
投稿者:しん
プラクソン350
ラケット 和の極 蒼
バック面に使用
使用球 ニッタクプラボール
(ブロック)
使用してみて、一番すごいと感じたのがブロック。
ラケットのブレードが大きいのもあって、相手のドライブを吸収するような感じで、きちんとブロックでき、安定感抜群です。プラクソン350は、当てるだけでは球離れはそこまで早くなく、相手ボールの威力を吸収するような感じで、次のボールへの対応する時間もあります。心地よい打球感です。強打を受けても、押される感じがないですね。回転に影響させにくいです。
ミドル処理も、ラケットを左から右に動かし、抑え込むような感じにすると、ボールがナックルに近くなります。これは相手も打ちにくそうでした。
中陣からのつなぎも問題ありません。
(バックドライブ・チキータ)
小さいスイングで振るバックループを多用しますが、軽く振っても、ラケットの遠心力で、ボールを持って行ってくれます。プラクソン350自体が引っかかりがよいラバーでありませんので、回転は少な目。擦り打ちしにくいラバーのはずですが、つなぎのバックドライブ程度なら問題なくできて、時折、深く入りきらず、ネット際に落ちるような超浅いドライブが出て、回転がかかっているかどうかわからないボールで、相手が取りずらそうでした。蒼の球持ちと、プラクソン350の引っかかりすぎない面がでています。
少し下がったところで、食い込ませて打てば、威力あるドライブが打てます。
ミート打ちも、しっかり掴んで弾くので、威力、安定感があります。ただし、ミート打ちの角度には注意しないとオーバーミスが出やすいです。
意外だったのが、チキータがしやすい事です。
台上は、王道02Cのようなコンパクトラケットと極薄系のラバーがしやすいのが定番でしたが、多少当たるところがずれても、もっていってくれます。ブレードが大きい事、重心が先端にあること、プラクソン350の軟らかさプラスになっているようです。曲がりもいいです。
一発で狙うバックドライブは、食い込ませて振りぬけばかなり威力のあるボールがでます。
バックスマッシュも威力が出るのですが、これまたオーバーミスには注意が必要です。
時間がない時に、コンパクトにキュッっとかけるようなドライブも、低く伸びて行きました。
浮いたボールをバックプッシュしたら、ナックルに近くなります。
(ツッツキ・サーブ)
回転の影響は受けずらく、レシーブはやりやすいのですが、やはり角度を間違えると、浮く場合もあります。ただ、一般的なテンションのようにぶっ飛ぶ訳ではないです。
ツッツキは低くやったり、深くやったりというコントロールはしやすいです。
切れに関しては、こちらから切っていくというのは難しかったです。
バックサーブで下回転を切ろうとしてもあまり切れないので、ある意味、下回転にみえるナックルサーブが簡単に出せます(笑)。
(まとめ)
極薄からの移行もしやすいし、テンションラバー使用者で、うまく扱いきれなかった方にもいいと思います。
重量が軽く、軽打・小技の技術が弾みすぎず、レシーブで安定感が生まれます。ブロックもあまり角度考えなくても止まります。弾けば威力も出る。
幅広い層のプレーヤーに対応したラバーです。
ラケットとの相性に関しては、ニッタクプラボールを吸収して弾き返す心地良さは、和の極み蒼とプラクソン350の組み合わせならではのものですね。
バックブロックの安定感が欲しい人、極薄系ラバーから一歩前に進みたい方には適したラバーだと思います。和の極み蒼との組み合わせがおすすめです。
フォアに重いラバーを合わせれるというのもプラス要素ですね。