シュメルツ



















投稿者:零號立会人
[自己紹介]
  戦績
  県大会シングルスベスト8
  全国レベルの大会にも何度か出場経験あり

  お初にレビューをさせて頂きます。
  私のプレースタイルは裏ソフトドライブ型+粒高でして、相手のプレーに応じてプレーを変えます。
  裏ソフトと粒高どちらの技術も同じようなレベルです。粒高では守備も攻撃もやります。

  100種類以上のラケット、あらゆるラバーを打ったことがあります。モニターですがアンチラバーについてもいくつか試打したことがあります。
[レビューする商品名]
  【Sauer&Troger】Schmerz
[使用環境]
  特注5枚合板(ハードウッド)
  フォア:アレス52度
  バック:シュメルツ
[はじめに]
  元々はフリクションスペシャル2を好んで使用しておりましたが、最近は入荷がなく他のラバーを使用しておりました。

  GWに何気なく動画漁りをしていところ、
  Schmerzはフリクションスペシャル2に近い、という評価がありましたのでトライ用に購入してみることに致しました。

  私が粒高に求めている性能としては、
  (1)しっかり相手の強打でも止めることができる
  (2)フォアで効果的な攻撃ができる
  (3)大きな穴がない

  以上でして、特にと大きな変化や切れ味などは重視しておりません。


  このラバーを一言で表すのであれば、
  「理想としていた性質に限りなく近いラバー」になります。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
  攻撃についてですが、まず単純に打つ分にはドライブもスマッシュも打ちやすいです。
  粒が硬く変な倒れ方をしないので安定して攻撃できます。
  ただしスピードはそこまで出ないですね。
  ハードウッドラケットでそこそこスピードが出せるようなラケットなのですが、弾きを吸収してしまいスピードが出しきれていない感覚があります。

  またただ打つだけとなると取りやすいボールになるので、たまにナックルボールを出すイメージで打つのが効果的かと感じました。
  意識すると取りづらいナックルボールが出せます。

  カウンターや引き合いはまあまあといった感じで特筆すべきところはないですが、難しい訳でもないですね。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  このラバーの最大のメリットはブロックですね!
  良い点をまず羅列してみます。

  ∴低弾道かつ低弾性
  ∴結構カットブロックが切れる
  ∴回転の影響を受けづらい
  ∴硬いラケットに貼っても止めやすい

  以上がこのラバーの特徴ですね。
  この中でも特に良かったのは「硬いラケットに貼っても止めやすい」という点です。

  まず粒高1枚ラバーというのは非常にラケットの影響を受けます。
  特に今回私が試したハードウッドラケットはかなり硬く、低弾性を売りにした粒高、例えば陳なんかのラバーを貼っても弾んでしまうときはかなり弾みます。

  しかしこのSchmerzはその感覚がありません。
  ラバーがしっかりとボールの勢いを殺してくれる、、、
  ブロックした瞬間に「この感覚であれば台の中にブロックをコントロールして落とせる」という安心感を感じ取ることができます。
  かなり強打されてもラバーが負けません。
  ここは他の粒高ラバーではなかなか得られない部分だと思います。

  どんなボールを打たれても怖くない、そんな感覚がありますね。

  またブロックもしっかり切れて質が高い。
  ただある程度の重みはあるブロックですが、フリクションスペシャル2に比べるとエグいボールは出ないですね。

  粒高の苦手な表ソフトの選手とも試合をしてみました。
  元インターハイ選手で強烈なフォアハンドが得意な選手でしたが、「当てれば何とかなる」という感覚でボールを受け止めることができました。
  普段では当ててもかなり飛ばされてしまうので、この感覚はかなり大きかったですね。
  また試合後には「ボールがいつもよりピタッと低めに止まるのでキツかった」とコメントを頂きました。

  自分でも感じていた通りのコメントです。

  ただちょっと辛かったのは表ソフトのナックルショートへの対応です。
  これには合わせて入れる、もしくはしっかりとフォアハンドで振って攻撃するくらいしか選択肢がなかったです。
  、、、、まあ粒高なので当たり前といえば当たり前ですが。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
  レシーブも私の求めている、まずは「狙い通りのところにレシーブを落とせること」という点を満たしてくれています。
[おすすめな方]
  感覚的には特殊素材ラケットに貼ってもボールを止めてくれそうなので、弾むラケットを使いたかったけど粒高が止めれなくて困る、、、
  そんな悩みを抱えていた選手にはぴったりかと。

  弾まない柔らかいラケットに対してはどうなのでしょう?
  このラバーの魅力である、「何でも止めてくれるような打球感」が失われなければ良いかもしれません。

  私としてはこの感覚を活かすために打球フィーリングの良いラケットが良いのかな?と思います。
[まとめ]
  非常に全体的なバランスが取れており、かつ弾むラケットでも安心感を持ってブロックできる、という低弾性と打球感覚は非常に魅力的です。

  私としては珍しく、即このラバーへ乗り換えを決めました。
  もしかしたらフリクションスペシャル2が安定的に手に入ってもこのSchmerzを使い続けるかもしれません。

  フリクションスペシャル2だとやはり弾むラケットだと飛んでしまったり、ボールへの触り方がシビアだったりしますが、Schmerzであれば特に意識しなくても何とかなる。
  思いの外この感覚は試合では大きいと思います。
[補足]
  機会があれば特殊素材ラケットや低弾性ラケットにも貼ってトライしてみます。


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