ファクティブ












投稿者:ユーマ
今回はニッタクのファクティブをレビューさせて頂きます。
R:ハッドロウSK
F:ファクティブ 特厚
B:L.S.D OX
でやって行きます。

・自己紹介
地区大会2〜3回戦レベルのシェークバック粒。擦るのが苦手な攻撃型。

・商品説明
ニッタクさんから2017年春の新商品として発売された裏ソフトラバーです。ネーミングや説明から恐らくファスタークG-1の弟分として位置付けられていると思われます。G-1よりも2000円程安く、グッとボールを掴む''あの''感覚を備えているという事で、初級者・中級者の方に使ってもらいそこからG-1へと移行してもらう為のステップアップ用ラバーとして発売された様です。グリップ力や回転量、掴む感覚がG-1に何処まで近付いているのかといった所に注目していきたいと思います。

・第一印象
やはり最初に目を引くのはスポンジですね。バイオレットストロングスポンジと名付けられた紫色のスポンジが真っ先に目に入ります。気泡は割と大きめで、硬さはそこまで感じませんでした。シートは少し曇っていて、回転重視である事が伝わってきます。指で触った感じではグリップ力が強い事が分かりますが、G-1とは少し違った感じでした。
粒形状は、スピン系とは思えない位に食い込みやすそうな細さで、スイングが少し遅くても十分に食い込ませられそうです。

・基礎技術
フォア打ちから十分な弧線の上がり方をしてくれ、安定した食い込み方で打球感も心地良いです。私の様に今まで柔らかめのラバーを好んで使っていた方でもあまり違和感無く移行する事が出来ると思います。
バックでも同じ様にとても扱いやすく、早くもこのラバーの良さを知る事が出来ました。

・攻撃系技術
G-1ではここから本領発揮といった感じで印象がガラッと変わりましたが、このラバーではそこまで強烈な印象は無く、正に扱いやすいの一言に尽きました。
テンションの掛かり方が少し弱いようで、ループ、スピードに関わらずドライブでは回転量・スピード共に普通と言った感じで、威力・飛距離はあまり出ない様でした。
しかし、このラバーの売りであるグリップ力は十分に感じることが出来、それに起因する積極的なプレーのしやすさも実感する事が出来ました。シートが少し柔らかい為、少し擦るだけでもシートにひきつれが起き、コントロール性能を引き出し回転を掛ける事が出来ました。
スマッシュに関してもスピードはそこまで出ず、威力もありませんでした。
全体的に見て、前中陣で安定した連打で粘ってコースを突いて崩す戦型がピッタリといった感じでした。

・守備系技術
ブロックは、テンションの掛かり方が弱く弾まない為抑えやすく、伸ばす・止める等コースの使い分けがしやすく感じました。ここでもグリップ力が生き、自分でコントロールしているという自信に繋がり、より積極的なプレーへと挑んで行く事が出来ると思います。
ナックル・カット性のブロックは少々回転の影響を受けやすく、直ぐに食い込んでしまうのである程度の感覚が無いと難しいかも知れません。(私には難しかったです)
中陣・後陣でのカットは、正直あまりお勧めしません。弾まないのは良いのですが、シートで擦って勢いを殺す事が難しく、切れ味も無いので速いカットになりやすく、自分の時間が作れず強打されてしまう流れがとても多かったです。総じて、下がるのには適していないと感じました。

・サーブレシーブ
サーブは、切れ味はまあまあと言った感じで、短く止める事も簡単に出来ました。ただ、原因は分かりませんが様々な回転のサーブを同じフォームで出そうとすると他のラバーに比べて少しやりずらさを感じました。
レシーブでは、フリックや台上ドライブ等攻撃的な物からツッツキ、ストップまで何でもこなせますが、回転量がイマイチだと感じました。やはりシートが柔らかいの影響している様です。

・その他
寿命は2~3時間×週6日で約2ヵ月、まだまだ使えそうです。コスパ面ではとても優れていると思います。

・まとめ
値段的にヴェガシリーズやラウンデルシリーズと競合する位置に居るこのラバーですが、このシリーズとはまた違ったグリップ力という個性を持っている為上手く棲み分けは出来そうです。
しかし、ヴェガシリーズなどが上級者でも十分使えるポテンシャルを秘めているのに対し、こちらは完全初中級者向けといった感じで万人受けはしずらい様に思います。
あくまで、流行りのスピン系テンションを使う為のステップアップ用ラバーとして使うのが良いと思います。