投稿者：just
アポロ�掘牟箍蓮優譽咼紂�
■レビュー環境
・ラケット
アベンジャー カーボン〔アディダス〕
・ラバー
アポロ�掘�37度 2.2mm 黒
主にフォア面での使用
■第一印象
シートはアポロ�兇里茲Δ僻�粘着でとても引っかかりが良く、スポンジは黒で已打底はアポロ�兇茲蟲せ�ち厚いかなぁという程度でそこまで厚くないです
パッと見た感じではアポロ�兇離掘璽箸肇▲櫂蹲気離好櫂鵐犬鮃腓錣擦燭茲Δ粉兇犬任垢�そうではないようです
硬さは37度だけあり結構硬くバタフライ硬度で37〜39くらいあります
■攻撃技術全般
・軽打
粘着がそこまで強くないので粘着が邪魔して飛ばないことはないです
ただ軽いタッチでは飛距離が出ないのでそこは粘着ラバーらしいです
・ドライブ
最近の粘着テンションラバーは食い込ませてもある程度回転が掛かるものが多いですがこのラバーは食い込ませてもあまり回転が掛からないためオーバーミスが多いので食い込ませる打ち方はあまり向かないです
ただ擦る打ち方だと回転とスピードのバランスが良く粘着ラバーらしい独特の沈み込む球が出やすいのでとても相手が取りずらそうでした
弾道はキョウヒョウよりやや直線的ですがそこまで直線的にならないためネットミスが多くなることはなかったです
スピードはキョウヒョウより速いですが回転量が劣るのでブロックされやすく威力としてはキョウヒョウの方が優秀だと思いました
・スマッシュ
粘着ラバーの割に弾きがいいためスマッシュはやりやすく感じました
球質は粘着ラバーらしいナックルボールになることが多くとても決定率が高いですがスピードがイマイチで相手に下がられると打ち抜くのが困難でした
■守備技術・台上技術全般
・ブロック
ラバー自体が硬めなため相手の球威に押されにくいです
特にスピードの速いボールに対して強く相手の強打にされてもしっかり止まってくれるのでとても安心感がありました
ただ引っかかりの良さが災いしてか回転の影響を受けやすいのである程度自分の回転にしてやらないとループドライブなどの処理は難しく感じました
・カウンター
相手の球威に負けてオーバーミスをすることは少なくやりやすく感じました
ただフラットで捉えてしまうと回転を掛けにくく安定しないのでラバー表面で擦る必要があります
・ツッツキ
スポンジが硬めのため擦りやすく回転量の多いツッツキが可能です
また弾道が低く差し込むようになるので強打されずらくツッツキで優位に立つことができました
・ストップ
切るストップやサイドスピンを掛けたストップなど多彩な回転を掛けやすくまたしっかり擦ってやれば止まってくれるのでやりやすさ、自在性ともに高かったです
・フリック
粘着ラバーの割に弾くフリックがやりやすくスピード感がありました
ただそれ以上に粘着を利用した流しフリックがやりやすく、球質がナックルのため相手が非常に取りずらそうでした
■サーブ
粘着自体は弱いので粘着が邪魔してスピードが出ないことはなくサーブで不満はなかったです
特に良かったのが擦り気味のサイドスピンロングサーブで回転量、変化ともに好感触でした
ショートサーブは粘着ラバーらしく短く抑えやすく、回転量も多かったです
■レシーブ
ショートサーブに対してはしっかりストップで止めて４球目に繋げるのがやりやすくリスクが少なく堅い卓球がしやすかったです
ロングサーブに対してはスピード不足なためコース取りを考えないとカウンターをくらいやすかったですが小さいスイングでも回転を掛けやすくコースを突かれた場合でも安定して返球することがしやすいためレシーブでそこまで不利に陥ることに少なかったです
■おすすめのプレーヤー
粘着ラバーユーザーでもう少しスピードが欲しいと感じている方やより台上の鋭さが欲しい方
硬めのテンションラバーを使っていて擦り打ちを多様する方
また当て気味に打球するとあまり安定しないので擦り打ちを覚えたい方にもおすすめできます
逆におすすめできないのはテンションラバーで食い込ませる打ち方を多様する方や粘着ラバーユーザーで回転を重視している方には満足できないと思います
■まとめ
まさしく粘着テンションラバーという感じで良く言うとテンションラバーに近いスピード、粘着ラバーのような回転量で悪く言うと中途半端なラバーだと思いました
ただ台上技術の鋭さはなかなか他のラバーにはないので台上で先手を取りやすかったです
粘着ラバーの使用感でありながら粘着ラバーにないスピード感があるのでそのようなラバーを好む方に
