
投稿者:Haku
[自己紹介]
戦型はシェーク両ハンドドライブです。
週に4回練習しており、最高成績は府大会でベスト16です!
粘着やテンション、粒など基本はなんでも使います
[レビューする商品名]
オメガVIIプロ
[使用環境]
ラケット アコースティックカーボンインナー
F 国狂3ブルースポンジ 黒 特厚
B オメガVIIプロ 赤 厚
(接着剤 ファインジップ ニッタク)
[はじめに]
今回が初めての投稿なので文章が変になるところもあると思いますがどうか最後までよろしくお願いします。
オメガVIIプロですが去年の冬に発売されたスピン系テンションで、7000円というXIOMの自信を感じられる価格となっています。
スポンジは47.5度なのですが実際に打ってみるとそれほど硬くなくかなり扱いやすい感じです(気泡が大きいのかな?)
シートは曇っていてかなり引っかかり、玉持ちも十分あります。
思いの外柔らかかったのでバック面で使用したレビューにさせていただきました
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
・フラット、スマッシュ系
高い音を出しながら軽打の段階からかなり弾みます。さっきも書きましたが47.5度という風には感じられず柔らかい印象です。インパクトを強くすると深くまで伸びていやらしいコースに勝手に飛んでいってくれます。非常にコントロールもしやすくイメージ通りに打つことができます。弾くことがしやすいのでスマッシュも簡単に入りますしスピードも申し分なしです。
・バックドライブ
ここでミートではあまり感じられなかった引っ掛かりの良さが分かってきます。弧線が低くスピードも早いのですが、引っ掛かりと玉持ちが良いのでミスをするという感覚がなかったです。柔らかいので、スポンジに食い込ませながら上にインパクトした方がいい玉が入りやすかったですね。
・チキータ
攻撃系の技術で唯一やりにくいと感じたのが、このチキータです。どうしても擦りながら打ってしまうので、あまり回転がかからず棒玉になってしまうことが多かった印象です。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
・ブロック
実はこのラバーで1番簡単に脅威になるのがブロックです。
あまり角度を考えずに当てただけで一発で抜けるほどのスピードが出ます。ホントにカウンターと大差がないです。それもエンドラインギリギリに落ちるので相手が詰まるシーンも多々ありました。
・ツッツキ
オメガVIIプロ自体弾むラバーなので仕方ないですが薄く切らないとかなり飛びます。それはそれで深く入っていい武器になるのですが、浅くに止めずらかったです。
薄く切っても回転量はそこそこという感じなので、あくまでも
最低限の繋ぎとして使う意識でした方がいいと思います。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
・サーブ
かなり弾むので2バウンドのサーブは練習が必要ですが、深く入る速いロングサーブがとてもしやすかったです。
・レシーブ
そこまで回転に敏感なわけでもないので、弾むことにさえ慣れれば全く問題ないでしょう。
・フリック
弧線が低いのでネットミスが多いかなと思っていたのですが、全くそんなことはなくてしっかりとインパクトさえすれば入りますし、深く速い玉が入るので相手はとにかく取りづらそうにしていました。
[おすすめな方]
レディースの方やお子さまが使用するのであればフォアでも使えそうですが、個人的にはバック面で使用した方が使いやすく感じました。
具体的には柔らかいラバーが好みな方のフォア面や、あまり力がないけど速い球を打ちたい方のバック面におすすめします。
[まとめ]
今までのXIOMのラバーはスピン系が多かったのですが、オメガVIIプロはどちらかというとスピード系テンションのイメージなのかなと思いました。回転は従来のスピン系テンションのようにかかるのですが、それ以上にスピードが他社のスピード系テンションのように出て全体的な性能が高かった印象です。
最近のスピン系テンションラバーと比べても寿命がかなり長いことを含めて、7000円という値段にふさわしい性能を持ったラバーだと思います。