投稿者：中国ラバー
■モニター環境･自己紹介
R.馬琳エキストラオフェンシブ中国式
F.迅雷 赤2.2mm
B.ナノキャノン 黒2.2mm
・最高戦績
中体連東北大会２回戦
最近は高総体地区予選3位。
■第一印象
「Reactor」という見た事も聴いた事も無いメーカーですが、
実は中国でも結構話題のメーカーという事でかなりワクワクしています。
シートの見た目は中国ラバーらしくない綺麗さがあります。
粘着力はかなり強めでキョウヒョウより少し低いくらいです。
スポンジは白色で説明文を見るとテンションスポンジの様です。
スポンジはなかなか硬くキョウヒョウよりも5〜6度硬いです。
強粘着＋テンションスポンジは珍しい組み合わせなのでそこもレビューしていきたいと思います！
■ドライブ
結構弾むと思います「NEW729−2」の８〜９割程度の弾みでしょうか？
強粘着なので「NEW729−2」よりも回転量ははるかに上で、
コントロールも「シート表面で持つ感覚」が有るので中々のものです。
テンションスポンジのおかげで従来の強粘着ラバーの様にスピード不足もあまり感じません。
放物線はどちらかというと曲線に近く、
ループやカーブ時の沈みや曲がり具合も十分に表現出来ると思います。
■スマッシュ
従来の強粘着はスピードが出なくて苦しんでいたのですが、さすがテンションスポンジ、
強粘着の特徴の玉離れの遅さを考慮しても十分なスピードと威力出てると思います。
またナックルスマッシュもさすが強粘着といったところ。
強粘着ですが弾みのバランスも良いと感じました。
■ツッツキ、ストップ
がっつり切れます、キョウヒョウに比べると回転量は劣ったかな？
と思いましたが回転量に困る事は無いと思います。
ストップも問題無く止まってコントロールも付け易いと思います、
テンションスポンジですがここら辺の技術は従来の強粘着ラバーの感覚と大差は無かったです。
■ブロック
トップシートに「べちょ」ってくっついてから跳んでく強粘着独特の感覚がありますね、
その為に当てるブロックではやたらとナックルになって跳んでいきます、
最近微粘着ラバーばかり使っていたので懐かしい感覚がしました。（笑）
キョウヒョウと同じ感覚でブロックを伸ばそうとするとオーバーミスが増えました、
変化ブロック使う選手は飛距離に気をつけた方が良いと思います。
■まとめ
まず、強粘着+テンションスポンジの珍しい組み合わせでそれぞれの特徴が
上手く表現されたラバーだと思います、強粘着ですがスピード不足という事も無いですし
テンションスポンジが強粘着独特の玉離れの遅さを邪魔しているという事も無いです。
例えるならキョウヒョウのスピン性能を少し抑えて、スピードアップさせた感じです。
打球感もグルー塗った感じに近く、
ノングルー時代でもスピードアクセル等で補強すればいけると思います。
微粘着テンションよりも高い安定性も魅力の一つだと思います。
■お勧めのプレーヤー
強粘着ラバーを使っていてノングルー時代にどうしようか迷っている選手。
微粘着テンションラバーを使っていて玉離れやコントロールに不満を持っている選手。
