キョウヒョウ3ターボオレンジ











投稿者:ゲンマ
[自己紹介]
  20代後半で週4回ほど練習しています。テンション、粘着、表や粒など様々使います。実力としては県大会で3回戦程度とお考え下さい。よく段持ちの選手と練習しています。
[レビューする商品名]
  キョウヒョウプロ3ターボオレンジ
[使用環境]
  ティモボルALCにバック面にロゼナを使用しています。主にフォア面で使いました。
[はじめに]
  キョウヒョウNEO3と省狂NEO3ブルースポンジと比較していきます。シートの品質はターボオレンジの方がいいです。重さもターボオレンジの方が重いです。弾みはブルースポンジ>キョウヒョウNEO3=ターボオレンジといったところです。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  (1)上回転に対するドライブ
   安定感がすごくいいです。キョウヒョウNEO3だと打つときにエネルギーロスを感じることが多かったのですが、ターボオレンジは球持ちがよく、安定して上に飛んでくれて何球でも打ち続けることができました。しかし、粘着特有の癖球はキョウヒョウNEO3やブルースポンジに比べ出しづらく感じました。その分、1球1球の回転量が非常に高いです。引き合いでもキョウヒョウNEO3より楽に飛ばすことができました。ただ、ブルースポンジの方が弾力があり、食い込むのでボールのスピードに関してはブルースポンジの方が上です。
  (2)下回転に対するドライブ
   下回転に対するドライブは、キョウヒョウNEO3よりもブルースポンジよりも圧倒的にやりやすいです。引っ掛かりがいい分、非常に楽に持ち上がりますし、面を開いてシュート気味に弾く打法でも安定します。特にフォアから相手のサイドを切っていくようなフォアドライブは決め球に十分なりますし、それが楽にできます。ループドライブの回転量も十分な回転量になりますが、安定したボールになってしまう分、相手のミスを誘うようなボールになりにくいです。回転の変化に関しては、キョウヒョウNEO3やブルースポンジの方が出しやすいです。
  (3)スマッシュなどミート打法
   キョウヒョウNEO3に比べ硬いラバーなのでミート系に関してはやりやすいです。スピードも十分出ると思います。ただ、ボールがきれいなので、キョウヒョウNEO3に比べラッキーな得点は少ないかもしれません。
  (4)カウンター
   カウンターはやりやすいです。シートの引っ掛かりがいいので、相手のボールに負けることがあまりないです。この点に関してはキョウヒョウNEO3やブルースポンジより得点力が高い部分だと思います。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  (1)ブロック
   粘着ラバーの中ではやりやすいと思います。ただ、ナックルには若干なりづらく、相手にとってはあまりいやらしくないかもしれません。それでも短く止めることがやりやすく、相手を前後に揺さぶることが可能です。
  (2)ツッツキ
   粘着らしくブチッと切ることが可能です。安定感があるので、特にフォアからフォアへ差し込むツッツキは低く回転量があるボールにしやすいです。シートの引っ掛かりがいい分、ツッツキは低く収まりやすいのが他の粘着に比べるといいですね。
  (3)カット
   カットも安定感が高くやりやすいです。切れ味も申し分ないですね。キョウヒョウNEO3やブルースポンジよりもカットマン向きだと思います。相手の回転量に対する影響が他の粘着に比べ少ないと感じます。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  (1)サーブ
   サーブももちろん回転量が高いです。特に短い下回転がしっかり止まる印象です。ただ伸びのあるサーブというよりブレーキのあるサーブになりやすい印象です。そのためロングサーブはもう一歩足りないかなと感じることがありました。
  (2)ストップ
   ストップはやりやすいです。引っ掛かりがいいので、ラケットにぐっと一瞬くっつくような感覚があり、スッと相手コートに落とすことができます。キョウヒョウNEO3やブルースポンジよりも気を使わないでできます。
  (3)フリック
   硬いラバーなので弾きやすくやりやすいです。しっかり自分のボールにして飛ばせるので安心感があります。
[おすすめな方]
  テンションを使っていた人でも使えるとは思いますが、やはり足を生かしてフォアで押していく人がいいと思います。メーカーの説明通り、今までの粘着ラバーよりも扱いやすいことは間違いないです。しかし、その分癖球が出ないことも事実です。そうなると質の高いボールを連続で打つことが必要になります。回転量の高いループドライブで相手を崩し、高い打球点押していく人に合うと思います。
  また、カットマンで扱いやすい粘着ラバーを探している人も合うのではないでしょうか。ツッツキとカットの鋭さを求める女子カットマンにちょうどいいかもしれません。バックに異質ラバーを貼っている選手にもチャンスメイクにも使えるし、決定打にも使えるのでいいですね。
[まとめ]
  粘着ラバーとして非常に完成度が高いです。何よりも一番の魅力は安定感と打ちやすさ。それをどのプレーでも感じることができます。しかし、特別これで勝負するんだというポイントがないのも事実です。伊藤美誠選手や時吉佑一選手が使っているということですが、それは全体的な性能の高さからではないでしょうか。テナジー05がトップ選手に人気なのも全体的なバランスが最も高いからだと思います。トップ選手が使うならば、あとは自分がどう使うかが大切ですから。しかし、私のような中級者の場合は、どこか抜け出た性能がある方がプレーの方向性が固まっていいのかもしれません。逆に考えれば、ターボオレンジはそれほどまで高性能なラバーと言えるでしょう。
  最後に、ターボオレンジとブルースポンジの違いを簡単に紹介します。
  弾み ターボオレンジ<ブルースポンジ
  対上回転 ターボオレンジ<ブルースポンジ
  対下回転 ターボオレンジ>ブルースポンジ
  カウンター ターボオレンジ>ブルースポンジ
  サーブ ターボオレンジ<ブルースポンジ
  引っ掛かり ターボオレンジ≧ブルースポンジ
  重さ ターボオレンジ>ブルースポンジ