フレアストーム2












投稿者:レッサー
[自己紹介]
  卓球歴9年の大学生です。戦型はシェーク裏表の異質攻守です。高校時代は県32くらいでした。
[レビューする商品名]
  フレアストームII(バタフライ)
[使用環境]
  厚を主にバック面で使用しました。
[はじめに]
  2009年に発売されたバタフライのスピード系表ソフト(縦目)です。
  フー・メレク選手やシャン・シャオナ選手が使用しているようです。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  ドライブ……少しひっかかりがあるので面を被せないよう注意すれば入ってくれます。しかし裏ソフトほど速くも重くもないので得点源にはなりません。あくまでつなぎ、チャンスメイクとして使いましょう。
  スマッシュ……速くかつナックルなので主たる得点源となりえます。角度打ちもしやすいですが、ボールを持ってしまうとミスが増えるのでしっかり弾きましょう。逆に、上回転のボールを打つときはボールを抑えるように、わずかに持つように打つことでコースも狙いやすくなります。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  ブロック……当てるだけだとナックルとなります。またカウンターも打ちやすく、少しボールを抑えて押し込むように打つと良いでしょう。ブロックの時はラケットを縦に、カウンターの時はラケットを横にし打つと安定します。相手が普通にドライブを打ってくる分には当てれば止まるという安心感があるので、むしろループドライブを受けるときに注意しましょう。滑って面を作るのが難しいので、弾いてカウンターするか、ラケットを引いて回転を殺すかできるように練習しましょう。
  ツッツキ……自由度が高く、切る切らないや長短、スピードの変化がつけやすいです。フェイントを混ぜて様々なストップ・ツッツキをすることで、実はかなりプレーの要になると思います。
  カット……カット素人でも入れるだけならしやすいです。本職に使わせてみたところ、「回転はかかるがスピンの反転はもちろんなく、変化をつけるならもっとナックルになる表を使う」とのことです。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  サーブ……ペン表ではないですが、出しやすいと思います。もちろんサービスエースを量産できるような切れ味はないですが、長短やスピードの変化がつけやすいです。
  レシーブ……ストップ・ツッツキは前述の通りなので、課題となるのはバックに来るロングサーブです。しかしドライブもスマッシュもしやすいので、相手のサービスや自分の力量に応じて回り込むかバックでそのまま打つか決めましょう。
  台上……やりやすいです。チキータだけは滑って制御が難しいので、台上で攻める時はフリックをメインにした方が良いでしょう。また、逆チキータはその滑りが良い面に働いてかなりしやすいです。ストップと逆チキの2択で相手を縛りましょう。
[おすすめな方]
  誰にでも扱えるとてもバランスのいいラバーだと思います。表ソフトというカテゴリーの中ではかなり表らしいといえるでしょう。なのに、かけようと思えばわりとかかるので、目立った弱点もありません。表を使っている方は、このラバーを使うことで自分がどの技術が得意かはっきりわかるようになると思います。
  逆に、バランスが良すぎて圧倒的な個性はありません。そういう意味ではこれを真に扱いこなせるのは本当に一握りに上位層なのかな、とも思います。
[まとめ]
  ただ当てるだけだとナックルなのに、かけようと思ったらかかるというバランスが素晴らしいです。以前HELLCATを使用した際はHELLCATを「表〜粒の範囲で万能」と評しましたが、フレアストームIIは表という範囲の中で素晴らしく万能なラバーです。ただそれが故に、いかに上回転の打ち合いに持ち込むか、いかに相手のボールを上から押しこむかという点において、使用者の総合的な強さが表れるラバーだと思います。