プラクソン400






















投稿者:しん
 
プラクソン400

使用ラケット テンプテックOFF+ 
フォアに使用 バックはボンバード極薄
使用球 ニッタクプラボール

以前使用した事がある5Qの性能に近いという情報があったので、5Q使用時と同様にフォア面に使用しました。1Qサウンドは使用した事はありません。
飛ぶラケットに合わせる事で、どういった性能を見せるか、またプラボールでどういった風になるか。

ドライブを打ってみると気持ちいい金属音がします。
下回転のドライブでは、擦り打ちでは、しっかり打てばなんとかネットを超えるという感じですが、回転は少な目、切れた下回転を食い込ませて打てば、やや回転量は増えますが、よほどしっかりインパクトしないと回転量はそう多くはないと感じました。
擦り打ちだと、浅くなりやすく、相手バックにドライブすると、相手のペン裏面に叩かれる事もありました。

しっかり食い込ませてインパクトすると、結構スピードがでましたので、やはり回転を追及するラバーではないですね。使用した硬いラケットとの相性もあるかと思います。

ただ、三球目の対ツッツキドライブでは、スピン系テンションでスピードがあるラバーという事だったので、ネットにもっと突き刺さるかと思いきや、驚くほどネットミスは少なかったです。
回転量はともかく、擦っても、食い込ませてもかなりの安定感でした。台から出るかどうかのツッツキを、軽くドライブしても入ります。対下回転へのドライブの安定感はすごい。

気になったのは、相手がつないできた上回転のボールを前・中陣でドライブする時で、ボールをしっかり呼び込んで振らないと、落ちてしまう事ですね。角度打ち的な打ち方なら安定するのですが、引っかかりがそうないため、大きな振りの場合はうまくとらえないと、ミスが出やすいです。巻き込むと、特に落ちやすいです。うーん、引っかかる前に飛んで行くかんじですね・・。これは好みが分かれそうです。

ブロックに関しては、相手が中陣から打ってきたドライブに関しては、角度をそこまで気にしなくとも、ひたすらブロックできます。球足も速いです。
バックの極薄ラバーで数本ブロックして、フォアにきたドライブをプラクソン400でフォアブロックすると、バックとフォアの球質の差、プラクソン400の快速ブロックで、相手のミスが連発しました。この展開は練習してて、ハマって面白かったですね。
ブロックのスピードは速く、とにかくやや角度をかぶせると、ラケットに当てさえすればほとんど入るというのはすごいです。ちょっと押してやると、スピードもさらにアップします。この辺は5Qの再来と思える性能です。たださすがに高校生の強打は当てるだけではブロックできずに、オーバーミスがありましたね。


サーブ レシーブ
 サーブは、中国ラバーよりは回転はかからないと思いますが、テンション系としては、やや回転が足りないかなという感じですね。ただ、特にサーブが長くなりやすいという訳でもなく、普通に短くも出せます。コントロールはしやすいです。
 レシーブは、回転の影響を受けにくいのですが、力を入れすぎると浮いて、オーバーしやすく、軽いタッチでツッツキをすると、いい具合にレシーブできます。
払いに関しても、すこしタイミングが遅れても、軽いタッチで払いができます。
ボールは素直なボールですけどね。

フォアに使う場合は、三球目のドライブの安定感、前中陣でのブロックの安定感・スピードがかなり光るラバーです。バック極薄との相性もいいですね。
ただ、引っかかりは最低限なので、上回転のラリーでは、打ち方に注意しないと、プラボールだとスリップしやすいです。対下回転のドライブは安定するのですけどね。

シニアのペンドラ対策には持ってこいのラバーです。
重量もテンション系としては軽く、値段もお手頃なラバーだと感じました。

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