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投稿者:ゲンマ
[自己紹介]
   上半期はたくさんの投票ありがとうございました。今後もレビュー頑張ります。
   20代後半で週4回ほど練習しています。テンション、粘着、表や粒など様々使います。実力としては県大会で3回戦程度とお考え下さい。よく段持ちの選手と練習しています。指導もしています。

[レビューする商品名]
  Q4【ミズノ】

[使用環境]
  ノスタルジックVIIのフォア面に使用。厚さは特厚を使用しました。バック面はV15stiffです。約一ヶ月使用しました。

[はじめに]
  Q3も使用しましたが、いまいち回転がしっかりかかっている感覚がなく、難しいラバーという感じがしました。感覚はなくても回転自体はかかっていましたが・・・。硬さとしてはQ3より打球感は軟らかいですが、Q4も今までのラバーと比較するとちょっと独特の打球感ですね。ラバーの重さはスピン系テンションの中では普通といったところでした。

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  (1)対上回転ドライブ
   引っ掛かりが強く、シートでグッと掴んでくれるので、なかなか落ちずにドライブを打つことができます。ただ、打球感が硬めで、「あれ、いまいち回転かけられなかったな」という時でも、実際はかかっているという不思議な感覚でした。しっかりと当たっている感じがしなくても入ってしまうという安定感です。ドライブの威力は申し分ないですね。振り切った時のドライブはテナジーの威力を超えていると思います。ただし、振り切ることができたらという感じです。自分の力加減の70%くらいだったらおそらくテナジーやファスタークなど従来のラバーのほうがいいボールを打つことができます。しかし、40%くらいのつなぎのほうはQ4のほうが質が高いと思います。飛ばす、飛ばさないの区別をつけることができる人に良いという感じですね。また、引き合いでは威力を発揮しやすかったです。弧線弾道も出せるし、決めに行く時は直線的なボールも打ちやすかったです。どちらかというとボールは弧線になりやすいですね。
  (2)対下回転ドライブ
   引っ掛かりの強さを生かし、回転量のあるドライブを打つことができます。回転重視にドライブを打った場合は、回転量のマックスはQ3より高いと思います。ただし、食い込ませて打つというより、薄く引っ掛ける打ち方が適していると思います。また、一発で打ち抜くドライブも好感触でした。弾きながらのドライブの威力は、他のラバーにない魅力だと思います。Q4の場合、ラクザXやV15エキストラなどしっかり食い込ませるラバーを使っていた人より、ファスタークなどシートの引っ掛かりを生かす打ち方もできる人のほうが適しているかもしれません。
  (3)スマッシュ
   ミート系も弾みがいい分安定するのですが、スマッシュとなると、ちょっとビヨーンと飛び出してしまい、思ったより飛んでいってしまうかもしれません。テナジー05に近い感覚だと思います。
  (4)攻撃のまとめ
   とにかくボールのマックス威力が高いラバーという感じでした。ポテンシャルは高い。しかし使いこなせるかがポイントです。安定志向というよりフォアに自信がある人が使うといいかもしれません。安定させるならラクザXやV15エキストラ、ファスタークやヴェガツアーのほうがいいと思います。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  (1)ブロック
   引っ掛かりの割りに思っていた以上に回転の影響を受けないので安定して止めることができます。また、Q3はカットブロックもやりやすかったのですが、Q4もいろいろな回転をかけたブロックがしやすいです。
  (2)カット
   思いのほかの安定感。下回転系のボールを打とうとすると飛ばない。だからしっかりおさまります。そして、回転量も多い。カットマンには非常にいいかもしれません。カットがスッと入っていく感じはV401に近いと思いました。
  (3)ロビング
   これは引っ掛かりと弾みを生かして、ちょっと触って上に上げるだけで何本も返ります。一言で言うと楽です。
  (4)カウンター
   強く当てるカウンターより薄く当てるカウンターのほうがいい感触でした。強く当てるとしっかり振り切る必要が出てくるので、タイミングが合わせにくかったです。パッと反応して触れたボールがカウンターになって決まっていくという感じがしました。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  (1)サーブ
   これもドライブと同じで、あまりかかっていないと思ったらかかっているという不思議な感覚。ただ、テナジー05に近いという話ですが、サーブに関してはそこまで回転量も多くないという印象です。ショートサービスがしっかり止まりました。
  (2)レシーブ、台上技術
   レシーブはストップのやりやすさが印象的でした。スッと台に落とすことができます。なぜやりやすいのかはちょっと掴みきれませんでしたが、とにかく飛ばさない時にしっかりラバーが言うことを効くという感じです。それ以外の台上技術は特筆すべきこともあまりなく、全体的に高いレベルでした。

[おすすめな方]
   個人的には、フォアハンドでがんがん攻める人にいいと思います。多少打点を落としても威力あるボールが振れます。両ハンド型だと、フォアの距離感とバックの距離感が合わず、ラバーの性能を生かしきれないと思います。しっかりストップをし、先手をとって攻めていくスタイルにいいと思います。また、バック表などでフォア主戦の人にもいいかもしれません。
  カットマンにもお勧めです。フォアのカットをしっかりと拾いながらも、後ろから強い攻撃を仕掛けることができます。V401を使っていてもっと攻撃の威力がほしいけど、カットが入らないと困る、という人に使ってみてほしいですね。
  ファスタークやラクザXなどを使用していて、もっとボールが走ってほしいという人や、パワーに自信のある人に使ってみてほしいです。

[まとめ]
   テナジー05に近いと言われ、非常に期待の持っていたラバーでした。とにかくしっかり振った時のボールの威力は素晴らしいです。ただ、試合での安定感を考えると、私が本使用するにはちょっとレベルが高いという感じがしました。正直、中学生や高校生というよりは、一般向けのラバーだと思います。全体的なプレーの中で、ドライブマンが使うのであれば、ファスタークやラクザなどのほうが使いやすいと思います。
   合わせるラケットとしては、インナーの特殊素材がいいのではないかと感じます。七枚合板だとちょっと重くなってしまうこと、五枚合板だと安定はしても決め球が打ちづらくなること、アウターだとコントロールが厳しいことを考えると、インナーのALC系はいいと思います。そういった意味では現代の用具志向に合ったものをミズノは開発したのかもしれません。
   結論、このラバーを使いこなせるようになった時、きっと強くなっていると思う気がするということです。