アポロ5-0.7mm













投稿者:エボみぃ
[自己紹介]
  バックアンチの異質型です。
   最近極薄ラバーを気に入って使っていたのですが、超極薄ラバーが出たということで買ってみました。
[レビューする商品名]
  アポロ5超極薄
[使用環境]
  ラケット エボニー ST
  フォア面 アポロ5超極薄 0.7
  バック面
  トランスフォーマーエクストラスロー 1.2
[はじめに]
  名前から分かるようにアポロ5超極薄は、アポロ5のスポンジを超極薄にしたものです。アポロ5のシートということで、表面には強粘着が施されています。また、スポンジは0.7mm、硬度41度となっています。スポンジの薄さもすごいですが、それよりもかなり硬いなぁと感じます。ここは太陽PRO極薄皮付に似ていますね。
   ちょっと軽く打ってみたのですが、最初は球離れの速さの割に全然弾まなくて、打球感に違和感を覚えました。極薄ユーザーでも慣れが必要な気がしますね。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  ドライブ
   シートの強い摩擦力のおかげで、ドライブ時にはしっかり球を持ってくれます。板にできるだけ当てないように意識するだけで、強い回転を得ることができます。慣れればチップドライブも簡単に出せるようになり、普通の粘着テンションなどに全然劣らない回転を出せました。ドライブの回転量にはかなり衝撃でした。スピード自体は遅いので、回転量で押していくスタイルには合っていると思います。
   また、ラバー自体は弾みませんが、圧倒的な回転で飛距離を出せる感じで、中後陣からのドライブもそこまで難なくできました。アポロ5超極薄はあまりプレー範囲を選びませんね。

   スマッシュ
   太陽同様、スポンジが薄く硬いので弾きがとても良いです。しかし、スマッシュは太陽に軍配が上がると思います。個人的な意見なのですが、太陽の方が弾く前にほんの少しですが球を持つので、安定感が備わっています。それに比べて、弾くときにアポロはあまり球を持たないので、低いツッツキをスマッシュで打ちぬくなどするときは太陽の方がやりやすいです。
   それでも、相手の回転の影響は太陽同様受けないので、ループドライブに対するカウンタースマッシュなどはかなりやりやすかったです。ペンの裏面とかに使ってほしいです。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  ブロック
   当てるだけのブロックでは、まず弾まないのでかなり短く止まります。回転の影響は受けやすいので、ループドライブさえ気を遣ってやれば、安定感は抜群です。また、球質も自然とナックルになり、相手からすれば連打しにくいブロックを簡単に出せるようになります。また、感覚さえつかめば、かなり伸びるブロックも送ることができます。
   また、弾まなさと表面の引っ掛かりの良さを活かした、カットブロックや横回転ブロックもかなりやりやすいです。ナックルブロックから回転系ブロックまで何でも万能ですね。

   ツッツキ
   ラバー自体がかなり弾まないので、自分からがっつり掛けることができます。切れ味に関しては、「異次元」です。また、回転で球を飛ばすというイメージで、相手コートの深いところに鋭く送ることができます。もちろん弾まなさを活かせば、短くストップということもできますので、長短もつけやすいと思いました。
   ただ、太陽に比べてナックルツッツキが出しにくいというのを感じました。ぬりかべさんのレビューにも書いてありましたが、ツッツキするときに結構球を持ってしまいます。無理やりナックルを出そうとすると、角度や振りで相手にばれてしまいました。

   カット
   まずいつもの角度でカットですると、弾まなすぎて相手コートに収まりません。先ほど書きましたが、回転で飛距離を出すようにすると安定します。ただ、そのやり方が難しく、、、、、ラケットの角度を30°ぐらいにして、下をえぐるように擦ってカットするとできます。もちろん、強打に対してもこのやり方ではないと、私の技術では飛距離を掴みづらくやりにくかったです。
   えぐるようなカットをよく使う上級者カットマンが使えば真価を発揮できそうですが、私にはレベルが高すぎました。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  サーブ
   とにかく回転量がかなり強いです。思いっきりラケットを振っても、全くオーバーする気配がしません。特に下回転系のサーブがよく掛かります。そして、とにかくサーブが短いです。短く切れた上回転サーブなども簡単に出せるのが、かなり良いと思いました。

   レシーブ
   まず驚いたのが、ツッツキやストップでのレシーブが超安定することです。横の角度さえちょっと気遣ってあげれば、上下をあまり気にせずツッツキを送ることができます。これもラバーの弾まなさと上書き性能のおかげですね。本当に上書きレシーブはやりやすいです。
   また、フリックやリフトなどのフラット系技術では、相手の回転の影響を受けずに返球できるので非常に安定します。球質もドナックルなので、相手は取りづらそうでした。

   台上技術
   レシーブ同様、フリックやリフトはとてもやりやすいのですが、それよりも良いと思ったのが、台上ドライブやチキータなどの回転系の技術です。台上でもチッと擦れるので、台上ドライブはかなり伸び、チキータは相手コートで鋭く曲がらせることができます。特に、チキータでは弾まなさを活かして2バンチキータといった妙技が出しやすく、つい笑ってしまいました。
   他にもストップは短く切れ、やりやすかったです。フリックとかと組み合わせて使ってみてください。
[おすすめな方]
  シェーク裏裏の極薄ユーザーにはぜひ一度使って頂きたいです。極薄ラバーの極薄らしさをさらに強化したラバーとなっています。
   他には、スマッシュのところで書いたように、ペン粒の裏面にはかなり合っています。サーブの切れや裏面攻撃が非常にマッチしています。
   しかし、自分で書くのも難ですが、シェークバック異質のフォア面にはちょっと軽すぎるかなぁと思いました。そういう面では、太陽みたいな重い極薄の方が良いです。
[まとめ]
  (1)擦ったときの回転量がえぐい
   (2)レシーブの安定感が抜群
   (3)打点を意識さえすれば弾きも満足
   (4)裏とは思えない多彩なブロック
   見てれば分かったと思いますが、「極薄ラバーの方向性の延長にあるラバー」でした。プロ選手に憧れて、特厚テンションなんてのも良いですが、まず「サーブやレシーブといったラリーの入り口から」の方を上手くなった方が良くないですか?これはWRMの宣伝でもあるのですが(笑)、私もこの言葉にすごく共感したので、強く書いておきます。そういったラリーの入り口の技術を磨くことができれば、試合を圧倒的に有利に進めることができます。
   もちろん、サーブレシーブ以外にもこのラバーは高評価だったのですが、やっぱり極薄ラバーの良さはラリーの入り口で有利な展開にできるということだと思います。サーブレシーブができなくて困っている方は、ぜひ極薄ラバーを使ってみてください。そして、気に入ったらアポロ5超極薄にも手を出してみてください。


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