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投稿者:エボみぃ

[レビューする商品名]
  スピンパラサイトスペシャル(1.0)

[使用環境]
  和の極 蒼のB面に使用
  F面はNexxusEL Pro48(Max)

[はじめに]
シート表面はディアボリックなどにあったしっとり系ですが、何よりも目を惹くのはそのシートの薄さです。紙のようにペラッペラです。また、シートの粒形状もかなり低く、全体的に薄い構造です。
スポンジは、マテリアル社でよく使われていた赤スポンジとは変わり、ふかふかの黄スポンジ。
球突きした第一印象としては、とても球離れが早いです。アンチとは思えない、カコンカコンという音がします。まるで、板で打っているようでした。それでもしっかり低弾性なところが不思議なものです。

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
   プッシュ
球離れが早く、打ってる感触自体は良いです。ただ、スピードはそこまで出ません。変化幅で勝負していくべきです。
球に対して垂直の角度で押すことでナックルプッシュ、球の斜め下を捉えるように当てて相手の回転を残して曲がるプッシュなど、多彩なプッシュで主導権を握れると思います。
また、シート表面の滑りを活かして、ラケットを横にスライドさせるように振り、相手に予想されないような逆コースへのプッシュも有効です。

   スマッシュ
無理に球を持たないので、表のように弾いてスマッシュするのがとても好感触でした。
スピード自体はそこまでですが、球質がドナックルなので、とても取りづらいです。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
   ブロック
今までのアンチのなかでも、シート表面で滑る感覚がかなり強いです。ドライブに対する反転量は過去最高レベルだと思います。また、球離れの早さにより、弾道が低く直線的になるので、相手はとても取りづらそうでした。
また、板に当てるように押して、ナックル性のブロックも簡単に出せます。「切る」「切らない」の打ち分けが容易で、打球音もそこまで変わらないので、相手は相当嫌だと思います。
というように、ブロックはかなりいやらしい球が出てくれるのですが、欠点もあります。
それは、球離れの早さによる扱いづらさです。
ラケットの角度や当て方が少しでもずれると、球が吹っ飛んでいきます。ワンコースのブロック練習などは大丈夫でも、オールでとっさに面を出すときなどは、細心の注意が必要です。
また、強打に対して、軽打と同じ角度でブロックしても吹っ飛ぶので、ラケットを引いて勢いを殺す技術が重要になってくると思います。

   ツッツキ
アンチお馴染み、相手の下回転を反転させて、上回転ツッツキ(?)を繰り出すことができます。反転量が多いため、相手コートで急に伸びたり曲がったりと変化も十分です。
注意として、シートが極端に滑るため、裏ソフトと同じ角度でツッツくと、確実に浮きます。反転を多用する方は、しっかり慣れてから使うべきです。

   カット
変化などの話以前に、台に収まりません。後陣からの距離感がなかなか掴めませんでした。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
   レシーブ
回転系サーブに対しては、反転量が多いので、とりあえず押しておけば点数になるという感じです。正直プッシュだけでも十分だと思います。
ストップもやってみましたが、短く低く止めるためには、相当訓練を積まなければならないと感じました。どうしても浮いてしまいがちです。
さて、異質ラバーの難関、対ナックルロングサーブですが、、、正直厳しいところがあります。少しでも角度を間違えると球が飛んでいきますし、自分から回転をプラスできるものではないので、3球目攻撃に繋げられたりします。もし、ナックルロングを多用されるようならば、反転攻撃などをできるようにしましょう。

   台上技術
台上での細かいプレーが少し苦手な感じがします。無理に攻撃しようと思うと、球が吹っ飛ぶことがあったり、短く止めようと思うと、球が浮いてしまったり。。。
とりあえず、相手コートに入れること最優先です。入れさえすれば得点になることもあるので。
台上で粘ってくる相手に対しては、回りこんでフォアで攻撃など対応できるようにしたいです。

[おすすめな方]
アンチのなかでも非常に扱いづらいですが、ポテンシャルは本当に高いです。アンチをずっと使っている方で、レベルアップを目指す方は誰でも使ったほうがいいと思います。
ただし、ディアボリックやスキャンダルのようなマニュアル系統ではないので、ラケットをがんがん振るようなスタイルには合いません。

[まとめ]
扱いやすさを捨てて、反転量に全振りしたようなラバーです。自分は、技術不足で、このラバーのポテンシャルを最大限に引き出せている感じがなかったので、この記事を読んでくださっている方々に託します(笑)。