アポロ5-0.7mm













投稿者:とも
[自己紹介]
  ともと申します。最近はtwitterで主に用具の情報、感想などを発信しています。
  普段は粘着フォアドライブ主戦型としてプレイしています。
[レビューする商品名]
  Apollo5超極薄
[使用環境]
  ラケット:ヴィルトーソ+
  ラバー:F ノースポール(非粘着のテンション)
      B Apollo5超極薄


  WRMさんのお勧めにもある通り、またラケットはノーマルApollo5のころから相当な相性の良さがあった、球持ち、総合力の高いヴィルトーソ+をチョイスしました。
  Apollo5のカット後の重さは私の個体では33グラムでした。スポンジが0.7mmしかないのにも関わらず、ボンバード極薄と同等もしくはそれ以上の重さがしっかりあってくれるのは攻撃マンとしてはうれしい誤算でした。
[はじめに]
  私は以前からかなり極薄ラバー(と言っても主にボンバード)を使い込んでいたので、相当気に入ってたAplollo5のシートの極薄の登場と言うことで早速購入させていただきました。

  元々Apollo5と言えば超硬スポンジと強力なグリップのシートによる超回転がウリで、プラになって欠けたキョウヒョウの威力や回転をもろもろ補い、それを凌駕していくような極めて高性能でまた今までにない新しいタイプのらラバーでした。
  そもそも極薄にする利点として、スポンジに食い込まない事による弾みの抑制、回転の影響を極端に軽減、上書きのしやすさ等々、レシーブの技術の向上を目的とする点があげられます。そしてこの性能を上手く出すためにはシートの硬さ、回転性能の高さが必要になってきます。それ故ボンバードやapollo5が極薄にぴったりじゃないかと言うことになるわけです。

  またApollo5超極薄の0.7mmという厚さが丁度よくレシーブ性能を引き立てているように感じました。Apollo5のシートはもともとテンションを帯びているため、気持ち他の極薄より初速が速く感じられるためストップなどのめっぽう飛ばさない技術は0.9mmでは良い玉出せないと思いました。またシートのグリップがよい分薄ければ薄いほどカツンと切る感覚が優れています。

  最初こそ(0.5mm+已打底)不具合があったものの、やはり最近の銀河の製造技術は格段に上がってきているようで、スポンジとシートの接合面に負荷がかかりやすい極薄でもApolloもシートの隔離などは一切見受けられませんでした。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  基本的にはバックに極薄は貼るものですが、このラバー、全体的なスペックもめちゃくちゃ高いので一応フォアで使用した感想も書きたいと思います。

  ヴィルトーソ+の効果もあってか軽打からとても弧線が高いです。かなりオートマチックに回転が掛かってくれるので非常にやりやすいですね。ただ飛ばないためかボールは浅く入ります。これはバックにおいてもの話ですが前〜中陣のドライブであれば他の極薄と違いある程度撃ち合えます。カウンターほどの強い入力には板に反射するようにぼとぼと落ちますが…
  やはりシートの類にないグリップ力がかなりラバーの総合力を引き上げています。
  そして極薄特有のスマッシュも他の極薄より切れを増しています。食い込まない分板で弾く感覚を利用しやすく、テンションも相まってスピードも申し分ない。
  上記の通りこれまで極薄が得意としてこなかった分野もそれなりにカバー出来ているのではないでしょうか。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  今まで極薄ラバーの弱点と言われてきた、『ブロックが落ちる』と言う点もApollo5超極薄はカバーしてきているように感じました。食い込みを感じなくても勝手にボールが上がってくれるのでそこまでブロックを苦に感じることはありませんでした。例えばボンバードでは速いボールや詰まるボールに対し素直に真っ直ぐ反射してしまう(食い込みがないためラケットと直接反射する形になる)のでネットミスを多発するのですが、Apolloはそれをシートのグリップで何とかしてしまっているんですよね。なのでやりやすいまではないにしろそこまでブロックに神経を使う必要がないです。
  このことは極薄にとって物凄い大きなメリットで、主にバックをドライブなどの攻撃手段として使わないラバーの分バックでのブロックという場面は頻出します。ブロックのやりやすさは極薄の手札の拡大に繋がる可能性も大いにあるのです。
  カットに関しては私の戦型ではないので何とも言えないところはありますが、普通にやりやすかったです。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  サーブに特筆すべきことは特になくどれも一律によく切れるというのが素直な感想です。強いて言うなら上回転の短いサーブがよく切れて好印象でした。
  極薄ラバーの本職、レシーブ台上技術についてですが、これはボンバード極薄の切れをよくしたと表すのが一番近いと思います。単純にツッツキやチキータなどのスピードも上がり、それでおいてシートのグリップでめちゃくちゃ掛かってくれる。完全にレシーブにおいてもボンバードの上を行っているように思います。そして素晴らしいのがオートマ性能です。当たれば掛かって、そして飛ばないのでストップの質が高く保てました。
  従来の極薄ラバーの課題点の一つでもある対ロングサーブもやはり問題は感じられませんでした。つっつけば上書きしてえぐいボールを出せ、これまで難しかったドライブでかけ返すことも余裕があります。あまり弾きの強いラケットでは厳しいと思いますが…
[おすすめな方]
  『回転を掛ける感覚を磨く』という点ではオートマに掛かってしまうApollo5よりボンバード極薄の方が明らかにいいと思いますが、その先の選択肢としてドライブ技術をとるならボンバード薄、回転性能をとるならApollo5超極薄といった感じで更なるレシーブの向上を目指す方、レシーブを得点の起点にできない方は一度は極薄を試す価値があると思います。
[まとめ]
  よくyoutubeにある『うまい人は使ってないよね』的なコメントはラバー個々の性能差の意味を理解していないためであり、上手い人が求める性能とそうでない人が必要とする性能には相反する部分が多く、上手い人が求める飛距離や弾みは台上技術が出来て初めてラリーに移るときにやっと必要になるわけで、みんながみんなテナジーが最適なわけがないのも当然です。それを踏まえた上で試合の絶対必須技術であるレシーブを補い強化出来るのがApollo5含め極薄ラバーの性能です。長い時間を要してプロ選手のように両ハンド卓球を目指すのも可能かも知れませんが、さっと極薄を使ってレシーブを磨く方が中学スタート等の初〜中級者がまずやるべきことなのではないでしょうか。
[補足]
  私を含め多くの方がフォアを黒色で使用しています。Apollo5超極薄の赤があると望ましいです。
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