キョウヒョウ8




















投稿者:ヨーロピアン



キョウヒョウ8 黒39度 レビュー

ラケット:アコースティック

ラバーの外観:通常のキョウヒョウ3とは違います。
スポンジもですが、シートが明らかに違うので、キョウヒョウ3と同系統では無いと思います。
キョウヒョウ2に近い?粒がキョウヒョウ3系よりも明らかに低いです。
粘着の強さは、あまり従来と変わらないと思いますが、若干飛ぶ気がします。最近使っていなかったからか、やたらボールを持つ感じがします。

使用感:普通のキョウヒョウPRO3と比べるとボールの球離れが早く、コントロールが難しいです。スイングが早くないと、ボールが落ちます。
逆に早くてもインパクトが弱いとシートでボールが滑り、やはりボールが落ちます。
回転量は決して多くはないですが、ボールはしっかり振り切ると唸るような独特の弾道で飛んでいきます。
あまりバチバチした打球感は強くは出ないですが、ガッツリ振り切ると会場に鳴り響く独特な打球音が心地よいです。
ループが非常に良いです。台上、ループ、前陣でのプレーには非常に好印象です。安定感は日本製やドイツ製のがありますが、使っていて安心感(自分で回転を作ってプレーしている感覚)は中国ラバーの方があります。
特にこのラバーは弾みもそこそこで、今までの弾まない弾道がエグいタイプの中国ラバーよりはかなり使いやすいですが、それでも粘着テンションの中ではかなり弾まない方だと思います。
単純に弾みならNT50の方が弾みます。

ただし、長所もたくさんあると感じます。
まず、カウンター。適度に食い込んではじき出すので、カウンタードライブのやりやすさは日本製やドイツ製よりも優れています。
それと、下回転は水平にスイングしてもボールが落ちないので、3球目の下回転打ちなどは圧倒的なやりやすさを感じました。
上回転打ちよりも下回転打ちの方がスピードが出る気がしました。
それと台上処理は改めてキョウヒョウは優れていると感じます。
シビアなコントロールをしなくとも自分から切りに行けば回転がかかるので、特によくボールが台で止まるプラボールだとストップが切れて止まります。

大きなラリーだと物足りなさがかなりありますが、小さな部分では優位性があると感じます。
しかしサービスの切れ味ですが、ラザントパワーグリップやブルーファイアJP01ターボ、エボリューション系に比べると少し切りにくいと思います。
インパクトが弱い技術で、多くの回転をかけれるのはドイツ製の曇り系のがかけやすいと思います。ただし、ロング気味の強くインパクトするサービスでは非常によく切れますので、ロング系のサービスを多く出す人には不自由はないかと思います。

キョウヒョウ3系よりも台上処理やカウンターがやりやすいラバーを探してる人には向いていると思います。
個人的には弾くラケットよりも木のラケットで少し硬めの方が失速感は少ないのではないかと思いました。アコースティックだと少々スピード感が悪かったです。