カールPH












投稿者:卓球研究家タク
[自己紹介]
  卓球歴は6年程で現在は小中学生の指導や相手をすることがメインです。

  本職はペン粒で、用具も大好きです笑

[レビューする商品名]
  カールPーH OX(TSP)

[使用環境]
  ラケットはアバロックスP500中国式、裏面はマントラH(厚)を使用しました。

[はじめに]
  カールシリーズは粒高の王道かつ人気のラバーでバリエーションも多いですが、その中でも異端児的な存在を放っているのが今回のPーHです。
  粒の高さや太さなんかはP1Rとそんなに変わらない感じがしますが、とにかく粒が硬いのが特徴です。
  今まで国内外問わずそこそこ粒高を使ってきましたが、ここまで硬い粒高は初めてな気がします…

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  ・ドライブ…粒がかなり硬く球離れが早いためやりにくいですね。引っ掛けて打つのは少し苦手なラバーかな?って感じました。

  ・スマッシュ…弾きがかなり良くパチンと打ちやすく粒高のOXなのに攻撃力がかなり高いです。まるで表1枚で打っているかのようです。
  球質はグラスDテックスみたいなブレ球というよりかは直線的でスーっと滑り込むようなドナックルボールで入ります。

  ・ミート打ち…粒が倒れる感触が無く表っぽく打てるのでパチパチ打って行けます。下回転に対しても強気で打てて行けると感じました。

  ・プッシュ…このラバーは粒高OXながら上回転に対するプッシュも可能です。だいたいの粒高は上回転に対してプッシュしようとすると粒が倒れてしまいコントロールが難しいのですがカールPーHは粒が全然倒れないので上回転に対しても打てます。
  下回転に対しても硬さや球離れの良さを活かした弾くプッシュが好印象でした。ただ、他の粒高に比べスピン反転能力は高くないので甘いとカウンターを喰らいやすいので注意が必要です。

  ・流し打ち…粒がかなり硬いおかげか結構速いし滑らして打ちやすく個人的にはやり易かったです。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  ・ブロック…このラバーは正直、当てるだけでは大した変化も無く打たれるので自分から変化(コースや回転など)を付けるのが大切だと思います。
  自分から横回転を掛ける、カット性で返す、ラケットを引いて威力を殺す等自分からスイングすることが求められます。
  めっちゃ切れるという訳ではありませんが攻撃に繋げるには充分あるかな?って思いました。
  また、粒がかなり硬いため相手の球に影響されにくく威力のある球に粒が勝手に倒れてミスするというのもしにくいので安定性そのものは高いと思います。

  ・ツッツキ…粒高OXなので切れ味はともかく、低くコントロールしやすかったです。

  ・カット…カットマンじゃないのであれですが低い軌道で返しやすかったです。個人的に切ったときの感触が分かりやすかったです。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  ・サーブ…時々変化を付ける時に。

  ・レシーブ、…硬めで球離れも早めなので回転の影響は受けにくいと感じました。勝手に変化するラバーではありませんが、フリックしたりストップで止めたりなど色々やり易いです。ロングサーブは少し止めにくいので(技術力や慣れの問題もあると思いますが…)思いきって打っていくか、低く返球することを意識した方が良いかな?って個人的に思いました。

  ・台上技術…色々やり易いので個人的に特にやりにくさは感じませんでした。

[おすすめな方]
  オススメな方としてはやっぱり粒高でも積極的に攻めていく方や自分から色々仕掛けるタイプ、粒が倒れる感触が苦手な方にはオススメだと思います。
  粒高特有の勝手な変化を期待している方にはオススメしにくいですね。ラバーの説明文にも「硬くして変化を少なくした」みたいな事書いてありますし。

[まとめ]
  このラバーは正直、好みがかなり別れると思います。
  粒高を守備的に使うタイプにはイマイチだと感じると思います。逆に粒高でも積極的に仕掛けるタイプには良いと感じるかな?って思いました。
  ただ、粒がかなり硬く打球感も当然硬いので(アンチ粒高を使った事ありませんがそれに近い打球感らしいです)ここら辺も好みが別れる部分だと思います。
  他の粒高とはだいぶ違うタイプの粒高で個人的に個性的で面白いなーと感じました。
  購入の際の参考になれば幸いです。ありがとうございました。