676_1_450

























投稿者:
ゲンマ


[自己紹介]
 20代後半で週4回ほど練習しています。テンション、粘着、表や粒など様々使います。
 実力としては県大会で3回戦程度とお考え下さい。
 よく段持ちの選手と練習しています。指導もしています。

[レビューする商品名]
  ゴールデンタンゴPS【JOORA】

[使用環境]
  インナーフォースレイヤーZLCのフォア面にMAXで使用しました。バック面はヘキサ―パワーグリップSFXです。

[はじめに]
  粘着はあまりないですね。ひっかかりはブルーグリップV!や翔龍よりある感じがします。弾みも粘着系としてはかなりありますね。スポンジは結構やわらかいです。

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)] 
(1)対上回転ドライブ
 独特の打球感です。食いこんでいるのかシートに引っかかっているのかはっきりしない感じです。
前に振るというよりは上に振った方がいいですね。中途半端なスイングだとボールもイマイチで安定しません。
ある程度上に振ってドライブをすると相手の台で跳ねるようなちょっと変化のあるボールになることが多かったです。
スピードとしては、ブルーグリップや翔龍、K1Jよりはありますね。ただ回転量はちょっと物足りないかもしれません。
ノーマルのゴールデンタンゴの方が回転がかかると思います。粘着らしい回転量を武器にするドライブやテンションのようにスピードのあるドライブというよりは、ほどほどのスピードで特殊な弾道のドライブが打てるという印象ですね。
引き合いになると相手のボールに負けるということはあまりないのですが、飛距離が物足りない感じです。
ただ、ちょっと入れにいくとナチュラルにナックルが出たりちょっと伸びたりするので相手は結構やりにくそうでした。
使い手を選ぶというか、何を武器にしたらいいかちょっと悩む感じですが、弾道が武器になるという印象です。
スピード、回転は粘着テンション系では大きく劣ることが無いので、弾道を武器に変化ボールで勝負する人にいいかもしれません。


(2)対下回転ドライブ
 粘着らしい豊富な回転量にはちょっと物足りないかもしれません。ただ、しっかりかけると沈むボールが出るので相手は取りにくそうでした。
ただ、弾き気味に打つのがちょっと難しく、決め球を打つのに抵抗感があります。
対下回転ドライブに関してはギュッとかけることが武器になりそうです。ノーマルゴールデンタンゴの方が威力は出しやすいですね。
ゴールデンタンゴPSはノーマルゴールデンタンゴより弧線がちょっと低いので、対下回転ドライブは気を遣うかもしれません。
クロスに打つより軽くまいて、カーブドライブ系で打つ方が弧線のコントロールはしやすい感じですね。
ループドライブの回転量は豊富ですが、ちょっとボールが軽めで粘着としては物足りないかもしれません。ここに関してはブルーグリップV1やK1J、翔龍の方がいいですね。


(3)ミート打ち
 軟らかめなので打ちやすい感じがしますが、ちょっとぶよっと飛んでいく感じがします。しっかり開いて打つことが必要かもしれません。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
  (1)ブロック
   粘着テンションですが弾みは強いので比較的やりやすいですね。やりやすい中で変化もつけやすいです。ただ、フォア面で使うのであれば多用することは少ないかと思います。

  (2)カウンター
   上からしっかりかけていくとシートの強さを生かして強いカウンターをすることができます。ただ、ノーマルゴールデンタンゴよりも自分で回転をかけ返していくことが必要に感じました。PSは若干柔らかいからかもしれません。薄く引っ掛けるというよりはぶつけた方がいいと思います。またカウンタードライブだけはなくカウンタースマッシュも有効です。ちょっと押し込むと早めのナックルが飛んでいくので相手を崩しやすいですね。単純なカウンタードライブのやりやすさはノーマルゴールデンタンゴ、翔龍などの方がいいですが、打法の多彩さとカウンタードライブ時の弾道の変化は武器になると思います。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
  (1)サーブ
   思ったほどかかりませんでした。こちらもノーマルゴールデンタンゴの方がいいかもしれません。ただ、下回転系が短く低くなる印象でした。下系のロングサーブも差し込むような弾道になりやすいですね。単純な切れ味ではその他の粘着テンションの方がいいかもしれませんが、変化やコントロールはPSがつけやすいかもしれません。

  (2)レシーブ
   個人的に結構困惑したのがレシーブです。粘着と同じ要領でツッツキを切りにいこうとするとボールが上がってしまうことが多かったです。若干柔らかいスポンジか関係しているのかもしれません。
抑えにいくと安定したのでテンション系に近いのかもしれません。粘着の感覚で使うと違和感を感じました。
ただ、引っ掛かりのいい
テンションというイメージで打つと安定したので、考え方の問題かと思います。
レシーブに関してはフリックを低く入
れやすいのですが、弾くのがちょっとやりにくかったです。
ただ、
流しは良かったです。しっかりコントロールして深めにレシーブできました。

[おすすめな方]
   正直使うのが難しいラバーという印象です。私は合わないと感じ、ノーマルゴールデンタンゴを愛用している仲間にも打ってもらったのですが、感覚はかなり違うようです。
しかし、かなりぶつけ気味に打つ友人に使ってもらうといいボールが出て、本人も「めっちゃいい」と言っていました。
どちらかとい
うと前陣でぶつけ気味に打つ選手に向いているのかもしれません。ミートとの併用などにも生かせるので中陣でガンガン打つ選手にはストレスがかかるかもしれません。
ラケットは木材より特殊素材が
入っている方がいいと思います。飛び方が独特なので、木材を貼ってしまうと通常の粘着よりもサボれなくなってしまうと思います。ラケットで弾ませて弾道の変化を生かす選手に合うのではないでしょうか。

[まとめ]
  粘着テンションというカテゴリーですが、どちらかというと回転のかかる、粘着っぽい弾道になるテンションというラバーだと感じました。ノーマルゴールデンタンゴとは印象はかなり違います。
テン
ションと同じ打ち方で入るけど、弾道がしっかり弧線になるので相手から見たら違和感を感じ、点数につながるのかもしれません。私自身、どのように生かしたらいいのかいまいちわからないのですが、ループ系に関してはスピン系テンションよりは確実にかかり、遅めになります。また、しっかり打ったボールが跳ねたり沈んだりと独特の変化が出ます。
ただ、相手を打ち抜くというスタイルには
向いていないという気がします。このラバーの特徴は、「テンションのような使い方だけど、変な弾道が出る」です。かっこいい卓球を目指す、というタイプにはちょっと合わないかもしれません。私がこのラバーのポテンシャルを生かし切れていないのだとは思いますが、謎が多く残ってしまいました。レビュワーの皆さん、ぜひこの謎を解明してください。