ディフェンスプラス












投稿者:新しいラバーに変える勇気


ディフェンスプラス【TIBHAR】

■モニター環境・自己紹介
・卓球歴:10年半(現在大学生)
・戦型:ドライブ主戦ペン前陣異質攻守型(裏面使用率10%未満)
・使用用具
 R:ディフェンスプラス [TIBHAR] (反転式) + サイドバランサー [Nittaku] 4.0g
 F:APOLLO 2 [銀河 MILKYWAY] (黒 1.8mm 35度)
 B:612 [GIANT DRAGON] (赤 1.5mm)
 接着剤:フリー・チャック 2 [Butterfly]

■はじめに
下半期も「分かりやすい,詳しい,でもなるべく短いレビュー」をモットーに、
上半期の反省を活かしつつ自分独自のレビューを書いていこうと思います。


今回は3年近く愛用している「ディフェンスプラス」をレビューしていこうと思います。
カットおよび前陣で粒高によるブロック用として販売されていますが、
他のラバーとの相性はどうなのか,
攻撃系技術はどうなのかなどを中心にレビューしていこうと思います。


■第一印象
<見た目と質感>
合板構成:5枚合板で上板は青色に着色されている。
添材にはバルサが使われていて、中芯材は添材より薄く独特な合板構成をしている。

板厚:6.0mm (上板:約0.5mm 添材:約2.0mm 中芯材:約1.0mm)
ブレードサイズ:157mm×157mm
全体的に柔らかい板を使用していて弾みを抑えた作りになっている。
グリップは中国式,反転式共に細めに作られており、反転しやくなっている。

<重さ>
中国式:55.3g
反転式:47.2g 53.6g
比較:極守 67.4g チタミウムターボ(ブレードサイズがほぼ一緒) 79.1g
守備用ラケットの中でもかなり軽いラケットで
同じサイズの攻撃用ラケットと比べてもバルサを使っているため軽い。


■試打
・試打に使用したラバー
F:テナジー05・FX,ナノスピン,ブレイクプロ(42度),GoldenStar[快攻型],
  APOLLO 2,水星2WRM特注(35度),スレイバーEL

B:388C-1,612,Hammerゴクウス,Grass Dtecs(OX),カールP-1R(OX),
    snowflakespecial(OX),A-B-S(アンチラバー 1.0mm)


※サイドバランサー4.0gを、裏面でのバックブロック時に下になる個所から
  ラケットヘッドにかけて貼り付けた状態での感想になります。


<ドライブ>
スピードは出にくいが、回転が掛けやすく非常にコントロールが良いと感じました。
全力で振ってもあまり飛距離がでないので、クロスにサイドを切るコースと
ストレートに打ちやすく、スピードは出ないがコース取りで十分勝負できると感じました。

また表ソフトと粒高でのドライブは、
球が当たった瞬間食い込む感覚が少しあるので打ちやすく感じました。


<スマッシュ>
ドライブ同様スピードが出ずロビングで返されやすいですが、
広角にコースを狙いやすいため左右に打ち分けて得点しやすいと思います。

表ソフトでのスマッシュ(ミート打ち)は粒の柔らかいラバーの場合、
球を持ちすぎて多少打ちずらいがサイドバランサーを付けることによって
打球感がやや硬くなり打ちやすく感じました。 


<ツッツキ>
どのジャンルのラバー(アンチを除く)でも打ちやすく、回転を掛けやすいと思いました。
粒高でもしっかり下を擦るイメージで強めに擦ってやるとツッツキしやすかったです。

<ブロック>
裏ソフトでのブロックは非常に安定し、横回転を加えた流しぎみのブロックが特に効果的でした。
相手コート深くにブロックしずらいですが、逆にサイドを切るコースには打ちやすく
広角にブロックすることで攻撃のチャンスを作りやすいと感じました。
表ソフトでのブロックはサイドバランサーのおかげで多少打球感が硬くなり、
ナックルは出しにくいとは感じませんでした。

粒高とアンチでのブロックは当てるだけだとネットに届かないことがあるくらい弾みません。
下回転を加えたブロックは相手コートで2バウンド以上する球が出しやすく、
回転量も多いと思います。
 
<サーブ>
弾まないため短いサーブは出しやすいが、ロングサーブは遅く打ちこまれやすいため
ストレートに出すのはリスクが高いと感じました。

<台上技術>
ストップは打ちやすく多少力が入ってしまってもハーフバウンドくらいになりやすかったです。
広角に打ち分けしやすいのでフリックと流し打ちで相手を揺さぶりやすく、
先手を取って攻撃していきやすいと思います。

<カット> (シェーク持ちで試打)
カット用に作られただけあって非常に打ちやすく感じました。
山なりでフワッとした軌道で、長短を付けやすかったです。
粒高でのカットはナックルカットが少し出にくいかなと思いましたが、
回転を掛けるカットは非常に切れていて持ち上げずらそうでした。

■お奨めするプレイヤー
コース取りを最優先に考える人に特にお奨めです。
長短ならびに左右に打ち分けしやすく、
商品紹介ページにもありますが手に取るようなコントロールです。
また、テンション系粒高を使っていてブロックが弾みすぎると思ってる人にもお奨めです。
サイドバランサーを付けることにより抑えが効きやすくなり、
より切れたブロックが打ちやすいと思います。

■相性が良いと思うラバー
裏ソフトは柔らか過ぎないラバーなら基本的になんでも合うと思います。
ただテンションラバーを張ってもあまり弾まないため、
回転重視のラバーの方が個人的には合っていると思います。

表ソフトは変化系かつあまり弾まないものが相性良かったです。
止めたい時は粒高なみに止まり、攻撃はコースを付きやすかったです。

粒高はやや弾む物が合うと思います。
このラケットは極守と比べて面が小さく操作性が良く攻撃しやすく、
またコントロールが良いのでテンション系粒高が非常に相性が良く感じました。

■まとめ
このラケットを一言で表すと『コントロール系ラケットの頂点』だと思います。
抜群のコントロール力によりスピードがなくても相手のラケットが届かない所を狙え、
打たれてもブロックしやすいそんなラケットです。
前陣異質攻守型の人、そしてコース取りを重視する人は是非使ってみて下さい。