スキュラ














投稿者:烏賊


スキュラ OX0.6mm (SWORD)レビュー


攻撃性能の高い粒高と言う事で、昔反転ペンで異質攻撃をしてた事もあり、
懐かしく手を出してしまいました。

かれこれ14年ぶりの粒高ですが、それでも性能の高さを感じられることが出来たのでレビューします。
攻撃性能が高いと言うからにはガンガン攻撃していくつもりで使いました。

■使用用具
ラケット:孔令輝(主に中ペンで使用)
フォア:スキュラ OX0.6mm
バック:ボンバード極薄
この組み合わせで驚異の120g

■試打
紹介動画を見て、何となくスウィングの予想はついていたので最初から振って行ったのですが、
いきなりドナックルの速球が入って驚きました。

その事からわかるように、かれこれ14年ぶりの粒高でも
比較的使い勝手のいい粒高と言えると思います。

粒形状は高くも無く普通位だと思いますが、少々しっかりしているように感じます。
本来粒高は、粒を倒してコントロールを得るものだと思いますが、
このラバーに関しては倒し過ぎると逆に狙いが付け辛く感じました。


■フォア、バック
ネットからある程度高い球は、ラケットを台から垂直に立てて払えばいい感じに打てると思います。
しかし高さによって多少角度調整は必要なので、練習する上では開き気味で、
多少角度打ちの気持ちで打って行きました。

昔はフェイントロング等の国内流通粒高を何種類か使用しましたが、
粒で打って行くと言う一点においては実にやり易く感じます。


バックは多少開いてプッシュ、カット性のショートが安定して入ります。
しかしながらスピン反転能力は極端に低く、殆ど切れないでしょう。
そこら辺は紹介動画で言っていた通りだと思いました。
高く浮いた球に関しては、フォアと同じようにまっすぐプッシュすれば
弾速のあるナックルが出るので、とてもやり易いと思います。


■台上技術
レシーブはスピードロング、ナックルロング、カーブロング以外の球は全て
流し打ちでいいんじゃないかと言う程やり易かったです。

ロング系のサーブは粒高が苦手としてる部類だと思いますが、
変に狙わずカット性のショートで角度を合わせればしっかり止められました。

スピン反転能力が殆ど無いと言えど、サーブの回転は比較的そのまま返す事が出来るので、
ショートサービスは合わせて返す事も出来ます。


■サーブ
ナックルサーブだけをお楽しみください。

■ブロック
打てば結構撥ねる割に、当てるだけだと粒高らしい低弾性を見せます。
ラケットを立てて当てるだけでも十分小さくブロックできますし、あえて少し開いて前に流すだけで
相手の奥深くにナックルが浮いて入るので、意外性があるように思えます。

しかし、どちらかと言えば多少粒を倒すように、カット性やサイドスピンをかけるようにやると
制御しやすく感じます。


■強打
ハッキリ言って強打は難しいです。
ある程度の強さで粒を倒し切らない程度に打ちこむ分にはやり易いのですが、
強く当てすぎるとラケット自体で打つ感覚が強く、ラケットに対してまっすぐ飛んで行ってしまいます。

とは言え粒が固めに感じますので、普通の人が打つ程度でしたらあまり問題無いのかもしれません。
もし強めに打ちたいと言うのであれば、角度打ちで払った方が安定感があります。
もしくはまっすぐ打った時に、どの程度球が落ちるかを掴んでおき、
そのつもりで打った方がいいでしょう。

プッシュする程度の強さなら問題ありませんが、スマッシュはあまり考えない方がいいです。

■シェークに持ち替えて前陣、中陣カット
スピン反転力の問題で、回転量は期待しない方がいいです。
スウィング速度で回転を与えられる程度と思っていた方がいいと思います。

■シェークに持ち替えてフォアとバック
フォアは変わらずですが、バックはグリップの関係上
比較的角度打ちをしやすいので好感触でした。


■総評
攻撃的な粒高で性能はいいと思います。
ですがその分、スピン反転能力を犠牲にしてしまっているので、
変化の多い守備で守っていくタイプの人には合わないでしょう。

当てるだけなら粒高の低弾性が生きるので、ナックル攻撃+ナックルブロックで
プレイする人にはいいと思います。


今回使用したラケットの孔令輝は、柔らかく、攻撃ラケットとしては低弾性です。
低弾性故に攻撃の時は強く振ってしまいがちで、粒をしっかり倒してしまって
ホームランなんて事が多かったので、反発力の高いラケットで使う方が攻撃はしやすいと思います。

狙える時だけ打つと言うのならば守備ラケでも問題無いと思います。
ですがラバーの性能が性能なので、どちらかと言えば攻撃ラケットで
異質攻撃をしている人向けじゃないかなと思います。