20190511_IEkD



投稿者:ぬりかべ

[レビューする商品名]
AXFカラーバンド

【1.ざくっとレビュー】
 「力みが取れ」「硬い体が柔らかくなり」「自分の体のパフォーマンスをベストに近づける」効果を持ったおしゃれアイテム。

【2.選手の様子から】
 まず、1年生に貸し出して立位体前屈と股関節のストレッチを「つけていない状態」「つけた状態」で試してみました。立位体前屈では、多くの生徒が「指先はつく」「第2関節まではつく」状態だったのが「指の根元までつく」「手首までつく」ようになりました(私も驚いて「嘘やん」とつぶやいてしまいましたが)。股関節の、足を開くストレッチでは90°〜100°程度しか開かなかった生徒が120°〜150°ほど開くようになりました。この後も数度実験しましたところ「つけている状態」のほうが明らかに柔軟性が増すのですが、「つけていない状態」でも以前よりも柔軟性が増しているようです。1年生たちによれば「柔らかくなった状態を体が覚えているから、前よりも曲げやすい」とのことです。
 1年生12名中11名が「柔らかくなった!」と言っていましたが(うち8名は「これどこで売っているの?」と聞いてきました)、「あんまり変わらない」と言っている生徒も1人。それは、小学校でサッカーの経験があり、比較的運動能力の高い生徒(体幹がかなりしっかりしている選手です)。もともと脱力ができる選手、体幹がしっかりしている選手には効果が薄いのかもしれません。
 次に2・3年生に貸し出してみたところ、効果がはっきり実感できた選手と実感のない選手に分かれました。内訳は
<はっきり効果が実感できた選手>
 .侫ア攻撃で力むペン粒(女子3名)
 股関節が硬く、膝を曲げるのが苦手なペン粒(女子)
 フラット打ちが中心のシェーク攻撃選手(女子)
 ぅ侫襯好Εングのシェーク両面表(男子)
 チ庵羶悗任離疋薀ぅ屬筌ウンターが主体の攻撃選手(男子2名・うち1名は県強化指定選手)
 <効果の実感がなかった選手>
 (1)前陣でのブロックやカウンター主体のドライブマン(男子2名)
 (2)県大会32入りの実績があるペン粒(男子)
 (3)フォア裏バック表のカットマン(男子)
 (4)両面粘着のドライブマン(女子)
であり、効果が実感できる選手のほうが多いようです。効果の実感がある選手に共通していることは「比較的力んで打つことが多い」ということ(県強化指定選手を除く)。´△榔親闇塾呂比較的低く、い料手は運動能力は平均的でイ料手は2人ともやや高めですが、体は硬め。逆に、効果の実感がない選手に共通しているのが「繊細なボールタッチができる」「力を抜いて打つことができる」ということ。なお、(1)の選手はクラブチームでの練習が豊富であり、(4)の選手は小学生の時に空手で全国出場の経験があるそうです。
1年生と比べて効果を実感する選手が少なかったのは、2・3年生のほうが1年生よりも体の動きができており、毎日のストレッチで柔軟性も身についているからかもしれません。
 効果を実感した選手は、こんなことを述べていました。
  ・力を抜いてフォアを振れるので、安定して入る。
  ・早いボールが来ても力まないから、ボールの勢いを吸収できるような感じがある。
  ・ブロックするとき、力が抜けすぎてネットまで届かないことがある。
  ・態勢が崩れにくいから戻りが早く、連打ができる。
  ・とにかくレシーブが安定する。
  ・膝や股関節が使いやすくなって、体重移動がしやすい。だから腕力に頼らなくても打てる。
「脱力」「体幹」「体の柔らかさ」がキーワードになっているようです。

【3.自分が使っての感想】
 自分は普段からつけていますが、まず大きく変わったのが、肩こりが明らかに軽くなったこと。普段お世話になっているマッサージの先生からは「おそらく緊張する場面で体に力が入りすぎて、それが肩こりにつながっているんですよ」と言われているのですが、その「体に力が入りすぎる」状態が緩和されているように思います。
 練習時に手首に装着して一通りの技術で試しましたが、大きく感覚が変わったのが「フォアブロック」「プッシュ(フォア・バックとも)」そして「サーブ」の3つです。この3つの技術の感覚で変わったのは「力み」が取れたことにより、スウィングの始動が早くなったことと、ラケットの軌道が安定したこと。この効果により、フォアブロックは「安定感が向上する」「打点が早くなる」という変化が現れました。プッシュも同様ですが、ほんの少し早く始動できるようになったぶん「ため」の時間をつくれるようになり、相手からするとコースが読みにくくなっているようです。サーブに関しては、以前よりも軽い力で振っているつもりなのですが、ボールの軌道や相手の反応を見ると今までよりもかかっているようです。おそらく、以前は力んでスウィングスピードが遅くなったり、ラケットの軌道がぶれたりしていたのでしょう。
 あまり感覚が変わらなかったのは、バックブロックや台上技術。ここら辺は自分の得意技術であり、もともとしっかり脱力できていたので、普段力んでしまう技術ほどには変化はありませんでした。


【4.お勧めする選手】
 戦型でいえば、特に「力を抜く」ことが重要なペン粒の選手にお勧めです。また、正反対の戦型ではありますが、フルスウィングの攻撃を多用とするドライブマンや速攻選手にもお勧めできます。運動能力でいえば、特にお勧めしたいのが「体が硬い選手」や「つい力んでしまう選手」ですね。
 選手の年代でいえば、大学生や社会人のプレーヤーにお勧めです。効果で考えると中学生にもお勧めできるのですが、中体連主催の大会では着用が禁止される可能性がある(地域によっては、パフォーマンス向上のためであっても「装飾品」扱いで着用禁止)ので、練習時に脱力の感覚を身に着けるためと割り切って使う必要があります。高体連主催の大会はどうなのでしょう?

【5.総評】
 点数をつけるのは難しいアイテムではありますが、「効果が実感できる」という人にとっては、値段がたとえ2倍であっても高いとは感じないでしょうね。身に着けて試すことができれば一番ですが、「体が硬い」「プレー中に力みがち」という選手は効果が見込めると思います。
前の項目で紹介した通り、カテゴリーによっては試合で着用できない可能性もありますが、練習時に身に着けて「いい状態」の打球感覚を身に着ければ、上達のスピードが上がって試合中のパフォーマンスも上がるかと思います。実際、自分のチームではその目的で追加購入しました。
劇的にスピードやパワーが増加するわけではありませんが、角度の微調整がうまくいったり、今まで届かなかった何僂が届いたり、始動がほんの少し早くなったりすることで「調子のいい状態」がずっと続いているような感じがあります。見た目もおしゃれですし、これはいいアイテムですね!


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