
投稿者:弧線マン
[自己紹介]
普段はフォア面に粘着ラバーでバック面にテンションラバーをはっております。正統派ドライブマンです。
[レビューする商品名]
天極NEO3(40度)
[使用環境]
特殊素材(内側)のラケット
[はじめに]
皆さんご存知紅双喜の粘着ラバーで中国のナショナルチームのペンホルダーの選手がよく使っているラバーです。今回はそのペン専用(?)の粘着ラバーをシェイクの者が使うとどうなるのかキョウヒョウNEO3との比較も交えて参考になるようにレビューしていきたいと思います。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
フォアハンド...やはりキョウヒョウと同じように「ベッチャ、ベッチャ」とした感じで、硬いです。まだフォアハンドでは弧線が高く、安定します。ネットの手前でボールが落ちるような気がします。そして欠点である速度は遅いです汗キョウヒョウよりは若干速いような気がしますが...フォア打ちの段階ではキョウヒョウとあまり性能は変わらないような気がします。
ドライブ...フォア打ちをしてみると「なんだこれ...」ってなりました。体の後ろからラケットを振るとキョウヒョウより弾道が低く深いが沈まないのですが、ループのようにドライブをするとキョウヒョウよりも弧線が高く、浅く、粘着で一番沈むと思いました。粘着でのドライブに関しては一番いい感じになってると思います。しかもあまり落ちません。初速はキョウヒョウよりも速いです。
スマッシュ...悪くはないと思います。粘着テンションには届きませんが、この硬度で粘着で、って考えると速い方だと思います。さらに、ドライブのようになぜか沈むんですよね笑
相手がロビングなどをして下がったときは相手は取れないと思います。相手がカウンターやブロックを得意とする方であれば、初速が遅いのでタイミングが合わずミスをしてしまうといった場面がでてきそうです。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
ブロック...粘着ラバーは良くブロックはあまり優れていないっていう事はありますが、天極はそんなことありません。テンションのような速いボールで返りませんが、弧線か高く、しっかり台に収まってくれます。(バックに使うと練習相手に怒られそうなボールが出ます笑)とにかくブロックは安定するイメージでした。
カウンター...粘着ラバーですね笑。一発できめられますね。相手に返されないボールがでます。キョウヒョウの方がカウンターは低いのが出ますが、カーブをかけたカウンターでは天極の方が曲がるし、沈みます。そして、コースの打ち分けがしやすいです。
カット...切れる、切れる。でも弧線が少し高くなってしまうのでスマッシュが得意な選手に当たると最悪です。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
サーブ...切れますが少し浮いてしまいます。そこは慣れれば大丈夫だと思います。
ツッツキ...切れてちゃんと台に収まりますが、サーブと同様浮いてしまいます。僕は逆に浮いてた方が良いと思いました。浮いていたら相手が打ってきます。そこで切れていたら相手はネットミスをしますよね笑しかも相手を心理的に混乱させる事が出来ます。
フリック...切れたした回転も持ち上げれれるぐらいやりやすいです。でも速度が少し遅いのでつなぎ球をするときにつかうのがおすすめです。
ストップ...「低く、止まる」この一言に尽きます。
[おすすめな方]
粘着ユーザーでスピードに困っている方、もと軌道が変化するラバーを求めている方やドライブが得意な方におススメです。
テンションから粘着に移行するときに使うのはあまりお勧めではありません。
[まとめ]
キョウヒョウとの比較を載せてみます。参考のほどに。
「速度」
キ<天
「回転」
キ=天
「弧線」
ループ→キ<天