ターゲットブルー














投稿者:ぐらたす

ターゲットブルー

1.ざくっとレビュー
ガンガン振り回すタイプのドライブ主戦型選手向け超攻撃型粘着ラバー
振り切ることが条件になるが、破壊力・決定力(強回転&スピード)はかなり高い。
スイングスピードがないとか、連打できない選手にはキビシイ仕様かと

2.第一印象
品質はかなり良い。シート・スポンジ質感など、中国製によくありがちな「雑」な感じがまったくない。ラケット形状を考えたカッティングも綺麗です。
シートは微粘着でやわらかい感じ。スポンジは硬め、細かい気泡のあるタイプ
ラバーの中心位置に▽マークがあり、貼るのに便利
ブルースポンジなので黒色しか販売していないとのこと。
(重量)
パッケージ重量88g ラバー単体60g カット後47g(攻撃用ラケット)
使用ラケット:プリモラッツカーボン他

3.攻撃技術全般
(はじめに・・・)
新ジャンルの粘着ラバーで、打ち方というか、回転のかけ方が分かるまで時間を要しました。
「スポンジにくい込まない」けど、振り切るとことで「スピード」が出せる。フラット強打はかなりの威力。
「ちょっとだけコスル」だと回転が乗らない。
「コスリ+振り切る」で回転力が上がる。強くコスル感覚が必要。
「シートがやわらかい」ので操作性が良いけど、当てるだけだと棒球になっちゃう。
とにかく「振りきる」&「こすりきる」ことが大切。この感覚が掴めると、回転力と超スピードを掴むことができると思います。
重量の軽いラケットでガンガン振り回す強ドライブ型の選手にはジャストフィットすると思います。
逆に、ラケットの重みというか、反動を使ってプレーする選手や、キュット回転をかけるような、チョビドラタイプには合わない感じがします。

(1)ドライブ
スピード系ドライブは、直線的な弾道で十分なスピードが出せます。かなりの威力ですが、普通のドライブスイングでは回転力はそれほど高くない感じです。
他のレビュアーの方も書かれていますが、普通に打っただけでは相手に返球されやすい軽い球質になりやすいと思います。
このラバーの特徴を活かすなら「振りきる」&「こすりきる」ことです。
この感覚が掴めると、回転力とスピードは一気に上がります。
打球点が高いときは、くい込まないなりに回転はかけやすいのですが、打球点を下げてしまうと、粘着系特有のコスル技術が必須になります。
離れた位置からのドライブもテンションに引けをとらないと思います。コスル系技術を活かした引き合いや曲げるドライブなど、かなりの攻撃力で強いと思います。

(2)フラット系
シートがやわらかいのと、スポンジが硬めなので、打球感はちょっと特徴的ですが、扱いやすい部類だと思います。軽打はそれほどでもありませんが、強打のスピードが圧倒的に速く一気に打ち抜くことができると思います。スマッシュの決定力はかなり高いと思います。

(3)カウンター
相手のつなぎボールやループドライブに対するフラットカウンターはかなりやり易いと感じます。カウンタードライブは、相手の回転をうまく利用する感じでコースを突くことや、回転を残したカウンターや、軽く掛け返すようなプレーも良い感じです。
前陣のカウンタープレーはスピードが速く、相手に時間を与えない気がします。

各技術の評価は次のとおり
ドライブ (9.0点)
スマッシュ(9.2点)
カウンター(9.0点)

4.守備技術全般
ツッツキやストップなど台上の細かいプレーはやり易いと思います。
ツッツキは、シート表面との接触時間を長くするようにしっかりスイングすることで回転力は上がります。低く滑り込むようなブチ切れになります。
ストップも小さく止めやすい感じがします。
台上の回転系技術のレベルは高いと思います。
ここでも、シートのやわらかさが、扱いやすさのレベルを上げている気がします。
強打や強ドライブに対するブロックは、弾むラバーのわりに回転の影響を受けない感じがします。狙ったコースにしっかり返球できるイメージで安定感があります。


各技術の評価は次のとおり
ツッツキ(9.2点)
ストップ (8.5点)
ブロック(8.8点)


5.台上技術・サーブレシーブ全般
たぶん、台上で回転の掛けやすさは、かなり高いと思います。
台上で一気に強烈な回転をかけるプレーが得意な印象です。くい込まないラバーでこの感覚はあまり感じたことがありません。
打球感やこすり方には慣れが必要だとは思いますが、.好ぅ鵐阿麓禊蛎腓く、∪椰┿間を長く、0豕い縫灰好襪魄媼韻垢譴弌△い韻襪隼廚い泙后


(1) サービス
上記´↓を意識して体得できれば、回転系サーブは万能といって良いと思います。
伸びる+曲がる+止まる・・・。変化サービスが得意な印象です。くい込まないラバーでこんな評価はしたことはありません。
個人的に、プラボールになって、初めてサービスの回転量に満足できた感じがします。

(2) 台上
台上ドライブやチキータなど先手を取る回転系技術で、一気に強烈な回転をかけるようなプレーで先手が取れそうな気がします。
テンションラバーと違ってくい込ませて持っていく感じではないので、球質・曲がりで異なった特徴が出せると思います。

(3) レシーブ
レシーブも回転系技術が好印象です。
(一気に振り切るスイングスピードが必須になりますが)
相手回転の影響を受けにくいのに、自ら強回転をかけることができます。
相手の回転系サーブに対して、回転の上書きができるイメージです。相手の危険なサービスに対しても、回転系技術で勝負したくなる性能です。
ナックルサーブに対しては、こすり系で強回転を掛けて攻撃的返球がしやすく先手をとれそうです。
レシーブ技術で、この特徴を持つラバーは最近ないと思います。

各技術の評価は次のとおり
サービス(9.5点)
台上(9.0点)
レシーブ(9.0点)

6.お奨めラケット・どんな人に
スピードと回転力どちらも活かすなら、特殊素材で表板硬めのラケット(ぶっとび系カーボン)が良いと思います。
弾むインナー系や神威とも合わせてみました。フラット系技術はまあまあですが、コスリ打ちの強回転ドライブで特徴が出せないように感じました。相手回転の影響も受けやすくなりますし。

お奨めしたい選手としては、3.攻撃的技術全般の(はじめに)で書きましたが
重量の軽いラケットでガンガン振り回す強ドライブ型の選手に使ってほしいです。
スイングスピードがあって、コスリ打ちができることが条件になると思います。
(初心者とかはムリなレベルだと思います。)

7.総評
WRMが2015最後の大ヒット予告としてリリース
攻撃力と回転力を兼ねそろえた粘着最速ラバー「ターゲットブルー」
メーカーは、あまり馴染のない・・・三維[SANWEI]

いままでにない打球感と回転の掛け方は特徴的ですが、スピードと回転性能は間違いなく「本物」だと感じました。
プラボールに完全移行し、テンションラバー主流となった卓球界に、粘着テンションの超新星が殴りこんできた感じでしょうか。
銀河でなく、三維なのも、大ヒット予告の本気度・勝負度を感じさせます。
圧倒的スピード・回転性能・決定力は間違いありません。
評価としては、粘着テンションとして「2015 最高点」だと思います。
ただ、WRMも注意していますが、使う選手を確実に選ぶラバーですので。

次の選手は使用を検討してもいいかも。
_甬酣潅絅罅璽供爾如▲廛薜楾圓砲△錣擦謄謄鵐轡腑鵑防盖い靴討い秦手
▲好ぅ鵐哀好圈璽匹伐速連打に自信を持っているドライブ選手
プラ移行後、回転力で勝負できなくなった強ドライブ型選手

粘着テンション最終形「ターゲットブルー」は、2016年の貴方の好敵手「TARGET」を打ち抜くための主要アイテムになるかもしれません。

8.その他(ひとりごと)
こんなにレビューに時間がかかったラバーは過去なかったと思います。
〇鄲任魍始して、すぐ「私には合わない」と感じさせるくらい困惑するような打球感でした。
◆岼豕い忙っていくようなスイングスピード」でなければ威力がでない。
スイング終盤に僅かに「擦り切る感覚」を持たなければ、回転がかからない。
ぁ嶇打必須」なので、強ドライブ・フラット強打の判断意識を持つ必要がある。

使ってすぐは、ダメダメ評価でしたが、この 銑い掴めたら、最高評価に変わりました。このくらい不思議な感覚を持ったラバーでした。