投稿者：ヨーロピアン
使用ラケット：チャレンジフォース
外観：ラバーの見た目はラクザ7のようです。
少しシートが厚ぼったい、硬さがあるようなシートです。
スポンジはオレンジの気泡が粗い物です。 硬さはそこそこですが、
シートがちょっと厚めのような気もします。粒は低めの設計ですが、
極端に密集した形状ではないように見えます。
試打
[フォア]
威力はあまり出るタイプではなく、それほど弾みは強く感じられなかったです。
シートがかなりしっかりしており、殆ど勝手には飛んでくれず、
しっかり打ったときにのみ前に飛んで行きます。それ以外はボールが上に飛ばず、
ネットミスをしやすいと感じました。
テナジー05に比べると扱いが難しいタイプに感じます。近いのはスピンアート。
スピンアートも少しチャイラバちっくですが、性能的には嫌らしさが少ないラバーです。
それに近いような感じがします。
[バック]
ブロックは飛ばないので、やりやすいと感じます。
特にラケットも飛ばないので、自分で調整しながら打つことが可能です。
ドライブは飛ばないので、速いボールはあまり期待できませんが、
回転をしっかりかける人には良いと思います。
特徴：まず、回転を掛けてる感がとても強いです。
回転をかけると、打球感が手に残るので、打った感覚がダイレクトに伝わって、
自分がどんなボールを打ったか、分かりやすいです。
次にボールは遅いですが、安定感は非常にありますので、ラクザ7のような安定しつつも、
攻撃的に行きたい選手には良いと思います。特にループを重視する選手には最高だと思います。
中陣からも十分速いボールが出ます。ただし、ラクザなどに比べると多少遅いと感じました。
スピンアートよりももっと遅いです。
長所は自分でボールをコントロールしてる感が非常に強いところです。
チャイラバにも匹敵するレベルではないでしょうか？非常に特徴があります。
特に台上での回転の掛けやすさや、コントロール性能は
今までのラバーより確実にアップしていると思います。
逆に短所はボールが遅いので、スピードで打ち抜きたい人には向いていないと思います。
テンゾンと真逆のラバーだと感じましたが、一番近いのはスピンアート。次にラクザ7でしょうか？
シートの感触が一見滑りそうなノンテンションのシートですが、回転の掛けやすさが一級品で、
回転に対しても素直に意識したようなボールを出しやすいと思います。
オススメ：飛びを抑えてるドイツラバーは貴重なので、
そう言ったラバーを求めてる人には僥倖だと思います。
あと、非常に特徴がありますので、バックなどに使うと変化を与えられるので、
そこはプラスになると思います。
寿命は長そうです。ただし、シートが持たないので、
スポンジに食い込ませると、結構な期間使えると思います。
