ワルドナーCFZ












投稿者:サム
[自己紹介]
  今回ZLC系の素材のレビューは初めてです。
[レビューする商品名]
  ワルドナーCFZ / Waldner CFZ    DONIC
  企業による商品説明文
  『チキータ、フリックなどの台上テクニックや、ドライブ、スマッシュ、下がってからのロビングまで、安定感を損なうことなくあなたのプレーを引き出します。』
[使用環境]
  ワルドナーCFZ FL 92g 
  〈使用ラバー〉
  fastarc G-1 厚 fastarc C-1特厚
  evolution MX-P 2.1 evolution EL-P 2.1
[はじめに]
  2014年発売のワルドナーCFZです。
  板厚6.9ミリのインナーラケットで上板に桧系の木材が使われています。素材のCFZはZLC系の素材と言われていて同じCFZシリーズ3種類の中では中間の弾みです。なかなかレビューされることのない商品なので買うことを躊躇われる方もいらっしゃるでしょうし、このレビューが決断の参考になると幸いです。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  まず、全体の感想ですが、このラケットを使うことで攻撃技術、守備技術関わりなく全ての技術に『硬さを感じないのに凄く弾む』という特徴が表れるように感じました。
  上板がヒノキ系である影響からか打球感は気持ち良く、ボールに喰いつく感覚があり、攻撃技術の安定感は高いと感じました。ヒノキにZLC系の素材なのでかなり硬さが際立つ予想はあったのですが、意外にもラケットと素材の一体感があり、素材の硬さは特別感じませんでした。一方その中で注意が必要になると感じたのは下回転打ちです。ツッツキ打ちではオール練習においても私はボールの落点にすぐ入れるのでさほど苦痛は感じませんでしたが、上級者粒高とのオール練習になると、球の落点にあまり早く入れず、打球点のシビアさをかなり痛感させられました。(もし粒との対戦が多いなど)気にかかる点があればラバー(エボリューションシリーズなど球持ちのあるラバー)で補うと良いと思います。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  攻撃技術冒頭で述べたように『硬さを感じないのに凄く弾む』ことが、守備技術全般においては変化をつけて返球がしづらいことに繋がります。ブロックは勝手に弾み、更に硬さを感じないのでただ台に収めるブロックは楽ですが、相手にとってはそこそこの速さのボールで弾道も素直なのである一定レベル以上では変化がなく、チャンスボールになります。また、次の項目で詳しく述べますが、ツッツキ・ストップでは『硬さは〜』が顕著に表れます。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  前の項目で述べたレシーブ技術から述べていきます。下回転系技術(ツッツキ・ストップ)ではかなり技術レベルが必要になります。(おそらく初中級者レベルではツッツキはふかし、ストップは球3つ分は浮きます。私のレベルではツッツキの回転量はあまり増やすことはできず、またストップは打球点をかなり落とすか、神経をとがらせてシートで薄く捉えるかしなければ試合で使えるレベルには達しませんでした)
  一方上回転技術(フリック・チキータ)では、安定感、スピード共に文句ありませんでした。そのため、試合で使うなら下回転技術より上回転技術の方が圧倒的にオススメできます。(商品説明文にストップとツッツキが記されていないことに納得するような、説明そのままの性能です)
  サーブもレシーブで述べたような特性が出ていて下回転系は予想以上に球足が延びたり、バウンドが高くなったりとかなり神経を使いますが、上回転系は伸び、安定性共に優秀です。
[おすすめな方]
  台上で上回転にしてラリーを優位に進めたいと思う方や、商品説明通りプレー領域を選ばずプレーしたいと思う方にオススメできると思います。私はシングルスよりダブルスを重視していたのですが、このラケットではパートナーのプレースタイル、戦略、いずれにも不適合であったと思います笑(唯一自分の性分にだけ合っているようなラケットでした)
[まとめ]
  ラケットの特徴がかなり際立っていますので、このラケットに合った戦略、明確な目的を持ったプレーをすることがこのラケットを使いこなす、また試合に役立つことに繋がるのではないかと思いました。
[補足]
  特に推敲を重ねることなく深夜に一発書きしていますので読み苦しい点があったら申し訳ありません。