ディアボリック



















投稿者:エボみぃ
[自己紹介]
  バックアンチの異質型です。
   最近、リフレクションやトランスフォーマーエクストラスローなど、マテリアル社から高性能なアンチラバーが出ていますね。しかし、私はやっぱりディアボリックが好きかなぁと思いまして。一年程前にディアボリックのレビューをしましたが、そこで伝えきれなかった部分もあったので、今回再確認していきたいと思います。
[レビューする商品名]
  ディアボリック
[使用環境]
  ラケット(1) 和の極 蒼 FL
  フォア面 ラザンターR50 2.0
  バック面 ディアボリック 1.6
  ラケット(2) エボニー ST
  フォア面 アポロ5超極薄 0.7
  バック面 ディアボリック 1.6
[はじめに]
  マテリアルのアンチということで、シートは結構ツルっとしています。トランスフォーマーのカサカサという感じはなく、単純にめっちゃ滑るようになっています。
   それよりも特徴的なのがスポンジ。他のアンチに比べてかなり軟らかく、すごいふかふかしています。さわり心地がとてもいいです。打てば分かるのですが、このスポンジがすごい食い込んでくれます。そして、その食い込みを活かして、「自分から回転をかけれるアンチ」がディアボリックです。というか、これがこのラバーの売りというかコンセプトだと思います。「回転がかけれればアンチじゃないだろう?」という方もいるかもしれませんが、それは残念ながら昔の常識です。また、回転がかかるといってもシートに摩擦力がないので、回転の影響は全く受けません。
   さて、まとめみたいになってしまいましたが(笑)、このラバーの特徴を理解していただけましたでしょうか。それでは、レビューをご覧ください。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  プッシュ
   普通に押すだけでは、弾道の変化は微妙でした。相手の回転を利用して曲げようとするのではなく、自分から横にスライドするようにプッシュすると良いです。そうすると自分も回転が分からなくなります(笑)。強烈な横揺れが起こり、チャンスメークとしても重宝します。もちろん球質もナックルということではなく、シート表面でボールをとらえるようにすると相手の回転をかなり残します。

   スマッシュ
   かなり板で打つ感覚が強く、弾くようなスマッシュはアンチにしては中々スピードがあります。柔らかいスポンジなのに弾けるとか、、、けっこう不思議です。弾いたときの球質はドナックルなので相手はかなり取りづらいです。しかし、しっかり弾かなければシートで滑って球が落ちてしまうので、プッシュなのかスマッシュなのか、メリハリをつけてプレーをしたいところです。
   回転の影響を受けないので、相手の切れたツッツキなどに対しても、表の角度打ちの要領で容易に打つことができます。高い打点を意識さえすれば、相手の回転をあまり気にせず打てるので、アンチでは普通なかなか威力のでない攻撃でも、このラバーだったら得点を稼げます。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  ブロック
   まず当てるだけのブロックですが、反転量は「そこそこ」という程度です。トランスフォーマーに比べると少し劣っています。
   しかし、カットブロックでは自分から回転をかけれる性質を活かして、ブチっと切ることができます。これは、トランスフォーマーやリフレクションの回転量を大きく上回っています。また、横にスライドさせたりすることで、強い横揺れを起こすということも可能です。さらに、ラケットを押してブロックすることでナックルブロックにすることもできます。ブロックに関しては、回転の種類や幅などがかなりあり万能です。
   また、安定性も十分です。もちろん、リフレクションと比べると若干弾みますが、ディアボリックには球持ちがあるので、球が暴れるということはまずありません。

   ツッツキ
   普通のアンチでツッツキすると、表面で滑ってしまうため、浅いところにしか出せませんでした。もちろん、ツッツキの振りをしているのに上回転になったりと十分相手を困らせることができたのですが。ただ、相手にばれてしまうと打たれやすくなってしまうんですよね。
   しかーし、ディアボリックの場合、食い込みを活かすことによってあまり浮くことなく相手コートの深くまでツッツキを送ることができます。ということで、ツッツキでのチャンスメークはかなりやりやすい方だと思います。もちろん慣れは必要ですが。

   カット
   アンチでのカットと言えば、基本ナックルカットでフォアカットとの球質の差をつけるというのが普通だと思います。ですが、ディアボリックでのカットはほんとブチっと切ることができるので、本格派のカットマンにも十分おすすめできます。そして、カットのスピードがかなり遅いです。遅いということで自分の時間を作ることができます。
   板に当てるようにすることでナックルカットも簡単に出せますが、カットにスピードがないので弾道でばれてしまいそうです。変化よりも粘りでのカットが良さそうです。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  レシーブ
   ショートサーブに対しては、弾きやすい性質を活かしてのフリックやリフトが有効です。超速いというわけではないですが、回転の影響を受けないのでコースの打ち分けなどは容易です。相手の横回転が強いほど、相手コートで鋭く曲がるような弾道にすることができます。ショートサーブに対してはもう「最強」です。。。
   ロングサーブに対しては、柔らかいスポンジが少し食い込んでから返球されるため、安定感はかなり高めです。問題はナックルのロングサーブ。これはアンチラバーの永遠の課題とも言えるでしょう。唯一の救いとして、自分から多少回転がかけれるので、カットのように下回転で返してできるだけ打たれないようにしましょう。

   台上技術
   レシーブ同様、フリックやリフトのようなフラット系技術はかなりやりやすいです。また、台上ではストップもかなり高評価します。シート表面で滑らせるようにして浅く出してあげることができます。また、ストップが急に伸びたり、球が逃げるように曲がったりと、小さい打球でも変化はとても大きいです。また、ツッツキのところで書いたのですが、同じような振りで相手コートの深いところにも出せるので、左右長短相手をめいいっぱい振りまわせます。
[おすすめな方]
  当てるだけのオートマチックな変化を求める方には適していません。どの技術においても、ラケットをしっかり振るということを意識すれば、強烈な横揺れや変化を感じることができるはずです。
   ラケットをしっかり振る戦型といえば、自分はペン粒を思い浮かべますね(間違っていたら本当にごめんなさい)。粒にも粒の良さがしっかりあるのですが、予測不能な変化や止めやすさなどアンチの良さを粒ユーザーにも知ってほしいというのが私の切実な望みです(アンチラバーって敬遠されがちな気がします)。
   シェーク異質型で言えば、攻撃が多めの方におすすめします。ディアボリック単体で点を取るというよりは、ディアボリックでチャンスを作って打つというのが王道な感じがします。
[まとめ]
  (1)自分から回転をかけれる
   (2)フラット系技術がアンチの中でやりやすい
   (3)カットブロックの切れ味はMAX級
   (4)台上が自由自在
   最近ディアボリックが忘れられてないか少し気になって、今回のレビューを書いてみましたが、魅力は伝わりましたか。自分からここまでかけれるアンチってやっぱり他には無いのかなぁと私は思います。やっぱりこのラバーの性能をもう一度再認識してほしいなぁと願っています。もちろんリフレクションやエクストラスローなども高性能なアンチラバーです。ですが、ラケットをがんがん振って思いっきり切りたいという方は使ってみてはどうでしょう。
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