ブルーストーム












投稿者:くろかみ
[自己紹介]
  高2、中ペン裏裏、都新人、インハイ予選5回戦負け。
GW、関東予選、インハイ予選、運動会、中間試験と激動の5月を乗り越えていきます。

[レビューする商品名]
  ドニック   ブルーストーム ビッグスラム   2.1mm

[使用環境]
  使用したラケット
  インナーフォースレイヤーZLC
  970XX-KLC

[はじめに]
  メーカー説明文↓
  DONICは、さらにコントロールを重視した『ブルーストーム ビッグスラム』を開発しました。
  ミッドサイズの気泡を持つスポンジを『ブルーストーム ビッグスラム』は、42.5度のソフトバージョンに。
トップシートには強いテンションをかけながら薄く軽量化し、この軽量なブルースポンジとのコンビネーションは抜群です。

  「ブルーストーム ビッグスラム」はドニック社から昨年発売されたスピン系テンションラバーです。厚いスポンジと薄いシートによって回転とスピードを上げるMAX+という新技術(ラザンターと同系統)を採用したブルーストームシリーズに属し、42.5度のソフトスポンジを採用しています。
同シリーズのZ3も同じ42.5度ですが、それより弾力を感じるやや粗め気泡スポンジとなっています。
今回はそのZ3との比較も交えてレビューしていきたいと思います。

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  0   基礎打ち、軽打
  軽打から強い弾みを感じました。
今回使用したのはmax+(2.3mm)ではなく2.1mmですが、それでも他の42.5度やZ3に比べると弾みました。

  1   ドライブ   8.0点
  Z3より本格派になったイメージで、ビッグスラムと言う程の音は鳴らないもののフォアでも扱えるコシの強さがあり、ブルーストームシリーズの中でも特に完成されたラバーになっているなと感じました。飛距離と掴みはZ3より向上しており、下回転打ちもしやすくなりました。
Z3は浅く入ってカウンターを食らいがちな面が目立ったので、その問題が解消されている点は良いですね。
一方で擦ると飛ばない、食い込むと飛ぶ、弧線低めといったブルーストームの特徴をしっかり残しており、少し好みが分かれる部分は変わっていません。
  いずれにしてもラザンターなど他の薄シート系より引っ掛かりが良く、スポンジを強くすることでZ3のようにシートの打感が目立つこともなく、両ハンドでしっかり振っていけるよくまとまったラバーだなと思いました。

  ・回転量
  ブルスト=Z3
  ・スピード
  ブルスト≧Z3
  ・飛距離
  ブルスト>Z3
  ・コントロール
  ブルスト≧Z3

  2   カウンター   6.5点
  ここはいまいち打ち方が分からないといった印象で、飛距離のイメージが掴みづらかったです。
フラット気味にカウンターすると直線的かつ結構飛ぶため慣れるのに時間がかかりました。

  3   スマッシュ、フラット系   8.5点
  ラザンターほどの爽快さはありませんが、薄シートのクリアな打感で気持ち良く飛ばせました。
ただ少しドライブ向きの性能となっているため、Z3に比べると弾きは悪かったです。
  ・やりやすさ
  ビッグスラム<Z3

  ・攻撃技術全般
  ビッグスラム>Z3
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  1   ブロック   8.5点
  Z3より食らってしまい止まりづらいですが、少し前のドイツテンションのような厚いシートで篭った打感がなく、軽快に弾くことが可能です。
シートの引っ掛かりを生かしてカーブブロックなど変化をつけることもできますし、ブルスト全般に言えますが従来の軟らかいラバーに+αのことができる自在性が良いですね。

  2   ツッツキ   7.0点
  上手くシートで薄く捉える感覚が必要です。
食い込むと軟ラバらしく吹っ飛びますが、しっかり擦れば上書きもある程度できました。

  3   カット   測定不能
  真面目にはやっていませんが、食い込むと飛ぶのでコントロールに気を使うと思います。難しいです。

  ・守備技術全般
  ビッグスラム<Z3
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  1   サーブ   8.0点
  可もなく不可もなくという感じです。
軟テンションの中ではかかる方かと思います。ロングサーブが打ちやすかったですね。

  2   レシーブ   7.0点
  人によります。ぽよんと浮きがちなところはあるので(それが嫌な方はそもそも軟ラバ使わないとは思いますが)それには慣れる必要があります。
Z3の方が相手の球の影響を受けづらいので、台に収めることはしやすかったです。

  3   ストップ   7.0点
  Z3より止めづらく、浮いて長くなりがちでした。
引っ掛かりは良いので無理やり上書きしにいけば止まります。

  4   フリック   7.0点
  弾きやスピードはZ3やラザンターに軍配が上がりますが、まずまず台への収まりもよくやりづらさは感じませんでした。

  5   チキータ、台上ドライブ   8.5点
  シートの引っ掛かりがいいので、簡単に持ち上げられて回転や曲がりも必要十分出ました。
42.5度とは思えないメリハリの良さです。

  ・台上技術全般
  ブルスト≦Z3

[おすすめな方]
  ブロックや中陣ドライブで決めていく両ハンドプレイヤーにおすすめします。
バック向きの硬度ですが、中学生や年配の方はフォア面でもいけると思います。
鳴るかどうかと言われたらZ3と変わらない感じで、楽しむというより球威、決定力タイプとして捉えて選んで欲しいところです。
また、他のブルストシリーズ同様、薄シート系のクリアな打感と引っ掛かりを両立している点でも注目して欲しいですね。
  合わせるラケットはカーボンラケットが良さそうです。
筆者はロスを抑えつつブロックの弾きを確保したかったのでインナーZLCがベストマッチだったかなと思います。

[まとめ]
  軟らかいラバーならではのコントロール性を保ちながら、Z3など他の42.5度ラバーより攻撃的に仕上がった本格派ラバーでした。
台上でも下がってからでも、引っ掛かりと掴みを生かして伸びのある球を打ち込める攻撃性能が良いところかなと思います。
ビッグスラムという名前からサウンドエンジョイ系かと思いきやフォアでも使えるほどのガチ性能なので、イメージにとらわれず使ってみてほしいです。
短めですが今回はここまでで終わりにします。