アレス















投稿者:とも
[自己紹介]
  ともと申します。普段はtwitterなどで主に用具のことについての情報、感想などを(それ以外のどうでもいいことも多々)発信しています。

  普段は粘着フォアドライブ主戦型としてぼちぼち卓球をしている学生です。最近時間を取れなくなってしまい、投稿が滞りがちですがよろしくお願いします。
[レビューする商品名]
  アレス 52度
[使用環境]
  使用ラケット:ヴィルトーソ+
  フォア面:アレス 52度
  バック面:ラザントグリップ(廃盤)
[はじめに]
  いつ頃でしたか、近い過去にwrmさんからswordの久しぶりの新商品としてアレス(48度)が発売された時の盛り上がりを覚えているでしょうか。『強粘着、ぶっ飛び』というプラに合わせた目に新しいコンプセントと、我々粘着使いはなぜか引き付けられるようなあのかっこいいブルスポを身にまとい、発売から数か月の間ネットはおろか店舗ですら品薄状態が続く大ヒット商品となりレビュー界も大いににぎわったりと、音の速さでwrmの看板商品になりました。私も初期ロットを逃した悔しさから次ロット販売開始時には我先にとアレスをかごに入れ購入したことを思い出します。
  48度のレビューを見ていただくと分かる通り、アレスは粘着でありながら無茶苦茶弾みます。かといってラバーのバランスが崩れずテンション効果で適度に柔らかさを感じ、それでいて粘着らしい硬さもある、まさに粘着テンションというのにふさわしい新たなラバーでした。
  私自身プラ変更によるキョウヒョウのつらさと、多忙と劣化による体の衰えからアレスにシフトし、木星やapollo5などのラバーが乱立するようになるまでそこそこの間使い込んでいました。強打で飛んで軽打で飛ばないオイシイ特性をお構いなく発揮しまたほかにないコシの強いスポンジも気に入っていました。
  ただやはりサーブやループなどの硬さとひっかかりががもろに影響する技術やボールが粘着にしては少し軽くなりがちな点から自分はキョウヒョウや他の粘着に目おとりする部分を感じ、木星2BSが出てからはそちらを使うようになりました。
  その時の私ももうちょっと硬いアレスが欲しい…と思っていたので今回のアレス52度の販売はとても楽しみにしていたにですが、販売についてあまり誰も触れていない用なので私がアレス盛り上げ係としてレビューを上げる次第です。

  ラバーのカット後の重さは私ので50グラムと、アレス48度より重く木星より少し軽いとい大方予想通りの重さでした。玉突きの時点で弾みの強さとスポンジのコシの強さを感じられ、一気に硬粘着に近づいた感じでした。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  攻撃技術全般においてすべてがアレス48度よりより重いボールが出ていると感じました。前作さながらのシートのつかみの良さを硬いスポンジがサポートし、ラケットの効果も多少なりとありけれど『硬いのに落ちない』、とても妥協性の高い、かつ粘着らしい重さが出る割に、そのバランスを崩さない素晴らしく調整された無駄のない弾みの援助が前作にも、またキョウヒョウにもない質の高い球を出しやすいです。
  キョウヒョウのような球離れの速さからくる癖玉もようなものとはまた別ですがループの回転は満足なるもので、こすった時の無駄がほとんどないです。
  前作と比較して言える大きな違いの一つとして非常に弧線が上がります。硬いスポンジの影響でしょうが、とにかくラバーにくっついてぎゅんぎゅん上に上がります。それゆえ連打してもキョウヒョウによくあるなぞ落ちもなくとても安定してラケットを振り続けられる安心感がスポンジを硬くしたことにより強固なものになったんじゃないでしょうか。
  これまた前作になかった前方向への弱入力の技術のやりやすさが一段も二弾も向上しているように思いました。スピードに対してある程度加減が効くようになりいわゆる自分の時間を作れる、粘着ラバーらしい性能も引き立っています。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  上記の通り硬いのに落ちないシートのグリップの良さがあるのでとっさに手を伸ばして当たったボールがイレギュラーにグリップする粘着あるあるも、この点においてはそこら辺のテンションと何ら変わりなく扱えました。スポンジが固くなった分前に押過ぎたオーバーミスも減ったように感じます。
  弱入力での食い込みが減った分ツッツキの切れ味や鋭さも前作を超え、より本場の粘着らしく扱える本当に文句がないです。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  最近のラバーは非常にグリップがよく、今の時代に粘着質のラバーを使う必要はあるのかと思われる方もいるのではないでしょうか。私は表面に粘着質がある最大のメリットは台上の有利性だと考えています。粘着質は極めて弱い入力の時にそのくっつく性能を発揮し、例えばストップなどではペチャっとくっついてテンションにはない止まり方をしてくれます。ましてやアレスは強粘着、やりにくいはずがありません。うまく止める感覚がない人でも入力を弱くすることを意識すれば簡単に止まってくれます。
  サービスに関しては上記の通り前作より切れます。特に書くことはありませんが。
[おすすめな方]
  お勧めな方は単に前作アレスを使ってみて硬さが欲しいと思った方でよいと思います。まずは前作アレスを試してみて下さい。
[まとめ]
  前作アレスの性能をすべて上級者むけに引き上げたラバーだと思います。


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