第一印象:速い、一発の威力はR47以上。でも安定感はラザントグリップ以下。

主にバックで使いましたが、フォアでも上回転でラリーなどもしました。
攻撃面:フォアでは非常にボールが伸びて、飛距離が出ます。単純に引き合いだけを考えたらボールが伸びて、深く入るため非常に良い感覚で打てました。
思ったより直線的に飛ばないので、後陣でも盛り返せますし、硬さもそれほど感じないため、球離れの早い、スピードのあるラバーを求めている人には合うのではないかと思います。少なくとも回転はあまりかからないという印象はほとんど受けず、若干シートが軟らかすぎるため、従来のドイツ製にある滑る感じを若干感じるという所です。

バックではスピードと安定感があり、非常に良い感覚で打てますが、少し飛びすぎるのと、若干強打時に滑る感覚があったので、相手のボールが強いほどかけ返せるフォアの方が個人的には良かったです。
しかしバックのミートやブロックを強めに弾くときは弾みすぎるくらいで、新感覚のラバーです。新しいバックの攻撃技術に目覚めそうです。
後ろからバックドライブを打つのは今までのラバーより簡単で快適です。ただラバーのスポンジが厚い分、食い込ませられないと落ちる感覚が若干あり、インパクトが強くないと使うのが難しいと思いました。

カウンターやミートでは今までのドイツ製より明らかにスピードは上がってます。しかし全体的にスポンジに食い込ませられなかった時は思った以上に真っ直ぐ飛び出すので、落ちる感覚があるのだと思います。
そういう意味ではV47はフォア向き、または上級者のバックや、ミート系の選手向きだと思います。

守備系・台上:バックのブロックとミートの感触がいいのですが、逆に飛びすぎるので、それに慣れるまではオーバーミスが多かったです。慣れれば問題ないですが、今度は強く打つとネットミスするので、打法を使い分ける必要が出てきます。
同じ感覚で打てるのはミート系のブロックで、これは後ろからでも前でも打てるので、V47ではおすすめの打法です。
ブロックはフォアでも同じく若干ミート気味に打つと安定し、低い弾道で返球できます。
あとカットブロックがやりやすいです。シートが食い込む分、弾むのですがそれでも他のドイツ製に比べると強い回転を殺しやすいです。

台上はやはりちょっと弾んでしまいます。ストップやツッツキは他のラバーに比べると少し浮きやすいです。流しも長めになるので、コントロールは難しいと感じます。
サービスもシートが柔らかいため、擦って回転をかけるとやはり回転量は落ちると思います。食い込ませると回転量は多くなりますが、そうすると長さのコントロールが難しく、長さを短くすると回転量が落ちる傾向にあります。

おすすめとしてはミート主体か、フォアで後ろからガンガン攻める人に向いています。
ミートと引き合いにはめっぽう強く、スピードのあるボールは打ちやすいので、フォアで回転を重視する現代的な卓球をする多くの人にはおすすめ出来ませんが、個人的には中級者や初級者にはR47よりもV47の方が厚みを落とせば使いやすいのではないかと思いました。