
投稿者:無双
[自己紹介]
全日本実業団出場
[レビューする商品名]
Q5
[使用環境]
R:ティモボルスピリット
F:Q5
B:Q5
[はじめに]
ミズノさんからでたQシリーズの最高ラバーです。
テナジー05 との比較をしたいと思います。
[攻撃技術全般(ドライブ・スマッシュなど)]
☆ドライブ
かなりの弧線を描きます。打った時に前ではなく上に上がるので下回転打ちがやりやすい。
テナジーの場合は弧線は出るもののQ5に比べると低い弧線を描きます。
回転量の絶対値はQ5の方が上な気がしました。「個人の感想」
理由としては強打した際にQ5のシートの方がテナジーよりも強くロスなく相手コートに入るからだと思います。
なのでカウンターに必要なシートの強さは全ラバー の中でトップの方だと思います。
☆スマッシュ
上に上がってしまう分ラバーを変更した時はやりにくさがありますがここは慣れの範囲内だと思います。
テナジー05 もどっちかと言えば球を持つ方なのでスマッシュに関してはどちらも同じくらいのボールがいきます。
[守備技術全般(ブロック・ツッツキ・カットなど)]
☆ブロック
上に上がるため安定して相手コートに収まります。
とても楽で少し回転をかけるブロックをすると伸びがすごく相手がラケットの角にボールをぶつけるシーンを何回も見ました。
それくらい『回転量』が出しやすいラバーです。
テナジーの場合も上に上がりますが低弾道なため少し角度を間違えるとネットに当たるリスクがあります。
ブロックが苦手な人は回転の影響があまり受けないQ5の方が確実に入ると思います。
☆ツッツキ
正直きるのにコツがあるラバーだと感じました。
思いっきりきってもあまり回転がかからずボールの横側(鋭角を捉える)ととてもきれたツッツキになりました。
テナジーの場合はどこを捉えてもそれなりの回転がかかりボールタッチがある人だと簡単にブチギレのでツッツキが可能です。
[サーブ・レシーブ・台上技術]
☆サーブ
ツッツキ同様ボールを鋭角に捉えないときれたサーブは出ません。プラボールになり回転のかけ方が変わってきてるのでそれを理解して練習するのが1番の近道です。
☆ストップ
簡単に止まります。もちろん鋭角に捉えるときれて短く止まります。
テナジーも止まりますが回転の影響をモロに受けるのである程度タッチが必要になります。
☆フリック
弾くよりは回転系のフリックがやりやすかったです。
多少下が強くてもシートで簡単に持っていけました。
最初は違和感がありますがこれも慣れだと思います。
[おすすめな方]
安定なドライブマン
台上が苦手な人
ミスを減らしたい人
[まとめ]
とても安定なラバーだと感じました。
欠点がない。が、しかしこれといってずば抜けた性能もあるわけではないですが試合中は全部の技術を使わないと勝てません。
このラバーは全技術をストレスなくやりやすいので試合で信用出来るラバーだと思います。
ただ一つ打球感が独特で最初は全然慣れませんでしたが打っていくうちに慣れると思います。