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投稿者:バルサミコ

[自己紹介]
大学時代のメンバーと週1で練習を楽しんでいます。久しぶりの投稿です。
仕事柄下っ端業務でタイピングする機会が段違いに増えていますので、鍛えた文章力を発揮しノミネートを狙います。

[レビューする商品名]
省チーム用Neoキョウヒョウ3ブルースポンジ

[使用環境]
ニッタク3スター
ラケット 張継科 ALC FL
フォアで使用
バックはラザンターR48

[はじめに]
誰もが知ってる高級ラバー、省チーム用のブルースポンジ。
お金のある社会人が使うのを見て学生時代「へっ、弱いくせにバカじゃないの」と卑屈になっていたことを思い出す。
社会人という名の用具オタク達は、ディグニクスも省狂も国狂も平気で使えるし、数回使用して合わないラバーは破格の値段で売ったり、あげたりしている。
「彼らはただ単に用具に魅せられていて、選手として強くなる気はさらさらないのだ。」
そう思っていた当時の私ももう社会人。気付けばディグニクスを貼り使いこなせず様々なハイグレードラバーを転々とする。そりゃそうだ、月に1回しか卓球しないならどのラバーだって使いこなせない。
ひょんな私は、唯一といっていいほど手を出さないようにしていたのがこの省チーム用のブルスポだ。
さすがに省チームだからといってそんな変わらないでしょう、という先入観があるし、値段も安くて6000円、WRMでは10000円近い超ハイグレードラバーなのだから。どうしてもはずれを引きたくない。
「ディグは使えど、省ブルスポは使わない」
そんな価値観の私がこのラバーを二か月ほど使ってみた、そんなレビューだ。

[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
第一印象として一般的なフォア打ち、ドライブ、スマッシュなどなど練習をしてみる。どうやってもあんまりだ。飛ぶし落ちる。
これははずれラバーかなぁと直感的に悟ってしまった。というより値段に合わない。
ここ二年間にわたって月1やるかやらないかだったのだから、しょうがない気もするが、それを差し引いても入らない。やっぱり普通の飛ぶラバーでないと厳しいのかな…。
以後、週1〜2の頻度で1か月ほど使用して練習してみて感じたキャッチコピーがこれだ。
「大ヒット予告!粘着ユーザーの最終着点!これで合わないはただの練習不足!振れれば最強!」
単に練習不足だったのだ。練習をすればするほど、このラバーと触れ合えば触れ合うほどこのラバーの奥ゆかしさが伝わってくる。これは別になじんできたとかそういうわけではない。このラバーはハードヒットできなければ全く意味が無いのだ。
いの一番にこのラバーの良さを語るとしたらスマッシュだ。NEO3と比べて打球した際の柔らかさを感じる。が実際は硬く、触ればその分食い込みやすいのだ。そしてスポンジが負けない。相手が塗ったV15でもタクシームにディグ05でも関係ない。とりあえず横殴りすれば低いボールが突き刺さる。
ドライブ連打もぶち当てた方がかかるし飛ぶ。軽く擦ればそれは引っかかるし、加えて落ちない。ちょっと振ればむしろ飛ばないのだから。
これでもかといったマニュアル性能を誇る。以前ターボブルーが重くて硬すぎて使えなかったが、ターボブルーを軽くして塗ったらこのラバーになるのではないか。
また個人的に中国製ラバーの良さを感じる際に対上のフォアストレート強打で判断しているのだが、これはgood
全然落ちないし、奥に刺さる。攻撃面に関してはこれまで使ったどの粘着よりも良さを感じる。ドイツ系粘着だともたついてスマッシュしづらくて、スマッシュするならキョウヒョウかアレスかメイスプロだなぁと思ってはいたが、どんなラバーよりもこのラバーがやりやすい。他、ループとか角度打ちとかそんなんはキョウヒョウなのだから相応の性能。やはりぶち抜き・スマッシュがしやすくてド安定するというのが圧倒的特徴。

[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
守備面に関しては特にやりづらい技術は無い。
元々飛ばないラバーだし、飛ばしやすいだけで勝手に飛んでいくとかそういった性能は無い。
その人の技術に合わせて相応の性能が出る。

[サーブ・レシーブ・台上技術]
弱タッチで飛ばない分サーブは非常にかけやすい印象。最大回転量はピカイチ。ニッタクボールでもTSPボールでもこれでもかとかけられる。
しかし、シートの引っかかりが良すぎて回転のかかっているボールに対してフリックは少し難しい印象。
やっぱり回転に鈍な他社中国製の方がフリックは安定する。しかし、台上ドライブは別で、あんまり飛ばさないように低くぶち抜こうとすればイメージ通りのボールが出せる。それに台上フリックもドライブもせず、台上スマッシュが非常にやりやすい。

[おすすめな方]
しっかりと触れるぶち抜きタイプにぜひとも使っていただきたい。
もっこりかける卓球の人は普通のキョウヒョウや、木星2などの方が適していると思う。
カウンターを無理にドライブでカウンターする必要もないのだとこのラバーに改めて教えられた。
  「やっぱり卓球は回転量の多いスピードのあるぶち抜きとスマッシュだ。」
この精神性の人はぜひとも。

[まとめ]
やはり値段は高いといったところが正直なところだろう。
しかししっかり練習出来れば、10000円でも十分お釣りの来る最強の性能だ。
高いからと敬遠している学生諸君、このラバーは高いけれどどのラバーにしようかと悩んで3枚買う余裕があれば実は買えてしまうぞ。粘着性ラバー3回の合わないとする前に、まずこれを使ってみれば粘着の適正が分かると思う。頂点に近い粘着ラバーをむしろ入門として。楽しい粘着ライフを超本格ラバーから初めてみては如何かな

[補足]
本当にいいラバーです。