ブルーファイアM1















投稿者:烏賊

厚さ:MAX
使用ラケット:
ティモボルZLC
王道02
B社特注5枚合板(孔令輝コピー)


【最初に】
以前の2枚同時購入の時に買い、ティモボルZLCと王道02で使用。
その後ティモボルZLCのを孔令輝コピーに張り替え。

簡単に評価してしまうと、高性能且つ安価且つ癖の無いハイテンションラバー
シートの引っかかりは強め、食い込みの良さでグリップ力が高いラバーです。


【軽打】
非常に球持ちのいいラバーです。
M1〜M3までバリエーションがある中で一番硬度の高いM1ですが、打感が思ったよりも薄い。
ティモボルZLCで使うとラケットの感触を感じてしまいましたが、王道02Cでは緩和され、孔令輝に張った事で打感が丁度良くなりました。
打感を大事にする人でしたらソフトなラケットの方がいいでしょう。
食い込みがとても良く、軽打から安定してスピードが出ます。
球持ちがいいのでコントロール性能も高く、ラバー毎にある癖のような物を感じず素直に使う事が出来ました。


【ドライブ】
ティモボルZLCで使うと食い込みが良すぎて板で弾きやすく、比較的直線的なドライブが主体となります。
弾道的には王道02Cが使い勝手良く、理想的な弧線を描いてスピードも回転量も豊富でした。
孔令輝の場合は球持ちが良すぎて普通に打つとオーバーが多く、フォアではちょっと難しさを感じます。

球質は合わせるラケットによってスピードと回転量のバランスが変わり易い印象です。
特殊素材に張るとスピードドライブ主体、7枚合板だとバランス、5枚合板だと攻撃タイプのラケットなら扱いやすいと思います。
孔令輝の場合はラケット自体の球持ちが非常にいいため、フォアでの使用は諦めました。

球持ちの良さで対下回転打ちは持ち上げやすく、弾み具合も攻撃用ラバーとしては程よく安定感が高いです。

バックドライブが球持ちの良さで非常にやり易く、特に王道02Cと孔令輝に合わせると台上バックドライブもしっかり持って打つ事が出来ました。
弾き目に打てば威力が高く、擦り上げやすいのでバックループもやり易いですが、特殊素材ラケットの場合は基本的に食い込まして打ってしまうので、擦る時はしっかり意識しないと持ち上がりません。 


【ブロック、カウンター】
食い込みと同時に弾き出しもいいので、5枚合板〜特殊素材に張ってもブロックの安定感が高く、弾み具合が際立っているラバーでも無いのでカウンターも安定して打てます。


【台上技術】
ツッツキは多少浮きやすいかなと思いましたが、角度の調整で十分修正出来ました。
合わせて返すと短くストップしやすく、しっかり切って行くと攻撃的なスピードも回転量も多いツッツキになりやすいです。
短く止めやすく深くに送り易いのでツッツキとストップの使い分けは非常に良かったです。
フリックは少々難しさを感じました。
グリップ力の高いラバーなので、ある程度の力で打たないと回転に影響されやすく、やるならしっかり弾かないとミスが目立ちます。
腕力のある人なら思い切りを持ってやればいいのですが、腕力の無い人ですとフリックは難しさを感じてしまうかもしれません。
チキータはやり易く、しっかり球を持ってくれるのでコース選択もしやすく、擦り目か食い込まし気味かで打ち分けやすいです。


【サーブ】
グリップ力も食い込みもいいので、巻き込むようにやると回転量がとても豊富になります。
普通に下回転を出す分には少々長くなりやすいのですが、斜め気味にすることで短くしやすいですし、回転量の豊富さとスピードの出やすさもあって滑り込むように走る斜め下回転サーブにもなります。
ロングサービスは少し浮きやすさを感じますが許容範囲でした。
サーブの扱いやすさで言うとかなり好感度が高いです。


【フラット系】
ある程度弾くのであれば回転の影響が減るので扱いにくくはありませんが、さほど得意と言うわけでも無く感じます。
ミート打ちは角度さえあれば何とかなるかなとは思いますが、よっぽど窮した状況で無い限りはドライブ一択でしょう。


【まとめ】
最初に書いた通り高性能で変な癖の無いハイテンションラバーです。
全体的に何がやりにくいと言うのも無く、平均以上の能力を持っていると思います。
ですが特殊素材に張る場合はラバーの弾性が今一で硬さを感じ安いので、木材合板ラケットの方が打ち心地はいいように思えます。
7枚合板と相性がいいように感じますが、打ち心地は5枚合板のソフト目なラケットの方がいいと思います。
孔令輝レベルのソフトで球持ちのいいラケットは中々無いので大丈夫だとは思いますが、物によっては球持ちが良すぎて逆に扱い辛くなる組み合わせもあるかもしれません。
それでもバック面で使う場合は過去使った中で最も台上バックドライブのやり易い組み合わせでした。

前陣カウンタープレイをするのであれば特殊素材、攻撃型でバランスを求めたいのであれば7枚合板、学生さんとかで安定感に欠けてるなと思う人なら5枚合板に張るといいのでは無いでしょうか。
戦型はラバー自体が万能型なので特に選ばないように思えますが、合わせるラケットによって変わるでしょう。
ドライブ攻撃型は5〜7枚、カウンターを良く使う人なら特殊素材でも可と言った印象です。

人それぞれではありますが、自分としてはフォアよりもバックにいいラバーでした。
打感が厚いラバーを好む事もあり、フォアで使うには少々感覚に合わなかったからです。
合わせるラケットによって打感は変わりはしますが、硬さとしては少し柔らか目かなと言った感じだからです。

今回合わせたラバーがTARGET ULTIM50でしたので余計に柔らかさが際立ったと言う面もあるのでしょうが、自分がパワースタイルな事もあり、一般的には扱いやすい硬度だと思われます。
昨今の学生はとりあえずテナジーと言う考えが根付いている部分があるようですが、あの分厚い打感が合わないのでしたらブルーファイアでもいいのではと思いました。 


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